早速ブレた!中国大喜び?

皇紀2684年(令和6年)10月1日

エマニュエル米大使、岸田首相訪問 石破新総裁に「会うのが楽しみ」

 岸田文雄首相は退任前日となる30日、米国のエマニュエル駐日大使の表敬を首相官邸で受け、米大リーグ・ドジャースの大谷翔平選手らの直筆サイン入りユニホームをプレゼントされた…

(毎日新聞社)

 衆議院議員解散総選挙の投開票について、九月二十八日記事で「最短で十一月まで引き延ばす」としつつ「報道権力が煽ってきた『国民人気』を頼りに、しかしながらそう遅くない時機に選挙に打って出たいはず」と申しましたが、自民党の石破茂新総裁は、報道権力各紙が「豹変した」と書いたように突然「十月二十七日に行ないたい」と述べました。

 ということは、九日に衆議院を解散することになります。党総裁選挙での自身の発言を早速撤回した石破氏は本日、召集される臨時国会で首班指名を受け、組閣名簿を発表する流れですが、つまり、まだ首相でもない一代議士が現行憲法(占領憲法)第七条に基づく行為を示唆したわけで、天皇陛下が何者たち(どの内閣)の助言と承認により衆議院を解散するというのでしょうか。

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 石破氏は、まだ総裁選気分なのか、本当に法治の基本が分かっていない「ド素人」です。法に従えば本日の首班指名と組閣を待って発言しなければならず、自民党がこのような者に一国の首相を務めさせようとは、もはや正気の沙汰ではありません。

 この背後には、前回の奈良県知事選挙で高市早苗経済安全保障担当相(奈良二区)に明らかな嫌がらせをした森山裕新幹事長(当時は選挙対策委員長)の進言があり、私が申したように「報道権力が煽ってきた『国民人気』」を信じて新内閣の失点が重ならないうちに選挙をやらせようとしています。

 これで喜ぶのは中共です。前出記事の後半で述べたように、東南亜諸国連合(ASEAN)関連会議に日米揃って欠席することになり、そのまま「中共の天下」になります。

 そうなるよう石破氏らが早速謀ったとも申せましょう。文字通り「売国政権」の道をまっしぐらに進んでいます。

 それにしましても安倍晋三元首相の国葬儀から二年後、まんまと安倍元首相のことを「国賊」とまで吐き捨てた村上誠一郎衆議院議員を総務相にする石破氏は、やはり「党や世話になった人をつぎつぎに裏切ってきた」性質が隠せず、まさに「類は友を呼ぶ」がごとく「(国賊を言うなら)外道」を引き入れました。

 高市担当相にしてみましても、自身も務めた総務相にあの「外道」が就くというのは、まるで石破氏に正面切って喧嘩を売られたようなものです。ますますこのような「汚い内閣」に協力はできません。

 そして、党役人事に絡んで極めて残念だったのは、小野寺五典元防衛相が政務調査会長に就いたわけですが、旧宏池会の所属だった氏は、やはり第一回投票で岸田文雄首相の指示通りに林芳正(リン・ファンヂャン)内閣官房長官、決選投票で石破氏に投票していました。

 小野寺氏らしく親分の指示に、それが「岸田の策謀」と分かっていても逆らわなかったのです。あなたの頭なら「石破じゃ駄目だ」と分かっていたはずなのに。

 しかし、自民党議員の全員が投票行動を公開していないため、総選挙で「石破氏に投票したような者」の誰を落選させるべきか、はっきりしません。小野寺氏には悪いですが、せめてはっきりしている者だけでも落選に追い込みましょう。

 森山氏も石破氏も、来たる総選挙で「そこそこ勝つ」つもりでしょうが、恐らく四十議席は落とすはずです。いや、私たち国民の手でもっと落とさなければいけません。

 「裏切り者どもに鉄槌を」というのが、次の総選挙に対する私たち国民の標語です。

 米民主党政権のラーム・エマニュエル駐日大使に「飼い犬、お疲れさん」「次の飼い犬に挨拶させろよ」「新飼い犬の案内で電車乗りに行きたいわ」などと言われるようなわが国の政権与党は、また頭を強打(下野)しないと「これでは駄目だ」と分かりませんか?

 昭和三十年以降、二度も頭を打っておきながら何も学んでいない自民党は、頭を打った時に後ろ足で砂をかけて出て行った駄犬にまんまと総裁をやらせた大失態を、これからじっくり噛みしめるがいいのです。

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石破政権に協力する必要なし

皇紀2684年(令和6年)9月30日

 昨日投開票された大阪府泉南市議会議員選挙に於いて、現職の添田詩織候補が一位当選の快挙を成し遂げました。市民の皆さん、おめでとうございます。

 添田議員について、ここでもたびたび取り上げてきましたが、対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)に敢然と立ち向かう肝の据わった政治家です。今後も引き続き応援します。

兵庫県庁を後にした斎藤元彦知事「また戻ってきたい」…県幹部らに「厳しい言い方で不快な思いさせた」

【読売新聞】 兵庫県議会から不信任決議を受け、自動失職して出直し知事選へ出馬すると表明した斎藤元彦知事は27日、「しばらく知事が不在になる。県民のみなさんに改めておわびしたい」と述べ、県庁を後にした。 斎藤知事は午前の登庁時には「任…

(讀賣新聞社)

 報道権力の手によってすっかり「悪の権化」のように言われている兵庫県の齋藤元彦前知事ですが、氏を取り巻く「紅い兵庫県」の実態は、十日記事十二日記事などで申した通りです。

 齋藤氏がいよいよ失職、次期知事選挙(十一月十日または十七日投開票予定)への出馬という道を歩んだことについては、この程度の精神で「腐敗を極めた貝原・井戸県政の刷新」に挑んでいたことから、せいぜい日本維新の会ですしどうでもよいのですが、ただ「県職員がかわいそうだったから」という頓珍漢な理由で県民が知事選の投票に臨むことだけはお勧めしません。

 敢えて申しますが、腐敗県庁を温存したければ齋藤氏以外を、そうでないなら齋藤氏を再選させるべきです。齋藤氏も苦しいでしょうが、たとえ誹謗中傷されてもそう謳って選挙戦に臨まなければ勝てません。

 また、何よりもその精神で臨まない限り再度知事職に就いたとて意味がないのです。何のための、何をする知事なのか、と。またも兵庫県庁を「日教組や自治労『ゴリゴリ』の公務員天国」にしてはいけないのです。

 しかしながら日本維新の会は、衆議院京都四区の呆れた不祥事(産經新聞社記事を参照)のように、国政・地方の差なく頭のおかしな事件を起こし過ぎています。

 ここ最近の地方選挙に於いて連敗を喫しているのも、齋藤氏の一件と言うよりこうしたことの積み重ねで国民的不信が募った顛末です。後援会事務所にとって名簿は、貴重な支持者という「命」であり、私自身も家族の選挙で、一日の終わりごとに名簿を入れた箱をいくつも抱えて帰宅した(或る疑いが発生して事務所に置いておけなくなった)ことを思い出しました。

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 さて、話は変わりますが、高市早苗経済安全保障担当相が自民党の次期総務会長を打診され、固辞したという報道について、一つ申し上げておきます。

 総務会は、党の最高意思決定機関とも申せますが、高市担当相としては「何が何でも権力に残って影響力を行使すべき」か、はたまた「こんな政権なら距離を置いたほうがよい」か、思案のしどころでしたでしょう。

 結果として固辞したのは、石破茂衆議院議員のような「党内野党」でも総裁になるのを目前にしたからです。利権誘導そのものの菅義偉元首相と、米民主党の飼い犬に堕ちた岸田文雄首相という「犬猿の仲」が手を組んでまで石破氏を決選投票で勝たせたような自民党に、今しばらくは距離を置いたほうがよいかもしれません。

 そう考えたのは、高市担当相だけではありません。小林鷹之前経済安全保障担当相も次期広報部長の打診を固辞しました。つまり、それだけ石破氏が「合わない人」なのです。

 もともと「石破人気」を扇動してきた左寄りすぎる報道権力は、高市担当相を「右すぎ」などと書いて、総裁選挙で逆転負けした原因を述べていますが、敗因そのものは、前述の通り全く違うところにあります。

 麻生太郎元首相は、党最高顧問の打診を受けて権力を維持しようとしていますが、代わって菅氏が党副総裁に就くさまは、麻生元首相から見て極めて不愉快に違いありません。

 先日も申したように、つぎつぎに判明している石破新内閣の布陣は、林芳正(リン・ファンヂャン)内閣官房長官の続投だの、岩屋毅元防衛相が外相だの、中谷元元防衛相がまた防衛相だの、と挙げればきりがないほど呆れた面面です。

 まぁ、一年以内に倒すべき暫定内閣ですし、まさに「君子危うきに近寄らず」という高市担当相らの判断は、正しいと思います。

高市潰し~岸田自民の思惑

皇紀2684年(令和6年)9月29日

日韓の「大陸棚協定」、39年ぶり会合開催 開発進まぬまま期限迫る:朝日新聞デジタル

 日本と韓国が九州南西沖の海域を共同開発区域と定めた大陸棚協定をめぐり、協定に基づく共同委員会の第6回会合が27日、東京で開かれた。共同委員会の開催は1985年以来、39年ぶりで、協定の実施に関する事…

(朝日新聞社)

 安倍晋三元首相の「外交遺産」とも言うべき「少女像」の設置による対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)工作への対抗は、独ベルリン市ミッテ区から設置した北韓(北朝鮮)系韓国左翼団体へ「四週間以内の撤去命令」が発せられたことで(もはや彼らが従うか否かにかかわらず)片がつきますが、岸田文雄首相は、自身の政策方針の継承を求め、ゆえに高市早苗経済安全保障担当相を嫌悪したのです。

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 十九日記事でも取り上げた自民党総裁選挙管理委員会による高市担当相のみを狙い撃ちした嫌がらせは、逢沢一郎委員長も中谷元委員長代理も揃って石破茂衆議院議員に投票していたことから、やはり初めから「高市潰し」の意図が明白でした。

 私たち国民が今後やるべきは、現職首相となる石破氏もろとも石破氏に投票した自民党議員をことごとく落選させることです。それでもその存在に何の意味すらもない立憲民主党らに政権を盗られることはないでしょう。一時政情が不安定化(与野党の議席が拮抗)しますが、まず安心してやってしまえばよいのです。

 岸田首相が米民主党政権と中共・共産党に従って行なってきたことは、岸田首相自身が「私の成果」と胸を張っており、これを「遺産」として次の政権がよもや否定してしまわないよう企みました。

 読者の方が「取り上げてほしい」と求めた日韓大陸棚共同委員会第六回会合も、韓国の尹錫悦大統領が支持率回復を狙って実態不明瞭のまま言及してしまった大陸棚資源開発に、岸田首相が救いの手を差し伸べようとしている一件です。

 日韓関係について、日中関係とは違い、特に高市担当相が否定的見解を述べたことはありませんが、ことに「修正(捏造・歪曲)された歴史問題」でわが国の立場を当たり前に譲らない高市担当相が日韓の大陸棚協定をどう料理してしまうか不安だった岸田首相は、まるで「立つ鳥跡を濁しまくる」ように、手なずけてある外務省(外務省のほうは「いちいち助けてやった」と思っているが)へ前向きな話し合いの「唾」をつけさせました。

 難しいのは、尹大統領が日韓米関係の修復に苦心していることで、ならばわが国として何らかの「尹大統領の手柄」を演出したほうがよいのでは、とわが国政府が考えがちなことです。

 しかし、一国の政府が決してやってはならないのは、国民の不利益になるような相手の利益を差し出す誘惑に駆られることであり、尹政権下で北韓系左翼・極左(共に民主党の文在寅前大統領や李在明代表ら)の検挙が進むにしても、日韓間の歴史問題が現象悪化の一途を辿っている以上、わが国も譲ってはならないものを譲ってはなりません。

 それをされては困るのが岸田首相なのです。利権誘導しか頭にない菅義偉元首相と足並みを揃えて石破氏支持へ回ったのは、そうしてでも高市担当相を次期首相にだけはしたくなかったのでしょう。

 噓にまみれた歴史問題という「重し」を日本の頭に乗せたまま日韓米関係を維持させたい米民主党政権もそれは同じであり、中共産党も「石破氏でよかった」とあからさまに反応してしまっています。或いは、沖縄県の玉城康裕(芸名=玉城デニー)知事の反応も、やはり石破氏を歓迎したものでした。

 ところが、市場の賭博師たちは或る意味に於いて正直で、為替も株価もわが国に不利な反応を示し、国と人の不幸につけ込む先物取引は、完全に「石破内閣で日本が堕ちる」と見込んでいます。第一回投票で高市担当相が一位になった瞬間とは、全く逆の反応です。

 これを「石破ショック」と呼んでいるようですが、本当の心停止級の衝撃は、これから私たち国民を襲ってきます。岸田内閣と石破内閣でボロボロになる日本を、高市内閣で治療、修復しなければなりません。

 その実現に向け、私たち国民の闘いは続きます。

高市さんは「次」へ向けて

皇紀2684年(令和6年)9月28日

【日本の解き方】総裁選〝高市氏潰し〟の背景 党員の支持急伸、財務省や「親中勢力」には想定外 政治への女性進出に「ガラスの天井」も(1/2ページ)

 自民党総裁選では、高市早苗経済安保相の政策リーフレット送付が問題視されたが、自民党の対処はひどかった…

(zakzak:夕刊フジ公式|産經新聞社)

 自民党総裁選挙については、昨日の臨時配信記事の通りで、第一回投票で一位だった高市早苗経済安全保障担当相が「日本初の女性首相」の座を逃しました。

 高市担当相を首相にすべく、慌ただしい日日が続き、動画配信のほうが編集を途中で放棄した状態になり、滞っております。近日再開しますので、次の総裁選に向けて今後ともよろしくお願いします。

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 杉田水脈衆議院議員が「私の力不足」とツイート(ポスト)したことに対し、一部で「あなたが推薦人になっていたから高市さんが落ちた」などと言い張る声を散見しましたが、高市担当相を必死に応援した人に対してあまりにも心ない誹謗中傷ではないでしょうか。

 本当にそれが原因なら、報道権力が喧伝してきた「小泉内閣の誕生」に向け、決選投票は小泉進次郎衆議院議員と石破茂衆議院議員の対決になっていたはずです。しかし、実際には私が申した通り高市担当相と石破氏の決戦でした。

 実は、前日には「勝てる」と本気で思いました。高市事務所としても、そう思えるだけの手ごたえを得ていたからです。

 しかし、これも一貫して申してきたように「高市潰し」の権力闘争を仕掛けた菅義偉元首相と岸田文雄首相に阻まれ、麻生太郎元首相の大号令をもってしても決戦を制することができませんでした。それが敗因です。

 もう一つつけ加えるなら、決選投票直前の高市担当相の演説がよくなかった、ということが挙げられるでしょう。少し(勝利を確信してか)浮足立った印象を与え、いつもの「熱」を感じさせなかったことが多くの自民党議員に「菅や岸田に言われた通り石破に入れとこ」となった、或いは白票・無効票が五票もあった原因の可能性を否定できません。

 また、財務省にとって極めて都合の悪い積極財政論を展開しながら、減税を口にしないことと、初めの一策で既に失敗だったいわゆる「アベノミクス(安倍晋三元首相の経済政策)」を評価していることがもう一歩の国民的支持を得られない理由だったのではないか、と私は思います。

 兎にも角にも「岸田の惨劇」直後のいわば「ピンチヒッター」として石破内閣には早早に退陣していただき、いよいよ本命の高市内閣は、次回まで「お預け」としましょう。

 石破次期首相は、恐らく衆議院議員解散総選挙を最短で十一月まで引き延ばすと思います。報道権力が煽ってきた「国民人気」を頼りに、しかしながらそう遅くない時機に選挙に打って出たいはずです。

 まずその前に、十月六日から十一日の日程で東南亜諸国連合(ASEAN)首脳会議に伴う関連会議が「中共の軍門に下って久しい」ラオス(羅国)の首都ヴィエンチャン特別市で開かれます。これをわが国首相が欠席するようなことがあってはなりません。

 特に東亜首脳会談(EAS)にわが国首相が欠席してしまえば、中共・共産党の思うつぼです。これには米露も参加していますが、米国は近年、欠席し続けており、実体のない「亜州版NATO(北大西洋条約機構のこと)」などと言い始めた石破氏は、そのまま「米政府の代理人」として出席を命じられるでしょう。

 北韓(北朝鮮)に「性接待」の弱みを握られている石破氏が何の役にも立たないのは自明の理ですが、もはや「案山子でもいいから」わが国の首相を出席させねばならないのがASEAN+3やEASなのです。

 十月一日の臨時国会召集(予定)と共に組閣される石破新内閣がどのような顔ぶれになるかは分かりませんが、どうせろくでもないでしょうから、何の期待もせずに「暫定政権」と思ってやり過ごしましょう。

【悲報】石破政権が誕生へ

皇紀2684年(令和6年)9月27日

 自由民主党総裁選挙は、予想通り高市早苗経済安全保障担当相と石破茂衆議院議員の決選投票となり、石破氏が制してしまいました。

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 従来、総裁選は「三度出てなれなかったら終了」でしたが、まさに禁じ手の「五度目」でとうとうその椅子を獲った石破氏は、偉そうな語りを何度聞いても「自身の政策」がないただの「自民党評論家」にすぎません。

 よって「利権政治」そのものだった菅義偉元首相が影響力を行使しやすい人物であり、米民主党の言いなりにもなりやすく、北韓(北朝鮮)に弱みを握られているだけに韓国の北韓派左翼にも、中共・共産党にも迎合します。

 そこに私たち国民はいません。

 恐らく、いや、間違いなく「あの岸田文雄前首相のほうがまだマシだった」と思わず頭を抱える日が来ます。

 外交・安全保障はもとより、財務省が最も操縦しやすい石破氏の首相就任で、経済政策と財政政策に於いて「私たち国民」が完全に不在となるでしょう。もうおしまいです。

 石破氏が首相になってしまうことで、衆議院議員解散総選挙がいつ行われるか分かりませんが、かつて「国民人気第一位」と言われながらいざ首相になると選挙(参議院議員選挙)で大惨敗を喫した橋本龍太郎元首相の顛末と、ほぼ同じ展開になりかねません。

 自民党議員は、とんでもない選択をしたものです。以下、投開票の詳細になります。

【第一回投票】(敬称略 議員票・党員算定票・合計の順)
 高市 早苗  72  109  181

 小林 鷹之  41   19   60
 林  芳正  38   27   65
 小泉進次郎  75   61  136
 上川 陽子  23   17   40
 加藤 勝信  16    6   22
 河野 太郎  22    8   30
 石破  茂  46  108  154

 茂木 敏充  34   13   47

【決選投票】(敬称略 議員票・都道府県票・合計の順)
 高市 早苗 173   21  194
 石破  茂 189   26  215

 第一回投票で、議員票も党員票も高市担当相が石破氏を上回っていましたが、決選投票で「高市潰し」に奔走していた菅一派と旧宏池会の議員たちがここぞとばかりに石破支持に回った顛末でした。

 これで二つの政権が連続してわが国をボロボロにしてしまいます。今できることは、石破内閣を一年以内に潰すことです。

 わが国初の「重厚な」女性首相の誕生はその先ということで、闘いながら待ちましょう。