皇紀2677年(平成29年)2月24日
http://www.sankei.com/world/news/170223/wor170223……
▲産經新聞:【金正男氏殺害】北朝鮮が「韓国の陰謀」を主張する真意は? 韓国側の指紋・入れ墨情報提供で計画にほころびか
マレーシア(馬国)で暗殺されたとみられる金正男氏の死因を特定しようとしている中、北朝鮮は「人権蹂躙」などといういい掛かりをつけています。結局は韓国も北朝鮮も、他国に対する口のきき方がまるで同じなのです。
しかしながら目下韓国は、陰謀をたくらもうにも朴槿恵大統領が職務停止に追い込まれ、早くも次期大統領選挙へと韓国国民の関心が移っています。
その候補の一人とされているのが文在寅民主党元代表です。彼は公約として、島根県隠岐郡隠岐の島町竹島が韓国領だと主張してはばからない保坂祐二世宗大学教養学部教授(韓国に帰化)を対日政策顧問に就けるといいだしました。
もし実現すれば、日韓関係が語られることすらもなくなるのは、火を見るより明らかでしょう。
在釜山日本領事館前に置かれた国際法違反の危険物に、「日本人の一人として、戦争犯罪に蓋をする安倍政権の対応を謝罪します。慰安婦とされたハルモニ(お婆さん)たちに心を寄せ、共に斗います」と書きなぐったはがきをわざわざ添えに行った「日韓関係破壊工作員」のような人まで現れましたが、そこに記名された「阿久沢悦子」は、朝日新聞大阪本社社会部(教育担当)記者にも全く同姓同名の人物がいたものです。
これを善行だと信じて疑わない私たち日本人の「お人よしの度を越した無気力」は、本来の外交を機能停止させてしまいます。私たち自身の欠点として、自覚しておかなければなりません。
実は昨年二月五日配信のこちらのブログをお読みいただくと、智辯学園和歌山高等学校(和歌山市冬野)が一時特定の学校で流行った「修学旅行先を韓国にして全生徒に土下座させる」ことをいまだに強制していると分かります。
智辯和歌山は県下随一の進学校で、私の出身校である近畿大学付属和歌山がそのあとを追い、竹中平蔵氏らを輩出した公立の桐蔭、さらに向陽へと続きますが、正直初めに智辯進学を狙っていた私がここを断念したのは、頭の悪さもさることながら学校見学時の印象が著しく悪かったからにほかなりません。昭和六十年代当時、陰湿な空気が校舎に漂っていました。その後、内部をよく知る教員の話を聞いてさらに確信し、智辯の受験をやめたのです。
大切な生徒を(対日ヘイトスピーチを吐きまくり、約束一つ守らない)韓国へ連れ回し、土下座させるようなことが教育なのでしょうか。教育勅語を幼児に暗唱させることを「戦前の教育」と悪意を持って伝える、いや、そういえば阿久沢記者は、大阪本社勤務でした。
元首相をかたる「弟のほうが先に亡くなった」某氏はそうはいかないものの、私立学校は自由ですからお好きになさればよいのですが、このような修学旅行が待っていることを知った上で進学を目指すか否か決めるべきです。入学してしまえば自分の責任です。嫌でも指導に従わねばなりません。
塚本幼稚園がどのようなところか有名なのにもかかわらず、給食の時間にお茶も飲めない(本来食事中は水分を多量に取らない)ことを報道企業に「告げ口」口調で話す元保護者は、全く自覚が足りないのです。
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皇紀2677年(平成29年)2月23日
http://www.sankei.com/politics/news/170222/plt170222……
▲産經新聞:民進の辻元清美、玉木雄一郎両氏、国会サボって視察 予算委を無断欠席
昨日記事で扱った学校法人森友学園(大阪市淀川区)が新設する瑞穂の國記念小學院(豊中市)の建設現場を、民進党の辻元清美衆議院議員(大阪十区)らが徒党を組んで視察した件。
どうやら辻元衆院議員と玉木雄一郎衆院議員(香川二区)の二人が二十一日に開かれた衆院予算委員会の中央公聴会を無断欠席していたことが分かりました。民進党国会対策委員会も出席委員の差し替えをしなかったため、組織ぐるみで国会を軽視したことになります。
そうまでして「塚本幼稚園系」を叩いて騒ぎたいのか、しかしながらもはやこれまでです。国会をさぼって騒ぎを起こしに行くほどいい加減な代議士たちに、森友学園が何かいわれる筋合いなどありません。目下インターネット上で頻発している、と塚本幼稚園が嘆いている嫌がらせと同じことを、国会議員がやってはいけないのです。
http://www.sankei.com/world/news/170222/wor170222……
▲産經新聞:【金正男氏殺害】外交特権隠れみのに違法行為、大使らを国外退去 外貨稼ぎの拠点に打撃か
さて、マレーシア(馬国)で金正男氏が暗殺されたとみられる事件で、十八日記事で指摘した通り北朝鮮の在馬大使館員が現地警察当局から事情聴取を求められています。
やはり正男氏を殺害したとされる毒物(神経系のVXガスか?)を馬国に持ち込んだ容疑が浮上したのでしょう。とはいえ産經新聞社記事にもあるように外交官には不逮捕特権が適用されるため恐らくこの事件は、うやむやにされていく可能性があります。
それでも馬政府は、中共の不信を買わないよう気遣っているとはいえ、北朝鮮の二等書記官らを聴取対象と発表したのはさすがです。
現行憲法(占領憲法)第九条に「交戦権がない」と書かれているのを後生大事に守っているせいで、かつて韓国の駐日大使館員が在日暴力団組員らと組んでまで金大中元大統領(昭和四十八年当時は朴正煕大統領に立ち向かった落選候補)の拉致事件に関与した明らかな疑いがあったにもかかわらず、政治決着(うやむやにして幕引き)を図ってしまいました。証拠をとった警視庁の諸氏は、さぞ悔しかったに違いありません。
時の外相は、のちに自民党政権を終わらせた宮澤喜一元首相です。馬国の姿勢は、主権国家として当然であり、たとえ外交特権を前にしてもいうべきはいう、と。
それすらいえないできたのが、占領憲法下のわが国なのです。
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皇紀2677年(平成29年)2月22日
http://www.sankei.com/politics/news/170221/plt170221……
▲産經新聞:【民進・パワハラ議員】問題行動多発、後藤祐一氏は氷山の一角!? 頬かむりをする民進党の力は「神ってる!」
学校法人森友学園(大阪市淀川区)が新設する瑞穂の國記念小學院(豊中市)の建設現場を、民進党の福島伸享衆議院議員(茨城一区、ただし比例北関東で当選)や辻元清美衆議院議員(大阪十区)らが徒党を組んで視察しました。
彼らは、その場で「ゴミが地中に埋まっていたとは思えない」などと撤去作業後視察で分かるはずもないことを口にしましたが、同じような疑問が例えば韓国人学校の新設でわいていれば、間違いなく見向きもしなかったでしょう。
財務省や国土交通省の担当者を尋問しても何も出てこなかった疑惑(真相は六日記事・十三日記事・十八日記事を参照)は、さぞ民進議員たちをイライラさせたのでしょうが、南スーダンの日報問題で防衛省職員を脅した同党の後藤祐一衆議院議員(神奈川十六区)を見ても分かる通り民進党は、これまで何度も暴力行為事件を起こしています。
私たち市民側が国家権力側に対して疑問を呈する過程で多少強い言葉になる(それでも暴言はいけない)のは、あくまで私たちより相手が強い立場にあるのでやむを得ませんが、立法府の議員が行政府の職員に向かって吐き捨てれば、それはただちに力の行使に当たると、少なくとも職員は恐怖を感じたに違いありません。
そのような基本的なことが民進党には分からないのです。気に入らない人間や団体を排除・排斥するというやり方で、自分たちの自由と権利だけを行使しようとするのが民進党ということなのでしょう。
http://www.sankei.com/world/news/170221/wor170221……
▲産經新聞:韓国外務省HPに日本海を「東海」とPRする動画 日本語版なども月内に公開 竹島の日も韓国警戒
さて、韓国ソウル特別市の「右翼・左翼」みたいな名前の市議会議員が島根県隠岐郡隠岐の島町竹島をめぐり、大阪市内でわずかな妄言行動に出たことは、一部報道で小さく扱われました。日韓関係の雪解けを目指し、全世界が報じたいわゆる「日韓合意」を嘲笑するような態度を、韓国の地方議員が本年もわざわざ私たちの目の前まで来てとったのです。
日韓間の諸問題を乗り越えて友好関係を築きたいのか、或いは敵対関係を創出して互いを傷つけあいたいのか、現時点ではわが国側が前者であるのに対し、韓国側は明らかに後者に立っています。
彼らは、一体いつまで日本海(Japan Sea)を「東海(トンヘ)」などという聞いたこともない名称で呼びたがるのか、目下に於いても「東海」主張を外交部主導で断行する韓国政府を、決して許していてはいけません。
歴史的資料となる過去の海図などが証拠であり、竹島にもさまざまなわが国領有の証拠が出ていますが、韓国側が不安になって騒ぎたがるのを黙って見ていると、世界が韓国に騙されます。私たちは政府に対し、世界各国への「日本海・竹島周知」の徹底を求めましょう。
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皇紀2677年(平成29年)2月21日
わが国は現在、駐韓大使を事実上召還(一時帰国の長期化)していますが、金正男氏暗殺の舞台と化したマレーシア(馬国)は、そのご遺体の扱いをめぐる北朝鮮の馬国批判を受けて、駐朝大使を召還しました。
このことに対する報道の有識者解説は、北朝鮮や軍事の評論家にまかせるがあまり、馬国の政情にうといのか、単に「馬国は全方位外交をしているが、決して中共とも北朝鮮とも親しくない」と説明しています。
しかし、ここの読者ならご存知の通りナジブ・ラザク首相は「親中」であり、馬航空370便墜落事件(いまだ行方不明)でも話題に上がりましたが、真偽のほどはともかく機長が現政権に批判的だったという具合に混乱が続いており、中共からの投資を嫌悪した前副首相の解任から政府系投資会社の不正入金疑惑や夫人の贅沢に至るまで、国民的不満が爆発寸前までいきました。
正男氏のご遺体引き渡しについても、一旦駐馬北朝鮮大使館の要求に応じかけたものの、ここへきて再び突っぱねた挙げ句に大使を召還するというからには、中共の不信を買わないという政権の意向が強く反映されている可能性を疑わねばなりません。
つまり、中共が北朝鮮にご遺体を運ぶより正男氏のご長男に引き取らせることを望んでおり、一部で噂されている「正男氏の韓国亡命説を韓国が報じた」ことが暗殺の引き金になったなら、それは必ずしも北朝鮮のみならず中共にとっても不愉快だったでしょうし、中共は目下、ご長男の監視を自己の責任に於いて徹底していますから、決してこの一族を朝鮮半島に返す気はないのでしょう。
これで朝鮮労働党の金正恩委員長が父親の誕生日記念式典で終始不機嫌だった理由が分かります。
http://www.sankei.com/west/news/170220/wst170220……
▲産經新聞:機動隊員につば吐いた疑い 辺野古反対派の男逮捕 沖縄県警
さて、わが国の中で最も中共の影響を自治体庁舎にまで持ち込んだのが沖縄県です。中共福建省福州市の名誉市民が県知事になり上がり、基地問題の政治運動が「日本の自主独立を目指した米軍批判」ではなく意志薄弱な「対日ヘイト(反日)」の単なる暴力活動になり下がりました。
その実態を報じることは、もはや規制されているかのようであり、一部県民の声を取り上げた「(今の反基地運動は)もはやテロだ」という発言をもって反日活動家に提訴されてしまう始末です。誰がこれほど言論空間を委縮させているのでしょうか。
沖縄県外から応援要請を受け派遣された警察の機動隊員は、連日のように活動家から暴言を浴びせられ、若い隊員がつい我慢しきれず吐き捨てた言葉さえ、まるで鬼の首でも取ったように騒いで対日ヘイトの燃料にしてしまう彼らの手法は、まさに「若者は死ね、年寄りは嫌がらせをして逮捕されよ」でした。
昨日また機動隊員につばを吐きかけて逮捕された反日活動家がいることを、私たちはしっかり記憶にとどめておくことです。警察の皆様方へ、衷心よりお見舞いを申し上げます。
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皇紀2677年(平成29年)2月20日
http://www.sankei.com/world/news/170219/wor170219……
▲産經新聞:「家族会」結成20年…ついに横田夫妻も来られず 北朝鮮拉致、制裁解除の「見返り」も提案 家族に迫る厳しい現実
もう二年前になるかと思います。吉水神社(奈良県吉野郡吉野町)の佐藤素心宮司から「横田さんご夫妻の体調がお悪く、今年の春(北朝鮮による拉致事件の被害者救出のための祈願祭に)は来ていただけない」と伺ってから、とても心配していました。
目下北朝鮮をめぐって騒がしい日日が続いていますが、日本国民拉致被害者がいまだ全員帰国していない現状を、改めて政府に申し上げるなら、力づくで奪われた人は結局、力づくで取り返すしかないのです。
それをされては困る、或いは嫌だというなら、はじめから他国の人や領土を拉致、強奪しなければよいのであり、現行憲法(占領憲法)下の特に第九条に縛られて日本国民の生命と安全をカネで買って事なきを得てきた政府こそが、北朝鮮の犯罪を誘発しました。
領土問題の元凶も、つまるところ政治家や官僚の全員が占領憲法に忠誠を誓ったところから始まったのです。
http://www.sankei.com/politics/news/170217/plt170217……
▲産經新聞:稲田朋美防衛相、南スーダン日報すべて発見と答弁
そのような中、衆議院予算委員会では、南スーダンの連合国(俗称=国際連合)平和維持活動(PKO)に参加している陸上自衛隊の派遣部隊が作成した日報について、民進党ら野党各党が稲田朋美防衛相に集中砲火を浴びせています。
しかし、民進党(旧民主党)の野田政権下で、やはり当時の報告が「戦闘」となっていたのを隠蔽し、派遣を継続しました。現政権を批判できません。うんざりするほどいつもの「ブーメラン」です。
まして今回の場合、当初「ない」とされた日報を探すよう指示したのは、稲田防衛相であり、もともと調査範囲外だった端末から見つかりました。隠蔽したというのは違います。
とはいえ昨年九月二十日記事で指摘したように、南スーダンで陸自隊員が攻撃を受けた疑惑が残ったままです。
これについては、さすがに防衛省の口が堅く、いまだ真偽が明らかになっていません。もし仮に陸自隊員が危険な目に遭っていたのなら、占領憲法さえなければ正式に報告と手当がなされ、私たち国民が隊員の労に感謝申し上げることができます。
ところが今のままでは、派遣される隊員の状態が極めて不安定であり、私たちも心からのお礼を申し上げる機会すら奪われているのです。隊員にしてみれば誰にも知られず、誰にも尊敬されず……。
独国のアンゲラ・メルケル首相も戦死者を隠蔽し続けた過去がありますが、このような出鱈目を続けた上に成り立っている(ように見える)平和が私たちの望むものなのか、占領憲法を後生大事にするという人たちと、占領憲法を放置しているくせに自衛隊員を海外派遣させたがる(しかし北朝鮮に送り込んで拉致被害者を奪還しようとはしない)人たちに、私たちが真の問いかけをしなければならないのです。
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