和歌山選出の幹事長と大臣

皇紀2676年(平成28年)8月4日

 稲田朋美防衛相に騒ぐ国内外に対し、私が注目したのは、自民党が二階俊博幹事長(衆議院和歌山三区)体制に入った上で、安倍晋三首相の側近として裏方に徹してきた世耕弘成経済産業相(参議院和歌山)と、小沢一郎衆議院議員の秘書から上がった鶴保庸介内閣府特命(沖縄・北方対策)担当相(参議院和歌山)の入閣です。

 二階幹事長については、以前にも申しましたが一部で言われる「対中売国奴」というより「各種事業の口利き屋さん」であり、かえって今のご本人には都合がよい評価であろうほど「特定の政治信念がない、思想に拘泥せず頼まれれば動く人」なのです。仮にも、昨年の訪中時に顔を立ててもらった安倍首相に「中共共産党を裏切れ」と言われたら、平気で中共に悪口雑言を吐けてしまうでしょう。現に総務会長になって以来、既に中共を何度か非難しました。

 そして、その部下が鶴保参議院議員であり、任命されたのが沖縄・北方担当相です。沖縄県の翁長雄志知事にとって好ましい大臣か否かは、鶴保担当相が有能か無能かにかかっています。同じ和歌山選出でも、安倍首相のもとで信頼と実績を積み上げてきた世耕経産相とは、全く別の見方をしてください。

 http://www.sankei.com/politics/news/160803/plt160803……
 ▲産經新聞:北ミサイル、秋田県沖約250キロ日本海EEZに初の落下

 しかしながら北朝鮮は、稲田防衛相に反応してしまったのかもしれません。その軽率さとあまりに使い古された手口から「また撃ったのか」と思いがちですが、今回ばかりは違います。

 なぜなら、とうとうわが国領海内に共産党人民解放軍海軍艦を出してしまった中共と並び、ついに北朝鮮が明確にわが国の排他的経済水域(EEZ)を狙い、秋田県の鼻先に撃ち込んだからです。

 これまで北朝鮮は確かに、中距離弾道弾「テポドン一号」を三陸沖のEEZ内に落としたことはありましたが、これはまさに「太平洋を目指して落ちるところで落ちた」のであって「撃ち込んだ」のとは違います。

 もはや陸の住宅地や市街地を狙われてもおかしくない状況に突入したのであって、中谷元前防衛相の最後の仕事がこの報告でしたが、稲田防衛相に対するいわば「燃料投下」を北朝鮮が先にしてしまうとは、彼女のことを「右翼」などと煽った中共も面目丸つぶれでしょう。

 ともかく、今回の弾道弾発射は洒落になりません。新たに日本国民をまた拉致されたというほどの衝撃をもって私たちが認識すべきです。未だに拉致事件を解決させない地域が、わが国に対して絶対にやってはいけないことをやってしまいました。

 今後は、市街地に着弾する可能性が高まったことを受け、これまでより強い態度で政府が北朝鮮に臨むことを、私たちが覚悟しなければならないのです。

スポンサードリンク

『和歌山選出の幹事長と大臣』に1件のコメント

  1. 心配性:

    稲田氏も小池新都知事も、「右翼」「極右」「歴史修正主義者」「日本会議」「ネオナチ」と様々な良からぬレッテルを貼られています。
    その様な報道を海外に向けて行っているのは、在日欧米人ジャーナリストや、日本人の名立たる(悪名を馳せる)左派ジャーナリスト達です。

    在日欧米人記者の中には、稲田氏の事を「第二次大戦を再びやろうとしている。(そしてリベンジを果たそうとしている。)」と英語で宣伝した者さえいました。
    何と大袈裟な・・・!
    そして、どこか人種差別を感じます。

    なんと、稲田氏は、イスラエルのメディアに「ネオナチとつながりのある人物」と酷評されてしまいました。↓

    Japan Names Defense Minister Linked to neo-Nazi Group
    http://www.haaretz.com/world-news/asia-and-australia/1.735092

    彼女が「タカ派」だとは思いますが、‶ネオナチ”なわけはありません。
    何かとあれば戦闘機を飛ばし空爆を行う欧米の基準では、「穏健派」ではないでしょうか?

    恐らく、在特会関係者が素性を伏せて稲田氏に接触し、ツーショット写真などを取った事を、左派ジャーナリストたちが「ネオナチシンパの稲田氏」と大袈裟に宣伝したのでしょうが、迷惑千万。
    日本政府や、稲田氏や小池氏自ら誤解を払拭して欲しいものです。

    それにしても私は思います。

    アメリカやイギリスは、70年間、大義が有ろうが無かろうが、毎年の様に世界のどこかでドンパチドンパチ戦闘をやり、無辜の女性や子どもを大勢殺して来ました。
    イスラエルに至っては「パレスチナを見よ」です。

    何で「平和な国ランキング9位」のお花畑日本人が、これほどまでに頻繁に「極右」や「ネオナチ」認定されねばならないのか?!と。