仙谷由人の復活?正気か!

皇紀2671年(平成23年)3月18日

 http://www.asahi.com/politics/update/0317/TKY201103170536.html
 ▲朝日新聞:菅首相、官房副長官に仙谷氏起用 再び政権中枢に

 無礼と非礼の大行進です。まず、仙谷由人前官房長官が退任せざるをえなくなった理由を思い出して下さい。それでなぜ、仙谷新官房副長官が「各省庁に人脈があり政策にも通じた」「対応を強化する」ことの出来る人物という評価になるのでしょうか。

 このような人物の認証のため、天皇陛下と皇后陛下の大御心により自主停電されている宮城に押しかけ、まして天皇陛下に「平服でもいいだろう。っていうか平服でやってもいいことにしろよ」と言うかの態度で、被災された方々を尻目に、菅直人首相は新閣僚の認証式を天皇陛下に強行させたのです。

 私は従前、これから申すような書き方があまり好きではないので控えてきましたが、本日ばかりは思い切って申します。

 これはもう暴動が起きてもよい事象ですよ。全臣民の警護を目的とした、或いは南出喜久治辯護士が裁判所に認めさせた「祖国防衛権」の行使によって、もはや菅首相は身辺警護官に狙撃されてもやむをえませんね。

 かつて西村眞悟元防衛政務官が「小泉純一郎首相(当時)は狙撃されてしかるべき」とおっしゃいましたが、このように言わねばならない非常時はあり、本当にもう菅首相は職を辞して詫びて欲しいと思います。

 勇気ある退却ならば、むしろ菅首相は歴史的な評価を受けるはずです。「国民のために、逃げたと言われようとも私は辞めます。このような対応に適任の思想と力を持った政治家に、明日から首相をやってもらうことにしました」と発表するだけで、それは叶うでしょう。

 大地震の発生から7日が経過しても、まだなお被災地に救援物資が届かないのは、たとえ福島第1原子力発電所の事故が起こっているにせよ、阪神淡路大震災時の村山富市首相より酷い対応です。

 菅内閣が非常措置を講じられない原因は、まさに「財政が破綻して経済が破綻する」と思わされている従米=財務省御用内閣だからにほかなりません。これだから平時より私は「このような内閣は駄目だ」と訴えてきたのです。

 大震災を「反原発運動」に利用する極左活動家や、石原慎太郎都知事の「我欲にまみれた日本に対する天罰に巻き込まれたようなもので、被災者は気の毒だ」との発言を「絶対に許さない」(?)と極左運動化させようとする仙台市在住(!)の労働組合活動家こそ、被災者の神経を逆撫でするに違いありません。その親類縁者のような官房副長官が、一体何の役に立つというのでしょうか。

 この国難にあって互いの助け合いが必要な時に、極左のような政治運動を啓発する気は毛頭ありませんが、被災者を救おうとしない内閣に抗議の意志だけは伝えましょう。

 内閣総理大臣官邸
 〒100-8968 東京都千代田区永田町2丁目3番1号

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危機管理って知ってる?

皇紀2671年(平成23年)3月17日

 天皇陛下が16日、東北地方太平洋沖大地震(東日本大震災)で被災された方々に御言葉を発せられましたので、まずは以下の動画でご覧下さい。

 私はこのとき仕事中だったため拝聴出来ませんでしたが、改めて思い出すことは、平成16年に新潟県中越地震が発生した際、恰好をつけたがる小泉純一郎首相(当時)が被災者を見舞う画をメディア各社に撮せるだけ撮らせて即帰京しましたが、天皇陛下と皇后陛下は汗と泥にまみれた自衛隊員への激励もお忘れにならなかったので、何より被災者救出の励みになったという陸上自衛隊幹部のお話しです。

 http://www.youtube.com/watch?v=Y7PNP-mYDkM
 ▲YOUTUBE:天皇陛下からビデオメッセージ

 さて、福島県福島第1原子力発電所の事故を受け、メディア各社の記者たちは、不明の多い菅直人首相や枝野幸男官房長官の官邸会見、または原子力安全・保安院の(官)会見の場ではおとなしいくせに、やたら東京電力の(民)会見の場では彼らに怒声を浴びせています。

 もはや報道の威力を背景にした暴力行為だろうと思いますが、何度も申しますが、私は東電ばかりが一方的に悪いという見方をしていません。会見の不具合はあるものの、原発職員は「覚悟を決めてくれ」と言われて今も現場で決死の作業に当たっています。

 その現場を混乱させているのは、前述の小泉元首相なみに恰好ばかりつけたがる菅直人首相その人ではありませんか。今回の事故は、一国の首相が巻き散らした「人災」と申しても過言ではありません。

 ですから、私は「首都圏で買い占め・電力消費の重荷になるくらいなら、逃げられる人は今のうちに疎開したほうがよい」と述べた或る識者の提案をご紹介したのです。

 台湾の桃園国際空港や、韓国の仁川国際空港、中共の香港国際空港がすでに放射線測定器を設置したか17日から設置し、日本から到着した旅客は強制的にその検査を受けることになります。

 これを「人権問題だ」と非難する人がいるのでしょうか。いや、いるかもしれません。しかし、これを皆様ご承知の「危機管理」というのです。この考え方が、以前からわが国政府に欠落しています。

 まるでわが国が放射性同位体に汚染されたかの扱いを受けているようにも見えますが、放射線治療を受けただけでも反応するような代物を設置する彼らにそのようなつもりは恐らくないでしょう。単に「万が一」を考えて「人間を救おうとしているだけ」です。

 そこまで考えが至っていない菅首相の脳内こそ溶融しているように思えてならず、さればこそ一層私たちは助け合わねばなりません。被災地で心細くされている人々に、水と食糧、毛布や簡易トイレなどが一刻も早く届くよう、大口で拠出した企業を応援するのもよいかもしれないです。

無策な菅政権への不信増大

皇紀2671年(平成23年)3月16日

 15日午後10時31分、静岡県東部で震度6強を観測する強い直下型地震が発生しました。今後も強い余震の発生に注意して下さい。

 http://mainichi.jp/select/today/news/20110316k0000m040072000c.html
 ▲毎日新聞:東日本大震災 東京駅にも避難者の列

 前回配信記事で、厚生労働省が福島県福島第1原子力発電所の事故を受け、健康被害の拡大を防ぐため、首都圏住民の退避計画の策定に入ったことを公表しましたが、或る識者は「関東地方以西に親戚などがいる方は、買いだめなどするくらいなら、一旦疎開することを検討したほうがよい」と述べました。

 いずれにせよ、放射性同位体が直ちに首都圏まで大量に拡散することは現状で考えにくいため、落ち着いて行動して下さい。この不安感を増大させているのは、むしろ菅政権そのものなのです。

 これまでここでは、政権批判よりも情報の伝達を優先してきました。しかし、もう堪忍袋の緒が切れたと申さざるをえません。菅政権は被災者に対して第1原発から20キロ圏内の避難指示を出したにもかかわらず、原子力安全・保安院の職員には50キロ(郡山市)まで退避させています。

 http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20110315-OYT1T00086.htm
 ▲讀賣新聞:菅政権の政治主導演出へのこだわり、混乱を増幅
 http://sankei.jp.msn.com/politics/news/110314/plc11031401430003-n1.htm
 ▲産經新聞:数字ありきの首相に自衛隊混乱
 http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2011031401303
 ▲時事通信:仙谷氏、東電怒鳴る=混乱にいら立ち−政府・民主

 今回の事故については、東京電力のみがただただ一方的に悪いのではなく、菅直人首相の連絡指示系統を無視した勝手な振る舞いが、すでに指揮官としての能力をはなはだしく欠如させ、現場を混乱させているために起こっています。

 これらの報道にある発言したとされる内容がどこまで事実かは分かりませんが、防衛省・自衛隊などから「もういい加減にして欲しい」という声まで漏れ伝わっているのは確かです。

 http://www.zakzak.co.jp/society/domestic/news/20110314/dms1103141243009-n1.htm
 ▲夕刊フジ:国賓待遇の救助隊って…中韓をなぜ特別扱いするのかっ!
 http://www.asahi.com/international/update/0314/TKY201103140399.html
 ▲朝日新聞:台湾の救援隊、2日待たされ到着 日本、中国側に配慮か

 被災された方々が命からがら助かり、不明のご家族やご友人を捜す不安の中、菅政権がこのようなことをしていました。150人体制の米国、100人体制の仏国、63人を派遣してくれた英国への対応はむしろ謝意をもって通常ですが、なぜ5人の韓国、15人の中共からの救援隊には副外相がわざわざ出迎える手間を必要とするのでしょうか。

 しかも、いわば「猫の手も借りたい」未曾有の災害に、中共への配慮から台湾の救援隊受け入れに二の足を踏むとは、何を優先して政治を執行する集団か、菅政権の正体をあらわにしたと指弾せざるをえません。

 この国難を乗り切るには、海外の報道が日本人の整然とした行動を賞賛しているように、互いの助け合いを忘れないことです。私たちの力で克服するほかないのかもしれません。

落ち着いて退避準備を!

皇紀2671年(平成23年)3月15日


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今度は新潟県中越地震発生

皇紀2671年(平成23年)3月12日

 12日午前3時59分、新潟県中越地方を震源とするマグニチュード6.7の地震が発生しました。長野県北部で震度6強、新潟県中越で震度6弱を観測しています。

 11日午後14時46分に発生した東北地方太平洋沖大地震ののち、何度も強い余震が発生していますが、今度は別の震源で何度も余震が起こり始めました。

 いずれも関東地方でも揺れを観測しており、もはや東日本全域の方々が眠れない一夜を過ごされたことでしょう。心よりお見舞いを申し上げます。

 実は平成21年9月22日記事で、わが国での大震災が首相不在か左翼政権下で発生していることを指摘し、民主党主導政権の誕生と同時に嫌な予感がすることを書きました。

 むろん、何らの因果関係も地球物理学的に説明出来るものではありませんが、なぜか関東大震災も阪神淡路大震災も、そして観測史上最大を記録した今回の東北大震災も、奇妙なまでに加藤友三郎首相の急死に伴う首相不在、日本社会党右派の村山富市首相時代、社会民主連合出身の菅直人首相時代に起きたことになるのです。

 未明発生の長野県北部で最大震度を記録した地震は、平成16年の新潟県中越地震、19年の新潟県中越沖地震とほぼ同じ規模であり、東北地方太平洋沖大地震に続いて偶然立て続けに起きたことを不気味に感じます。

 もうこれ以上は勘弁して欲しいと思いますが、全く非科学的とはいえ、国想わぬ政権を選択することだけはやめねばなりません。このまま『日本沈没』させてたまるか、と。

 福島県福島第1原子力発電所の状況も大変気掛かりで、すでに外部に微量ながら放射線が漏れているという官邸情報がありますから、広範囲周辺住民はいち早く避難して下さい。

12日午前0時時点での情報の続報
<国内発信>
 ・東北地方、関東地方、甲信越地方に於いて引き続き強い余震に警戒が必要。
 ・福島県福島第1原子力発電所の周辺住民に避難指示。
 ・仙台市内、千葉県市原市内の湾岸火災は未だ鎮火していない。
 ・宮城県気仙沼市など、津波と火災によってほぼ壊滅した市町村がある。避難所や寸断された路上で助けを待っている人たちがいる。
 ・東京都内発の鉄道各線はほぼ全線再開。ただし今後、電力不足に陥る可能性がある。東北/山形/秋田新幹線は運休。
 ・東北地方の鉄道各線はほとんどが運休。
 ・東北、常磐自動車道の全線などが閉鎖。
 ・成田、羽田空港は再開の予定だが遅延等避けられない。水没した仙台空港、停電中の山形空港は閉鎖。
 ・青森県、岩手県、秋田県、宮城県の全域で停電中。山形県、福島県も一部で停電中。
<海外発信>
 ・布哇(ハワイ)に2メートルの津波が到達。
 ・米国加州北部サンタ・クルーズ港に1.5メートルの津波が到達し、係留施設の一部が損壊。

 http://www.google.co.jp/intl/ja/crisisresponse/japanquake2011.html
 ▲Google:災害に関する情報
 警報・注意報、運行状況、停電情報のほか、災害掲示板が使える。

 私たちは、必ず助け合えるはずです。だからこそ自然祭祀の国なのであり、被災者支援の整然とした受け皿が出来次第、自分に出来ることはしようと思います。また、被災された皆さんは、「私」の勝手など言わず、互いに声を掛け合って下さい。自衛官や消防士、他府県の警察官も被災地に向けてすでに出発していますから。