地獄へ…神職が…相撲が…

皇紀2677年(平成29年)12月10日

 安倍晋三首相は、来年二月九日に韓国で開かれる平昌冬季五輪の開会式に出席しない可能性を、韓国政府に伝えていたことが分かりました。理由は、北朝鮮工作員の文在寅大統領の指揮下で進むいわゆる「日韓合意」破棄の動きと、並行して再び激化した対日ヘイトスピーチ(反日)への想定通りの抗議です。

【富岡八幡宮殺傷事件】「地獄へ送る」姉と弟 10年以上の骨肉の争い

積年の恨み-。東京都江東区の富岡八幡宮の宮司で、殺害された富岡長子さん(58)に対し、弟で元宮司の茂永容疑者(56)は激しい憎悪の言葉をぶつけるなど、2人は10…

(産経ニュース)

 八日は、まず野村沙知代さんの突然の訃報に驚き、プロ野球の野村克也元監督の心中をお察し申し上げるとともに、もう一つ驚かされたというよりも呆れ果てたのがこの報道です。

 そもそも富岡八幡宮(東京都江東区、深川八幡宮とも)の宮司は、平成七年に富岡興永元宮司が息子の茂永容疑者に代を譲った時から今日の混乱が始まりました。十三年に茂永容疑者が宮司を引きずり降ろされたのも、いわゆる女性問題などが原因でしたが、それを恨んで自身の姉である長子宮司を脅迫して十八年に逮捕されています。

 ところが神社本庁は、長子宮司の就任を発令せず、結果として富岡八幡宮が神社本庁から離脱するという異常事態へ突入し、江戸勧進相撲発祥の神社でありながらいわば宙に浮いていくのです。それはともかくとしてもこうなったのは、長子宮司から富岡家が女系へ転がり落ちることを本庁が危惧したためでしょう。女性宮司が悪いということでは、決してありません。

 茂永容疑者も自決に及んだのは、恐らく自身の不甲斐なさから男系継承の危機を招いたという自覚があったからかもしれませんが、神職が「地獄へ送る」とは、ついでに神職であることをやめたとも思われます。いや「宮司」も地に落ちたものです。

 兎にも角にも、横綱の命を受けた力士が奉納土俵入りを執り行う神社が「地獄へ落ちた」とは、神事であることを忘れた日本相撲協会らの体たらくと、それと闘う貴乃花親方が何やら悪くいわれるような風潮と併せ、盛大に八百万の神神の激しい怒りを買っているような気がしてなりません。

 祭祀を捨て置き、申すならば「最高神官」であらせられる天皇陛下の御譲位を「退位」などと吐き捨て、一首相の類いが議長になってその日取りを勝手に決めてしまった私たちの国は、これからもっと恐ろしい目に遭わされることになるでしょう。しかもこの危機を前にしながら何もしない神社だらけで、もうどうしようもありません。

 この国家的危機を回避したければどうすべきか、少し考えればわかることです。私たちにできることなのです。

スポンサードリンク

『地獄へ…神職が…相撲が…』に5件のコメント

  1. 心配性:

    以前、BS-TBSの「諸説あり!」という番組で、いわゆる「元寇」(モンゴル襲来)が取り上げられ、その中で、戦後GHQの指導(?)によって、近代史のみならず、大昔の「元寇」に至るまで執拗な指導が及んだという指摘があった、と書き込んだ事があります。

    「指導」が及んだ結果、「日本は、敵の襲来に対して無能で無策であったが、偶然吹いた「神風」(暴風雨)によって辛くも敵を撃退する結果となった」という、詳細のはっきりしない、モヤモヤした「共通認識」が国民の間に生まれる事になったという話です。

    「元寇」の記述にまで指導が及んだのなら、当然、その他の時代に対しても「指導」が徹底された可能性が高いでしょう。
    更に大昔の、縄文時代や弥生時代についてはどうだったのでしょう?

    つくられた縄文時代―日本文化の原像を探る―
    http://www.shinchosha.co.jp/book/603778/

    こちらの本自体はまだ読んでいないのですが、著者の山田先生によると、「終戦直後」から、「縄文時代とはこういう時代だ」という「枠組み」が既に決められていて、それに従った学校教育が行われ、イメージが刷り込まれる事になったそうです。
    具体的には、「縄文時代とは、貧しく遅れているが身分の上下は無く、平等な採集狩猟社会で、母系的で平和な時代」といったイメージです。

    しかし、三内丸山の巨大集落や、精緻な漆器や硬玉のアクセサリーを目にして、「酷く遅れているなあ」とは感じませんし、東日本各地に、大規模環状集落が幾つもつくられ、そこに、多くの人々が、数十年、数百年に渡って「秩序」ある暮らしを続けていた事実を目にすれば、強力な「ムラ長」がいたのではないか?既に「クニ」と呼ぶにふさわしい拠点となる集落も存在したのではないか?と思わずにはいられないでしょう。
    実際、集落遺跡の中には、「ムラ長」とその一族のような、地位の高い人々を葬った可能性のある墓や、「伝説のムラ長」を子々孫々が敬い、墓前で「祭祀」を行った可能性も指摘されています。

    「祖霊信仰」「先祖祭祀」に関しては、実は、縄文人が一番熱心だったのではないかとさえ思います。
    「原点」に返りましょう。

  2. きよしこ:

    野村沙知代氏に関しては、いわゆる「ミッチー、サッチー騒動」や脱税事件による逮捕などで世間のイメージは最悪でしたが、一度は南海を解雇された夫を歴史に残る野球人に育て上げた功績はもっと認められるべきだと思います。それにしても妻を突然失ったばかりの80過ぎた人間に猛烈なフラッシュを浴びせるマスコミは何様のつもりなのでしょうか。「沙知代夫人や冨岡宮司の代わりにコイツらが死ねばよいのに」と、私でなくても思うでしょう。頭のおかしな宮司にしてもそうです。「永遠に祟り続けます」と手紙を送り続けた挙句、姉も妻も殺して自分も死ぬような気狂いに、宮司を務める資格などあるとでも思ったのでしょうか。呆れるというか腹が立つというか、そういう事件は路上でなくて家ででもやれよと言いたいものです。

  3. umu:

    穢れ
    神道で最も重視することでしょう。

    穢れまみれの
    事件でした。

  4. miku:

    「このままだと日本は危ない」という事は、おそらく信心深くない方でも、殆どの日本人は何となく感じているのではないでしょうか?一説によれば、2011の東日本大震災から日本列島そのものの禊が始まっているとも言われております。この度の富岡八幡宮の事件、繰り返される外国人力士・相撲協会の問題も全てつながりがあるのだと思います。私たち日本人の不甲斐なさに英霊の皆様は憤怒の表情でおられるとも・・・

    日本人よしっかりせよ!

  5. あき:

    野村沙知代はイメージがどうとかでなく糞女です。 心底軽蔑します。 こういう奴を持ち上げたりちやほやする事が世の中を駄目にしていると思う。 マスコミメディアが持ち上げてるんだからそいつら共々に屑だという事です。
    宮司については私は詳細が判らないので何とも言えないが、誰にでも起こりうること単純に批判だけは出来ない。 長女の様子を見ても宮司というには余りにも?な、人だし、殺人までいってしまったのには有名高名神社だけに金名誉有ったのかな?此処迄行かなくとも類似例は沢山あるでしょう。 この件で色々思う所ある人はいっぱい居ると思う・反省や自己を思い返すとかお互いに出来ると良いのですが。家はお寺なのですがやはり揉めましたので。
    私は、在日朝鮮人他の横暴、左翼共産創価中核派等オウム犯罪、各種利権部落アイヌ在日朝鮮などなど・今の日本、一寸理不尽がまかり通り過ぎだと感じます。  やはりある程度きちんと(綺麗ごとをいうわけでなく割合の問題なんです)物事がされないと人心は荒れるのではないでしょうか?貧しい人・中程度の人・上層の人では内容は違ってくるでしょうけど。
    政府役人マスメディア等、連日あの姿を見せられ出てくる法案だのあれではね、うんざりだし、なめられます。