中共と露国のつぶし合い

皇紀2672年(平成24年)4月13日

 本日も情報の記録のみで失礼します。中共からの情報では、十三日午前十時までに北朝鮮が弾道弾を発射するとのことです。

 http://rocketnews24.com/2012/04/10/201933/
 ▲rocketnews24:カラシニコフ製造メーカーが4月7日に倒産

 私は柬国(カンボジア)に行く予定などありませんが、すでに三年前の九月には経営破たんと噂されていたイジェフスク機械製作工場(Izhmash)が事実上倒産してしまったようです。

 ここはソ連時代のイジェフスク造兵廠であり、ソ連崩壊後は国営ロシア・テクノロジー傘下の民間企業になりました。特にカラシニコフ自動小銃の製造によって一世を風靡した露国を代表する存在です。

 しかしながら、世界中の紛争地域や「革命」と称する「国家解体他国介入上等民衆大虐殺」で大活躍する反面、中共人がその技術を盗んで勝手な模造品を大量に出回らせた結果、イジェフスク機械製作工場の収益は減り続けたのでしょう。

 今回の北朝鮮による弾道弾発射では、露国の介在、すなわち日本製部品輸出の露国迂回が強く疑われるという情報を得ていますが、それに対して中共政府が不快感を示しているとも聞いています。

 つまり、露国企業は中共人の横暴によって潰され、中共は露国人によって面子を潰されたのです。中共人の魔の手は、当然私たちにも及んでいます。彼らは日本企業からも技術を盗みます(四月七日記事参照)から、十分気をつけてください。

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中共・重慶で不穏な動き

皇紀2672年(平成24年)4月12日

 以後数日は重要な情報の記録にとどまることをお許しください。

 http://sankei.jp.msn.com/world/news/120411/chn120411……
 ▲産経新聞:中国重慶で大規模デモ 治安部隊出動、負傷者も

 権力移譲の過渡期において、中共人は私たちの想像を絶するほどの残酷なことを平気でします。人民解放軍に対してにらみを利かせ続けねばならないにもかかわらず、とうとうここまで共産党のための軍隊すら掌握できずに来てしまった胡錦濤国家主席は、すでに重慶市の薄煕来党委員会書記を粛清しました。

 今回の人民騒動は、その重慶市内で起きたのです。関連は不明ですが、薄氏への胡体制の対応は、いよいよ妻である谷開来弁護士に英国人男性殺害の容疑をかけるにまで至っています。

 中共人が権力の敵を粛清する時は、必ず一族まるごとを対象に「犯罪者」の看板を背負わせるのであり、わが国においても残念ながらそのような精神性を持った恐ろしい人種がいるのは確かです。

 彼らの権力闘争が熾烈化している現実を正しく認識し、わが国の今後の対中外交は極めて冷酷に徹することが必要でしょう。まさか中共に手を突っ込んで日本の有利を引き出そうとするなど、絶対に考えてはいけません。中曽根康弘元首相の二の舞はごめんです。

日本の身の振り方も変わる

皇紀2672年(平成24年)4月11日

 http://www.jiji.com/jc/c?g=int_30&k=2012041001059
 ▲時事通信:シリアは暴力停止違反=国連、武力行使決議検討を−反政府組織

 年初に叙国(シリア)の現体制崩壊は近いと申しましたが、その見通しに変化が生じています。今回の調停案そのものが反政府組織「国民評議会」にとって格好の「革命実行のための言い訳材料」だったのですが、米国はもとより親米派の反政府支援の動きがあまりに遅いのです。

 反政府組織にはほかに「自由叙国軍」もありますが、国軍を離反してこれを組織したリヤド・アル=アサド大佐は、もともと軍のIT部門にいて実戦経験などほとんどありませんから、武器・弾薬の不足以前にいまだ統率できていません。

 親米派の目論見はすでにここから崩れ始めていたのですが、国民評議会に武器・弾薬を投下するはずの華太瑠(カタール)や科威都(クウェート)も、思わぬ叙国軍の強固な抵抗を受けて失敗続きなのです。

 そして、米国政府がバッシャール・アル=アサド大統領を失脚させることに(他国に使い続けてきた)いつもの手口を使わずまごついている最大の理由は、軍事・諜報関係予算の削減傾向に加え、実のところ以前ほど原油利権の掌握に魅力を感じなくなり始めたからではないか、と思われます。

 以国(イスラエル)も叙国より義蘭(イラン)に対抗することへこそ血道を上げており、わが国の親米派がこぞって鳩山由紀夫元首相による義蘭訪問を「(何もかも義蘭とはまったく違うはずなのに)北朝鮮に出かけて握手してくるようなもの」などと必死に、且つ計画通りに批判していることから、叙国への対処に余裕がないことを表しているとも言えましょう。

 その北朝鮮がまもなく断行する弾道弾発射にしても、米国務省は連合国(俗称=国際連合)安全保障理事会での厳しい対処を口にするものの、これは叙国に対するのと同じ態度であり、自ら手を下す勢いを欠いています。

 私は(対北朝鮮を除き)これでよいと考えており、義蘭への攻撃にも断固反対し続けますが、もし本当に国内天然ガス資源開発へと移行させて他国の資源問題に米国政府自身が以前ほどの関心を失いつつあるとするなら、わが国が独自の資源開発を主張して米国と強調できる可能性が高まったことになりはしないか、と。

 占領憲法(日本国憲法)気質に堕ちて自ら「主張すること」を引っ込めてきたわが国政府が「変われる」絶好の機会がきたのです。

石原氏「占領憲法は無効」

皇紀2672年(平成24年)4月10日

 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/120408/plc120408……
 ▲産経新聞:「占領統治のため作られた憲法は無効、破棄し作り直しを」石原知事、陸自第1師団50年式典で訴え

 東京都の石原慎太郎知事は八日、「敗戦後の占領統治のために作られた憲法が独立後もまだ続き、その拘束のなかで国を守る軍隊が自由に行動できない。こんなものは無効」と述べました。

 その後の部分については、聞かなかったことにしてください。

 わが国が連合国に対し講和の条件として呑んだ「日本国憲法」なるものを「破棄」すれば、講和条約の一方的破棄となって例えば日米の友好関係が白紙に戻ってしまいます。わざわざ自分たちの国を四面楚歌に陥れる国民がいるとは思えません。

 また、各自勝手な理想を掲げあって前進も後退もできなくなるに違いない「みんなで新しい憲法を作る」必要もありません。すでにある正当な憲法、つまり大日本帝国憲法の有効を確認して真の独立を取り戻せばよいだけです。

 しかしながら、私のような(石原都知事にとって明らかな)若造が直接これらのことをご進言申し上げるのは、かえって反発を招く恐れがありますからやめておきます。適材適所の戦略というものがございますから、わが身を潜めてでも石原都知事に真正護憲論をご理解いただきたい、と。

 石原都知事にこそ議会ではっきりと、そう、昭和四十四年八月一日に岡山県奈義町議会が「大日本帝国憲法復原決議案」を可決させたように、占領憲法の無効と真正憲法の復原を決議願いたく存じます。石原都知事ほどのお方でないとできません!!

 そのために、はい、どうかお願いします。先生、出番です。

拉致事件 桜の吉野祈願祭

皇紀2672年(平成24年)4月9日

 http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/61700673.html
 ▲世界遺産の吉水神社から:あなたも「横田滋・早紀江さん」の「桜の吉野祈願祭」に参加して「拉致被害者全員の奪還」を祈りませんか?

平成24年度 桜の吉野祈願祭
日 時  平成24年4月15日 日曜日
      午前10時より 祈願祭
      正午より 納会
      午後1時より  署名活動(午後3時まで)
場 所  世界遺産 南朝皇居 吉水神社 本殿・書院
      奈良県吉野郡吉野町吉野山
来 賓  横田滋さん 横田早紀江さん ほか
参加者  拉致被害者家族を応援し、励ましてくださる心のやさしい方であれば
      どなたでも参加できます
主 催 救う会奈良
祭 主 救う会奈良会長 佐藤素心

 あなたも「横田滋・早紀江さん」の「桜の吉野祈願祭」に参加して「拉致被害者全員」の奪還を祈って戴けませんか? 皆様のご参加をお待ちしております。

 皆様の中には「祈ってどうなる」などと天皇陛下の宮中祭祀をも全否定するような恐ろしい思想をひけらかして平然としていられる方もいらっしゃるでしょうが、私たちが「拉致被害者奪還」の祈りを忘れれば、横田さんご夫妻や有本さんご夫妻が「最も恐れる事態」と何度も話されてきた「国民的関心を失って政府が私たちの娘を取り返そうともしなくなる」状況に堕ちるのです。

 吉水神社の佐藤素心宮司は、これまでも祭主を務めてこられましたが、私もお招きいただき祈願祭にだけでも参りたいと予定を調整しています。なぜなら拉致事件の解決を強く祈る神社がほかにないからです。

 これは決して政治的なことではありません。家族を取り戻したいと願う人々の祈りの場です。拉致事件の解決をめぐって思想対立が起こるのは極めて不条理であり、いわゆる「救う会」についてもいろいろありましたが、私たちは今こそ純粋に「拉致被害者奪還」を強く祈る時ではありませんか。