ただいま外務官僚主導中

皇紀2672年(平成24年)7月16日

 http://sankei.jp.msn.com/world/news/120715/chn120715……
 ▲産経新聞:「監視船尖閣侵入への日本政府の不快感の表明」 丹羽駐中国大使一時帰国で中国

 この件については、先月九日記事(こちら)で申しましたように、丹羽宇一郎駐北京大使の発言を新聞記者に漏らしたのは外務省職員です。

 外務省は駐北京大使の座を民間人に持っていかれたことについて、今でも恨んでいます。丹羽氏を指名したのは民主党ですが、しかしながら財務官僚の言うことをよく聞いて延命作業に余念のない野田政権にあって、財務省の許可なく外務官僚が率先して倒閣を目指すわけにはいきません。

 今回の「帰国騒動」にしても、玄葉光一郎外相は決してこのまま召還、或いは更迭を即決断するのではなく、あくまで「もう二度と民間人を大使にはできません」ということにしなければならないだけです。

 外務省も中共とは喧嘩できませんから、丹羽氏を今すぐ大使から外すというわけにはいかず、ただ「これでわかったか」と。「民間人なんかを大使にするとこうなる」と政治家に分からせるだけで十分らしいのです。わが国土たる沖縄県石垣市尖閣諸島を中共の侵略から守るという外交目標など一切ありません。

 この情報は、間違いなく中共はもう知っています。だからわが国は軽く見られ、なめられるのです。

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パンダ見たけりゃ和歌山へ

皇紀2672年(平成24年)7月15日

 http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20120712……
 ▲zakzak(産経新聞グループ):パンダショック!中国は「故意に殺した」と大騒ぎ…関連株も暴落

 東京都恩賜上野動物園で誕生した白黒熊(ジャイアントパンダ)の子供が死亡したからと言って、これほど中共人にわが国がののしられるいわれはありません。

 中共が政治利用し、各国から高額な貸し出し料を取っているとは言え、白黒熊に罪はありませんから、多くの日本人が悲しんだ事実をまったく捏造するかのように、まさか「故意に殺した」などありえないのです。現にアブアブや富士サファリパークも経営している小泉グループの東天紅さんなど上野関連株が、暴落という悪影響を被り困っています。

 果たして動物園という自然の生命を見世物にする存在そのものがどうなのか、或いは株価なんぞという賭博経済の話題を取り上げることもいかがか、といった問題はさておくとしても、それほど白黒熊が見たければ神戸市立王子動物園か和歌山県白浜町のアドベンチャーワールドに行けばよいでしょう。

 私は特に公立の施設が高額な賃貸料を中共に払ってまで白黒熊を飼育することに反対ですが、あえて申せば民間施設は自由ですから(それでも中共や韓国など原則として外国との何らかの取引には注意すべきですが)、まして十二頭もの自然妊娠・出産で中共から視察にやってくるほどとなったアドベンチャーワールド(中共国外では飼育頭数で世界一)について申せば、中共人に感謝されてもののしられる覚えはまったくありません。

 白黒熊をめぐってここまで吐き出される中共人の私たち日本人に対する侮蔑的差別発言は、いかに自然の生命が政治利用されてきたかの証左であり、故意故殺を平気で主張するところに彼らなりのいわゆる「捏造癖」も表れています。一事が万事この調子だと日本人に気づかれて、何か中共にとって得なことがあるのでしょうか。「よく考えてから手を動かせ」と言ってやりたい。

 もう一つ申しておきたいのは、白黒熊なんかいなくても上野は国立博物館や精養軒さん、伊豆栄さんもあってとてもいいところです。

 和歌山 アドベンチャーワールド
 ▲株式会社アワーズ経営。南紀白浜空港至近。近隣に白良浜海水浴場、白浜エネルギーランドなど。

都の尖閣上陸認めない?

皇紀2672年(平成24年)7月14日

 http://www.asahi.com/politics/update/0713/TKY20120713……
 ▲朝日新聞:尖閣上陸、都に認めぬ方針 野田政権、直接購入目指す

 野田政権は十二日、東京都が購入予定の沖縄県石垣市尖閣諸島への上陸許可を申請しても認めない方針を表明しました。

 この間にも、中共の国家海洋局に属する海監総隊の孫書賢副総隊長が「日本との一戦も辞さない」などと暴力的な発言におよび、人民解放軍所属の国防大学戦略研究所所長の金一南少将が「沖縄は中国(中共)の属国だった」などというとんでもない妄言でわが国を挑発しています。

 突如として野田政権が「国による購入」を言い出した背景には、東京都の石原慎太郎知事に「いいところ」を持っていかれたくないという以上に、主導官僚組織による「GHQ占領統治憲法(日本国憲法)の無効を主張し始めた石原都知事を新無効論ごと潰してしまえ」という思惑があけすけです。

 その結果、まるで敵を見間違えているかの頑なな対応を、政権としての方針にしてしまいました。尖閣諸島を武力侵略しようとしているのは、南支那海域でも国際法を無視して特に比国や越国を挑発している中共なのであって、わが国の一自治体である東京都ではありません。

 中共には何もできないくせに、自国内ではこれほどの嫌がらせを当然のようにする政権なんぞ、絶対に許してはならないのです。そもそも政府は所有者の栗原家と何の交渉もできていないではないか!

世界一有害な車は韓国製

皇紀2672年(平成24年)7月13日

 http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2012/07/11/……
 ▲朝鮮日報:車内の化学物質、現代・起亜自が有害性トップ

 米国の環境研究機関は、世界主要自動車製造企業が発売している新車二百四台に使用された化学物質などを分析した結果、最も安全だったのはわが国のホンダ製で、スズキ、日産、フォルクスワーゲン、トヨタ、フォード、ゼネラルモーターズ、BMW、スバル、ボルボ、サーブ、ベンツ、クライスラー、三菱と続き、最も有害だったのは韓国の現代と起亜だったと発表しました。

 先月には、米食品医薬品局が韓国産の海産物に人糞汚染されたものがあると警告したばかりですが、一般的に米国人よりも私たちのほうが韓国に対して「中共より安全性において大した問題はない」という印象を抱いていることは、このような現実への対応を遅らせてしまいます。

 同じ東亜にあって中共や北朝鮮と違い、わが国と韓国は米国との関係も近く、価値観を共有しているという勘違いが、島根県隠岐郡隠岐の島町竹島を不法占拠されていても韓国への警戒心をそれほどもたないことに繋がっているのかもしれません。

 これを報道などのせいだけにして、私たち自身が騙され続けていてはならないのです。

消費増税反対はいいが…

皇紀2672年(平成24年)7月12日

 九州地方を中心に、記録的な大雨が続いています。被害に遭われた方にお見舞いを申し上げますと同時に、今後もお気をつけください。

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 さて、夢も希望もない新党がまた誕生しました。小沢一郎衆議院議員らによる「国民の生活が第一」です。彼のこれまでの新党づくりと決定的に違うのは、連携先がないことと、次の首相候補になるような所属議員が一人もいないことでしょう。

 今回は時間がありませんので、これで失礼します。申し訳ありません。