西田議員は何を謝ったのか言え!

皇紀2685年(令和7年)5月10日

自民・西田昌司氏、ひめゆりの塔巡る発言訂正 「非常に不適切だった」沖縄県民らにおわび

自民党の西田昌司参院議員は9日、先の大戦末期に始まった沖縄戦に動員された学徒を慰霊する「ひめゆりの塔」(沖縄県糸満市)の展示説明を「歴史の書き換え」などと発言…

(産經新聞社:産経ニュース)

 八日記事で取り上げた件ですが、謝るくらいなら初めから勇ましがって発言しなければよいのです。自民党の西田昌司参議院議員は、党参議院幹事長らからお詫びを求められたほか、この前夜に鳩山由紀夫氏と電話で話したらしいのですが、「歴史観は曲げない」としながら自身の発言のどの部分がどうお詫びの対象と考えているのか、これをこそ答えられないなら「議員辞職もの」でしょう。

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 三月十三日記事でも西田議員が現政権(石破茂氏)を指して「今の体制では参院選を戦えない」と指弾したことに対し、私は「そんな理由で党総裁の首を挿げ替えるなら、政権交代ではなくただの『政権ロンダリング』」と指摘しました。

 現政権は既に、第五十回衆議院議員総選挙(政権選択選)で大敗しており、その時点で自民党が責任をもって石破氏を引きずり下ろすべきでしたし、自身が改選組である今夏参院選のことを言うのは「民選の議員」として当然にしても、ついには補正予算も組めなかった石破氏の経済政策をどうしたいのか、勇ましく語るならそれを言わねばなりません。

 昨日記事で一言触れたように現政権は結局、消費税率の引き下げすらもできませんでした。消費税の廃止を唱えてきたはずの西田議員が今、私たち国民に示すべきは、まさにそれでしょう。私は、氏の廃止に向けた「真剣度」を疑っています。

 大日本帝國軍は、間違いなく沖縄県民を救おうとしました。しかし、米軍にそれを阻まれ、ひめゆり学徒隊をはじめ多くの県民が米軍の攻撃を前に散っていったのです(前出の八日記事を参照)。

 現在の日本国政府は、すべて国民の経済活動さえ守ろうとしていません。戦争の実相よりも個別体験を拡大して国史を創作してしまおうとする中共・北韓(北朝鮮)系左翼・極左の典型例の言うがごとく「日本政府が日本国民を殺している」ような状態なのです。

 「日本が沖縄を殺し、米軍が沖縄を解放した」という風潮の異常を指摘したことがお詫びの対象なら、西田議員に私たち国民を救うことはできません。現行憲法(占領憲法)下のいわゆる「自虐史観」を否定できない者に、国民の身体・安全・生命・財産を守ることなどできはしないのです。

「心が折れそう…」コメ農家の悲鳴「始まった水不足と猛暑」腐敗した自民党では日本のコメ文化が終わる

 国民の生活と政治の距離が、かつてないほど離れている。物価が上がっても実感なき説明が繰り返され、困窮の声が届かない。中でも“食”を支える農政の崩壊は見過ごせない問題だ。…

(みんかぶ|ミンカブ・ジ・インフォノイド)

 ことほど左様に重要な指摘を自らお詫び・撤回してしまうようでは、この種の「自民党を批判しておけば何とかまとまる」という出鱈目な経済紙(プレジデント社)元編集長らしき人物の駄文にも、そのまま「おっしゃる通りでございます。申し訳ございません」と言わねばならないでしょう。

 現政権の農林水産相がとんでもなく無能なのは、組閣名簿が発表された時点でわかっていたことですが、農水省と農業協同組合(JA)、JAと農林中央金庫の各関係の大問題を、いわゆる「農水族議員」と一部の地方自治体職員が漫然と放置(維持)していることが「昨年度収穫は悪くなかったのにお米不足へ陥った」原因なのです。

 ちなみに、族議員や自治体職員も含め、自民党または自民党系だけが悪いのではなく、むしろJAにも中共・北韓系左翼・極左が入り込んでいますから、いわば「反自民」の仕業でもあります。

 そこまで聞き込んで記事を書けない程度の者があの経済紙を名乗る「プレジデント」の編集長だったわけです。繰り返しますが、稲作の減反をやめさせたのは、食糧安全保障を掲げた安倍晋三元首相であり、毎年作付け目標を示して「勝手に減反」させているのはJAにほかなりません。

 国家として食糧資源を確保できなければ、大東亜戦争下のガダルカナル島などと同じ地獄を再現してしまいます。国民を餓えさせてはなりません。

 占領憲法を護持し、自虐史観をよしとしてこれを批判すれば謝罪に追い込まれるような国では、まんまと国民飢餓を再現されて国を滅ぼされるのです。

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『西田議員は何を謝ったのか言え!』に4件のコメント

  1. 波那:

    本土は我々を見捨てたとまだ思っている沖縄県民が居るのなら残念で堪りません。戦艦大和が決死の覚悟で沖縄防衛に帰れない戦いに沖縄に向かったのに、既に全部情報が筒抜けだったから玄界灘で空撃されてしまい辿り着けなかったけど戦艦大和に乗員した兵達は沖縄を守り盾となって県民を逃がせるつもりでいたのだと思います。硫黄島は、もう援軍さえ送れず玉砕されましたから。敗者は声高に主張出来ないけれど、それでも中韓の言いなりのまま、あの戦争が日本のアジアへの侵略戦争だったと丸呑みしてる自虐史観まみれのままの政治家など許せません。あの戦争の背景にあったのは今ではとても想像さえできない白人至上の有色人種差別だったと思います。東南アジアもインドもアフリカも全て白人国の掌中の時代に有色人種の日本一国だけが台頭して行ったのは白人のプライドが許さなかったから潰されたのだと思っています。逆に言えば、あんな無謀な戦争に戦う事もせずに白人の支配下に下らない、国を守る為に戦うと民族の意志を示され散華された先人方を誇りに思います。

  2. 日本を守りたい:

    いつもありがとうございます。

    「日中友好議員連盟を 私は心底から軽蔑し憎む」と 私は書かずには居られませんでした。
    反日の大陸も反日の半島も 長年にわたって「日本との関係の歴史」においての「噓と捏造」による反日教育・反日宣伝を続けて来ました。それに対して、日本の公務員・公職の者たちは 誰一人も、「反日」をやめろ「噓と捏造」をやめろ!!! と要求せず、いえ、抗議すらせず、ただひたすら、反日勢力に対して日本の国家予算を使って「利益供与」して(あまつさえ 彼ら自身は そのキックバックで私腹を肥やして)来た その結果、「反日無罪」「反日ビジネス」を常態化させて来た。そして、過日、反日の大陸で 日本人小学生が刺殺された この犠牲を見てもなお、反日勢力にひたすら屈従するだけの「日中友好議員連盟」 私は こ奴らを 天の火が焼き滅ぼして欲しいと思ってしまうのです。

  3. きよしこ:

    西田議員本人にも些か先生が指摘されるような問題はあると思いますが、ここまで「ひめゆり発言」の火種が大きくなるのには幾つかの理由があると思います。

    1.従前より消費税並びに財務省の問題点を指摘し続けていること
    2.昨年の衆院選での自民党大敗の直後から石破退任からの自民党総裁選の開催を主張していたこと
    3.今年の参議院選挙での「改選組」であること

    他にも細かな理由があると思いますが、特にセンシティブな沖縄県の歴史に関することに言及したことで「今だ」と言わんばかりに報道権力や与野党の無能(特に小渕優子)を総動員して発言の撤回並びに謝罪にまで至らせたのは、なるほど自虐史観もここまで来たかと頭を抱えたくなります。

    既に何度かここで述べたかと思いますが、例えば昨日名前の挙がった平沼・黄川田両議員など自民党には若手にこそしっかりとした保守理念の方々がいるのですから、冗談抜きに党を割って「信頼できる右派政党」を立ち上げてもらいたいものです。あれほど「絶対に総理にしてはならない」人物を本当に首相にしてしまった今の自民党なぞ、仮に石破首相が退陣しても何をしでかすか分かったものではありません。

  4. ナポレオン・ソロ:

    250510―2 結局、自民党中枢を握っている岸田の思惑沿わない意見が握り潰されたダケだ
    遠藤さん今日は ソロです。
    西田さんも、最後は地金剥き出しですから、誰の共感も得られませんね、一沖縄県政の何を批判したかった岡が全く霞んで終って、単なる戦争批判に堕しています。
    何故ひめゆりの塔が存在して居っるのか、それは米軍の道徳観が全く無い民間人に対する暴行・殺戮医師がマリアナ諸島で、既に明かだったかレアでしょう。

    マリアナ諸島への移民の殆どは沖縄県民だったのですから、無事に帰って来た数少ない人達の口から、惨劇の一部市場が既に語られているから、誰も、投稿しようという気にはなれなかったのです。この事実を米軍批判では無く、自民党中枢や沖縄県政批判に書き換える等至難の業でしょう。 況や、経済史の編集長が欠ける話では有りません。

    この難行に過去挑戦した作家が数多いるが、その中でも女性の   と、ノ-ベル賞作家大江健三郎が特に有名ですが大江の「沖縄のノート」足るや、日本軍はマリアナでの惨劇に凝りて逸早く県民を内地に移動させ様としていたが、遠藤さん御紹介の対馬丸事件もあったので、十分な疎開が出来無かったが、是も「日本人は皆殺しだ」と言う悪意があったのです。

    こうした低劣な人権意識は、米国の白人の本性である事は、火を見るよりも明らかな事テです。 リメンバ- パ-ル・ハ-バ―と言っていますが、真珠湾奇襲で亡くなった米国人は全て軍人で2千人、それに対し、戦争で亡くなった女・子供・老人・病人の非戦闘員の殺戮数は凡そ百万人、ざっと計算しても500倍ですし、然も片や民間人、片や兵隊です。

    戦争前に欧米主体で取り決めた戦争法に由れば「戦闘能力の無い民間人は殺rくしてはイケナイ、したら戦争犯罪と見做す」と事前に法律を作って置き乍この始末ですから、如何にモラルが低劣化が判りますよね。 そして、この事実を一切報道末うことを禁じているのですから、此処に人道主義の片鱗でもあるのか? 人間は白人だけで後は家畜同然賀基準です。

    こんなレベルの彼らが国連の場で、幾ら人道主義や人権を喚こうが、唯の歩-図にしかすぎません。 亦、是にロ-マ教会が一言発する事になっている様ですが、ロ-マ教会は今迄何をして来たか、信者の人身売買と免罪符、其れに宗教改革派の虐殺を中世期に散々やったり、嘘だらけの聖書記述に遭わないからと沢山の科学者を死においやったのでは無いのか?

    白人文明の野蛮さを書き連ねるだけで書ききれないのが本当のところ、この宗教を未だに信じている事自体、疎の理性を疑う他は有りませんね。 一方では自分達に都合の良い、科学を歴史を発展させその恩恵を享受しながら、2枚自他で否定して、宗教で術あらく金もうけに走っているが、仏教に帰依した僧侶達の静かな祈りが、矢がれ貴方方を滅ぼします。

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