韓国に多方面から不信の声

皇紀2678年(平成30年)1月5日

 神事が嫌いな日本相撲協会評議員会の池坊保子議長は、元公明党(創価学会)の衆議院議員で、今上陛下の再従妹に当たる人物です。

 現行憲法(占領憲法)が定める「国民の総意に基づかなければ天皇陛下にあらず」の罠を仕掛ける民間人たちが、国際司法裁判所判事の小和田恆元外務事務次官と優美子夫人によって東宮に放たれた外務官僚も含め、皇室の周りを固めてしまいました。

 これが占領憲法の毒であり、危惧された皇室弱体化の実現です。この現実を知らないまま皇族をいくら非難しても弱体化は止まりません。むしろ加速します。それが、保守派の切り崩しを狙って始められた「反天皇(皇室解体=反日)活動」の正体なのです。

【北朝鮮情勢】トランプ氏が2月の平昌五輪期間中の演習延期に合意 文在寅氏との電話会談

【ソウル=桜井紀雄】トランプ米大統領は4日、韓国の文在寅大統領と電話会談し、北朝鮮が挑発しなければ、2月の平昌五輪期間中に米韓合同軍事演習を行わないことで合意し…

(産経ニュース)

 発表は、あくまで韓国の青瓦台です。しかしながら、こののち米国のドナルド・トランプ大統領が「そんなことはいっていない」ということはないと思いますが、五輪大会中のあらゆる軍事行動は、もともと中止されるもので、昭和三十九年の東京夏季五輪大会中に核実験をした中共共産党でもあるまいに、米国の最低限の常識は、そこまで「莫迦なことはしない」ということに尽きるでしょう。

 昨日記事でも申した通り米国は、韓国の文在寅大統領の正体と北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長の目的を知った上で、彼らの勝手を許すつもりなど決してありません。ですからこの当然のことを確認しただけの大筋合意も、文大統領に対する圧力の一環(米韓離間への対抗)なのです。

 またも韓国人元妓生たちと何やら嘘を吐き合ったらしい文大統領は、わが国との合意を破棄するようなそぶりを見せて国際的不信を買っているのみならず、平成二十九年十二月二十八日記事で少し触れたように任鍾晳大統領秘書室長のアラブ首長国連邦(UAE)訪問をめぐる疑惑で国民的不信も買っており、当然UAEも軍事協定の合意破棄を韓国に示唆されたことでかなり怒っています。

 わが国では全く報じられないので簡単にご説明しますと、文大統領が北朝鮮に従い中共共産党に寄っていくべく終末高高度防衛弾(THAAD)配備を中止しようとしたのが「国会の同意を経ていない」とか何とかいって(どこかで聞いた)再検討を始める手口なのですが、これと同じことを歴史的合意をめぐるわが国に対してだけでなく軍事協定の違法性うんぬんでUAEに対してもやらかしたのです。

 中東情勢は、トランプ大統領のもう一つの懸案ですから、ここまでもかき乱した文大統領は、絶対に許されません。私たちも日韓関係だけでなくこのようなことも押さえながら韓国の惨状を正確に捉えていきましょう。

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芸人の気持ち悪い自己陶酔

皇紀2678年(平成30年)1月4日

【北朝鮮情勢】金正恩氏指示で南北直通回線再開 五輪参加盾に米韓「離反」戦略を本格化

【ソウル=桜井紀雄、北京=西見由章】北朝鮮は3日、金正恩朝鮮労働党委員長の指示で、南北軍事境界線がある板門店で韓国との直通電話回線の連絡ルートを再開させた。韓国…

(産経ニュース)

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が「対話」をほのめかしたのは、おおよそ産經新聞社記事の分析通りですが、もう一つの目的は、韓国に放ってある工作員の文在寅大統領にさらなる試練を与えることです。

 なかなか日米韓関係を壊せない文大統領に、北朝鮮が腹を立てているのも明らかで、しかしながら米国は、文大統領の正体を知っていますから、仮に米韓合同軍事演習の中止などを南北で勝手に話しあっても、決してその通りにはなりません。

 むしろそれが米国による北朝鮮攻撃の引き金となり、金委員長は自爆し、文大統領は暗殺されるでしょう。

ウーマンラッシュアワーの村本大輔氏の発言を中国・環球時報が報道 「中国に尖閣を侵略されたら白旗を挙げて投降する」の見出しで

中国共産党機関紙、人民日報系の環球時報は2日、お笑いコンビ「ウーマンラッシュアワー」の村本大輔氏(37)が、元日にテレビ朝日系で生放送された討論番組「朝まで生テ…

(産経ニュース)

 そしてもう一つ。皆さんがあまりにも怒っていらっしゃるので一言申しますが、安いお笑い芸人(プロフェッショナルとはいい難い部類の芸人)の戯言にまですがる中共共産党の哀れを笑ってみればいかがでしょうか。

 むろん笑いごとではないのですが、明らかに無知蒙昧な発言(沖縄県石垣市尖閣諸島が中共共産党の領土だった過去は国際法上、一度もない)で「賢い自分」に浸る莫迦の類いが、なぜ発生するのかと申しますと、平成二十九年十月の東京講演でお話したかと思いますが、自分の理性、意思や心情に一切の疑いを持たない自己陶酔型の人間ほど対日ヘイトスピーチ(反日)を吐き捨てています。

 なぜならかねて英国のエドマンド・バークから引用して申してきた通り、自分の理性、意思や心情を「必ずしも絶対ではないもの」と知り、それらに疑いを持つ力を有するのが保守主義だからで、従って自己陶酔(または激しい自己愛)に陥りやすい芸術家全般に(世界的には)左翼、(わが国には)反日がはびこりやすいのです。

 これは、芸術大学で私が学んだ最大の成果でした。よって私は、どうしても自分が作った、或いは関わった映像作品に没頭できなかったのですが、どうやらこのお笑い芸人は、気持ち悪いほど自己陶酔型の人間だったようです。

 それさえ理解できれば、おおよそその世界に多い対日ヘイトに対する信用など全くなくなるでしょう。

米国VS中国VS韓国

皇紀2678年(平成30年)1月3日

【北朝鮮情勢】韓国が洋上で石油移し替えの香港船を抑留 トランプ氏が「犯行現場を押さえた」と激怒も…中国の異議で制裁からは除外

トランプ米大統領は28日、ツイッターで「犯行現場を押さえた。北朝鮮に石油が供給されるのを中国が容認していることに非常に失望した」と投稿した。米政府は、国連安全保…

(産経ニュース)

 香港船籍の調査に乗り出した韓国外交部は、どうやら米国に周囲を固められ、そうせずにはいられない状況へ持ち込まれたようです。

 中共共産党は、早い話が北朝鮮とのパイプを切ってしまえばよいのに、制裁を口にしながらそうはしていません。米中首脳の合意を演出していたドナルド・トランプ大統領は、意外にも計算ずくで、ここへきて中共を非難しているようです。

 本年はやはり、米朝衝突を回避できません。大変な年になるかもしれませんが、私たちの覚悟が必要です。

SW 貴乃花親方の逆襲

皇紀2678年(平成30年)1月2日

【貴乃花降格】親方の後援会長が胸中代弁「モンゴル力士会はダメ」 「暴力」「なれ合い」かねてから危惧

元横綱日馬富士(33)が平幕貴ノ岩(27)を殴打した傷害事件で、日本相撲協会側と徹底抗戦している貴乃花親方(45)の“真意”について核心を突く証言が出てきた。九州…

(産経ニュース)

 平成二十九年十一月二十八日記事でも申しましたが、貴乃花親方の闘いは、神事として正しい相撲を取り戻すことにあります。

 よって「蒙古格闘技」に溺れた日本相撲協会などたたませ、貴乃花親方が「日本神事相撲協会」とでも名づけて立ち上げればよいでしょう。さもなければ相撲を楽しみにする人は、今度こそ致命的にいなくなり始めるに違いありません。

 東亜の危機が迫る中、存外に昨日申したことと併せて「どうでもよくないニュース」なのでした。

平成三十年の幕開け

皇紀2678年(平成30年)1月1日

謹賀新年

旧年中は大変お世話になりました。本年も何卒宜しくお願いします。

 とはいえ、これは国際社会に迎合したグレゴリオ暦(基督教暦)の一月一日であり、わが国にとって本当の元旦は、本年は二月十六日にやってきます。

 ですから、年末の大掃除が終わらなかった方、お正月の準備がままならなかった方、どうやらお餅などが残り(余り)そうな方、二月十五日が本当の大晦日ですし、十六日にもう一度お雑煮でも作って、なるほど季節に合致した新春を実感されてください。慌てる必要はありません(笑)

 と、毎年飽きもせずこれを申し続けているわけですが、なぜなら日本人が祭祀を忘れ、よって皇室からまでも祭祀を遠ざけてきた原因が、奪われた暦をすっかり忘れた毎日にこそあるからです。

 私も長らく忘れていましたから、日本をこんなにしてしまった原因の一人であり、反省しています。

 安倍晋三首相は、第二次内閣発足当時「日本を取り戻す」と語りましたが、それは私たちの心がけ一つでできることです。平成も三十年を数えますから、もうそろそろ皆で取り戻しましょう。