希望の党を惨敗させる方法

皇紀2677年(平成29年)10月2日

■10.29東京「第五回 救国の提言」■
 平成29年10月29日(日曜日) 東京都内で開催決定!
 詳細は、後日お知らせします。皆さんのご参集を心よりお待ち申し上げます。
 なお、大阪でも11月25日(土曜日)開催予定です。

【衆院解散】大阪民進消えた希望 「維新と調整は遺憾」緊急会議2時間超

新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事と日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事の会談で30日、衆院選での東京と大阪の候補者のすみ分けが決まった。大阪府内の選挙…

(産経WEST)

 そもそも関西(特に大阪府)で、いわれるほど希望の党が勝てるわけなどありません。東京都の小池百合子知事は、兵庫県芦屋市の出身であり、日本新党時代にはその選挙区から立候補もしましたが、個人差があるのを前提としても概して関西で嫌われています。

 旧民主党が政権の強奪にまんまと成功し、しかしながらあまりの無能ぶりを露呈させて国民から絶対死刑を宣告されて約五年、ぼんやりとそんな政党に所属し続けたツケがまわったのです。希望からも死刑宣告を受けた連中に、一切同情の余地はありません。

 もう民進党の潰れた看板を背負い続けようが、希望の張りぼて看板に背負いなおそうが、こんな連中を当選させる意義が私たち国民にとって全くないのです。

 とはいえ希望が関東を中心に大量当選する可能性が高い、とも申せません。かつて「事業仕分け」でわが国の産業にも悪影響を及ぼしながら何かよいことでもしたように振る舞った民進議員が「仕分け」られているのも、既に小池都知事の周辺に居座った対日ヘイト(反日)隠しに見えます。もうそこにいるのに、これから入ってくるヘイトはいらない、と。

 それでも小池都知事の顔と名前で勝利を夢想する政治家が多い中、取り沙汰されるのは、小池都知事自身の立候補でしょう。複数の政治家を含めて皆が「するはずだ」「もうすぐ発表だろう」といいますが、私はしないと思っています。

 ここからは計算尽くで申しますが、なぜなら彼女がここで衆議院議員総選挙に立候補すれば、ただでさえ問題をわざと増やしただけで何一つ解決させないまま都政を放り投げたという致命的な批判が彼女と希望を襲うでしょう。彼女は今、その批判がどの程度に見積もられ、希望にどう影響するか、周囲の声を聴きながら考えているに違いありません。

 私なら、東京都内選挙区ですら希望の候補者が全員落選する可能性に触れて彼女を止めます。都知事との「二足の草鞋」を皮肉られながらやり過ごすほうが当選者を多く出しやすいはずです。だから自民党の若造に「衆院選出ればいいのに」などと煽られたのでしょう。

 いずれにせよ希望にも入れなかった連中は、せいぜい日本共産党に入ればよく、立憲主義の意味も分かっていない枝野幸男民進党代表代行らの「立憲民主党(仮称らしい)」なんぞを立ち上げられても私たち国民にとって迷惑でしかありません。

 私たちは、できる限りこの選挙戦で自民党に対し、消費税率引き上げそのものへの反対(本当は徴税の必要がないので廃止ですし、憲法問題を突きつけても解決能力がなさそう)を提言し、使い道がどうのという財務省的発言の撤回を求めていきます。選挙は、声を届ける好機です。

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なぜ鉄のお嬢は勝てたのか

皇紀2677年(平成29年)10月1日

露国営ロスネフチ会長にシュレーダー前独首相 制裁対象、欧米で批判も

ロシア国営石油最大手ロスネフチは29日、ドイツのシュレーダー前首相を会長に選んだと発表した。同社は欧米の対ロシア制裁の対象になっており、シュレーダー氏は就任を巡…

(産経ニュース)

 この報に触れる前に、杉田水脈元衆議院議員が自民党公認で立候補する決断をしました。旧日本のこころに所属していた時期がありましたが、とっくに党支部長を退いていましたから、希望の党には合流せず、日本維新の会などからも出馬せず、自民党の中から声を上げていくことにしたというのは、私は歓迎します。杉田女史のような人を政権政党に増やさねば、はっきり申し上げて自民党もろくでもない政党だからです。

 さて、ここで九月二十二日記事で扱った独国のゲアハルト・シュレーダー前首相に関する産經新聞社記事ですが、もともと彼が親露派だったとはいえ、どうも匂います。例の韓国人女性は、北朝鮮と通じているかもしれません。

 独国の連邦議会議員総選挙は、基督教民主同盟(CDU)のアンゲラ・メルケル首相が辛勝し、一方で右派政党とされる独国のための選択肢(AFD)が九十四議席も獲得できたのは、メルケル首相が既に無尽蔵に受け入れるとした移民・難民の政策を転換していたためです。そうしなければメルケル政権の支持率は決して持ち直せず、今回の選挙で惨敗したかもしれません。

 わが国の報道では、概して欧州各国のこの変化を「危険」と断じますが、外来種が一定数を越えて侵入してきた場合、生物の本能としてそれらを排除するのであり、私たち人間の世界でこれを避けるには、初めから外国人を政策的に自国へ移し入れるようなまねをしないことです。

 受け入れないことがヘイトなのではなく、受け入れることがヘイトを生むのであり、政治家としてその状況を何としても避けねばなりません。ならばAFDの主張は決して極端なものではなく、メルケル首相でさえ政策を修正していたという事実から、私たちも考えるべきことがあるはずです。

 そんな中、希望の党をめぐる「乱痴気騒ぎ」が続いています。東京都の小池百合子知事のいう「リアルな安全保障政策(?)」に反対してきた細野豪志前衆議院議員に排除される旧民進党の連中も哀れなものです。皆「お前にはいわれたくない」と思っているでしょう。

 ざっと三十名はいるとされる「排除リスト」には、菅直人、野田佳彦、岡田克也、赤松広隆、長妻昭、枝野幸男、安住淳、近藤昭一、辻元清美、阿部知子、海江田万里(敬称略)らが載っているらしく、昨日まで安倍政権の安全保障政策を非難してきた安住氏が「前から憲法改正に賛成」といい出したり、柚木道義前衆議院議員に至っては、突如「弟は自衛官」などとアピールし始めたのには、怒りを超えて呆れます。

 政治家として何の信念もないのであり、自らの信念をもって或る政党に飛び込んでいく覚悟もない人たちは、一人残らずこの際消さねばなりません。中には無所属でも当選しそうな人(例えば大阪府高槻市が生んだ辻元清美前衆議院議員)はいますが、リベラルであることと対日ヘイト(反日)の違いをよく理解し、考え直してほしいと思います。

かつては逮捕…今はガード

皇紀2677年(平成29年)9月30日

尖閣海域で90㌔水揚げ 中国公船は妨害せず 仲間市議

26日から2日間、尖閣諸島海域に出漁した「尖閣諸島を守る会」代表世話人で石垣市議の仲間均氏は28日、石垣市内の事務所で八重山日報社の取材に応じ、周辺を航行している中国公船が漁を妨害しなかったことを…

(八重山日報)

 二十三日記事で沖縄県石垣市政について触れ、仲間均市議会議員の今なお変わらぬご活躍にも言及しましたが、その理由は、二十七日前後に同市尖閣諸島へ出港すると密かに聞いたからです。二十三日時点でそのことを明かすわけにはまいりませんでしたので、何卒ご了承ください。

 かつては、第十一管区海上保安庁の巡視船に身柄を拘束され、起訴までされるに至った尖閣への仲間議員の、議員として管轄の行政区内への視察という当然の行為は、仲間議員の代理人として徹底的に闘い抜いた南出喜久治弁護士の主張も通り、今や海保巡視船が議員を守ってくれるようになりました。これは大きな変化です。

 よって厚かましくも周辺海域にいた中共共産党の属船は、決して仲間議員を乗せた漁船に近づけなかったといいます。これが全て(尖閣諸島がわが国の領土であること)を物語っているのです。仲間議員が改めて証明してくれました。もう中共の強弁は通りません。

 これから「尖閣ブランド」の海産物がもっと出回るようになれば、すなわち石垣の漁師さんたちがもっと安心して漁に出られるようになれば、その恩恵を受ける私たちにとってもよいことづくめでしょう。

 仲間議員の取り組みは、地元経済の活性化のためであり、単に「保守政治家の活動」といって極端な政治活動でもしているかのように指差されるものではありません。地方議員として当然の活動をしているだけです。この行動力も思考力もない者が議員になろうとすることを阻めるのは、私たち自身なのです。

【衆院解散】どうなる安保反対派辻元氏…週末スケジュール全キャンセル、単独で“潜行”中

希望の党への公認申請をめぐり、安保法制や憲法改正に反対してきた民進党幹事長代行の辻元清美氏(57)は、大阪10区からの立候補を予定しているが、希望の党の公認をめ…

(産経WEST)

 国政選挙においても、私たちが自らの投票行動について慎重に判断しなければなりません。やはり辻元清美前衆議院議員は、もはや発狂寸前のご様子で、記者の質問にもだんまりを貫いたかと思いきや突如脈絡不明のまま「私は執行部ですので発言はしていません」と金切り声を上げて車に乗り込み消え去る始末です。

 政界から消え去る寸前の菅直人元首相も、希望の党の公認をもらえない可能性に呆然としているらしく、毅然と「いらぬわ」といった野田佳彦元首相との違いが歴然としています。対日ヘイト(反日)一派の狼狽ぶりだけが一種の「政治ショー」とでも申すべき醜い様相を呈し始めました。

 これが東京都の小池百合子知事が仕組んだように見える「選挙向けのショー」なのでしょうが、自身の周辺は、既に対日ヘイト派だらけであり、安倍晋三首相もその連中を批判しながら決して小池都知事のことは批判しません。今後の顛末を予見させます。

 私たちは、選挙区候補者がわが国の国柄を守る意識のある人物かどうか、その国柄というものをそもそも理解できているか、よく話を聞き、判断しましょう。

沖縄と東京で共産が違法に

皇紀2677年(平成29年)9月29日

【歴史戦】ソウルの慰安婦像「撤去不可に」 区が公共造形物に指定、続く条約違反

【ソウル=名村隆寛】ソウルの日本大使館前に設置されている慰安婦像を管理するソウル市鍾路(チョンノ)区は28日、像を区第1号の「公共造形物」に指定したことを発表し…

(産経ニュース)

 このことに触れる前に、いよいよ希望の党(以下、希望)が「ゴミ溜め」の様相を呈してきました。小沢一郎前衆議院議員まで合流するとなれば、読者の方がおっしゃるように「絶望」でも「失望」でもなく「野望の党」とののしられても仕方がないでしょう。

 しかし、野望というからには、政策の重大目標をもってその実現のために手段を選ばないということでなければなりませんが、東京都の小池百合子知事をはじめ彼らにそのようなものは(見せかけの公約などに意味はなく)ありません。ただ個人の保身しかないのです。それを「野望」とはいいません。

 旧日本のこころの中山成彬元文部科学相が早速、私と同じことをおっしゃいましたが、希望で公認されるかもしれない辻元清美前衆議院議員らなんぞに大きな顔をさせてはならないのです。旧民進党が貯えてきた政党交付金に対し、たとえ日こころが希望に捧げた金額が小さかろうとも、特定の危険思想を持つ「政治屋」を抑えてもらわねばなりません。

 ともすれば安倍晋三首相と小池都知事の間で「民進党を壊してふるいにかける」ことが決まっていた解散総選挙だという指摘もありますが、ならば辻元前衆議院議員を希望の公認候補にしてはならないでしょう。これから天皇陛下の公示を賜るまでの間に、希望の正体(公認権を掌握した小池都知事の正体)がますます明るみになります。

 そんな中、現行憲法(占領憲法)案を提示されて帝國議会で最初に「こんな占領憲法は無効だ」と指摘したことなど忘れて「護憲九条」を掲げる日本共産党は二十八日、沖縄一区で「オール沖縄」の看板を掲げた街宣車から立候補予定者の氏名を連呼して回る公職選挙法違反を犯しました。

 さらに、東京十二区の池内沙織前衆議院議員が自身の氏名入りのたすきをかけて街頭に立ち、やはり公職選挙法違反に及びましたが、彼女はこれで二度目です。前回処罰されなかったのをいいことに、占領憲法を護れというくせに公選法は守らないようですから、今度こそ逮捕されるべきでしょう。十二区の北区内でこの犯罪に及んだため、都選挙管理委員会ではなく警視庁王子警察署へ既に通報がありました。今度こそ逮捕してください。

 と申しますのも、ここで産經新聞社記事に言及しますが、思想の本来左右を問わずわが国で議員バッヂをつける資格のない政治屋を当選させている場合ではありません。池内前衆議院議員は以前、このウィーン条約違反の危険物の前で私たち国民を呪ったのです。わが国の政治家がその始末だから、これほど舐めた態度に出られてしまいました。

 私は、自分は「リベラル派」もっと申せば「左翼」だと思っていますが、それはもともとわが国が宗教原理主義・戒律の国ではなく、皇おわす祭祀の国だからこそ人びとが極めて自由に暮らしていたと考えており、それを保守する、或いは復元することで世界で最も進歩的な国家を目指せるとしているからですが、目下わが国で自称・他称されるリベラル派や左翼は、ただの対日ヘイト(反日)活動家でしかありません。

 米国のいいなりも困りますが、口を開けば対日ヘイトという中韓朝のいいなりなど論外です。森本敏元防衛相がかつて指摘した通りわが国の左右の議論が全くかみ合わないのは、「国益を守る」という政治の大原則にすら「反対」を唱える旧民進・社民・共産といった政治屋組織があるせいでしょう。彼らは、ただのヘイト派だから仕方がありません。

 北朝鮮に弾道弾を飛ばされ、北朝鮮工作員を大統領にした韓国にヘイトスピーチを吐きまくられ、徴税権力の拡大しか眼中にない財務省のいいなりでおかしな経済政策になっても大して怒らない、占領憲法を放置されているのに、占領統治を維持されているのに、天皇陛下すらも占領典範(現行の偽皇室典範)で縛りつけておいて皇族の気に入らないことに文句をいうしかしない、こんな国民であることをまずやめてみようではありませんか。

希望?絶望の党・失望の党

皇紀2677年(平成29年)9月28日

【2018平昌五輪】“日本消滅”の公式ホームページに一転、列島復活 「急いで直した」ツイッターで動揺広がる

平昌五輪の公式ホームページ(HP)に日本列島のない世界地図が掲載されていた問題で、画像が急きょ修正されたことが27日午後、分かった。産経新聞WEB編集チームが確…

(産経ニュース)

 これは、韓国がわざとやったか、島根県隠岐郡隠岐の島町竹島を「ドクトヌンウリタン」と勘違いする程度の知識しか持ち合わせないからついうっかりしたのか、とにかく南樺太の領土帰属も未だわが国にあるため、そっくりそのままわが国と露国の一部領土が地図から消されていたわけです。

 それを見つけた(報告を受けた)菅義偉官房長官が当然の抗議をし、韓国のヘイトスピーチ的(反日)地図は修正されましたが、自民党の大阪市議会議員たちは、昨日記事の件で反対を押し通してしまいました。政府が抗議すべきを抗議しても、与党の地方議員たちがこの腰抜けぶりでは、とても衆議院議員選挙で自民党が大勝することはありません。

 頼りないことこの上ない連中には任せられないとばかりに東京都の小池百合子知事が代表に就いてさかんに「リセット」を口にした希望の党について申せば、賛同できるのはせいぜい消費税率引き上げの凍結ぐらいであり、帝國議会貴族院の流れを受ける(はずの)参議院を潰そうとする一院制や、小泉純一郎元首相が牽引する「謎の」原発ゼロ方針など、聞いていられない公約ばかりです。

 まして民進党から逃げ出した人たちで溢れかえる希望の党から民進党の旧公認候補を出馬させ、自身は無所属で立候補するといい放った前原誠司代表は、腰抜けなのにもほどがあります。これこそ安倍晋三首相率いる自民党を前にして敵前逃亡したようなものでしょう。いっそ辻元清美元副国土交通相のような人は、希望の党からではなく日本共産党か古巣の社民党のほうから立候補させるべきです。

 それでどうして安倍政権を終わらせられると考えるのか、よほど小池新党に夢と期待を膨らませているのでしょうが、希望の党候補予定者の評判はいずれも悪く、もっと大胆な人選と「消費税廃止」ぐらいの直言でもしない限り思うほど議席を獲れないと思います。民進党は、間違った決断をしたでしょう。

 希望の党に投票するとどういうことになるかは、以下の動画をご覧になれば分かります。
 「希望の党」前編
 「希望の党」後編

 これは、平成十七年に総務省と公益財団法人「明るい選挙推進協会」が製作した啓発動画ですが、映画『ガメラ』(いわゆる「平成ガメラシリーズ」)などで喝采を浴びた金子修介監督の演出、近年某番組の「はい論破~」で人気を博した大阪芸術大学出身の木下ほうかさんの主演で作られ、人びとが無関心なまま希望の党が政権を獲ると、わが国がどんどんおかしなことになっていくというさまを描いています。もちろん架空の設定であり、小池新党とは一切無関係ですが、案外このようなものでしょう。

 永田町周辺が小池都知事に振り回されてはいけません。面白がるだけの報道権力の思う壺であり、私たちはいざ投票となれば、候補者をよく見て行動したいものです。