岸田首相こそが補選の敗因

皇紀2684年(令和6年)4月29日

 本日は昭和節です。謹んでお慶び申し上げます。天皇弥栄。

 そして、昨日は主権回復の日でした。昭和二十七年の四月二十八日、桑港(サン・フランシスコ)講和条約が発効し、現行典範(占領典範)も現行憲法(占領憲法)も役割を終えた日です。

 そこから今日まで、これらを放置してきたわが国がどうなっているか、まずは昨日の出来事を振り返ってみましょう。

【選挙速報・動画】白浜町長選で元参院議員の大江氏が初当選 和歌山県:紀伊民報AGARA|和歌山県のニュースサイト

任期満了に伴う和歌山県白浜町長選は28日、投開票され、元参院議員の大江康弘氏(70)=無所属=が初当選を決めた。4選を目指していた現職の井澗誠氏(69)=無所属=は敗れた。 町長選は無所属4人による争…

(紀伊民報)

 昨日投開票された衆議院議員補欠選挙は、東京十五区、島根一区、長崎三区のいずれも立憲民主党の候補者が当選してしまうという「悪夢」に終わりました。しかし、これが岸田文雄首相に対する国民的評価だったとも申せましょう。

 特にそれは、島根一区に表れました。当選した亀井亜紀子氏は、そもそも小泉純一郎首相(当時)のやり方に反旗を翻して自民党を出た亀井久興元衆議院議員の系譜で、いわば「岸田自民」が嫌なら投票しやすい候補者でした。

 それでも岸田首相は、恐らく「島根の一敗しかしていない」と思っているでしょう。昨夜、幾名かの自民党議員が「いよいよ岸田を引きずり降ろさないと、次の衆議院議員総選挙で惨敗する」と怒っていましたが、当の本人は「我関せず」を通すかもしれません。

 もう一つ注目すべきは、やはり東京十五区でした。討論会にも出られない程度の立憲民主党と日本共産党の相乗り候補を当選させつつも、小池百合子都知事の「メッキ」が剥がれ、乙武洋匡候補の評判が悪すぎたこともあって、日本保守党の飯山陽候補のほうが得票数が多かったのです。

 一定数の自民党支持層が飯山候補に投票したのでしょう。この結果を見ても、自民党が「次の首相」にすべきは、最善策として高市早苗経済安全保障担当相しかいないと分かります。

 しかも、それを可及的速やかに実行しなければ自民党は、もう本当にほとんどの票を失うかもしれません。党内で「岸田降ろしは起きない」「有力な『次』がいない」などと産經新聞社らに報じられている場合ではないのです。

 一方、嬉しい報として、和歌山県下最大の観光地「南紀白浜」として知られる西牟婁郡白浜町の町長選挙で、親台派の大江康弘元参議院議員が当選しました。地方自治から「中共に喰われる」という現象を断ち切るには、このような選択が私たち国民に求められます。

 つまり、岸田首相を直ちに辞めさせ、財務省米民主党中共・共産党の言いなりにしかならない政治を、明確に拒否するしかないのです。

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『岸田首相こそが補選の敗因』に1件のコメント

  1. K&G:

     「中共に喰われる」という現象を断ち切るには、このような選択が私たち国民に求められます。
    つまり、岸田首相を直ちに辞めさせ、財務省と米民主党と中共・共産党の言いなりにしかならない政治を、明確に拒否するしかないのです。」

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    いつも適格に要点を述べられ、当方心より賛同しております。