また報道番組の正体が…

皇紀2675年(平成27年)7月29日

 http://news.livedoor.com/article/detail/10401382/
 ▲livedoor NEWS:航空ジャーナリストの後藤武氏が小型機墜落事故での結論ありきの報道を告発

 なぜか該当するツイッターの投稿を全て削除されていますが、バイク雑誌の元編集長で航空ジャーナリストの後藤武氏(ツイッター)が二十七日、深夜の報道番組から「調布飛行場が危ないという企画をやりたい」と連絡があり、「それは他の空港も一緒でしょ?」と丁寧に説明してたら来なくていいと言われた顛末を明かしました。

 私は昨年、韓国のテレビ局に同種の対応を受けたことがあります(動画参照)が、わが国も韓国も自分たちが勝手に立てた結論ありきで何が何でも番組を作ろうとしすぎです。だから捏造や歪曲がはびこるのではありませんか。

 それは「徹底的に作り込む」のとは違います。報道や情報を扱う場合は、むしろさまざまな意見を多く拾うことが重要です。いわゆる「オチ」があって、それに合わせて「ボケて」と言われれば私も面白がってボケますが、何の番組を作っているのか局の人たちは分かっているのでしょうか。

 目下「安保法案」と呼称しているものに関する報道でも、私たちは一事が万事この調子だと知った上で番組を見ないと、あとで「お国に……ではなくメディアに騙された」と国民総懺悔の日がくるのです。

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調布飛行機事故を受けて…

皇紀2675年(平成27年)7月28日

 http://yukan-news.ameba.jp/20150726-65/
 ▲夕刊アメーバニュース:調布の飛行機事故を受けオスプレイの危険性説く人物

 この種の低次元なことを言いだす人は必ず現れると思っていました。それが民主・社民党系か、或いは日本共産党系かは分かりませんでしたが、早くもやらかしたのは東京都稲城市の遠藤くに子元市議会議員という共産党系の人物でした。

 まずは、調布市で発生した軽飛行機墜落事故で亡くなられた方に衷心よりお悔やみを申し上げ、けがをされた方や怖かったに違いない周辺住民の皆さんにお見舞い申し上げます。

 痛ましい事故が起きたことを自らの政治信条に絡めて語り上げるのは、決して「不謹慎」と片づけられるものと限らず、人間は考える生き物ですからその内容によるでしょう。

 遠藤元議員がとんでもないのは、つぶやかれた「欠陥オスプレイもやっぱり危険では?どれくらい死傷者でるのだろう?逃げる時間あるのか?大惨事」という部分にあふれる無知蒙昧と無神経ぶりです。

 第一に、在日米軍に配備された海兵隊型オスプレイと、事故率の高さを指摘されている海軍型オスプレイは別物平成二十四年七月三十日記事参照)であり、よく調べもしないで「欠陥オスプレイ」などと不安を扇動してはいけません。

 第二に、地方議員だったわりには「死傷者でる」「大参事」などと煽るだけで住民目線に全く立っていないことが分かります。むしろ事故に興奮さえしているようです。この事故を自らの政治信条に無理矢理つなげようとする政治家、または政治活動家の汚い心理が明け透けで、だからこそ読者からクレームがついたと本人は理解しなくてはなりません。

 その上で申しますが、例えばJR西日本福知山線(宝塚線)の事故が発生した時、誰も「こんなところに線路を敷いた旧国鉄が悪い」「電車は危険」「線路をなくせ」とは言いませんでした。それがいかに莫迦莫迦しいことか、少し考えれば分かるからです。

 私たちの暮らしは、自動車や鉄道、飛行機や船舶などの発展によって支えられており、それらが事故を起こして人を殺せば悔しいし腹立たしいに違いないのですが、いかに事故が起きないようにするかを考えてきたのが人類なのです。

 民用の調布飛行場も軍用の普天間飛行場も条件はあまり変わらず、あれらが駄目なら羽田も成田も伊丹(大阪)も駄目でしょう。まして羽田空港では、離着陸機の増便を目的として都心上空を四百メートルで飛行する計画があります。

 どうせそこまで例示して政治的な議論を喚起するのであれば、東京アプローチの空域(羽田空港のレーダー管制室で担当する空域)以外の「横田ラプコン」と呼ばれる在日米軍横田基地管制の空域が残存する占領統治継続という現実について、私たちは改めて考え直すべきです。

【動画】倒閣狙う野田聖子

皇紀2675年(平成27年)7月27日

 http://youtu.be/dAVX08qrXeY
 ▲公式チャンネル:安倍倒閣を狙う野田聖子 Coup by Seiko Noda?

 二十六日のお台場。国際女性ビジネス会議で、安倍晋三首相の挨拶が午前中にあり、首相退席後の午後から自民党の野田聖子前総務会長が演説しました。

 安倍首相が挨拶で述べた「ゆう活」を巡り、野田代議士が徹底的に非難してみせたのですが、それほどの議論でもないことでこの「キレ方」は異常です。そこには、主題とは無関係な野田代議士のたくらみがありました。

 今なお消えない「安倍内閣倒閣」の急先鋒として目立つことこそ野田代議士の生きがいなのでしょう。ぜひご覧ください。

戦争を呼び込む憲法9条教

皇紀2675年(平成27年)

 http://news.livedoor.com/article/detail/10391623/
 ▲livedoor NEWS:「朝まで生テレビ」で護憲派の識者が四面楚歌に…田原総一朗氏も猛反論

 国会議事堂前の反政府運動は案の定、相性の悪い日本共産党系と中核派がいわゆる「内ゲバ(保守派は細部の意見対立で怒鳴り合う程度だが、反日派は何度も殺人事件を起こしてきた)」に発展しているようです。

 特に若い人たちに申したいのは、たとえ安倍晋三首相が嫌いでも決してこの運動に近づかないことです。(詳細まとめ参照)

 と申しますのもいい歳をした大人たちの議論が最初から空転しており、何度でも申しますが、政府側は解釈改憲に頼って重要なわが国の安全保障法制を誤魔化し、その事実を暴く側が「夢物語」に終始して誰も政府を追及しきれず、最後にはみっともない「プラカード劇」で泣きながら手を合わせる「三流女優」まで現れる始末でした。

 二十四日深夜放送のテレビ朝日系『朝まで生テレビ』は拝見しておりませんでしたが、よって微妙なニュアンスまでは分からないにしても、ライブドア社配信記事の限りに於いて、司会の田原総一朗氏とピースボートの川崎哲代表とのやり取りも全くかみ合っていません。一体何を主題に議論しているのかも分からないほどの惨状です。

 安全保障の話をしているのに法律論に終始し、挙げ句にはまたも「夢見ている」話で締めくくられたのでは、起こるはずもない日中戦争が中共の慢心、或いは対日侮蔑の拡大化によっておっ始まるでしょう。この人たちの存在は極めて物騒です。

 だからこそ川崎氏が「米国は日本の戦争に巻き込まれることを懸念している声も多い」と述べたことに対し、島根県隠岐郡隠岐の島町竹島を取り返せないわが国の現状がまともに論じられることもありませんでした。日本政府が米政府に核兵器の保有数を維持するよう要請したことはありませんが、竹島奪還が米韓同盟によって拒否されてきたのは事実です。

 こうして誰も、私たちが置かれている実は危なっかしい事態に目を向けようとしません。公衆の面前で夢ばかり見ているからです。

イラン、海峡封鎖はない

皇紀2675年(平成27年)7月26日

miscela-mediterranea-agrumata 伊国フィレンツェに本店を構え、八百年の歴史を持つ世界最古の薬局「サンタ・マリア・ノヴェッラ」のハーブティー。いただきものです。

 ハーブティーは苦手だったのですが、ここの「Misc. Mediterranea di Agrumata(地中海ミックス・アグルマータ)」は緑茶ベースでとてもおいしい。精神を落ち着かせるというもので、病気療養が続く上に何かとイライラする私にピッタリです。

 首相公邸に入れないほど療養が続く安倍晋三首相も試されるとよい。

 http://mainichi.jp/select/news/20150724k0000m03004……
 ▲毎日新聞:駐日イラン大使:ホルムズ機雷敷設例示に「全く根拠ない」

 イスラエル(以国)の大使が「イラン(義国)の核合意」を批判したことは記事にするのに、義国のレザ・ナザルアハリ駐日大使の記者会見を全く記事にしない産經新聞社は、だから「対米従属の似非右翼新聞」と揶揄されるのです。(日本記者クラブ該当レポート参照)

 日常的に「報道しない自由」を行使しまくる朝日新聞社らを笑えません。しっかりしてください。

 安倍首相が安全保障法制の説明に駆り出し続けたホルムズ海峡について、ナザルアハリ大使は「(核開発疑惑を巡る)制裁で輸出額が半減し、これから輸出を増やそうとしているのに、なぜ海峡を封鎖する必要があるのか」「日本との関係で航路の安全を確保することは義国の責務だ」と述べました。

 海峡封鎖は、義国にとって戦争回避を目的とした有意義な脅しですが、むしろ米国がその可能性を煽って報道を先行させたものです。

 それよりもナザルアハリ大使は、中韓と比較して日本のビジネス参入が遅れていることを指摘しています。以前にもアザデガン油田を巡る入札でわが国が敗れた際に申しましたが、チームを組んでことに当たる体制すら確立できていない資源外交は、例えば価格交渉でも敗れっぱなしなのです。

 日義関係こそ見直すべきではないでしょうか。