SEALDsの若者たちへ

皇紀2675年(平成27年)7月22日

 http://www.sankei.com/west/news/150721/wst150721……
 ▲産經新聞:「組合出資金や共産党費にも使った」…生活保護は何のため? 申請同伴の共産市議は取材に抗議文 東大阪の医療生協支部めぐる保護費詐取事件

 日本共産党という政党は、少なくとも民主党や社民党より存在価値の遥かに高い野党だと私は思っていますが、与党の公明党(創価学会)とともに「生活保護の口利き」の噂は尽きませんでした。

 本当に必要な人たちがただただ困惑させられる不正受給事件をめぐり、生活協同組合から逮捕者が出て、詐取された保護費が共産党の政治活動に流れている構図が発覚したのです。

 しかも口利きしたと思われる大阪府東大阪市議会の共産党所属議員が、産經新聞社の取材に対して「取材活動は、公安警察による政治活動妨害に加担するもの」などという意味不明な抗議文を寄せたに至るは、余計に国家転覆をたくらむような破壊活動の類いにでも従事しているのかと疑われます。

 目下いわゆる「安保法制」を巡って若い人たちが簡単に「SEALDs」らの活動に参加してしまうようですが、自分で学び、自分で考え、他人に依存しない覚悟をもって意見を表明してほしいと願わずにはいられません。

【関連外部記事】
 日本共産党リンチ殺人事件(日本共産党スパイ査問事件)
 中核派大学生リンチ殺人事件(東京教育大学生リンチ殺人事件 於・法政大学)
 連合赤軍十二人リンチ殺人事件(山岳ベース事件)

 平和を強く願う気持ちは私も同じですが、そもそも日本国憲法(占領憲法)という出鱈目を学び、前出のような背景があることを十分知った上で、自らが主張したいことを言い終えたらその場を立ち去るという判断も必要です。

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日本の極左化怖い…だけ?

皇紀2675年(平成27年)7月21日

 昨日は祝日で「まだ見ていない」という方は、こちらの動画を是非。

 http://www.sankei.com/world/news/150720/wor150720……
 ▲産經新聞:強制労働の元捕虜に謝罪 戦後70年で三菱マテリアル

 この失態のポイントは、三菱マテリアル社外取締役で安倍内閣二十一世紀世界秩序構想有識者懇談会委員の岡本行夫元首相補佐官が元米兵捕虜との握手の場にわざわざ上がったことです。壇上の三菱側には、木村光常務と岡本氏しかいませんでした。

 目下安倍内閣の支持率が今までになく下がり始め、内閣府でもそれを確認していますが、その原因は決して「安保法制」だけではありません。

 この下がり方は、大東亜戦争後の左傾化を一段進める極左化が始まり、一部暴徒化しつつある「反日」祭りの参加者だけが不支持を強調して創出した現象ではないのです。

 現に安全保障体制の強化に理解を示した九州大学の井上武史准教授(憲法学)がインターネット上の「安保反対・九条守れ・平和が一番」など主張するであろう者たちから殺害予告を受けるという事態にまで至っており、真っ当な国民なら眉をひそめ冷静さを取り戻そうとするでしょう。

 新国立競技場の計画見直しという首相決断にまでケチをつけて報じられ、多くの国民が安倍内閣への印象を悪くし始めている可能性は否定できませんが、もっと深刻なのは、もともと安倍内閣を支持する者たちが次第に落胆の色を隠せなくなったことに他なりません。

 その原因の一つは、間違いなく七月八日記事「安倍晋三首相率いる首相官邸はあくまで登録にこだわり、外務省は撤退という選択肢を持たずに現地へ乗り込んだ」世界遺産登録問題です。

 安倍首相が「韓国に一定譲歩してでも」と外務省に指示を出していたことが判明しています。多くの安倍内閣支持者はこれに怒っているに違いありません。これまでの外交成果が台無しです。

 三菱がこの期に及んで「強制労働」という言葉を用いて「お詫びショー」をやってみせたのは、安倍内閣の意向に沿っているとも申せます。中韓が対日攻撃の好機を見逃すはずがありません。またわが国はつけこまれるのです。

 一国民の提案すら無にするような安倍内閣は、よほどのことをやらないと挽回できないと覚悟すべきでしょう。

【動画】シー・シェパード

皇紀2675年(平成27年)7月20日

【海の日スペシャル】
 https://youtu.be/SqVkycfRcKA
 ▲公式チャンネル:シーシェパード国連へ行く&日本人監督を攻撃 We love Whales but the Sea Shepherd is a Terrorist Organization! 

 私たちとわが国にとって、中共共産党人民解放軍の脅威ともう一つ大切な海の問題。それが、鯨の資源管理で結果を出してきた日本の調査捕鯨を暴力で妨害するテロ組織「シー・シェパード」のことです。

 国際指名手配中のポール・ワトソン容疑者らテロリストは今、どうなって何をしているのか、お伝えします。是非ともご覧ください。

露国、日本漁船拿捕の意味

皇紀2675年(平成27年)

 http://www.sankei.com/affairs/news/150718/afr150718……
 ▲産經新聞:ロシアが北海道の漁船拿捕 漁獲枠超過か

 まずはじめに、わが国の漁船が平成十八年八月、露国の国境警備艇に歯舞群島貝殻島近海で銃撃・拿捕され、盛田光広さんが亡くなられたことは、日露講和未締結下に於いて「戦没者」と同じです。

 私がいつまでもこの事件と盛田さんのお名前を忘れないのは、日本国憲法(占領憲法)新無効論を取り入れた自らへの戒めでもありましょう。一刻も早く改憲論者とともに占領憲法の有効状態を解除し、日露講和(日露平和条約の締結)を実現して北方領土問題を解決させなければなりません。

 それを前提として、今回の件は当該海域の水産資源問題があり、露国が自国を含む全ての漁業に制限を設けました。それに引っかかってしまったわけです。

 しかし、それだけではなく特に日本の漁船は、もともと活発に操業していましたから露国境警備局の餌食にされ易く、狙い撃ちされる可能性を否定できません。

 以前にも申しましたが、露国のウラジーミル・プーチン大統領は日露講和を実現させようという熱意を持っており、そうであればあるほど日本を揺さぶるために「一見して反日か」と私たちを震えさせるようなことをします。いわば「日本よ、こっちを見ろ。少しは焦ってくれ」という記号です。

 これは安倍晋三首相がどう応えるかにかかっています。沖縄県の防衛問題しかり、陸(おか)で暮らす人たちがいかに海ではたらく人たちの気持ちに立てるかということに尽きるのです。

 奇しくも本日は「海の日」。

盗んだものを壊して返す?

皇紀2675年(平成27年)7月19日

 http://www.sankei.com/west/news/150718/wst150718……
 ▲産經新聞:「盗難仏像」韓国から2年9カ月ぶりに対馬帰還…指の先端が欠けていた

 長崎県対馬市の海神神社から盗まれた仏像が、約三年ぶりにようやく韓国から返還されました。昨年十一月にも韓国人四人(うち一人は寺の住職)が対馬市内の寺から仏像と経典を盗み、持ち去られる前に長崎県警察対馬南署が見事逮捕したという事件がありましたが、韓国の「反日」がもたらす犯罪の連鎖はひどいものです。

 その原因は、今回帰ってきた仏像と同時期に対馬市内の寺から盗まれた県指定有形文化財「観世音菩薩坐像」について、韓国大田裁判所が日本への返還を差し止める仮処分を決定したことにもあるでしょう。この一体は未だ返されていません。

 司法が「盗んでも返さなくてOK」などという国は、残念ながらまともであるはずがないのです。

 この背景には、わが国の文化財に一部朝鮮半島由来のものがあり、それらが「日本に盗まれたもの」という政治的喧伝にさらされたことなど(実際には購入されたもの)があるのですが、もう一度平成二十五年九月三十日記事の「韓国人は大英博物館へ行け」でも読んで日韓双方の政治家も官僚も反省しなければなりません。

 これらの仏像の保管はわが国側がしてきたことです。日本の管理下から外れた途端、仏像の指が欠けていたというのは、もともと欠けていた部分との照合を待って申さなければならない問題にしても、まるで日韓併合条約が解消された途端に朝鮮半島が戦渦にまみれたような悲運に、この仏像は盗まれたせいでさらされたという不快感をぬぐえません。