国民民主の転落…自民よく見よ
四月二十五日記事で国民民主党代表の玉木雄一郎氏を「やっぱりこの程度」と批判しましたが、あれからみるみるうちに支持率を下げています。
婚外恋愛の一件はともかく「ガソリーヌ」のあだ名までついた不祥事の記憶がよみがえる菅野志桜里氏の参議院議員選挙擁立は、玉木氏自身の「備蓄米は家畜の餌」発言も相まって党に対する国民的不信をかき立てました。
菅野氏が「山尾志桜里」で立候補することに、一部の左翼・極左から「夫婦同姓(同氏)の旧姓併記容認を体現している」と批判され、保守派からは「女系の天皇(男系女子の天皇は過去におわしますが、女系は歴史上存在しない)を容認している」と批判され、どこからも支持されないのです。
これでは現在の自民党と同じで、左翼・極左からも保守派からも批判されて没落するほかありません。自民党はどうするのか、国民民主の転落を他山の石とし、保守政党を自称するなら保守政党らしく完全に心を入れ替えることです。
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さて、いよいよ韓国大統領選挙の投開票が明日に迫りました。期日前投票が五月二十九・三十日にありましたが、北韓(北朝鮮)系左翼・共に民主党候補の李在明氏が上記動画でも申したように支持率を下げ始めたものの、依然として首位の座を明け渡しません。
自民党と同じくだらしない自称保守系・国民の力はさておくとして、公認候補の金文洙前雇用労働部長官が第三極・改革新党候補の李俊錫氏と「保守系候補一本化」を模索し続けましたが、私はこれが初めからうまくいかない、とわかっていました。
なぜならこれが私の李俊錫氏を嫌う理由でもあるのですが、まず自分が目立つことしか考えないからで、尹錫悦前大統領に食ってかかって国民の力を追われたのも、それが原因です。
さらに申し上げれば私は、李俊錫氏を「北韓が国民の力に放った工作員ではなかったか」と疑ったことがあります。第二十一代大統領選挙に於いても初めから金前長官を邪魔する(李在明氏を勝たせる)目的で立候補した可能性をどうにも拭えません。
そうまでして北韓が勝たせたい李在明氏は、長男が常習賭博や性的羞恥心を誘発する書き込みをインターネット上に投稿したとして、このほど罰金五百万ウォンの略式命令を下されました。親と子は別人格ですが、親も前科三犯でさらに係争中(大統領になってもみ消す予定)ですから、夫人の京畿道庁法人カードで接待事件(有罪判決)も含め、とんだ「犯罪一家」と指弾せずにはいられません。
とは言え、候補者記号八番の宋津鎬氏は、詐欺、暴力、傷害、器物損壊などの前科十七犯ですから、もう訳のわからない選挙です。
ここで玉木氏の「備蓄米は家畜の餌」発言(二十八日の衆議院農林水産委員会)に戻りますが、確かに備蓄米は、五年を持ち越せば飼料用になります。それでも「一年たったら動物の餌」と口走ったのは、明らかに軽率でした。
農水相の小泉進次郎氏に対して農業協同組合(JA)が「備蓄米を放出しすぎ」と言い出しましたが、定めし小泉氏の構想には、米国産米の大量輸入があると思われます。それほど備蓄米が「あっという間に放出し終わる」量しかないからです。
既に立憲民主党系のイオンが米国産米の販売に手をかけましたが、いわば「米国の犬」の最たる存在と指摘すべき小泉氏は、わが国の農政ではなく米国のための政策を敷こうとしている気配があります。私たち国民の主食は「関税」と化すのです。
もう一つ思い出したのは、旧民主党政権が平成二十四年に起こした李春光事件という、駐日中共大使館の一等書記官が当時農水相の鹿野道彦氏らを騙して農産物の対中輸出促進の出資詐欺を図った「スパイ事件」でした。
この時、李氏に漏れた農水省の機密文書(最高機密「機密性3」)には、原子力発電所事故後の国内のお米の需給見通しが含まれており、これがそっくり中共産党の手に渡ったまま李氏に帰国されてしまい、逮捕すらできなかったのです。
いわゆる「スパイ防止法」の必要性は、こうしたことからも明らかに高く、昨年度作付けが悪くなかったにもかかわらず盛大に「お米不足」を起こしたわが国の農政を再起するには、小泉氏や玉木氏のような政治家程度の認識ではどうにもなりません。