核安保サミットと北朝鮮

皇紀2676年(平成28年)4月5日

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 http://www.sankei.com/world/news/160401/wor160401……
 ▲産經新聞:【核安保サミット】防衛ミサイル配備か強力な対北制裁か 習近平主席が朴槿恵大統領に選択迫る 中韓首脳会談

 米国の首都ワシントンDCで開かれた核安全保障首脳会議は、五十二カ国首脳と四つの国際機関代表が集いましたが、本会議終了後の集合写真撮影の際、何と仏国のフランソワ・オランド大統領と韓国の朴槿恵大統領の二人だけがいない状態で進行されてしまいました。

 本会議が予定より長引き、当初設けられていた休憩時間がなくなったため、そうとは知らされていなかった朴大統領が抜けてお手洗いへ行き、他の首脳らは案内に従って撮影に臨んだという顛末です。

 オランド大統領がいなかった理由はまだ分かっておらず、仏国政府内でなら「まぁいいでしょう」とでも言っていそうですが、今ごろ韓国政府随行職員は血まみれにされているかもしれません。

 ところが、もし同様の失態があれば血まみれの刑どころで済まされないのが北朝鮮です。日米韓中の首脳がそれぞれに話し合った主要課題は、北朝鮮の扱いでしたが、南支那海問題でも到底真剣だったとは言えない米国のバラク・オバマ大統領をはじめ、全く大した話し合いにはなりませんでした。

 北朝鮮の挑発的な態度も止まることがなく、一部で「このままいけば米中の裏取引で労働党の金正恩第一書記が暗殺され、金正男氏にすげ替えられる」とささやかれている噂が本当になるかもしれませんが、それでも金第一書記の「ハッタリ」が続いています。

 その背景には、米中の対立と中共共産党内の親北派の台頭があると見ることができます。武大偉朝鮮半島問題特別代表の訪韓と訪日(昨日から)をもってしても、北朝鮮の態度が改まるような提案が出されることはありません。

 さらに申せば、対北制裁の底は初めから抜けており、私たちが思っているほど北朝鮮はカネとモノに困っていないようです。つまり、核保有国が既得権益で核安保を語っている限り、他国民の大量拉致という大型刑事事件を起こすような地域の悪事は、話し合いで解決などしないのです。

 さらわれた自国民を救出するという世論が、私たちにまだまだ形成できていないのかもしれません。力づくで盗られたら力づくで取り返さないと

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『核安保サミットと北朝鮮』に2件のコメント

  1. 心配性:

    トランプ氏同様「親日」では決してないんだと思います。

    米で話題『日本復興』 日本礼賛ではなく力落ちた米論ずる書http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160405-00000001-pseven-int

    「面倒くさい南北朝鮮人の世話やアジアの揉め事は全て日本人に丸投げし、アメリカ人は引き籠って金儲けだけやってようぜ!!」というのが、今後長くアメリカの有権者の間で支配的な意見になるのかも知れません。
    トランプ氏の意見とも重なります。

    アメリカ人は、尖閣諸島を守るのも嫌だし、“揺り籠から墓場まで”南北朝鮮の世話を日本に押し付けたいようですが、むしろ日本人が南北朝鮮と縁を切りたいぐらいでしょう。

  2. :

    そのようなやり方が可能なのに、首を挿げ替えるだけという結論は茶番です。
    結局のところ誰も半島の解決は望んでいないということに他ならないのでしょう。
    北朝鮮が独裁政権という必要悪で、米中の均衡が保たれるという事なのでしょうか?
    北朝鮮の国民は最大の犠牲者です。
    朝鮮総連は結局日本からの資金で、このシステムを存続させようとするだけで、米中もそれを黙認しているというお粗末さで、拉致被害者問題を解決する気があるかどうかも疑問です。