言論の自由を侵した反日派

皇紀2675年(平成27年)3月12日

 http://www.sankei.com/world/news/150310/wor150310……
 ▲産經新聞:慰安婦問題めぐり保守派もNYで会合、妨害で場所変更余儀なく「邦人がいじめの対象に」
 http://www.sankei.com/world/news/150311/wor150311……
 ▲産經新聞:米慰安婦像訴訟の原告邦人が反論本出版

 最近では三月五日記事「韓国のわめき方の半分も…」でも少し触れましたが、在米邦人たちはわが国政府による援護射撃もなく、子供たちが虐めに遭っていることに苦しんでいます。

 二月二十五日記事「歴史修正揶揄こそ歴史修正」でもご紹介したように、また朝日新聞社が認めざるを得なくなったように、韓国人慰安婦について広められた虚報の類いに対し、いくつもの事実を取り上げて発言する人たちが出てきました。

 いえ、かねてよりいたのですが、彼らに発言の場はほとんど与えられず、あげつらわれては「右翼の虚妄」などと決めつけられてきたのです。

 一方、かつてのわが国を「悪」と規定したい人たちも、個人の体験を涙ながらに語るとされる人たちを登場させ、国際社会に訴えてきました。

 どちらが本当のことを言っているのかは、高度な研究によって少しずつ明らかになりつつあり、言論・表現・研究の自由こそ守られなければなりません。それを一方的に剥奪するような真似は絶対にしてはいけないのです。

 しかし、米ニュー・ヨーク市で、在米邦人主体の会合に対して中韓主体の反対勢力がとった行動は、まさにこの自由を冒涜したものにほかなりません。連合国(俗称=国際連合)は一体何をしているのでしょうか。私たちはこの視点からも、反対勢力の間違いを正していかなくてはならないのです。

■3.15集会のお知らせ■
 と き 平成27年3月15日(日曜日)13時30分~16時30分
 ところ 神戸市勤労会館4階
 講 演 「安倍政権には、常に軌道修正が必要だ」
      遠藤健太郎(一般社団法人日本政策協会理事長)
 参加費 無料
 主 催 いつくしきのりの会
 皆様のご参加、お待ちしています。

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地域の特性を理解しないと

皇紀2675年(平成27年)3月11日

 http://www.sankei.com/life/news/150310/lif150310……
 ▲産經新聞:韓国外務省「皇太子さまご訪韓見送り、と日本政府」 大邱の水フォーラムご招待に
 http://www.sankei.com/world/news/150310/wor150310……
 ▲産經新聞:メルケル首相発言、韓国で波紋 日本を牽制の一方、「『寛容』を韓国が示さねばならない日が来る」

 先日も申しましたが、神奈川県川崎市で島根県隠岐郡隠岐の島町から引っ越してきた中学一年生の男子が殺害されてしまった事件で、本来であれば周囲の大人たちが引っ越し先の地域の特性を子供に言い聞かせておくべきでした。

 そのような行い、或いはそれを奨めることは、侮蔑的地域差別を助長するという考え方もあり、そうならないよう子供に言い聞かせることも教育として必要になりますが、殺されてしまうような危険を本能的に察知できなくしてしまったのは、悔やんでも悔やみきれません。

 私たちの多くも、わが国が置かれている地域(東亜)の特性を理解しない、または理解しないようにしてきたがために、独国のアンゲラ・メルケル首相が「隣国の寛容な態度がなかったら(和解は)不可能だった」と述べた意味もよく理解できないでしょう。

 早い話が、日本は中共と韓国・北朝鮮に取り囲まれているから和解は不可能だということです。よって中韓に「寛容」の意味を理解していただくしかありません。わが国政府も多くの国民も、日韓中の友好を言い続けてきたのですから。

 少なくとも、日米の特命全権大使が揃って襲撃された国を皇太子徳仁親王殿下に御訪問いただくわけになどいかないのです。

■3.15集会のお知らせ■
 と き 平成27年3月15日(日曜日)13時30分~16時30分
 ところ 神戸市勤労会館4階
 講 演 「安倍政権には、常に軌道修正が必要だ」
      遠藤健太郎(一般社団法人日本政策協会理事長)
 参加費 無料
 主 催 いつくしきのりの会
 皆様のご参加、お待ちしています。

日独の実利的接近は必然

皇紀2675年(平成27年)3月10日

 http://www.sankei.com/world/news/150310/wor150310……
 ▲産經新聞:陛下、メルケル首相とご懇談
 http://www.sankei.com/world/news/150309/wor150309……
 ▲産經新聞:「日本も悟るべきだ」 メルケル独首相発言で韓国与党

 独国のアンゲラ・メルケル首相が来日しました。天皇陛下への拝謁で政治的な話を持ち出したのは残念ですが、いかにも彼女は安倍晋三首相と実利的な話をしにやってきたのです。

 主要先進八か国の中で死に体化、或いは政権運営に不安がほとんどないのは、実は(ウクライナ問題があっても)露国のウラジーミル・プーチン大統領、および日独の安倍首相とメルケル首相だけであり、また経済的不安要素を抱えながらも他のいずれの国より現況は悪くありません。

 対亜外交で中共へ傾斜していた独国の方針転換は、まさに安倍政権の長期安定化が見えたためです。一部報道では原子力発電を巡る見解の相違が日独間に大きく横たわっているかのように伝えましたが、両首脳はこれを小さな違いとしか受け止めていません。

 歴史修正を巡る日韓中の問題についても、メルケル首相は特に安倍首相を牽制する予定はなく、この問題に触れたくない彼女の本音が見えます。

 これ以上ギリシャのような国が増えても困りますから、独政府としては韓国政府や与党政治家から「真摯に懺悔を表明し続けている独国」なんぞと言われたくないのです。いわゆる「戦後謝罪」を否定する証拠を改めて出されるのを彼らは避けたがっています。

 中共外交部の王毅部長が安倍首相に圧力をかけるような発言をしたことも、外交官としては失格であり、これらに捉われることなく、経済的には敵国関係にある日独が国際政治に於いて協調できるよう両首脳が親しくなりつつあることを、私たちは歓迎してよいのです。

■3.15集会のお知らせ■
 と き 平成27年3月15日(日曜日)13時30分~16時30分
 ところ 神戸市勤労会館4階
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      遠藤健太郎(一般社団法人日本政策協会理事長)
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 主 催 いつくしきのりの会
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野田聖子会長の?議連発足

皇紀2675年(平成27年)3月9日

http://love49.org/blog/?p=965
 ▲LOVE49ニュース:2015年3月4日「乳がん・子宮頸がん検診受診促進議員連盟」が発足

 女性の体はとても繊細です。乳癌や子宮頸癌の検診に行くことで、大事になる前に治療が可能な場合はあります。厚生労働省が検診に関する情報を国民に提供することは重要です。

 何度も申しますが、ワクチン接種についても同様で、必ず発症を防ぐどころか副作用が重篤になる場合もあり、あくまで情報を提供することで私たちに選択させなければなりません。

 その余地もなく全員接種というのは、個人の体質を無視した「健康ファシズム」以外の何物でもありません。

 検診促進を目的とした議員連盟なんぞというものがなぜ必要なのでしょうか。

 しかも会長は、自民党の野田聖子前総務会長です。かつて言及しましたが、彼女のこの種の政治活動には気をつけなければなりません。啓発以上のことにならないよう注視が必要です。

■3.15集会のお知らせ■
 と き 平成27年3月15日(日曜日)13時30分~16時30分
 ところ 神戸市勤労会館4階
 講 演 「安倍政権には、常に軌道修正が必要だ」
      遠藤健太郎(一般社団法人日本政策協会理事長)
 参加費 無料
 主 催 いつくしきのりの会
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日本一の高層ビルで黄信号

皇紀2675年(平成27年)3月8日

 http://www.sankei.com/west/news/150307/wst150307……
 ▲産經新聞:ハルカス 期待された「孝行息子」スタートダッシュに失敗、近鉄グループの浮沈も左右

 平成二十四年十二月十九日記事で、私は伊勢丹の大阪店(JR大阪三越伊勢丹)について「総新装開店した阪急百貨店梅田に勝てないのは一目瞭然」「あれでは人が物を買う気にもなりませんし、そもそも人は来なくなるでしょう」と申しましたら、本当に昨二十六年七月、十階のレストランフロアと地下二階の食料品フロアを残してすべて閉店してしまいました。

 来月二日には、その跡地に「LUCUA 1100(ルクア・イーレ)」が開業します。JR西日本は、大阪駅北口で伊勢丹と並列営業中のショッピング・モール「LUCUA」のほうが好調で、事実上不採算の伊勢丹を潰してルクアを増床することにしたのです。

 伊勢丹のJR西に対する不満は理解しますが、前出記事でも申した「誰に買わせたいのかまるで分からない陳列」を改めないから看板を外されたのであって、実は同じことが近鉄百貨店本店(あべのハルカス近鉄本店)にも申せます。

 しかし、伊勢丹と近鉄の抱える本質的な問題まで同じではありません。それは、本体が流通か電鉄かということなどではなく、或いは産經新聞社記事で指摘されている阪急と近鉄の企業体としての性質の違いだけでもなく、はっきり申し上げて梅田と阿倍野という地域の違いです。

 日本一の高層ビルに登ってみたいという客を下層階の百貨店に導けないでいるのは、恐らくついでの買い物を近隣の「Q’s(キューズ)モール」に取られているからでしょう。ここは「イトーヨーカドー」のほかに「渋谷109」を核としたファストファッション専門店がずらりと並んでおり、展望台目当ての観光客もろとも周辺購買層の日常的需要と合致しているのです。

 ならば特別な買い物を近鉄でしたいかと申せば、わが国最大級の売り場面積を誇るといって開業したにもかかわらず、品数が極端に少なくむしろ狭く感じます。照明のメリハリを効かすなどはよいのですが、肝心の商品に何のメリハリもありません。

 神奈川県川崎市で起きた島根県隠岐郡隠岐の島町から転校の中学生が殺害されてしまった事件でも、地域の特性が露わになったように、すなわち客層がその店を決定づけてしまうということはあります。

 近鉄はわが国私鉄で最も含み資産を多く有しており、強い電鉄会社です。今や和歌山市内で唯一の百貨店を経営しているのも近鉄であり、もう一度売り場を見直して頑張ってもらいたいものです。