日本は人手不足で消えていく…
二月二十七日記事の冒頭で言及した強者の交渉は、圧倒的敗北者の無礼な態度を許さなかった強者によってご破算になった模様です。
米国のドナルド・トランプ大統領は、ウクライナの鉱物資源を「別の形」で獲りに行くでしょう。それは、合意文書に署名さえしておけば穏やかに済んだはずのウクライナにとって、極めて厳しいものになってしまう可能性があります。
米民主党政権の「下僕」だったウクライナのお笑い大統領は、まさしく自分勝手に、重ねて国民を危機に陥れたのです。
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さて、東日本旅客鉄道(JR東日本)は、南武線で今月十五日までに、山手線など首都圏主要路線でこの五年以内に、いわゆる「ご当地発車メロディー」を廃止すると言い出しました。
私は、特に鉄道に詳しいわけでも愛着があるわけでもありませんので、それに特段の思い入れはないのですが、そのような者でも「淋しい話」と感じるくらいですから、俗に「鉄オタ」と言われる有識者の皆さんは、さだめし衝撃を受けておられることでしょう。
その理由は、なんと「今後は発車ボタンを押す車掌がいなくなるため」という人手不足でした。現在では、輸送量の少ない地方線で見られる「運転手のみ(ワンマン運転)」の運行形態を、いよいよ首都圏の大量輸送線にも適用するというのです。
これも何もかも、平成元年以来の大失策が招いた少子化が元凶であり、もう本気で経済・財政政策を大転換しない限り、日本企業は今後、どこもかしこも人手不足で潰れていくことになります。
軽薄を極めた小泉・竹中政権で、わが国の地方経済と雇用形態そのものが破壊されていったのですが、その穴を埋めようと自公連立政権が画策したのが「移民」でした。当初は、旧民主党がその必要を強く主張していました。
裏にあった思惑は、与党側が財界からの要請だったのに対し、野党側は、対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動=反日)を目的とした「日本乗っ取り」にあったでしょう。中共人は大喜びでこれに乗っかり、とうとう在日韓国・朝鮮人よりも在日中共人の数が多くなってしまったほどです。
しかし、内需が委縮しきってしまったわが国で、外国人がはたらく意味はほとんどありません。財界が求める「安い人材」という人権蹂躙では、まるで稼げないからです。
日本人を失い始めたわが国で、ならば外国人を増やそうにもそう簡単にはいかず、結局企業の大小を問わず「はたらいてくれる人」の募集が間に合わないまま業務が停滞して倒産の道を辿るしかありません。店や会社が潰れる理由の第一位が「社員・従業員を確保できないから」になる日は、刻一刻と迫っています。
解体業者がクルド人に頼るのもそれで、しかしながら彼らの日常に於ける暴力的、且つ違法行為をいとわない態度は、決して放置できません。以前にも申しましたが、違法行為を繰り返した義国(イラン)人を査証(ヴィザ)免除停止の上で大量強制退去にした三十数年前、一度は荒廃しかけた首都圏の治安が元に戻りました。
今なぜそれができないのでしょうか。対日ヘイトの報道権力(テレビ朝日)が出入国在留管理局で暴れたクルド人を取り押さえた場面だけを繰り返し放送し、私たちの「可哀想」だの「これは酷いかも」といった感情に訴える手口は、そもそも暴力をふるい続けた者を「ならばどう解決するの?」という私たちの困惑に、何も答えません。
同じことを私たちの店や会社でされても左翼・極左は、私たちに「黙って耐えなさい」と言うのでしょうか。世に「カスハラ(客による暴力)」と言われる目に遭っても私たちは、血と涙を流しながら耐えろと言うのですか、と。
ふざるんじゃない! 二月二十五日記事で取り上げたクルド人歌手の入国拒否をめぐって法務省を責める野党の国会議員は、これまで「人権」を騙って仕事をしない法務省に「もっと仕事をするな」と言っているも同然です。
このままでは、左翼・極左の「人権利権」によって私たち国民が殺されるのです。