皇紀2675年(平成27年)6月12日
雨が降ると西新宿(東京都新宿区)の高層ビル群は厚い雲に隠れます。東京スカイツリー(同墨田区)も足元しか見えません。この写真はどこから撮ったか見る人が見ればすぐに分かるでしょうが、ヒソヒソ話をするにはちょうど良いのです。かつて麻生太郎首相(当時)が帝国ホテルのラウンジに行ったことを責められましたが、意見を聞きたい民間人らとヒソヒソ話をするのに適した場所はそうありません。
http://www.sankei.com/politics/news/150611/plt150611……
▲産經新聞:民主の小西氏が遅刻、片山さつき氏が注意
で、民主党の小西洋之参議院議員(千葉選出)は「かなり頭がおかしい」という話。学歴に問題はないのに頭がおかしい官僚は何人もいます。旧郵政省から総務省(課長補佐で退官)という職歴ですが、頭がおかしいのに限って民主党から出馬しているというのです。
しかし、自民党にもいます。日本銀行から政界入りした現在の厚生労働相はその典型でしょうか。安倍第一次内閣が駄目になったのも、あれが官房長官だったからと申して過言ではありません。だいたい秘書がコロコロ代わったり、態度の悪い秘書が長居しているような事務所の国会議員は大抵頭がおかしいのです。
これはもう経験上そう思います。消滅した「みんなの党」代表だった代議士もそうです。神奈川県民はどうしてもっと真っ当なのを国会に送り出せないのでしょうか。河野洋平元官房長官や小泉純一郎元首相など、本当にろくでもない……。
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皇紀2675年(平成27年)6月11日
自民党の二階俊博総務会長が率いる三千人規模の訪中について取り上げた五月二十日記事で、実はこの募集に苦労したため安倍晋三首相は二階氏に親書を持たせることで恩を売ったという情報を明かし、最後に「今回の訪中団をどう迎えるかによって、中共がどのレヴェルの情報を入手しているか」「よく見ておきましょう」と申しました。
結果、習近平国家主席は江沢民元主席と違い、二階訪中団に驚くことも感激することもなくわが国に難癖をつける挨拶をし、わずか三十分で人民大会堂を後にしたのです。
つまり習主席は、定員を満たすのに自民党が苦労したことも安倍首相が二階総務会長に気を遣ったことも全てお見通しで、二階総務会長の面子を潰すことまではしませんでしたが特に重用するようなそぶりも見せませんでした。
はっきり申し上げて目下の自民党を批判する上で、腹の内では親中政策に信念があるわけでもない二階総務会長より中韓に私たちの生命の安全も何もかも売り飛ばした河野洋平元官房長官のほうがはるかに罪深く、断じて許してはならないことを昨日に引き続き重ねて確認しておきます。
http://www.sankei.com/politics/news/150610/plt150610……
▲産經新聞:中国が記憶遺産の証拠として父撮影写真を無断申請、福岡の医師抗議
慰安婦問題で虚偽をまき散らしてしまったわが国の妙な人たちを利用し、悪態をついてきたのは韓国だけではありません。中共はいわば損得勘定で韓国と連携していますが、史実と異なる「自称・証拠品」に対して声を上げられた天児都(あまこくに)さんに心より感謝申し上げます。
たまさか天児さんが女性であることもこの問題を語るのに印象がよいのですが、昨年でしたか千田夏光氏の著作への天児さんの反論を、ほとんど意味のない(明らかに事実の証明ができないことを言っているのと、歴史家ではないがゆえの言葉遣いの甘さとは批判対象がそもそも大きく違う)ことを列挙してまで批判する人がおり、このような女医に証言されては困るという「反日」勢力の焦りのようなものが表れました。
天児さんのような思いをする日本人が出てきてしまったのも、河野氏の責任によるところが極めて大きいのです。
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皇紀2675年(平成27年)6月10日
体調を崩してから気圧が低いだけでめまいがするというのに、取り上げるのも腹立たしい以下の「事件」。
http://www.sankei.com/politics/news/150609/plt150609……
▲産經新聞:村山、河野両氏が対談 互いの談話たたえ合う 反省示さず
河野洋平元官房長官(宮澤内閣)と村山富市元首相は、それぞれが出した談話の招いた結果に何の反省もありません。それどころか結果の分析もままならず、このように二人寄って会見の席に座り傷を舐めあう始末です。これほど私たち国民を莫迦にした政治家がいたでしょうか。
いわゆる「戦後七十年」を主題に日本記者クラブ(東京都千代田区)が開いたものですが、両談話が何らの事実検証もされないまま発表された経緯は既に国会等でも明らかにされていながら、両氏の発言から未だ「日韓中関係を改善不能の淵へと貶めた責任」の無自覚が露呈されるや、怒りを禁じえません。
特に村山氏の「河野談話発表後、日韓関係は前進していたのに現政権が寝た子(韓国)を起こした」という発言は、首相経験者とは思えない認識です。日韓友好を願ってきた国民こそ、河野談話という出鱈目が日韓関係を破壊する端緒になった現実を直視しなければなりません。
以前から申しているように、なぜ自民党は河野氏を公平な議論の場(国会に於ける証人喚問等)から外し、隠そうとするのでしょうか。卑怯です。当の本人は、都合のよい場所にこのように出かけては相変わらず虚妄の類いを触れ回っているではありませんか。
私は今回の記者クラブ対談のこの結果をもって改めて、自民党に抗議します。安倍晋三首相の今夏発表の談話にこの二人の影響がない(ないと聞いている)のは結構なことですが、過去の遺物が「日中韓の異物」となってまだうろついていることへの対処を誤った責任は皆無ではないのです。
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皇紀2675年(平成27年)6月9日
http://www.sankei.com/world/news/150608/wor150608……
▲産經新聞:【独エルマウサミット】中国の南シナ海埋め立てに「強い反対」明記 首脳宣言採択し閉幕
安倍晋三首相が来年わが国に回ってくる主要国首脳会議(サミット)の開催地に「伊勢・志摩」を選んだのは、もはやほとんど三重県知事に候補地として手を上げさせてまで、どうしても靖國神社参拝などに対する国際的理解を得たかったからでしょう。
それでなくても「祭祀の国」「天皇陛下をいただく国」の本質を欧米各国首脳に知らしめるには、神宮参拝が最も有効に違いありません。民主党などは気に食わないでしょうが、岡田克也代表(三重三区)は文句を言うにも言えないと思います。
さて、今回の独南部バイエルン州エルマウでのサミット。前回から引き続き「G7」のままです。来年の伊勢・志摩サミットでは是非とも「G8」になるよう日露講和に向けた交渉の進展を望みたいところですが、米国がそれを強く望まないのでしょう。昨日も申したように、安倍首相は独国入りの前にウクライナを訪問するという「誤った」サインを送って「よい子」を演じてしまいました。
しかし、今回の首脳宣言に中共の領土・領海侵略を強く非難する文言が入ったことで、安倍外交は一定の成果を得たと申して構いません。これで仮に日本が中共を叩いたとしても、欧米各国は全て日本の味方をするということです。
米オバマ政権は決して中共に対して大きな態度には出られませんが、次期大統領がまたも民主党からで、一時は「親中」と指摘されたことのあるヒラリー・クリントン前国務長官になったとしても、彼女は必ず中共にモノ申す大統領になります。これはほぼ既定路線と申してもよいでしょう。
サミットの影響力低下を嘆いたり冷笑してみたりする論調に於いては、中共の方針転換などあり得ないと断じるのですが、最初からそのようなことが目的ではなく、日米が中共を叩いても伊独仏英は日米を支持するということを確認できたのですからそれで十分なのでした。
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皇紀2675年(平成27年)6月8日
http://www.sankei.com/politics/news/150606/plt150606……
▲産經新聞:民主・辻元氏「民主党政権になったら元に戻す」 集団的自衛権行使容認の憲法解釈変更
五月二十八日記事でも申しましたが、ここまで議論がくだらなさを極めますと「在日米軍基地を提供している時点で、わが国は既に平時から集団的自衛権を行使してきたではないか」と強く指弾したくもなります。
まず民主党政権に二度と戻ることはないにせよ、辻元清美代議士は何を「元に戻す」とおっしゃっているのでしょうか。つまり、戦時に自衛隊が動くか動かないかということだけを話し合っているわけです。
しかし、自衛隊にとっては「動けと言われるか動くなと言われるか」に過ぎないのであって、とすればどうしても日本国憲法(占領憲法)の問題を超えられません。だからいわゆる「三要件」の議論は自衛官を莫迦にしていると申しているのです。
何度も申しますが、現下の議論で自衛権行使の範囲が拡大されたかのように決まったとしても実際に自衛隊はほとんど動けません。それは中共にも北朝鮮にも筒抜けなのです。
http://www.sankei.com/affairs/news/150607/afr150607……
▲産經新聞:元陸自幹部 露に情報漏洩か 警視庁公安部が事情聴取
筒抜けと申せば露国への情報漏洩。確かに大東亜戦争の講和も果たせていない相手国に自衛隊の情報を漏らしたのはまずかったですが、この元陸上自衛官が漏らしたものに実はあまり大した機密情報はなかったと聞いています。
この事件が報じられるならば、わが国の国会議員が中韓に情報を垂れ流している件はなぜ報じられないのでしょうか。警察公安はこれまで複数確認しています。
しかも、安倍晋三首相がウクライナを訪問して首脳会談を行うタイミングでの報道出しでしたから、極めて政治的な判断があった(露国への言い訳)と見るべきです。
ヴィクトル・ヤヌコーヴィチ前大統領を無理矢理醜聞まみれにして力づくの体制変更にまんまと成功した側のペトロ・ポロシェンコ大統領と「改革」の話をするとは、外交で得点を稼いできた安倍首相の失敗は中東案件に加えてここにも発生していると警告せずにはいられません。
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