「閲覧するな」左翼の不都合
女優の大山のぶ代(本名=山下羨代)さんが九月二十九日午後に亡くなられていたことが報じられた十一日、SNS上は、一気にアニメーション作品『ドラえもん』(原作=藤子・F・不二雄)の話題で埋め尽くされました。衷心よりお悔やみ申し上げます。
私自身の認識も『ドラえもん』と言えば、未だその声は大山さんでした。七月十二日には、本作の「のび太」の声を担当していた小原乃梨子さんも亡くなられており、改めて衷心よりお悔やみ申し上げます。
料理研究家でもあり、水の専門家でもいらした大山さんは、世代を繋ぐことに注力された方で、ご自身は、二度もお子に恵まれないご不幸があったそうですが、私を含むわが国の多くの子供たちが大人になり、さらに次世代へと語り継いできたほどの大きな財産を遺されました。
大山さんが大病を患ったのを機に、文字通り「スパッと」ドラえもん役を水田わさびさんへ引き継がれた(ほかの俳優も全員が交代した)のも、そのような想いがおありだったかもしれません。
役者の仕事のうち声優とは、絵に命を吹き込むようなものです。アニメというコンテンツでは世界を主導してきたわが国に於いて、それに関わる全ての人びとがもっと報われる業界であってほしい、と強く願います。
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さて、話は惨めなほどガラリと変わってしまいますが、十日記事で糾弾した二重処罰の第二弾で、特に「異常」と断じた東京九区について、自民党の同選挙区支部長に任命されていた今村洋史元衆議院議員が立候補断念に追い込まれました。
また、今村氏(以前は日本維新の会所属)と同じく旧清和政策研究会に属しながら党総裁選挙で石破茂氏なんぞに投票してしまっていた菅家一郎元副復興相(福島四区)も、まさに「石破に入れたにもかかわらず」公認を外されたため、やはり立候補断念を表明しています。
あまりにも酷い話ばかりで、彼らの政治家としての評価以前に森山裕幹事長と石破氏の「手口の汚さ」が目立ち、それを「公平・公正でよい」と私たち国民に勘違いさせるやり方も、やはり汚いとしか申しようがありません。
一事不再理の原則を破っている時点で、現行憲法(占領憲法)第三十九条に(刑事裁判の話ではないが)抵触しかねないことをしているのが「岸破森」政権なのです。公平でも公正でも原則に忠実でも何でもありません。
わが国では目下、全く筋の通らないおかしなことばかり起きています。七月一日記事で取り上げた左翼・極左暴力活動家による警備員致死事件で、十一日の沖縄県議会・土木環境委員会が防衛省沖縄防衛局が提出した事故映像を確認しました。
ところが、玉城康裕(芸名=玉城デニー)知事派の「オール沖縄」与党は、映像の閲覧を中止するよう議長に迫り、挙げ句に「こんなものを見なくても安全策は講じられる」などと論点も何もかもをはき違え、すり替えた暴言を吐いたのです(沖縄テレビ放送記事を参照)。
自民党らに向かっては、何かと「すべてを明らかにせよ」「全部公開しろ・閲覧させろ」などとわめき散らして議事を妨害したりする左翼・極左党派は、いざ自分たちの不始末、いやそれどころか「殺人」と言っても過言ではない暴力行為を隠蔽しようと「すべてを明らかにするな」「公開・閲覧するな」とわめくとは、強い表現で申し訳ありませんが「完全なる人間のクズ」でしかありません。
警備員を致死させた暴力活動家の老婆は、自身がこの事故で骨折したことを報告した上で、同じ活動家たちの前で「骨は折れても心は折れない」などと叫んで警備員のご遺族を酷く憤慨させたそうですが、もはや人としてどういう神経をしているのか、私には全く理解できず、どなたかご教授願えれば幸甚に存じます。
彼らの言う「平和」とは「人権」とは、一体何でしょうか。占領憲法を「護れ」と言い続ける限り、日米安全保障条約の正体である「在日米軍基地提供条約」は変わらず、石破氏が岸田文雄前首相に言われて早速私たち国民を欺いたように日米地位協定の改定を目指すこともできないのです。
六日記事で追及したれいわ新選組の大石晃子共同代表と同様、何の意味もない「してやった」活動は、私たち国民に対する迷惑行為でしかありません。まして沖縄県に張りついている活動家は、それでとうとう人を殺したのです。
これほどのことをしたならば、もう二度と「平和」「人権」「公平・公正」「透明な政治」といった類いの言葉を口にするな! 私たち国民ももう騙されてはならないのです。