皇紀2676年(平成28年)2月13日
http://www.sankei.com/premium/news/160212/prm160212……
▲産經新聞:ゲス不倫・宮崎氏の辞職を受け、民主・モナ男ら政界不倫男どもは一体どうする?
男性国会議員の育児休暇宣言さえなければ、私生活の問題で議員辞職まですることはありませんでした。もし宮崎謙介衆議院議員が地元や或いは省庁職員の評判でもよければ、私も昨日記事でのような申し方はしませんでしたが、まぁそういうことです。
まさかこれで田中京氏(田中角栄元首相の婚外子)が今夏の参議院議員選挙に立候補しにくくなったということもないでしょうが、目下の自民党にとって悩ましいかもしれません。
しかしながら最も気の毒なのは、自民党京都府支部連合会の西田昌司現会長(参議院議員)です。四月の補欠選挙は、よい候補を立てて是非頑張っていただきたいと思います。
http://www.sankei.com/world/news/160212/wor160212……
▲産經新聞:北朝鮮、拉致問題の特別調査委員会解体を発表 重大局面も日本政府「織り込み済み」
さて、北朝鮮が拉致被害者を含む日本人に関する包括的調査の全面的中止と、拉致事件の再調査を行う「特別調査委員会」を解体すると発表しました。
これはいわば拉致監禁犯が、包囲している警察の何らかの対応に腹を立て、約束した人質の解放を渋り、銃を外に向けて威嚇乱射しているようなもので、タイミングを見計らって犯人と人質の確保のために突入すべきです。
どうせ特別委など調査の実態がありませんでしたから解体されても支障はありませんが、そもそも拉致事件を巡る交渉に警察の関与がないこと(あくまで外務省主導)と、国民を取り返すためであれば自衛隊の現地投入を認めるところまで安全保障関連諸法案が整備できなかった(「戦争法案」などと呼称されて踏み込めなかった)こと、被害者の全員帰国と同時に日朝国交正常の確約がない(日本は米国の反対に抗しきれないのではという北朝鮮側の疑念がある)ことが、北朝鮮の態度をふざけ切ったものにしています。
人質を解放せよと言っているのに外に向けて銃を乱射し、それに対応した警察にまた腹を立てて威嚇射撃してくるとは、とんでもない犯人です。
何人かの被害者ご家族もこの展開を覚悟しておられたとは伺いましたが、政府はいよいよ上記列挙の問題に着手し、北朝鮮と対峙しなければ事件解決はありません。
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皇紀2676年(平成28年)2月12日
http://www.sankei.com/politics/news/160211/plt160211……
▲産經新聞:宮崎謙介議員、12日午前10時45分から記者会見 疑惑認め謝罪か くすぶる離党論
まったく「ゲスの極み」であり、そもそも一政治家の不倫を一般紙までもが報じるのは、宇野宗佑元首相の関連報道以来たがが外れたままという感が拭えませんが、自民党の宮崎謙介衆議院議員(京都三区)の問題は、男性国会議員の育児休暇を宣言しておきながら、議員歳費等を受け取り続けて京都の自宅に宮沢磨由さんやほかの女性を連れ込み、不適切な関係に興じるつもりだったのかということにほかなりません。
これで男性の育休喚起は、台無しです。
もっとも安倍晋三首相が激怒したとの情報があり、選挙年の与党戦略にいくつかの変更を余儀なくされたとの見方があります。一部代議士の間で衆議院解散が早まるという噂まで飛び交うほどです。
宮崎代議士には、最悪の顛末(離党勧告)が待っており、本日午前の会見をよく党が了承した(?)ものだと思わず耳を疑いましたが、育休提起さえなければ前妻の加藤鮎子代議士(加藤紘一元官房長官の娘)と離婚した時同様、本人の不倫について家族の中で話し合えば済んだでしょう。
政治家なのですから、記者に囲まれても笑いながら「私ごときのだらしない話に君たちの手間を取らせてすまんね」とでも何でも答えればよいものを、走ってはならない国会内廊下を死んだ目をしながら逃げ去る時点で、この人に政治家の資質はありません。
最後に、もう一つ訳の分からない人びとについて。
http://www.sankei.com/politics/news/160211/plt160211……
▲産經新聞:「茨城のシールズ」建国記念の日に街宣 北ミサイルは「北と中国、米国がグル」
とにかく産經新聞社配信記事をお読みください。何が言いたいのかさっぱり分かりません。それより私が気になったのは、これほど意味不明な団体が配布したチョコレートつきのティッシュは、一体どこから資金提供されて準備できたものなのかということです。
私も研究所で配布物を用意したことがありますが、それなりにお金がかかります。ご寄付や自己資金があっという間に底をつくため、とても続けられませんが、例えば日本共産党ぐらいの資金豊富な組織が背後についていれば可能でしょう。
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皇紀2676年(平成28年)2月11日
本日は、紀元節(建国記念の日)です。皇尊弥栄。
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/02/05……
▲朝鮮日報(韓国):便器が詰まったゲストハウス、大家は「近くのトイレへ行け」
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2016/02/05……
▲朝鮮日報(韓国):外国人観光客に「最悪の味」を提供する明洞の飲食店
わが国は、紀元節の祝日と中共人民の大移動週間「春節」が重なり、全国の宿泊・商業施設や飲食店などがご多忙のことと存じます。私も仕事が休みではないので、嫉妬と怨念で街中の人びとを睨みつける……ほどでもないか。
昨年はことのほか、中共人観光客の「爆買い」が話題に上がりましたが、相変わらず韓国人観光客も多く、街のあちこちから韓国語が聞こえてきます。少なくとも大阪市内の繁華街を歩く人の三分の一が中共人で、もう三分の一が韓国人、日本人はたったの三分の一といった具合です。
私たち日本人の多くが韓国を訪れなくなっても、韓国人はわが国に旅行でやって来ます。一時は「飽和状態」と言われた東京都内や大阪市内のホテルは、もうあっという間に足りません。現在建設ラッシュを迎えています。
しかし宿泊施設は、本来最低でも三十年タームで経営を見据えなければいけません。客が来なくなれば他のホテルチェーンに売却すればよいと考えているかもしれませんが、観光客が来なくなったころにそうそう買い手など見つからないでしょう。
そこで「民泊」に期待する声が上がっているわけですが、上記朝鮮日報配信記事は、決して韓国の非常識や不衛生といったマイナス面をあげつらうためにご紹介したのではありません。わが国も早晩こうなるというのです。
残念ながら「悪い奴」はどこにでもいるもので、民泊などというものは、よほどの旅好きや人好きを除いて、その「悪い奴らども」の格好のネタでしかありません。さまざまなご意見があるでしょうが、民泊を「しのぎ」の手段として公が語ることに私は反対です。
わが国が外国人観光客を迎えるには、国際空港を降り立って街へ移動する手段に於いてクレジットカードも使えないとか、或いは簡体字やハングル表記が邪魔で英語表記が小さく、ほとんどの外国人にとって不案内なことになっている現状を直ちに改善すべきです。
悔しかろうが何だろうがはっきり申します。台湾人や韓国人、中共人のほうが日本人より英語が上手です。「新宿駅」とともに「SHINJUKU STATION」と書けば全ての外国人が理解します。
観光客目当ての「にわか商売」が暗黒面に堕ちやすいことは、ソウル特別市明洞の飲食店のエピソードでも分かりやすく、これも韓国だけの現象とは言い切れません。そのような店に当たった観光客は、もう二度と日本に来ないでしょう。
そこで余計な一言を。そのような商売を、日本だからと言って日本人がやっているとは限らない。
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皇紀2676年(平成28年)2月10日
http://www.asahi.com/articles/ASJ2946QZJ29ULFA012.html……
▲朝日新聞:歯舞読めず「はぼ、なんだっけ」 島尻沖縄北方担当相
朝日新聞社は、安倍内閣閣僚の失態をさも嬉しそうに報じていますが、島尻安伊子内閣府特命(沖縄・北方担当ほか)相は、もともと民主党の政治家です。
とはいえ北方担当相が歯舞群島も読めないようでは、露政府に呆れられるでしょう。このような小さな間違いの積み重ねが八日記事で申した絶望的展開を誘うのです。
知識の有無は、大臣の資格に関係がないと私は思いますが、さすがにこれは酷いでしょう。
さて、北朝鮮の長距離弾道弾発射を受けた韓国の地上配備型迎撃システム「高高度防衛弾(THAAD)」導入問題で、いよいよ米韓が協議を始めることになったと聞きつけた中共共産党は、その日(七日)のうちに韓国の金章洙駐中大使を呼び出して抗議したことを公表しました。
これは中共外交部の仕事でしたが、よほど頭にきたのでしょう。これまで中共に遠慮して米韓同盟をないがしろにしてきた韓国は、昨年末の日韓合意といい自国の置かれた現状を思い直して頭を冷やした結果です。
韓国は、決して中共との関係に怯えてはいけません。日米韓の軍事的連携は、韓国にとって死活問題と心得て、これまでの「中共寄り」を成果などとせず、中韓の所詮主従関係が水泡に帰すことを当然のように恐れてはならないのです。
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皇紀2676年(平成28年)2月9日
http://www.sankei.com/politics/news/160207/plt160207……
▲産經新聞:【北ミサイル発射】社民党談話は「ロケット発射」?! 又市幹事長「いたずらに『北朝鮮の脅威』あおるな」
やはり社民党は、北朝鮮労働党のための海外政党です。北朝鮮による日本国民拉致事件を否定しただけでなくもみ消そうとした旧日本社会党は、解党ののち社民党と民主党に分かれましたから、どちらも似たようなものなのでしょう。
そして結局、中共と態度が同じになります。口では偉そうに「抗議」と言うくせに、制裁には何かとごねて見せるのですが、はっきり申し上げて日米の制裁が北朝鮮に効かないのは、中共が北朝鮮経済を支えてしまうからです。
しかし、社民党のような中途半端な政党との違いは、中共は本当に怒っているということぐらいでしょう。
沖縄県の翁長雄志知事も、発射からわずか十分以内に県上空を通過された状況に「心臓が凍る思い」と答えた上で、自衛隊が石垣、宮古両島に設置した地対空誘導弾パトリオット(PAC3)については「一体全体どんな精度があるのか、素人には分からない」などと間抜けなことを述べました。
本当に県民のことを考えるならば、決してこのような文法で記者団に語ることなどありえません。PAC3の精度について懐疑的な見解は確かに存在しますが、少なくとも日米の迎撃態勢が整う前を狙った北朝鮮の態度からして、例えば「県民の防衛に尽くしてほしい」とでも答えるべきです。
さらに、四日記事でも申しましたが、中共の態度は本当に酷いものでした。
http://www.sankei.com/politics/news/160208/plt160208……
▲産經新聞:中国軍艦、房総沖を往復 防衛省「特異な動き」
だから北朝鮮を非難する前に中共もいい加減にせよ、と。チャイナマネーに侵された米ランド研究所(五日記事参照)にも申したいのは、これでも日米共闘を拒絶しますか?
中共が面白がるのは、日米安全保障条約が機能しない時です。千葉県房総半島沖を航行したのは共産党人民解放軍海軍艦ですが、海警局の船に日米安保では対応できないのを習近平国家主席は知っています。
そのように見過ごし、気がつけば日本より酷い侵略を受けるのは、米国のほうなのです。
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