皇紀2682年(令和4年)10月9日
秋篠宮の悠仁親王殿下が一日、三重県伊勢市へ御成りになり、初めて御一人で神宮を参拝されました。
現在私たちの成人年齢は十八歳(または二十歳)ですが、昔は男子が十五や十六にもなりますと、一人で「お伊勢参り」をする習慣があったといいます。「一人前になって帰ってこい」という意味です。
それには、皇祖・天照大神を参拝することと同時に、童貞から大人の男性になるという重要な「儀礼」がありました。そのため、かつて外宮から内宮を繋ぐ街道沿いには、江戸の吉原、京の島原などと共に五大遊郭の一つと言われた古市遊郭があり、男子の親から手紙にて託された遊女たちが床入りで手ほどきしたのだそうです。
もちろん今やそのような儀礼はなくなりましたが、神宮を一人で参拝する男子は、すなわち立派な男性になったことを意味します。将来の天皇陛下であらせられる悠仁殿下が御一人で参拝されたことは、かくも意義深いのです。
韓国ドラマがベトナム戦争「歪曲」 ネトフリに配信停止要請:時事ドットコム

【ハノイAFP=時事】ベトナム政府はこのほど、動画配信大手ネットフリックスに対し、韓国の連続ドラマがベトナム戦争の史実をゆがめているとして、ベトナム国内での配信停止を要請した。国営メディアが5日、報じた。(写真は資料写真)…
(時事通信社)
さて、台湾の建国記念日に当たる「双十節」の十日を前に、当日パフォーマンスを予定している京都橘高等学校(京都市伏見区)のマーチング・バンド部員たちが台北市内の総統府を見学していたところ、突如蔡英文総統の歓迎を受けました。
高校生たちは、大変驚いて感激した様子だったそうですが、彼らの訪台を聞きつけて歓待してくれた蔡総統に衷心より感謝申し上げます。日台の交流は、こうして次世代へと引き継がれていくのです。
一方、同じく日本と「同じ釜の飯を食った」はずの韓国は、台湾とまるで違う歩みを続け、未だ対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)に余念がありません。
それには、これまでここで申してきたさまざまな要因が挙げられますが、とにかく現在の対日ヘイトは、北韓(北朝鮮)を通して中共が主導しています。わが国が台湾と交流することを阻み、韓国と仲良くすることも阻みたい連中です。
対日ヘイトの材料は、さんざん捏造・歪曲して修正された歴史の問題とされるものであり、真の「歴史修正主義」とは、かつて韓半島(朝鮮半島)の妓生や労働者などにまつわる「ありもしない話」をでっち上げたことにほかなりません。
まずは北韓や日本の極左工作員たちにそそのかされ、今や中共の対日工作員に躍らされて信じ込んだ歴史修正に、今度は自分たちが歴史そのものに苦しめられようとしています。
米国が惨敗を喫したヴェト・ナム(越国)戦争をめぐる韓国軍の「戦争以外の犯罪」は、大虐殺と数多の強姦事件が既に指摘されており、近年ようやく越国人が声を上げ始めました。
共に暮らしたわが国には「千年経っても謝罪と賠償」などと泣きわめいてカネをせびる韓国ですが、人を殺しに行った越国から「謝罪と賠償」を求められても知らぬ顔です。さんざん殺し、犯し、その事実を歪曲して映像化する韓国人の無神経は、越国人にとって耐えがたい苦痛に違いありません。
今回問題となった韓国ドラマ『シスターズ』(『愛の不時着』などのスタジオ・ドラゴン製作)は、米国のルイーザ・メイ・オルコット作の『若草物語』を土台にしていますが、越国戦争を語る場面の出鱈目な表現が酷く、ついに配信元のネットフリックスが越国放送電子情報局の要請を受けて配信を停止しました。
国家権力が言論や表現の自由に介入することを、私はこれまでも対象となる思想の左右に関係なく批判してきましたが、歴史を修正してはいけません。謝りなさい。
わが国との歴史を修正したものも当然、許されないのです。
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皇紀2682年(令和4年)10月8日
ひろゆき氏から謝罪と撤回について返信なし 座り込み「0日にした方がよくない?」投稿に市民反発 | 沖縄タイムス+プラス ニュース | 沖縄タイムス+プラス

インターネット掲示板「2ちゃんねる」開設者のひろゆき(西村博之)氏が3、4の両日、名護市辺野古のキャンプ・シュワブゲート前を訪れた。「新基地断念まで 座り込み抗議 3011日」と記す掲示板を「0日にした方がよくない?」などとツイートし、市民が反発している。…
(沖縄タイムス社)
西村博之氏が往往にして人を喰ったような態度なのは、多くの国民が知るところですが、純粋な、或いは極めて単純な疑問として、座り込み抗議というのは、まして「不屈」とまで表記してあるなら一日二十四時間、三百六十五日座り込み続けて、それが三千十一日にも及んで初めてそう記載できるものではありませんか?
本来はたった一人でもそうするものですが、そこは敢えて優しい基準を設けるにしても、誰一人として交代すらしていない時間が延延とあるなら、それはもはや「座り込み」でも「不屈」を示すものでも何でもありません。
ただの気まぐれな嫌がらせです。
断食抗議(ハンガーストライキ)と称して水は飲むわ、食事は取るわ、次の日にはいないわ、なんぞという「活動」もかつてありました。すべて極左、左翼、その正体としての対日ヘイトスピーカー(日本憎悪差別活動家)の仕業です。
誰か真剣に死ぬまでやり遂げ、本当に何人も死人が出たなら、そこで初めて「本気なんだな」「ご苦労様」とも思えますが、中共だか北韓(北朝鮮)だかを通して日当稼ぎ感覚の「活動」で、誰もそこまではしません。
対日ヘイト紙と指弾すべき沖縄タイムス社や琉球新報社御用達の山城博治氏は、沖縄防衛局職員に暴力をふるい、山城氏らに好感を持たない地元民にまで暴言を吐き散らす「非平和」の暴力活動家ですが、身内の沖タイに気の大きな受け応えをしている暇があるなら、自分が座り込み続ければよいでしょう。未だ元気に他者へ暴力をふるえるのは、どんな「ぬるい」生活を活動資金で送っておられるからでしょうか。
【列島エイリアンズ】南米系不良グループ編(1) 大阪ミナミ発、暴力団幹部を襲った怖いもの知らずの奴ら 関西で勢力を増す不穏な影(1/2ページ)

大阪市中央区の歓楽街・ミナミに軒を連ねる雑居ビル。今年5月、そのビルとビルの70センチほどの隙間で、暴力団幹部の男性の遺体が発見された。男性はその5日前、付…
(zakzak:夕刊フジ|産經新聞社)
わが国が中共の侵略行為を阻止するべく苦渋の決断を重ねてきたのに対し、簡体字丸出しの看板を立てるなどして日本人を暴力活動へ引き入れた中共は、まんまとわが国の民度が「駄駄下がり」しているのを定めしほくそ笑んでいることでしょう。
文化大革命以降の中共人民と同程度まで堕ちれば、後は大虐殺してしまえばよいだけですから「日本陥落は近い」とでも思っているのでしょうか。
東京都新宿区歌舞伎町に中共人が縄を張り出してからわが国の暴力団さえ引いていったという話を皆さんも聞いたことがあるでしょうが、大阪市内でも歓楽街「ミナミ」にほど近い中央区島之内などでは、暴力団から中共マフィアへと勢力図が入れ替わったなどという噂が立って久しい有り様です。
もはや新大久保が(三河島や東上野などよりニューカマーの)在日韓国人街ではなく、今や東南亜各国の人びとが棲みつきやすい街になっているように、在日中共人や在日韓国・朝鮮人に荒らされた大阪市内の一部は、秩序正しい日本に於いて唯一「ええかげんにしていられる街」になっています。
暴力団幹部までもを「誰か知らん」「だから何?」で片づける連中が徒党を組んで街を闊歩し出せば、もうそこに私たち日本人が歩いて通れる道すらありません。難波宮から豊臣秀吉が切り開いた「天下の台所」へ、大正期には「大大阪時代」を迎えた私たちの街は、南米の粗野な集団に血で染められたのです。
わが国に移民を大量流入させようと企む投資家連中の狙いは、先述の中共の思惑と全く同じであり、最後には私たちを根絶やしにしようとする完全なるヘイトでしょう。
外国人が経済無策のわが国に移り住む魅力などほとんどなく、わざわざ来る者に生活の保障も出来ません。困窮した外国人に生活保護を与えるか、犯罪に奔らせるかしてしまうわが国は、移民を受け入れてはならない国なのです。
多くを受け入れてうまくいったのは、建国時の米国のみでしょう。欧州各国は、北欧も含めてすべて失敗しました。
沖縄を見ても、北海道や東京や大阪を見ても、やはり政策的移民大量受け入れの危険を改めて認識させられます。この主張だけは、今後も変わらず続けます。
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皇紀2682年(令和4年)10月7日
永田町で出回っている「安倍晋三記念紙幣発行推進国民会議」設立趣意書の件。私は流石に、これには反対します。
東京放送(TBS)系の最新世論調査で、暗殺された安倍晋三元首相の国葬儀には五十六%が反対したと出ていたのに対し、安倍元首相の実績そのものには七十一%もの人びとが「評価する」と答えたようです。
つまり、暗殺直後には六割近い国民が国葬儀に賛成し、その後の断続的「国葬儀反対」報道に影響されて逆転はしたものの、憲政史上最長政権の評価は、決して低くないという「自分で考えることをやめてしまった日本国民」の姿を如実に表した結果と申せましょう。
評価しているなら何もあれほど国葬儀に反対する必要はなかったと思いますが、それも「税金が」「決め方が」と扇動報道の受け売りを繰り返すばかりで、自分の意思の存在を感じません。いえ、むしろ自分の意思を示して非難されるのを恐れる「SNS社会」に浸っています。
かつてのように「辞書などで調べながら答えを導き出す」のではなく「答えを検索する」ようになって、私たち国民の行動原理は、極めて知的水準の低いものになったのかもしれないのです。
何の話かと申しますと、実は安倍元首相に対する国民的感情は悪くないのですから、もうこれ以上余計なことをして安倍元首相の名誉をかえって傷つけることは止めなさい、と。
しかも、安倍元首相は「国民皆兵の実現」などと一言も発していません。保守系議員たちが勝手な言葉で安倍政権の実績を歪めるやり方は、まさに目下、統一教会(世界平和統一家庭連合)をめぐるバツの悪さから全て安倍元首相に責任を転嫁する一部の自民党議員と同じでしょう。
亡くなった先人を利用(悪用)するのは、対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)集団だけでうんざりです。
山本太郎氏が擁護する“教え子にマルチ勧誘”の「プリティ宮城」議員 ボランティア団体でも「怪しい水の販売を勧めていた」(抜粋) | デイリー新潮

女子大生が高校時代の英語教師とばったり再会した。母校を退職したばかりの元教員はネットワークビジネスにはまっていて、しきりに月利10~20%を謳う暗号資産投資を勧めてきた。…
(新潮社)
その一角をなすれいわ新選組が公認した沖縄県宜野湾市議会の宮城千恵(プリティ宮城ちえ)議員がいわゆる「マルチ商法」に元教え子までもを引きずり込んでいたという事実を前に、山本太郎代表が腸捻転級の擁護を披露していました。
はっきり申し上げて、韓国(実態は北朝鮮)の統一教会がわが国から巻き上げ続けてきた「(霊感などないので霊感商法ではない)カルト商法」や巨額献金地獄も極めて質が悪いのですが、信教を土台とせず「その辺でやり散らかす」マルチ商法の悪質性は、群を抜いています。
統一教会問題どころではない犯罪事案を、統一教会問題にはあれほど叫び散らす連中がよくも「彼女も被害者」などと擁護できたものです。政治家として、れいわ自体政党としてありえません。
被害者に寄り添うか寄り添わさないかは、自分たちの都合で決めるという山本代表られいわの非人道的態度がこれで明白になりました。
彼らの「わめくだけの似非正義」に騙され、消費税法無効決議案の一本も作成して提出できない「議員失格」を見て見ぬふりするなら、もう二度と「国民」を語らないでほしい。
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皇紀2682年(令和4年)10月6日
九月三十日記事で取り上げたテレビ朝日の玉川徹社員について、慌てて電通に頭を下げに行ったほど社内でも問題化したため、ついに懲戒処分が下りましたが、わずか十日間の出勤停止に終わったことがさらに多くの国民の怒りを買っています。
どなたかが「自民に厳しく、自分に甘く」と詠んだように、テレ朝は今も「椿事件(当時民主党政権樹立のために自民党を誹謗中傷し続けた世論操作事件)」を連日繰り返しているのです。
電通には謝って、菅義偉前首相になぜ謝らないのですか?
今後自民党は、不祥事を犯しても十日間の謹慎で全てを水に流しましょう……などと言われてしまうようなことを報道権力がしてくれるな。国民の迷惑です。
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ところで、歌手の長渕剛氏が一日、自身のユーチューブ・チャンネルで北海道公演の模様について語り、その中で「この北海道という街は、その昔、開拓民たちが一生懸命に開拓した街だ。お願いだから、この自然に満ち満ちたこの土地を、外国人に売らないでほしい」との想いを述べたことが話題になっています。
私は、大変失礼なことながら長渕氏をよく存じませんが、これが真っ当な感覚なのだと思います。特に北海道の土地が中共人に買い荒らされている現状は、やはりどう見ても政府の不作為による異常事態なのです。
外国人による不動産取得の制限を設けるよう訴えてもきましたが、その場では「その通りですね」と応じてくれても、自民党のどなたも法制化に動けません。党内左派や官僚組織に潜む「中共の犬」たちが妨害するのでしょう。
安全保障の問題や、資源確保の問題として、中共がわが国を狙っている事実は、そのまま私たち国民の将来を極めて暗澹たるものにします。
わが国は今、何もかも「買い負け」を起こしているのです。自分たちの土地や建物さえ、自分たちが収穫した魚や農産品さえ、高値をつける中共人たちに持ち去られています。
前出の法制化と共に、まさに国民所得の倍増そのものを喫緊の目標にしなければなりません。岸田文雄首相は宏池会なのですから、今度こそそれをいち早く達成する気概を持ってほしいのです。
岸田首相、長男を秘書官起用へ:時事ドットコム

岸田文雄首相は長男の翔太郎氏を政務担当の首相秘書官に充てる方針を固めた。関係者が3日、明らかにした。4日にも発令する。翔太郎氏は現在、議員事務所で秘書を務めており、後継者として経験を積ませる狙いもあるとみられる…
(時事通信社)
その岸田首相に上がった批判の矢は、この人事にも向けられています。ところが、そうした批判の声には、これまた「反アベ」が混入しており、本当に最近の自称「左派」「リベラル」「アナーキスト」たちの浅学無知ぶりには愕然とします。
と申しますのも、この首相補佐官人事を指して「安倍晋三元首相の政権以来登場した身内びいき」だというのです。いやいや、政治家志向の子息を傍に置き、ほかの秘書に対するよりも厳しく育て上げることは、安倍政権より遥か以前からよくあります。それに、安倍元首相には子供がいません。
老舗の創業家がそうであるように、政治家は決して世襲ではありませんが、世襲が悪いとも限りません。或る種の本能的行動とも申せましょう。親が子の世代に伝え遺していくのです。
例えば福田赳夫元首相は息子の福田康夫元首相を、その福田康夫首相は息子の福田達夫前総務会長を、或いは宮澤喜一元首相は甥の宮沢洋一党税制調査会長を首相補佐官にしました。野党議員にも自分の子息を公設秘書にしているのが何人もいます。
よく調べもしないで「アベ政治の残り香」などと嘆いてみせる莫迦っぷりに、同じ国民として恥ずかしい限りです。こうした連中は、理性を絶対とする革新危険思想に基づき、保守伝統の手法がどうしても気に食わないため、特に世襲というだけで誹謗中傷します。
支持率が転落した時機だけに批判も多いですが、本当に岸田首相に強く求めねばならないことをどこかへ追いやるような「どうでもよい批判」などしている場合ではないのです。
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皇紀2682年(令和4年)10月5日
二日記事で扱った露政府の嫌がらせに対し、外務省が在札幌露国総領事館の領事一名に「ペルソナ・ノン・グラータ(好ましからざる人物)」を通告し、十日までの国外退去を命じる報復に出ました。
これは、応分の報復ですから問題はありません。むしろよく決断しました。
しかし、これを公表した林芳正外相(罪深き山口三区)を見れば見るほど、この男こそわが国にとって「ペルソナ・ノン・グラータ」であり、即日の国外永久追放を命じるべきです。はっきり申し上げて米政府も、林外相を一切信用していません。
本日は、申したいことが山のようにありますが、まずはこの一点ともう一点に絞って問題を詳らかにします。
北朝鮮、米に核戦力向上を誇示する狙いか…「火星12」もしくは改良型の可能性

【ソウル=中川孝之】北朝鮮は4日、約5年ぶりに中距離弾道ミサイルを太平洋上に落下させる武力挑発を強行した。原子力空母を朝鮮半島周辺に展開するなど、軍事的な圧力を強める米国に対し、核戦力の向上を誇示する狙いがあるとみられ…
(讀賣新聞社)
それは、昨日朝からわが国を大騒ぎさせた北韓(北朝鮮)の中距離弾道弾発射です。
一時東京都内でも全国瞬時警報システム(Jアラート)が鳴り響いたため、大いに驚かれたと思いますが、もし弾道弾の不具合でわが国領土のどこかに落下した場合、不気味な警報音に迷惑がっている場合ではありません。直ちに生命に関わります。
とうとう在グアム米軍基地を射程内に捉えた今回の弾道弾は、これでも中距離級です。青森県上空を通過していきましたが、先述の通り十分な高度を描けなかった場合、すなわち青森県内のどこかを攻撃されたかもしれません。
よって久しぶりの「わが国またぎ」に「もはや宣戦布告だ」との声も上がりましたが、正確には先制攻撃に近いと見るべきです。これに「遺憾」では済まされません。
つまり、北韓に報復攻撃をしなければならないはずなのです。
ところが、安倍政権下の安全保障関連法制の見直しでは、あの当時も申しましたが現行憲法(占領憲法)の制約をどうしても超えられません。しなければならないことができないのです。
その程度の法改正にも「この世の終わり」を叫んだ対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)活動家たちは、安倍晋三元首相のあの一手が憲法論議に繋がることを酷く恐れたのでしょう。わが国が法的国防力を備えれば、北韓の弾道弾発射基地など木っ端微塵に吹き飛ぶからです。
現下の北朝鮮について注意すべきは、本年これで二十二回目にまでなった弾道弾発射が露国の意思を背景にしている点です。
讀賣新聞社記事の指摘通り北韓の今回の目的は、核戦力の向上を日米韓に見せつけるためですが、ウクライナ侵攻に於いて「核を使うかもしれない」という脅迫を露国が北韓にやらせています。
少なくとも米国防総省は、これを深刻な脅しと受け止めているでしょう。一方で、北韓にこれをやらせているうちは、露国はとてもウクライナに小型核を使用できません。国際世論の受け止めも、露政府なりに気にしています。
全出の二日記事で申したように露政府は、わが国に対しても非常に腹を立てており、日本列島をまたぐ弾道弾発射は、露国の意思表示として一石二鳥の効果があると申せましょう。
かえすがえすも地政学が頭にない岸田文雄首相が対露方針を見誤った顛末ですが、拉致事件の犯人である北韓そのものに対する厳しい処罰感情を忘れてはいけません。
やられても「やめてほしいなぁ」程度で済ませる日本は、何発撃ち込んでも構わない国であり、私たち国民の生命が既に「差し出されている」ことに、私たち自身が気づかなければならないのです。
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