皇紀2675年(平成27年)11月28日
http://www.sankei.com/affairs/news/151127/afr151127……
▲産經新聞:【菊地直子被告逆転無罪】裁判長は「袴田事件」再審請求審など担当
オウム真理教が起こした全てのテロ被害者と、あれほど全国指名手配で奔走した警察が気の毒でなりません。一部で「有罪を立証できなかったほうが悪い」などと批判されている検察も、この判決には驚いたようです。
確かに司法の基本は「疑わしきは罰せず」であり、しかしながら過去何度も「推定有罪」に持ち込んできた司法の出鱈目は酷いものでした。
それを前提とすれば、まして法廷に提出された全ての証拠に目を通せていない者が勝手に「菊池直子被告は有罪に決まっている」とは申せません。
しかし、上記の産經新聞社配信記事をお読みください。この「何をかいわんや」に気づきませんか? さすがにはっきりと「大島隆明裁判長は日本共産党シンパではないか」とまで書けなかった新聞社の苦悩がにじみ出ています。
共産党の機関紙「しんぶん赤旗」は、以前から大島裁判長を讃える記事を書いており、その最たるものが「共産党ビラ配布事件」で被告に無罪を言い渡したことを取り上げたものです。(しんぶん赤旗 平成十八年八月二十九日記事を参照)
また、大東亜戦争中の共産党シンパが弾圧されたとする「横浜事件」の再審でも、大島裁判長は警察の拷問を「思い込みでやった」と認定し、共産党員に実質無罪を言い渡しています。
このような裁判官に思想的共鳴があると疑われる組織(被告)の事件の審理を裁判所が担当させるのは、今後一切やめていただきたいですし、公安警察は既に調べているでしょうが、徹底的にやっていただきたいものです。
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皇紀2675年(平成27年)11月27日
いろいろ書き洩らした気がする昨日記事ですが、一言だけ追記しておきますと、私たちの愛するトルコ(土国)とレジェップ・タイイップ・エルドアン大統領は、決してイコールではないということです。
土国人から見ても訳が分からなかった鳩山由紀夫元首相のような異形の生命体と彼らの信じる日本が、全くイコールではなかったのと同じでしょう。このままでは土国のほうが日欧米露から孤立してしまいます。北大西洋条約機構(NATO)が土国を外すと言い出すかもしれない事態に陥っているのです。
http://www.sankei.com/entertainments/news/151126/ent151126……
▲産經新聞:「安保廃案に声を」…TBS番組での岸井氏発言に「放送法違反」指摘 放送法遵守を求める視聴者の会が公開質問状
さて、十八日記事で取り上げた件。この時はまだ大手報道各社が記事にしていませんでしたが、作曲家のすぎやまこういちさんらが二十六日、記者会見を開いたため、一層広く知られることとなりました。
で、その結果、東京放送(TBS)は岸井成格氏を自社系報道番組『NEWS23』のアンカーマンから降ろすらしいとのことです。後任には、朝日新聞社の星浩特別編集委員の名が挙がっています。
何度でも断っておきますが、言論・表現・研究の自由は尊重されなければならず、まして報道権力が国家権力に無思考・無気力に迎合するなど絶対にあってはなりません。
私たち国民は、この二つの権力によって思想を統制されてしまいかねないのです。だからこそ、自分たちの所業がどのような顛末を招いたか、或いは大東亜戦争中の大本営発表と自分たちは同じことをしたのではないか、とよく考えていただきたい。
ところで、朝日の植村隆元記者は、北星学園大学(北海道札幌市)の非常勤講師から北星大の提携校である韓国のカトリック大学校(京畿道富川市)に移るそうです。二度と帰国せず、二度と日本のほうを見ず、二度と日本のことも日本語も話してほしくないものです。
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皇紀2675年(平成27年)11月26日
http://www.sankei.com/entertainments/news/151125/ent151125……
▲産經新聞:昭和代表する映画女優、原節子さん死去 「お嬢さん乾杯!」「青い山脈」「東京物語」…
ああ、覚悟はしていたけれど……。わが国を代表する役者のお一人でありながら昭和三十八年、小津安二郎監督の死去と同時に引退していた原節子さんが、九月に亡くなっていたそうです。衷心よりお悔やみを申し上げます。
この人ほど美しい女性はいない、とつくづく思ったものです。『晩春』から『小早川家の秋』まで小津映画の全てに於いて大好きでした。ほかによかったのは、山本嘉次郎監督の『ハワイ・マレー沖海戦』や吉村公三郎監督の『安城家の舞踏会』、黒澤明監督の『白痴』、成瀬巳喜男監督の『めし』や稲垣浩監督が苦労させられた『日本誕生』の天照大神に至るまで、原さんなくして日本映画は成立しただろうかと思わせるほどだったと申して過言ではありません。
報道姿勢に問題があると指摘されることの多い新聞社や雑誌社らが、よくそっとしておいてくれたとも思います。五年前、高峰秀子さんが亡くなった時も(長らく役者の仕事は一切断っておられたのに)あまりにショックでここに何も書けませんでしたが、原さんは、私たちファンとの間にちょうど良い時間を作っておいてくださったと思います。
今はその時間がありませんが、とても『東京物語』を観たくなりました。
http://www.sankei.com/world/news/151125/wor151125……
▲産經新聞:【露戦闘機撃墜】プーチン露大統領の逆鱗に触れる 実現遠のくロシアの孤立脱却 トルコ利害軽視のツケ
とまぁそんなわけで、きな臭い話をする気分では全くないのですが、トルコとの日土関係が第一であることを前提としても、米国の情報当局から入った話では、露国機が土国軍にシリア領空で撃墜されたのは間違いないようです。
露国機が土国領空に入ってしまった時間はごくわずかであり、ほとんどシリア領空を飛んでいていきなり撃ったとすれば、エルドアン大統領がシリアの統治安定に関する実行力を代わりに見せねばなりません。「露国が嫌い」では(日土関係を考慮すれば「よく分かる」と申したいところですが)済まないのです。
それより、この混乱も何やら創出されたもののような気がしてなりません。
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皇紀2675年(平成27年)11月25日
http://www.sankei.com/affairs/news/151124/afr151124……
▲産經新聞:「クソ馬鹿やろう」「弁護士やめれば」…新潟日報上越支社の報道部長、匿名ツイッターで弁護士に誹謗中傷繰り返す
たとえ一地方紙とはいえ、報道部長がです。新潟日報の坂本秀樹報道部長がツイッターで複数の利用者に「クソ馬鹿やろう」などの暴言を書き込むとは、非常に強い怒りを禁じえません。
坂本報道部長は、どうやら極左暴力組織「しばき隊(旧名)」に深く傾倒していたようで、暴言を吐かれた被害者の弁護士とはいわゆる「暴力組織内部のもめごと」で坂本らと対立する「反日」同士だったようです。
これが新聞社報道部の実態なのかもしれません。
http://www.sankei.com/affairs/news/151124/afr151124……
▲産經新聞:【靖国爆発】事件前に下見か? 黒っぽい服に紙袋の男 爆発直後に立ち去る 不審物はトイレ屋根裏
で、そのような彼らがいたずらに騒いで「反日の攻撃対象」に仕立て上げられたのが靖國神社です。遊就館を実際に観に行ったこともないに違いない(観ればそうは言えないはずの)連中が、実態にそぐわない「戦争賛美の神社と資料館」などと虚報を垂れ流した結果、複数の韓国人や中共人が扇動されて犯罪者になってしまいました。
強引な思想誘導で彼らの人生を狂わせることこそ「嫌韓」「反中」ではないでしょうか。今回の爆発犯はまだ何者か分かりませんが、天井裏に仕掛けられていた発火装置まで作動していれば、被害は甚大なものになったかもしれません。
政府はもういい加減、海外を含め報道各社が靖國神社を「The War Shrine」と誤訳して喧伝するのをやめさせなければならないのです。
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皇紀2675年(平成27年)11月24日
http://www.sankei.com/world/news/151122/wor151122……
▲産經新聞:【ASEAN首脳会議】「習氏は約束守れ」 オバマ氏、中国にくぎ刺す
東南亜諸国連合(ASEAN)首脳会議に出席した米国のバラク・オバマ大統領は、南支那海の問題で中共を批判しました。もちろん中共が苛烈な軍事攻撃に打って出ない限り、米国は現状以上の行動をとりません。だからこそ習近平国家主席に重ねて釘を刺したというところです。
しかし、米国の対中警戒は、日を追うごとに姿形を鮮明にし始めています。
いわば米国が主導している世界銀行は、中共出身で国際金融公社(IFC)の蔡金勇長官の退任を公表し、後任に仏国出身のフィリップ・ウエルー氏を充てる人事まで発表しました。
蔡長官の任期は、本来ならば来年十月まででしたが、あまりにも中共企業向け投融資の決定を乱発させたため、再三に渡って米国が不快感を示し、複数の理事が抗議してきた結果、約一年の任期を残して事実上はねられたのです。
この背景には、韓国系米国人のジム・ヨン・キム総裁が蔡長官を側近に置いてやりたい放題を許していたとの指摘があります。
そこへ米国主導でくさびを打ち込んだからには、中共の身勝手な振る舞いをもう放置しないという方針が見えてくるのであり、かえすがえすも亜州インフラ投資銀行(AIIB)の不透明な運営という予測が「いたずらな批判」に終わらないのではないか、と思わせる世銀の事件でした。
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