二階訪中団どう失敗するか

皇紀2675年(平成27年)5月20日

 http://www.sankei.com/politics/news/150519/plt150519……
 ▲産經新聞:安倍首相、訪中する二階氏に親書の意向

 自民党の二階俊博総務会長が訪中します。それに安倍晋三首相が親書を託すことが決まりました。何度も申しますが、安倍首相の中韓に対する外交姿勢のほとんどは、したたかであると評せるでしょう。

 だからこそ党三役に二階総務会長を据えているのです。以前にも申しましたが、そもそも「中共利権」の采配を振ってきたのは、河野洋平元官房長官でも高村正彦自民党副総裁でもなく(田中真紀子元外相がまるで使い物にならなかったこともあって)福田康夫元首相であり、その配下に二階氏がいました。特に二階氏は、当時「これから伸びる」といわれた中共経済が自らの建設・土木利権に利用できると着目したからこそ福田氏の指示に従ってきたに違いありません。

 ところで、二階氏の前回訪中団(平成十二年)は、定員二千人の募集に対して五千人もが「私も一緒に連れてって」とごった返し、江沢民国家主席(当時)を驚かせましたが、今回は定員三千人の募集に対して「一緒に行きたくない」「今更行っても意味のない国」とあらゆる方面から断られたと聞いています。

 土壇場になってかなり焦って人集めをした結果、ようやくなんとか約三千人が集まったという体たらくです。だから安倍首相は二階氏に親書を持たせることで恩を売りました。これでは習近平主席は何ら驚かないでしょう。二階氏に対する中共共産党指導部の期待は、それほど高いものにならないのではないかと推察します。

 しかし、中共は安倍首相を討つために使える日本の政治家をみすみす取り逃がしません。野田聖子前総務会長らはその口でした。党本部や首相官邸の内部情報が中韓に筒抜けになっていたこともあり、今回の訪中団をどう迎えるかによって、中共がどのレヴェルの情報を入手しているか分かります。

 よく見ておきましょう。

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『二階訪中団どう失敗するか』に2件のコメント

  1. きらきら:

    売国奴議員には呆れますね。
    過去、日本の税金を韓国、中国に賠償金、ODAなどで出す場合、キックバックをもらって売国行為を行う仕組みです。中にはハニートラップにひっかかった政治家もいるようです。

    ところで、これからは反日の後ろにテロをくっつける呼び方をして行きたいと思います。
    ・反日テロ集団日教組
    ・反日テロ番組
    ・沖縄反日テロ左翼
    など
    皆さん、拡散してくださいね。

  2. ゆき:

    ある番組で言っていたが、彼は寝首をかく不気味な政治家で、表舞台には立たせられないが、土建観光業―国土建設省担当ーのドンなので無視はできない存在。笛を吹けば世話になっている業者がいそいそとして集まると言う。和歌山のパンダはなぜああも元気かというところまで日中関係を結び付ける有様。最近聞いた話だが、模試で出題された「食糧難の解決法」に「○○人を殺せばいい」というようなものがあったとか。南シナ海で蛮勇をふるうあの国。このような時に山の手当たりの主婦上がりのコメンテーターが、「孔子、孟子の(敬うべき)お国なのに」ととぼけたことを言っていた。このようなぼけ頭(金のために局に言わされているのか?)の主婦と学生のギャップが興味深い。