植村氏の記事…許されない

皇紀2676年(平成28年)4月23日

 http://www.sankei.com/affairs/news/160423/afr160423……
 ▲産經新聞:【慰安婦をめぐる損賠訴訟】植村氏記者会見詳報「産経新聞の櫻井さんのコラム…許されない」

 許されない記事を書いたのは、あなたのほうです。朝日新聞社の元記者で、北星学園大学の植村隆非常勤講師がジャーナリストの櫻井よしこ女史と新潮社などを相手に、計三千三百万円の損害賠償と謝罪記事の掲載などを求めて訴えました。

 社説で自由に自らの考えを述べるのは結構なことですし、当時取材した情報に誤りが発覚するということもあるでしょう。しかし、彼は未だにその誤った情報(朝鮮人妓生の方がたと「女子挺身隊」の混同)を訂正しません。

 ならば「意図的」だと判断され、それを「捏造」と評価を受けることもまた記者としての宿命ではないでしょうか。厳しく申すようですが、それが嫌ならば新聞記者にならなければよかったのです。産經新聞社の加藤達也前ソウル支局長は、見事に韓国の国家権力と闘いきりました。

 植村氏はむしろ、古巣の朝日新聞社を訴えるべきでしょう。自ら書いた記事への扱いが適切でない結果、今日の様相を呈したわけですから、仮にもそう思うなら「朝日はなぜ私を守らないのか」「娘が脅迫されて酷い目に遭った」と訴えるべき相手は、決して論評しただけの櫻井女史ではありません。

 http://www.sankei.com/life/news/160422/lif160422……
 ▲産經新聞:元祖電脳アイドル千葉麗子さん“パヨク”の実態暴露 反原発デモ痛感した独善的体質

 一時は千葉麗子さんの異様な変貌ぶりに落胆したものですが、正気を取り戻されたようです。植村氏の事例にせよ、いわゆる「反原発」や「反安保」騒動にせよ、強烈な思い込みに憑りつかれ、それを中心に全ての事柄に対して思考し行動していくという「パヨク(ただの反日派のこと)」の正体は、一刻も早く多くの人びとに知らせたほうがよいと思っています。

 私はかねてより「左にも右にも振れすぎて原理主義に至ると、もう誰の賛同も得られず、国家国民にとって最善策を実現させることが極めて困難になる」と申してきました。昨夏の「反安保」騒ぎが約六割もの国民の不評を買った(FNN・産經共同世論調査結果)原因を、全ての政治家や活動家、有識者らが思い知らねばならないのです。

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『植村氏の記事…許されない』に1件のコメント

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    植村隆を自分は朝日の伝統的犯罪者と認定していますが、その祖はあの本多勝一です。