日本選手を敵視した北朝鮮

皇紀2678年(平成30年)2月23日

【平昌五輪】北選手、日本選手のブレード掴む やり直しレースではスライディング 「妨害露骨」と非難殺到 男子ショートトラック

平昌五輪で20日に行われたショートトラック男子500メートル予選で、渡辺啓太(阪南大職)に対する北朝鮮選手の妨害行為が露骨すぎるとして、非難の声が殺到している。…

(産経ニュース)

 韓国の文在寅大統領(北朝鮮工作員)が徹底的に政治利用した平昌冬季五輪大会に於いて、これはもはやスポーツではありません。北朝鮮がいかに国際大会を政治の一策としか考えていないか、よく分かります。こんな大会を口実に文政権が北朝鮮へ流したカネは、人民の弾圧、弾道弾・核開発のさらなる資金と化すのです。

 スポーツ大会のあるべき姿として、今回最も美しく私の目に映ったのは、スピードスケート女子の小平奈緒選手(日本、金メダル)と李相花選手(韓国、銀メダル)が抱き合って互いを讃え合った場面でした。

 日章旗を背負った小平選手が物物しいばかりの「統一旗」ではなく太極旗を手にした李選手を包み込むさまは、日韓の政治対立とは無縁の、競技者としての純潔な姿、国を背負った二人の選手の高潔な姿がありました。

 こう申せばいわゆる「嫌韓派(長年に及ぶ韓国の対日ヘイトスピーチに耐えきれず反論することにした人たち)」から批判されるかもしれませんが、李選手の態度もまた対日ヘイト(反日)一辺倒の韓国国内から批判される(された?)かもしれません。

 それでも二人は、それぞれの国旗を手に先祖代代繋がれた命の力を尽くして闘い合いました。これがスポーツです。

 十九日記事で取り上げたような人たちは、さかんに「日本は凄くない」といいたがりますが、一体いつ対日ヘイトまみれのわが国報道各社が「選手が凄いのではなく日本が凄いのです」などと報じたでしょうか。

 もし仮にも各社が一斉にそう断言したのなら、確かに「日本が凄いのではない」と断りを入れたくもなるでしょうが、かつての「大本営発表」でもあるまいに、自称ジャーナリストやヘイトスピーカーがわざわざ「日本ではない」といわずにいられないような状況は、どこにも存在しないのです。彼らの言動もまた、スポーツを政治活動に悪用していると申せましょう。例えば、素直に小平選手と李選手を讃えることができない歪んだ精神の持ち主です。

 何が公平、公正なのか。称賛すべきを称賛し、批判すべきを批判する言論の自由について、少しでも韓半島(朝鮮半島)を批判すれば「ヘイトだ」「右翼扇動だ」と五月蠅い自由の敵を、そろそろ本気で見定め、叱りつけねばならないのです。

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安倍訪韓と米朝密談の中止

皇紀2678年(平成30年)2月22日

 北野武監督作品『ソナチネ』の暴力団組幹部役から庵野秀明総監督作品『シン・ゴジラ』の内閣総理大臣役まで実に幅広く多くの役を演じた大杉漣さんが二十一日午前、亡くなられました。これを知った時には、思わず驚きの声が漏れましたが、衷心よりお悔やみを申し上げます。

菅義偉官房長官「対話のための対話は意味がない」 米朝会談中止で

菅義偉官房長官は21日の記者会見で、平昌五輪開会式の際にペンス米副大統領と北朝鮮の金与正(キムヨジョン)朝鮮労働党第1副部長らとの会談が設定されながら北朝鮮側が…

(産経ニュース)

 さて、安倍晋三首相の平昌冬季五輪大会開会式出席に関し、米政府の介入(要請)の可能性を或る方から聞かされて最初に示唆したのが一月二十五日記事だったわけですが、このころから立て続けに米政府が北朝鮮との対話の可能性を発信し始め、わが国の報道各社は、安倍首相の「外交的孤立」を伝えていました。

 しかし、実際に米国との関係で孤立を始めたのは、明らかに韓国の文在寅大統領(北朝鮮工作員)であり、現行憲法(占領憲法)下の安倍首相は、対米従属で安定しています。

 よって米政府の底意を知った上で要請されるがままに開会式へ出席し、韓国にも北朝鮮にも都合よく利用されました。いざとなれば米国を袖にできる北朝鮮を軸にしてみれば、確かに安倍首相だけが孤立しているのです。

 米政府の方針が一貫していないという声もありますが、圧力と対話の両刀を使い分けられるのが彼らであり、占領憲法を「憲法」とするようなわが国は、そもそも両刀あっても片方しか使えません。圧力を使えば対話を失い、対話をいえば圧力が姿を消すのです。

 安倍首相は、日本国民拉致事件を解決させられない状態のまま制裁強化という圧力の刀を大きく振り始めたため、「対話の圧力」の一手を失いました。そうです。対話をするには、圧力が必要で、米国はその手段を持っていますが日本にはありません。だから事件被害者の全員が家に帰れないのです。

 にもかかわらず、米政府の要請で開会式に出席してしまったという事実だけが残り、開会式後に予定していた米朝密談の直前中止という報だけが流れ、わが国が恥をかきました。これは、わが国の恥なのです。

崔はまた大阪から侵入する

皇紀2678年(平成30年)2月21日

【裁量労働制データ捏造】 厚労省当局者「官邸に忖度した」

6野党合同による厚労省へのヒアリング。不自然なデータに気付いた野党議員の功績は大きい。=19日、衆院第16控室 撮影:筆者= 「裁量労働制で働く方の労働時間は、一般労働者よりも短いというデータもある」と安倍首相が答弁し、後に撤回した問題― 調査票の回収に携わっ

(BLOGOS)

 昨日記事で申したことが実情であり、厚生労働官僚の「見苦しい言い訳」「見え透いた」を信じてはいけません。官僚が安倍内閣を通してしか一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)ら大企業の意向を忖度しえないと考えるのは大間違いです。

 彼らこそが直接業界団体と結託し、内閣を操ろうとします。財務省や経済産業省などはその典型であり、公益社団法人日本獣医師会らの思惑を忖度したのが文部科学省でした。今回の問題は、労働基準局までもがやったという点であり、俗に「一強」といわれるからこそ「倒閣」の機を伺われているにもかかわらず脇が甘い安倍晋三首相は、再び官僚組織にはめられてしまいました。

 そんな安倍首相官邸は、やはり大阪府の松井一郎知事との関係からか二十か国・地域首脳会合(G20)の日本初開催地を大阪に決めてしまいました。

 以前にここで「福岡で開いたらどうか」と申しましたがG20財務相・中央銀行総裁会議は、麻生太郎副首相兼財務相の地元(福岡県飯塚市)に近い福岡市で開かれるようです。

 この種の国際会議は、開催されるのは結構ですが警備が大変で、商人の街・大阪は、通行規制などが増えれば増えるほど府民に全く歓迎されません。

 ただでさえ二十二日の「竹島の日(島根県隠岐郡隠岐の島町竹島が国際法上わが国の領土であるという当然のことを韓国の不法な武装占拠のせいでわざわざ確認しなければならない県主催の行事)」を妨害しようと毎年飽きもせず「ボクチャンこんなに頑張ってるの。だからおカネをくださいね」パフォーマンスをしにやってくる韓国ソウル特別市議会の崔在翼議員が、関西国際空港に侵入します。

 この「議員まがい? 活動家まがい?」が大阪から入って島根へ抜けるだけで、大阪府警察にとって大変迷惑なのです。むろんこの低級暴力活動家が松江市に着けば、島根県警にとっても鬱陶しい話でしょう。

 竹島も取り返せない、資格外暴力活動家を入国拒否できない現行憲法(占領憲法)を放置しているせいで私たちは、余計な仕事を増やしています。そんなわが国で、自立した国ぐにの首脳を招いて何の話ができるのやら。

厚労省のミス、希望の絶望

皇紀2678年(平成30年)2月20日

 目下国会で大騒ぎになっている裁量労働制の件。昨年十二月三十一日記事で既に批判の対象としていましたが、未だ学校法人森友学園にまつわる「莫迦の一つ覚え」で、厚生労働省労働基準局が安倍晋三首相の意向を「忖度」して出鱈目なデータを捏造した、と主張した希望の党(に入党して凋落してからの文句だけは一人前だった)の柚木道義衆議院議員(岡山四区落選→比例中国)は、よほど世の中というものが分かっていないのでしょう。

 厚労省がこんな出鱈目なデータを作成してしまった原因は、第一に、公務員以外の労働問題なんぞにそもそも関心がない、第二に、考えられた理屈に縛られて数字の帳尻合わせをすることが癖になっており、理屈が正しいと思い込むあまり間違いに全く気づかない、第三に、一般社団法人日本経済団体連合会(経団連)ら大企業の要望・陳情に応えることが至上命題化していた、などが考えられます。

 よって厚労省は大企業の思惑を忖度したのであり、問題なのは、第二に掲げた原因が霞が関を支配していることでしょう。こう申しては恐縮ですが日本随一の東京大学の、よりによって法学部へ進学、卒業してしまったような類いの残念な人たちに関して、よくある・よく聞く話なのです。

 そして安倍内閣自体の問題は、「クールジャパン」や「一億総活躍」から始まった「働き方改革」「人づくり革命」といった、まるで共産党のごとき国家権力による国民統制の気持ち悪さが異常の域を超えていることにほかなりません。ただちにやめていただきたい。

 口出しすべきでないことをしようとして、官の悪徳が祟ってしくじったのです。まずすべきは全企業に対する労働法制遵守の最低限度の徹底と、給与下落(デフレーション)からの脱却であり、人材派遣業の拡大などでも見られたような、何ごとに於いても制度をややこしくすることではありません。

小池百合子氏後ろ盾の政治塾に幕 わずか5カ月、恨み節も

希望の党結党に先立ち、小池百合子東京都知事の後ろ盾を得て若狭勝元衆院議員が立ち上げた政治塾「輝照塾」が17日、最終講義を行った。若狭氏は終了後に「閉塾」を宣言。…

(産経ニュース)

 さて、冒頭に氏名が出た間抜けな国会議員の「元親分」について、報道各社もすっかり扱わなくなりました。もう数字がとれないいわゆる「オワコン」だからでしょう。

 移転後の築地市場跡(東京都中央区)に、豊洲新市場とは別の市場建設を目指すといったかと思えば、それもとうとうかなわなくなって「作らない」と発言したり、首長を務める政治家としての能力のなさが露呈しています。

 賭博経済で儲けることしか頭にない強欲な連中の要求を聞きすぎる安倍内閣と、人の話を聞く気がなく周りに誰も(愛人とお手伝いさんしか)いない小池都政は、私たち国民が選出してしまった頭痛の種です。これを治すには、引きずり降ろすか、私たち自らが日本と日本人のことを考えて政策提言するしかありません。

日本憎し立憲民主すごい!

皇紀2678年(平成30年)2月19日

立憲、ワンコインで政策参加 パートナーズ制度を今春立ち上げ

 立憲民主党は、年会費500円のワンコインで政策づくりに参加できる「立憲パートナーシップ・メンバー」(略称・立憲パートナーズ)制度を今春立ち上げる。手続きの手軽さ、会費の安さで政治参加のハードルを低く …

(47news 共同通信社)

 韓国の文在寅大統領(北朝鮮工作員)のせいで北朝鮮への莫大な送金装置と化してしまった平昌冬季五輪大会に於いて、それでも私たちの心を大きく揺さぶったのが男子フィギュアスケートでした。

 羽生結弦選手が競技終了後、取材を受けるために手荷物を下ろそうとするうちに「国旗、国旗だけ誰か、下に置くことはできないので」と声をかけている姿が放送されていたそうです(こちらを参照)。

 一方で、ジャーナリストの江川紹子さんが「テレビの人へ。『日本人すごい!』じゃなくて『羽生選手すごい! 宇野選手すごい!』だから」といわずにいられない対日ヘイトスピーチ(反日)を自身のツイッターに投稿しました。

 羽生選手と(特に)宇野昌磨選手が凄かったというのは昨日、思わずここで私も一言触れましたが、わざわざ「日本人が凄いのではない」と断る心情とは、一体何ものでしょうか。

 ほかにも「羽生くんすごい、宇野くんすごい、日本別にすごくない、総理大臣関係ない」という不埒なツイートも存在し、それに一時「いいね」を押したのが立憲民主党です(こちらを参照)。現在は、わが国の公党として極めて不適切と気づいたのか「いいね」が削除されています。

 その立憲民主党が年会費わずか五百円で在日外国人にも「日本政治にモノをいわせるシステム」を導入するといいますが、つくづくこの連中の国家観が分かりません。とても不気味です。わが国で議員バッヂをつけてはいけない人たちではないでしょうか。

 日本という国家をひたすら否定し、韓国や中共といった国家は肯定し、北朝鮮という地域に同情を示す彼らは、すなわち国家そのものを拒絶するわけでもなく、経済的いわゆる「弱者」の味方であるそぶりを見せるからには賭博経済の独壇場でしかないグローバリズムを称賛するはずもなく(嫌味)、全く「政治の軸」がない人たちなのです。だから韓国・北朝鮮や中共の工作員扱いを受けてしまいます。しかしそれは、政治家として自業自得なのです。

 ことほど左様に軸のない政党が対日ヘイトをかき集めて「そうだ、そうだ」と自己陶酔に浸る姿は、国旗に敬意を払った羽生選手の姿にまず人として及ぶはずがありません。

 むろん安倍政権にも申さねばならないことが(その在日外国人を労働力としか見ずに増やしている、日本の何を取り戻したいのかさっぱり分からないなど)山のようにありますが、とりあえずこのような野党しかない中で私たちが「政策づくりに参加する」のは、まさか「党の犬」になりさがって「ワンワン」と同じことを吠えるのではなく、政権与党に向けてただちに実現可能な政策提言を突きつけることです。

 私はそれを皆さんとともにしてきたつもりですし、今後も続けます。とりあえず江川さんは、ジャーナリストであるならくだらないツイートをする隙に「こんな五輪は北朝鮮の政治ショーであり、多国籍企業のビジネスショーでしかない」と怒りを表明すべきでした。それを語れないジャーナリストが何のジャーナリズムか。