何が「楽しい日本」じゃボケ!
昨日記事で扱った中共・共産党司法の動きですが、広東省深圳市で昨年九月、とうとう日本人学校の男子児童が刺殺されてしまった事件で、またも非公開のまま駐北京日本大使館に「初公判当日に死刑判決を下した」とだけ連絡してきました。
旧正月(中共では春節)前に、人民に知られたくない厄介事を一掃しただけの中級人民法院(地方裁判所もどき)は、やはりわが国への言及もなく、駐広州の貴島善子総領事が傍聴したようですが、異例の即日判決で「臭いものに蓋をした」だけです。
このような国に生産拠点を移し、現地法人を設立することがいかに危険な行為か、私たち国民が大いに思い知らねばなりません。そして、政府と財界に対して警告を発さねばならないのです。
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さて、天皇陛下より召集を賜り、第二百十七通常国会が開会しましたが、自民党評論家の石破茂氏が施政方針演説で「楽しい日本」などと述べたのには、失笑を禁じえませんでした。「楽しくなければテレビじゃない」と言ったフジテレビジョン(東京都港区)が風前の灯火に堕ちた中で、よくもまぁ、と。
そのフジをめぐり、確実に総務官僚の天下りを引き受けている放送事業者について、国賊の村上誠一郎氏が「同社が自らの判断で採用したものと理解している」「いわゆる天下りという事実はない」などと寝とぼけたことにも、激しい呆れを禁じえません。
財務省を頂点とした霞が関権力が私たち国民にただただ増税を強いるのは、特別会計と天下りを死守し、国際金融資本の指令に従うためである、ともう既にバレているというのに。
偉そうなだけで全く使い物にならない農林水産相の江藤拓氏が政府の備蓄米を放出する用意のあるようなことを口走ったのも、岸田前政権から考えて「今さら」であり、減反に補助金を出した自民党農政の失敗を認めず、全国農業協同組合(JA)利権によって農産畜産物の廃棄で価格調整をする悪習が改まらないなら、放出されるかもしれない備蓄米も大した役には立たないでしょう。
えげつなく態度が悪いと申せば、参議院の議員会館中で嫌われている鶴保庸介氏が予算委員会委員長に就きました。いちいち人事で私たち国民の神経を逆撫でする「岸破森進次郎政権」には、もはや恐れ入ったわ、と。
恐れ入ったと申せば、この「軽やかな足取りでホテルから出てきた女性」が左翼・極左によって世界中で扇動された「似非人権活動」のための映画を作り、自らの「被害」を誇張しながら自らの「加害」には背を向けたまま、近年特に「左翼・極左映画祭」に堕ちた米アカデミー賞長編ドキュメンタリー映画賞の候補になるまで米映画界に売り込んだ、と。
旧年十月二十二日記事の後段に、その「加害」を取り扱いましたが、映像作品として致命的間違いを犯している本作の正体を、米映画科学アカデミーは知っているのでしょうか。
この女性をめぐっては、SNS上でつぎつぎに脅迫的(スラップ)訴訟を起こされた人びとがことごとく司法権力に嵌められていったため、担当弁護士だった西廣陽子氏(東京弁護士会)くらいしかこの女性の悪事を告発することができません。
皆が口を閉ざしてしまう中、私はそれでも、他罰性自己中心主義を決して許すことができないので申します。よくも世界各国へ私たち国民の名誉を毀損するような出鱈目をバラ撒いてくれたな、と。
私たち国民は、この一人の女性が繰り返してきた暴力行為から逃げてはいけません。直視して徹底非難するのです。