ハメようとしているヤツら

皇紀2677年(平成29年)3月6日

 昨日記事は、もう遠慮なく私の知りうる限りの情報に於いて、東京都の小池百合子知事が出鱈目なことをしていると指摘しました。

 そのコメント欄に頂戴した第九回目の地下水モニタリング調査の詳細は、私も全く同じことを聞いており、政治的且つ作為的に汚染物質が高濃度で検出されるよう「非常識な調査方法をとれ」と誰かが指示したのは、ほぼ間違いありません。

 それが小池都知事なのか彼女の密命を受けた部下なのか、都議会が百条委員会を開いて徹底的に追及すればよいことです。石原慎太郎元都知事を「敵」に仕立てた彼女は、いずれ都民・国民の敵と化すでしょう。

 石原元都知事の指摘通り「科学が風評に負けたということになれば、まさに国辱」なのであり、東京電力福島第一原子力発電所事故ののち福島県からくる人びとに向かって「放射能がうつる」だの「体が光ると思った」だのと信じられない出鱈目をいって、子供たちまでもが暴力と脅迫に巻き込まれていくさまを見るにつけ、小池都知事のしていることは、これら虐めっ子の所業とほぼ同一なのです。

 広島市と長崎市に米軍が原子爆弾を投下したのちの、あの先人たちの混乱と誤解から私たちは何ら成長していないのでしょうか。私は、豊洲新市場への移転を中止した小池都知事にいまだ称賛の声がある中、報道各社が「石原会見」のほうを批判する中、私自身もうこれ以上後悔したくないので思い切って真実を申します。

 小池都知事は、私たちを騙してまで自分の「政治ゲーム」に酔っているだけなのです、と。

 https://mobile.twitter.com/_500yen/status/838378400028905473
 ▲500円さんのツイート:Mr.サンデーで「退出させられた保護者」だと紹介していたのは、保護者ではなく潜入に失敗したパヨク劇団の演出家です(後略)

 もう一つ。私たちがまんまと騙されかけているのが学校法人森友学園の件です。保守主義を笑いものにするような劇を創るのは、いわば芸術表現の自由ですからどうでもよいとして、五日(大阪市内も騒がしい一日だった)に開かれた瑞穂の國記念小學院(大阪府豊中市)の説明会におとなしく潜入していられなかった自称・劇作家は、まず工作員として失格です。

 ここへきて贈賄の疑いが出てきた学園理事長の行動に問題があるとしても、大阪府私学審議会の認可については、わが国にあるべきながら稀有な教育方針の重要性を認めるべきだと思いますが、どうやらそれは無理な話なのかもしれません。

 実は、最初から仕組まれていたのです。

 豊中市内で手広く幼児教育を経営している学校法人あけぼの学園は、社会福祉法人もやっていますが、園児に「いただきます」を絶対にいわせないようにする異常な教育方針で知られているといいます。

 以前「反日(対日ヘイトスピーチ)」系として同市の木村真市議会議員が小學院の件を叩き始めたと申しましたが、国会を無断欠席して小學院の建設現場を見に来た民進党の辻元清美衆議院議員とあけぼのの安家周一理事長(梅花女子大学こども学科教授)はズブズブの関係で、木村市議ともつながっており、私学審議のメンバーは、まさに同市にあるひじり学園の安達譲理事長ら安家氏周辺の人脈で固められているとのことです。(こちらにも情報あり)

 このままでは塚本幼稚園自体も潰され、いえ、彼らの目的は最初からそこにありました。だからこそ大阪府の松井一郎知事らが森友学園に手を貸したのかもしれません。また、籠池泰典理事長が無理筋を通そうとしたのも、このような危機的状況が待っていたからでしょう。

 それでもやってよいことと悪いことの区別もつかなくなったのなら救いようがありませんが、この状況だけは、皆さんも知っておいてください。

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小池都知事の限界がきた!

皇紀2677年(平成29年)3月5日

 http://www.sankei.com/politics/news/170304/plt170304……
 ▲産經新聞:【豊洲問題】地下水モニタリング手順一貫せず 担当業者を招致 都は「ガイドライン枠内」

 昨日記事の続きになります。読者の皆さんはご存知の通り私は、そもそも話をしに来た支持者に向かって勘違い甚だしい偉そうな態度をとった小池百合子衆議院議員(当時)を目撃して以来、そのまま挨拶もせずに帰り、一度たりともほめたことがありません。それを昨夏の東京都知事選挙期間中、しかるべき人に「頼むから悪く書かないでほしい」「我慢してくれ」といわれ、それをのんだ私の責任を今、痛感しています。

 また、都民の圧倒的な支持を受けて当選した小池都知事が早速それまで明らかにならなかった問題を提起したことについて、初めて一定の評価を加えたことにも、正直申し上げて後悔しています。だからといって当時自民党東京都支部連合会(都連)が推薦した候補のほうがよかったとは、今なお思いません。つまり、自民党が推すべきでなかった舛添要一前都知事の招いた混乱の末に、最善の選択肢など初めからなかったのです。

 その上で申します。豊洲新市場が使用不能なほど汚染されているという情報は、ほとんど出鱈目でした。これはすべて、小池都知事によって創り出された(捏造ではなく)事実の歪曲だったのです。

 石原慎太郎元都知事が会見でも明かしたように、複数の科学者が豊洲に問題がないことを証言しています。むろん科学者の見解とは、枝葉のどの部分を見るかによって分かれるものであり、報道各社は「小池都知事が創った敵」を一緒になって追い落とすべく小池都知事側に有利な見解を述べる有識者を並べました。

 当然石原元都知事も多くの都民も私も科学者ではありませんから、いわれるがままに豊洲への不安を増大させたのは事実です。そこから小池都知事の石原元都知事に対する復讐が始まりました。

 築地市場の土地があの忌まわしい占領統治期に汚染されたことは、昭和五十年代にも都の公式見解として「おそれがある」と記されるなど以前からいわれてきた(ゆえに鈴木都政下で移転案が出た)ことであり、にもかかわらず小池都知事の豊洲に向けられた指摘が決して築地には向けられませんでした。

 しかし、都は昨年三月に築地汚染の報告書をあげており、これを掘り出さず隠蔽し、違うほうばかりを掘り返した小池都知事は、明らかに政治的且つ作為的な判断をし、築地の業者たちを奈落の底へ叩き落したのです。

 挙げ句の果てに「築地はコンクリートで覆われているので問題ない」とは一体どういう神経をしていれば出てくる言葉なのか、コンクリートで覆われているのは豊洲も同じでしょう。

 豊洲の地下水モニタリング調査について、実は汚染が酷いように出た第九回目のものが出鱈目で、それ以前のものが通常の調査方法による結果だったのです。

 小池都知事が直接その意図的な指示を出したのかどうかは、今後それこそ都議会が百条委員会を設置して彼女を追及すべきであり、何が何でも都議会自民党と石原元都知事を「悪者」に仕立てるべく計画された「創り話」のまま今夏の都議会議員選挙が「緑色」に演出されてはなりません。

 支持者の皆さん、目を覚ましてください!

いよいよ百合子緑が危ない

皇紀2677年(平成29年)3月4日

 http://www.sankei.com/politics/news/170303/plt170303……
 ▲産經新聞:【森友学園問題】民進党から鴻池祥肇元防災担当相擁護の声「鴻池氏自らが共産党に情報提供」 桜井充元財務副大臣がメルマガで

 昨日記事で、日本共産党の小池晃書記局長(比例区)が参議院予算委員会に持ち込んだネタは、入手ルートの怪しげなものだと匂わせましたが、朝日新聞社自身が自分たちで入手したとゲロしているではありませんか。

 朝日の社内共産党シンパから共産党の手に渡った(反日ルート)のは明らかで、ゆえに小池議員は最初、そのメモの出どころ(兵庫の鴻池祥肇事務所)と氏名(菊川義浩秘書)を明かせなかったのです。

 民進党議員の妄想は耳にする価値もなく、いわゆる学校法人森友学園の問題が民進党の問題でもあることを自覚すべきでしょう。

 http://snjpn.net/archives/16574
 ▲シェア・ニュース・ジャパン:森友学園の小学校設立を手助けしたのが民進党・平野博文(野田政権時の文部科学大臣)だと民進党の定例会見でフリージャーナリスト堀田記者に暴露される

 なぜなら、民進党の平野博文元文部科学相(大阪十一区、比例近畿で当選)がさかんに関与したことを指摘されてしまったからです。蓮舫代表は、その場でまったく有効な返答をしていません。

 はっきり申し上げて、この問題に関係してしまったのは、自民党内の安倍晋三首相(山口四区)ではない近畿地方選出の議員(または議員秘書)の数名と、民進党日本維新の会、そして財務省です。

 二月二十二日記事で取り上げた民進議員たちの国会無断欠席視察は、結局自ら墓穴を掘ってごみを埋めにいったというようなことになるでしょう。それでもジャーナリストにごみを掘り返されたのだから仕方がありません。

 http://www.sankei.com/politics/news/170303/plt170303……
 ▲産經新聞:【豊洲問題 石原元知事会見詳報(1)】「行政の責任は裁可した最高責任者」自分の責任認めつつ「混迷迷走の責任は今の都知事、小池さんにある」

 さて、東京都の枠を超える私たちの食の安全に関する問題として、国民的注目はいよいよこちらに移行しています。

 はじめから申してきたように東京都の石原慎太郎元知事は、ほとんど何も知りません。本人が会見を開くにあたってばつが悪いと感じていたことがあるとするならば、大方針を決断した後の細かなことは、すべて担当者たちに任せるという政治スタイルを貫いてきたのが世間にバレるということぐらいでしょう。

 しかしながら報道記者や都民の多くも、ほぼそれを知っていたはずです。だからこそ石原元都知事は、自ら裁可した責任については認めました。それでも報道各社が彼を叩きたいのは、これまでさんざん記者たちが石原元都知事に叱られてきたのを恨みに思っているからに違いありません。

 現職の小池百合子都知事は、石原会見ののちに「人が人のせいにするのは簡単ですが」と反論したようですが、それはそっくりそのまま自分に返ってくるでしょう。

 未だ何も決断せず、当該問題を今夏の都議会議員選挙に持ち込んでまで築地の業者たちを生殺しにしているのは、小池都知事です。

 この続きは明日へ。

画を描いたのは財務省か?

皇紀2677年(平成29年)3月3日

 http://www.sankei.com/politics/news/170302/plt170302……
 ▲産經新聞:【政論】民進党は共産党の爪の垢を煎じて飲め

 産經新聞社ともあろう大企業が、日本共産党の小池晃書記局長が安倍政権を追い詰めるために鴻池祥肇元防災担当相の地元事務所からどうやって「あのメモ」を入手したか、知らないはずがないでしょう。

 二日夜、報道記者と接触した菊川義浩秘書は、鴻池議員の地元事務所担当ですが、共産党の小池議員が得意げに出した面談録(学校法人森友学園の籠池泰典理事長の件)は、この菊川秘書の個人的な備忘録です。それがなぜ共産党の手に渡ったのでしょうか。

 民進党が何らの情報ルートももたず、ひたすら騒ぎを起こすだけで何の役にも立たない無用の長物であることはわかります。しかし、その対比として現下の共産党を讃えるにしては、小池議員らの情報の手に入れ方に問題があることを指摘しておかなければなりません。

 しかしながら森友学園は、当初よりかなりまずい展開を迎えています。このままでは贈賄を疑われますし、ここぞとばかりに「教育勅語を暗唱させるような幼稚園」を叩きまくった「反日(対日ヘイトスピーチ)」勢力の思うつぼです。

 私学審議の認可については、今回の疑惑と学園の教育方針を分けて考えていただきたいと思います。わが国にあって私たち日本人の存在を否定するような教育を施す公立学校の教職公務員がいる問題こそ、放置され続けてはならないのです。

 とはいえ鴻池議員にもっていったコンニャク(百万円?)は、一体次に誰のところへ行ったのでしょうか。

 そこで二月二十七日記事で申した「大阪府の松井一郎知事か国交省の上をいく財務省」が鍵になってくるはずです。さらに「価格決定を国交省に丸投げし、件を野に垂れ込んだ財務省」と申したように今回の画を描いたのは、ほぼ財務省にちがいありません。

 学園側は、鴻池議員に懲りて直接政治家に頼むのをやめ、それこそ議員秘書を頼った可能性もあり、財務省は「これは安倍倒閣に利用できる」と考えたのでしょう。

 つまり、財務省にとって面白くない首相に安倍晋三首相がなった、という大変「名誉」なことです(笑)

民進党は苦笑する前に働け

皇紀2677年(平成29年)3月2日

 二月二十七日記事コメント欄に「どのように声を上げるべきか」とのお尋ねを頂戴していました。うっかり遅くなってしまいましたが、皆さんへのお願いを改めて申し上げます。

 実は、かねてより申し上げてきたことなのですが、例えば私からどなたかに「あの件を役所に問い質してほしい」と申し出て、のちに回答をいただいてがっかりするのが「その件を問い合わせてきた国民はほとんどいない」というものです。

 これでは問い質しようがなくなり、物事を(いずれの方向にせよ)進められません。役所が意外と気にしているのは、国民的関心があるかないかであり、ないと思われることについては、早い話が役所のペースで勝手に進めてしまうのです。

 二月十三日記事コメント欄には、「ヤンマーの下請けの公害の粉塵被害で困っている」原因が、市と市議会の無策(或いは見て見ぬふり)にあるようで、残念ながら私ではお役に立てそうもないのですが、これもやはりどこの市か(記憶違いかもしれませんが東大阪市?)を明確にしていただければ、皆さんのご協力を賜って市役所に問い合わせるのが有効でしょう。

 その際、最も手早い電話(あくまで丁重に尋ねること)と、文書(丁重な文言の手紙文)の送付を同時に行っていただきたいのです。

 ファックスの送信でもよいのですが、どの役所の職員も口を揃えていうのが「インターネット上のお問い合わせは、ほぼ見ていない(見ていられない)」というもので、それでは酷いではないかと思われますが、あれを必ずチェックしてどこかに報告しなければならないというシステムが一切ありません。役所は基本的に、しなければならないもの以外はしないのです。

 しかしながら国民からの直のお問い合わせ、つまり電話には丁重に対応することが事実上決められています。行政上の分からないことを質問するだけでも、電話口の職員は懸命に説明してくれます。必ずしも彼らが国民の声をいい加減に扱っているわけではないのです。

 だからこそ声を上げるべきことには、皆さんもしっかり声を上げていただいて、そうすれば私のような者が隅のほうから耳打ちすると役所側は「(時に困ったように)あ、あの件ですね」となります。

 http://www.sankei.com/politics/news/170301/plt170301……
 ▲産經新聞:【森友学園問題】鴻池祥肇参院議員ぶら下がり全文・上「オバハンが紙に入ったもの出して来た。『無礼者!』ゆうて突き返した」

 で、学校法人森友学園の件ですが、さすがに中山成彬元文部科学相や鴻池祥肇参議院議員からこれほど手厳しく批判されるからには、理事長の言動に最近、何か問題があったのかもしれません。

 前出の二十七日記事で「価格決定を国交省に丸投げし、件を野に垂れ込んだ財務省」と断言しましたが、いよいよ国会でも国土交通省が価格算出の件で追及され始めました。

 そして、週刊文春の取材に答えた「鳩山邦夫事務所参与」の名刺を持ち歩いて役所と交渉したという男性が現れましたが、そこでもやはり安倍晋三首相と昭恵夫人の名前すら出なかったことが明らかになっています。

 民進党の宮崎岳志衆議院議員(群馬一区で落選、比例北関東で当選)のように、報道のトーンからくる問題の本質を理解できていない連中が今日も国会で何か言っているのです。苦笑するどころか、その情けなさに怒りすらわいてきます。