皇紀2676年(平成28年)7月24日
内部告発サイト「ウィキリークス」がこのほど暴露したトルコ(土国)正義発展党(AK党)関係者とみられる人物のメールの中に「日本政府が米中央情報局(CIA)に似た情報機関の設立を準備している」と指摘したものがあり、話題になりました。
しかし既に昨年末、自民党が邦人テロ被害を防ぐための対外情報機関新設に向け、プロジェクトチーム(PT)で検討していることが明らかになっています。新しい情報でも何でもありません。
このような組織は、関係省庁の出向組で編成される機動性の低いものでは何の役にも立たず、人知れず発足して予算が組まれ、秘密裏に機能しているぐらいでなければならないものです。いわゆる「市民派」と呼ばれるような類いの人たちが怒り出すかもしれませんが、情報機関の性質を理解しない人たちの意見を聞く必要はありません。
恐らく自民党内でもそれを理解している議員は少なく、このままでは外務省や財務省、警察庁や公安調査庁などからの出向職員による「寄り合い所帯」がもう一つできるだけで、とてもCIAのようにはならないでしょう。現行憲法(占領憲法)を放置したままで無理をするからそうなるのです。
すなわち、やはり私たち国民の認識にかかっています。
http://www.sankei.com/politics/news/160724/plt160724……
▲産經新聞:【東京都知事選】小池百合子氏演説詳報(23日)「最近では1兆、2兆、3兆と。お豆腐屋さんじゃない。五輪のお金です」 マック赤坂氏は「私を副知事に!」
東京都知事選挙に於いて、いよいよ小池百合子候補が四年後の東京夏季五輪大会・パラリンピックの準備運営について批判的な調子を披露しました。
これが二十日記事で申した「某氏から私への要請もあり、大嫌いですが小池元防衛相に対する批判をしばらくやめます」とした理由です。現体制のいわば「五輪利権」は、仮にも小池都知事になった場合、メスが入ります。
そして、それを安倍政権が黙認(つまり同意)するようです。だから安倍晋三首相は、自民党総裁として小池元防衛相を除名しませんでした。もう一人の「病み上がり」が現在の地位を追われるよう、安倍首相と小池元防衛相が望んでいるという話です。
東京五輪・パラリンピックにケチがつき始めて収拾がつかないのは、この「病み上がり」のせいであり、少なくとも増田寛也元総務相や元祖病み上がりに「大きな病み上がり」をどかせる力はないでしょう。
※ 本記事に病気療養中の方を中傷する意図はございません。既に出回った言葉を活用しているだけです。因みに「もう一人の病み上がり」は、「病み上がっていない」かもしれません。
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皇紀2676年(平成28年)7月23日
【7.31東京集会のお知らせ】告知をご参照いただき、万障お繰り合わせの上ご参集ください。
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六月三日記事で申した世界貿易機関(WTO)の韓国人上級委員の再任を米国が頑なに阻んだ結果、ついにWTO紛争調整機構会議で後任の人選手続きが承認され、韓国側は完全に再任のチャンスを失いました。
同月三十日記事で中共共産党主導の亜州インフラ投資銀行(AIIB)の韓国人副総裁が突然休職宣言した問題を取り上げ、これもやはり中共の怒りを買って後任の人選に入られたばかりです。
軍事的実態を有する米韓同盟を袖にし、中共共産党にもたれかかろうとした挙げ句がこの顛末であり、自国のことしか考えないのはまだしも、そのやり方が汚いことで米政府の不信を買い、韓国は国際舞台で自滅しました。
島根県隠岐郡隠岐の島町竹島に韓国の女性芸能人が不法上陸したといいますが、彼女が拡散した画像の背後に写る武装した韓国人男性(武装警官)も危険な不法上陸者であり、わが国政府が公然と批判しなければなりません。
在南寧ヴェト・ナム(越国)領事館が中共人の観光ヴィザ(査証)申請受理を三日間停止するようなことも外交の一手でしょう。わが国では、そのようなことを提案するとすぐに「相手を怒らせるだけ」「戦争になる」と騒ぎますが、南支那海の領海表示がおかしい中共発行の新パスポート(旅券)に入国印を押してしまうことのほうが、越国にとって危険なのです。
http://www.jiji.com/jc/article?k=2016051300986&g=eco
▲時事通信:中国人向けビザ、夏までに緩和=「訪日客4千万人」実現へ-観光行動計画
にもかかわらずわが国の観光庁は五月十三日、今夏から対中査証発給要件を緩和すると発表しました。他国への侵略行為に怒っているのかいないのか、これではまるで分かりません。つまり、日本は平和を求めるのか戦争の火種を放置するのか、さっぱり定まらない政府しか存在しない国なのです。
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皇紀2676年(平成28年)7月22日
http://www.sankei.com/politics/news/160721/plt160721……
▲産經新聞:【鳥越俊太郎候補「淫行」文春報道】鳥越氏、報道陣の質問に「弁護士から説明させる」「『政治的力が働いた』というのは僕のカン」
二十日記事で振った話が即日報道各社を駆け巡り、鳥越俊太郎氏ご本人の釈明を聞けるかと思いきや、いきなり「言論で返さないのか」の記者質問に「ああ、できるだけ地方にですか?」という意味不明な答え方をしてしまう東京都知事候補なのでした。
既に一部では、鳥越氏が「痴呆ではないか」との指摘がされており、(仮にも)都知事になる前からこの程度の質問にももう何を言っているのか分かりません。自分で公表した「病み上がり」を他の候補に心配されても仕方がないのです。
しかも、自身への告発記事に対して「政治的な力が働いた」ようなことを口走り、問い詰められると「私のまぁ感想なので、あんまりそれは感想なので(中略)僕の勘です。(中略)というのはまぁ思った次第」とまたも迷走しています。
http://www.sankei.com/premium/news/160717/prm160717……
▲産經新聞:【メディア裏通信簿】やっぱり左翼が言う「政府の言論統制」は自作自演だったんだね…古舘伊知郎が白状しちゃったよ
なぜ彼ら「反日」言論人たちは、このような妄想で私たちを騙そうとするのでしょうか。四月十八日配信動画で申したように、自分たちで勝手に騒いでいるだけです。それが海外に伝わり(積極的にばらまかれ)、私たちの安全までもが脅かされている(日本は「危険な国」でその国民も「危険」と思われる)なら、単に「直感」だの「思っただけ」だのでは済まされません。
鳥越氏は、今回の騒動で被害女性とされる方のことを「自分から秋波を送ったけど相手にされなかった腹いせだろう」などと言い放ったそうですが、確かにその類いの「困った人」がいるのは事実として、しかしながら「自称リベラル左翼」の言うことではないでしょう。
結局鳥越氏のような方たちは、他にも事例がある通りリベラルでも何でもなく、ただの「反日」なのです。日本のことが嫌いで、日本にはずっと弱っていてもらいたく、そのような考え方の者がわが国で政治家になる恐怖を、私たちは痛感しておくべきでしょう。
だいたい十二日記事で指摘したことが事実であれば、週刊文春は今や「日本共産党や民進党寄りの雑誌」という他のメディアと変わらないものに堕ちた可能性が高く、それがどうして政治的に鳥越氏を叩くものですか。いわば「味方」にも見捨てられたというほうがまだ正確でしょう。
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皇紀2676年(平成28年)7月21日
昨日記事で言及した東京都知事選挙候補者の鳥越俊太郎氏に関する「女性問題」は即日、報道各社を駆け巡り、記事を打つ週刊文春二十八日号の発売(本日)と同時に鳥越氏側が文春を告訴するようです。
しかも弘中惇一郎弁護士に依頼したとのことで、よほど「選挙妨害」「名誉棄損」で勝ちたいのでしょう。たとえ選挙には負けても……。
http://www.sankei.com/west/news/160720/wst160720……
▲産經新聞:【大橋巨泉さん死去】ケント・ギルバートさん「人生を変えてくれた恩人」
さて、わが国のテレビ界に多大な影響を与えた大橋巨泉さんが十二日に亡くなられていたことが二十日、分かりました。まずは、衷心よりお悔やみを申し上げます。
定めし巨泉さんの示してきた思想信条に対して「嫌い」「間違い」と言う方も多いでしょうが、今から六年前の平成二十二年六月一日記事で、巨泉さんにまつわるエピソードを披露したように、その思想とは別に巨泉さんの功績を認めざるを得ないのです。
「賭博趣味を広めて日本人を堕落させた」と言えばそうかもしれませんし、あれだけのことをした人への批判は、それゆえに尽きないかもしれませんが、例えば『クイズダービー』の司会ぶりを真似できた人が未だかつているでしょうか。問題作成(主に故・景山民夫氏が鍛えられたらしい)からパネルの開け方・見せ方、出演者の盛り立て方(竹下景子さんに「三択の女王」と名づける)など全て巨泉さんご自身のアイディアで、スポンサーになってくれた企業への配慮(ロート製薬のCM前に「こちらをご覧ください」とわざわざ振る)まで忘れない司会など、今のテレビ界に誰一人見当たらないのです。
ご本人は『ギミア・ぶれいく』を最も気に入った番組に挙げたそうですが、それはいわゆる「セミリタイア」の宣言を延期した(当初五十歳の予定が司会をやめられずに五十六歳へ)ほどだったようで、しかしながらその後の十年を闘病に費やしてしまったことは、残念でなりません。
永六輔さんが亡くなられた時、実のところ私は何もここで申しませんでした。改めて衷心よりお悔やみを申し上げます。なぜなら、きっと巨泉さんは知らされていないだろう、と。そして申すべきではありませんが、集中治療室に入った巨泉さんももうすぐ追いかけるだろうから、その時にお二人のことを合わせて申そうと心に決めていたのです。不謹慎な表現をお許しください。しかし、やはり巨泉さんの奥様は、永さんの死去を巨泉さんに伝えなかったそうです。
俳優のフランキー堺さん(私たちにとっては堺正俊先生)にあの巨泉さんが怒られて納得したという話など、枚挙に暇がありませんのでまた別の機会に。
http://www.sankei.com/politics/news/160721/plt160721……
▲産經新聞:沖縄県、在米沖縄事務所長に年9百万円の外国勤務手当 外務省の駐米大使級並み
本日は、どうしてもこれを取り上げておきたいのです。沖縄県ワシントン事務所の平安山英雄所長に年約二千万円もの血税が垂れ流されているという産經新聞社記事ですが、はっきり申し上げて米国で沖縄事務所関係者など誰にも相手にされていません。
ついでに申し上げるなら、木原誠二副外相もです。やたらと渡米したがりますが、全くの無駄です。いますぐやめていただきましょう。
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皇紀2676年(平成28年)7月20日
フジテレビ系日曜午後九時枠の連続ドラマ『HOPE~期待ゼロの新入社員~』の初回放送(十七日)は、視聴率が六.五%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と酷い有り様だったことが分かりました。
拝見していないので内容について申し上げることはできませんが、昨今フジ系の番組がどれもこれも低視聴率に終わることなど珍しくなくなったとはいえ、本作が特筆すべきなのは、韓国tvNの連続ドラマ『ミセン~未生~』のリメイクという点です。
実はミセン(平成二十六年放送)は、私が最近観た韓国ドラマの中で最も優れた作品(ただし最終回を除く)でした。いわゆる「幼いころに親子(または兄弟姉妹)が離れ離れ」「愛する人が病気で死ぬ」「最大の敵が実の親(または兄弟姉妹)だった」といった韓国定石の、韓民族(朝鮮民族)の「いかんともしがたい運命に翻弄されてきた」ことへの或る種の共感が、このドラマには全くなかったのです。
それよりも目下韓国経済に翻弄される若者たちと、猛烈から転落を味わう壮年たちの両世代の描写に集中し、演者たちが皆素晴らしかったことと併せ、最終回の蛇足を除けば実に見応えのあることを認めてよい韓国ドラマでした。
それをわが国に置き換えてリメイクし、ただでさえ「韓国ドラマのリメイク」など何ら売り文句にならないにもかかわらず、しかも日曜日の夜にいわば憂鬱な職場の物語を視聴者に観せようとするフジは、もはや世の中(わが国で起きているあらゆること)が全く見えなくなったと断じるほかありません。だから私は「早く台場から引っ越せ、都心へ帰れ」と言うのです。
http://www.sankei.com/politics/news/160719/plt160719……
▲産經新聞:【東京都知事選】「病み上がり、がんサバイバーへの偏見だ」 テレビ生討論で鳥越俊太郎氏が小池百合子氏に抗議
さて、そのような「都心へ帰れ」よりも「釜山港へ帰れ」がお似合いになって久しいとされるフジを舞台に、小池百合子元防衛相独特の居丈高な口のきき方が気に食わない鳥越俊太郎氏のお二人が十九日、正午放送の生番組に出演し喧嘩になりました。
しかしながら鳥越氏も本年三月二十四日、高市早苗総務相のことが怖い人たちとの共同記者会見で、安倍晋三首相のことを「第一次安倍政権では、お腹の具合が悪いとかって辞めちゃいました」(こちらを参照)などと述べています。
自民党内では、その後の党の転落の始まりとなったことから、安倍首相への恨み節で当時悪いあだ名もつきましたが、政界とはそのようなところです。それにすら耐えられないなら政治家を目指さないことです。
病み上がりの事実を自ら公表しておいて、選挙戦でその不安を指摘されれば「差別だ、偏見だ」では、報道の自由を謳った割に卑怯な攻撃で相手の言論を委縮させようとする鳥越氏の本性が露わになったようなものでしょう。何でも「差別」の恐怖を、むしろ世に知らしめることになりました。
鳥越氏には、まもなく女性関係の醜聞が出る予定です。また、某氏から私への要請もあり、大嫌いですが小池元防衛相に対する批判をしばらくやめます。その目的は、もし小池元防衛相が都知事になれば明かしましょう。落選したら知りません(笑)
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