疑惑の知事、議会無視で移民推進

皇紀2685年(令和7年)9月12日

 米保守活動家のチャーリー・カーク氏が昨日午後、ユタ・ヴァレー大学(ユタ州)で講演中に暗殺されました。銃撃した犯人は、逃走しています。

 安倍晋三元首相が暗殺され、ドナルド・トランプ大統領も暗殺未遂事件の被害者になりましたが、犯人の動機は不明なものの恐らく左翼・極左の仕業と見られ、彼らの暴力性が度を越し始めました。

 カーク氏は、この四日前にも訪日し、参政党主催の講演会に立ちましたが、大学生のころに左翼の多い大学で保守系団体「ターニング・ポイントUSA」を設立して結束を呼びかけ、左翼がばら撒くポリティカル・コレクトネス(綺麗事莫迦)による政治の不健全化に立ち向かっていたところです。

 衷心よりお悔やみ申し上げます。

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 左翼・極左が「多文化共生」や「多様性」という綺麗事を並べ立て、何が何でも私たち日本人に「外国人を増やせ!」「増えた外国人と共生せよ!」と喚き散らしますが、無理に交わる必要のない人たちに「来られ」「来させて」問題ばかり起きています。

「日本人は防犯意識低くスリをしやすい」万博など観光地で犯行を繰り返したか 中国人の男を逮捕

 奈良や万博会場など観光地でスリを繰り返したとして、中国人観光客の男が逮捕されました。これは今年6月、大阪メトロの駅に設置された防犯カメラの映像です。…

(讀賣テレビ放送網|NNN)

 わが国の観光地へやって来ては盗みを繰り返していた中共(支那)籍の田紅波容疑者が平然と吐いた「日本人は防犯意識が低くスリをしやすい」のは、なぜでしょうか。

 それは、わが国がそれほど安全だからです。先人たちから脈脈と安全な国を作ってきました。だから私たち日本人は、あまりにも人が良すぎる(性善説を好み、優しすぎる)のかもしれません。

 海外でも、昔から「日本人観光客が狙われやすい」と言います。よって「海外では〇〇に気をつけて」「決して先に謝ってはいけない」「譲っていたらいつまでも辿り着かなくなる」といった情報が多分に寄せられ、改めてわが国の治安の良さを実感するところです。

 田容疑者が「特異な中共人」「稀な悪人」と片づけられない現状は、ここで申すまでもありません。治安の次元がまるで違う国の人びとを政策として無理矢理にわが国へ流入させるようなことは、絶対に政治がしてはいけないことなのです。

東京都がエジプトと「日本での就労協力」の合意書 小池百合子知事、移民受け入れは否定

東京都はエジプト経済界との間で、エジプト人労働者の日本での雇用に関する合意書を結んだ。エジプト人労働者の就労で協力すると明記されており、事実上の移民受け入れに…

(産經新聞社:産経ニュース)

 安倍元首相痛恨の政策的間違いは、「移民」という言葉を使わない事実上の移民政策に手をつけたことですが、東京都知事の小池百合子氏は、まさか「ならば私も」と言わんばかりに「移民政策」を否定しておきながら大量移民推進に着手してしまいました。

 しかも、この件を都議会の審議にかけていません。小池氏が勝手にエジプト(埃国)のモスタファ・マドブーリー首相と会談、約束してしまったのです。

 かの「アフリカホームタウン騒動」が巻き起こる直前、小池氏がこのような暴挙に及んでいたことを、報道権力がまるで報じず、今の今まで都民を含む私たち国民が知らされなかったことも、極めて罪深いでしょう。

 埃国と言えばカイロ大学(ギーザ県)がある国です。大規模太陽光発電パネルをはじめとする土建屋利権にメスを入れ、学歴詐称を指弾された静岡県伊東市の田久保眞紀市長は、利権派の市議会議員を追い落とすべく議会の解散に打って出ましたが、中共製太陽光パネルを受け入れ、神宮外苑(三井不動産と癒着)や日比谷公園の破壊を進めた小池氏は、学歴詐称の追及を受けません。

 これこそ最も「汚い政治」ではありませんか。地方自治は、二元代表制(首長と議員)です。だからこそ田久保市長は、議会を解散して信を問い、一方で小池氏は、議会を通さずとんでもない政策を勝手に決めたのですから、徹底して指弾されねばなりません。

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自衛隊内の下克上?左翼のせい?

皇紀2685年(令和7年)9月11日

尖閣諸島の国有化13年、離れぬ中国海警局船…領海侵入も常態化「警備なければ怖くて漁できない」

【読売新聞】 沖縄県石垣市の尖閣諸島が国有化され、11日で13年となる。中国海警局の船が同諸島周辺の接続水域(領海の外側約22キロ)を航行した日数は9日までに連続295日に上り、国有化以降、最長を更新。尖閣周辺では、操業する日本漁船…

(讀賣新聞社オンライン)

 東京都の石原慎太郎知事(当時)が沖縄県石垣市尖閣諸島に対する政府の態度に業を煮やし、都の所有計画を宣言したのを封じ込めるためだけに国有化した当時の民主党政権はその後、文字通り何もしませんでした。

 あれから十三年。讀賣新聞社の記事は、ここで連日のように申してきたことの「まとめ」になっています。石垣の漁師さんたちを守る、私たち国民の領土を守る政策をめぐり、中共(支那)共産党に遠慮するなどあってはなりません。

 国民を守らない、領土を守らないような政府は、政府ではないのです。政権が自民党(当時の安倍晋三首相)に戻り、私たちが「海上保安庁は石垣の漁船をこの海域から追い出すな」という訴えが通り、今では第十一管区海上保安本部(那覇市)の巡視船が毎日のように漁船の安全を見守り、中共産党(海警局)の武装船を追い出しています。

 その活動は、石垣市議会の仲間均議員から漁業関係者の惨状を伺った時から始めたものです。あれから中山義隆市長の誕生(革新市政からの大転換)を支援し、今や「尖閣防衛」を当たり前にしましたが、先月十七日に五選を果たした中山市長の言葉にもお目通しください(産經新聞社記事を参照)。

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 尖閣防衛の意思など微塵もなく国有化した旧民主党政権の残党・立憲民主党は、新執行部人事に着手し、幹事長に安住淳氏、代表代行に近藤昭一氏、選挙対策委員長に逢坂誠二氏を起用するという「自民党よりも悪手の『いつもの顔ぶれで回してます』」を発表しました。

 報道権力を立法権力の末端(安住氏)が脅迫し、生粋の左翼・極左に党第二の顔を任せる野党こそが自民党の延命に手を貸してきたのです。「安い野党」が「安い与党権力」を生んできました。

 私が先の参議院議員選挙で落選を惜しんだ浜田聡前議員は、日本自由党を結党して孤軍奮闘しています。日露戦勝百二十年の今月五日に、公表されました。

 現下の国会には、浜田前議員のような多くの議員を「ハッ」とさせる丁寧な質疑のできる政治家がいません。躍進した参政党は、いよいよ力の見せ所です。

 私が参政党応援の理由とした安藤裕議員の活躍に期待し、大いに自民党と財務省を揺さぶってもらいたいと思っています。

むしずが走る…上司に暴言を吐いた1等陸尉、懲戒処分に 朝霞駐屯地、性別を公表せず 通報で発覚、自分の言葉が違反になるとわからなかった47歳…上司2人に対し「階級に応じた仕事をしてください」

 陸上自衛隊朝霞駐屯地は9日、上官らに対して暴言を繰り返していたとして、同駐屯地陸上総隊司令部所属、1等陸尉(47)を停職11日の懲戒処分にしたと発表した…

(埼玉新聞社)

 そこで最後に、八月二十一日記事で扱った防衛省・自衛隊内部の問題について、少し言わせていただきたいのです。先の記事では「自浄作用なき組織」との批判について述べましたが、それには大きな契機がいくつもありました。

 陸上自衛隊朝霞駐屯地で起きたことの詳細がわからない以上、推測を交えながら申すほかありませんが、生意気な自衛官が組織の規律を無視して暴言を吐き散らしたというよりは、その組織の規律(上官の指示)自体に問題があったのでは、と。

 この上官二名に問題があったかどうかもわかりません。しかし、処分を受けた一等陸尉が指弾せずにはいられなかった問題が自衛隊の中にあったはずです。

 そもそも自衛隊が「パワハラだのセクハラだの」と言い出してから組織の規律がおかしくなり始めました。これは、誰が私にそう指摘したかについては伏せます。

 以前に私が「氏(姓)に『五』のつく者を二度と防衛大学校や自衛隊に入れるな」と冗談交じりに申したことがありましたが、上官が下士官を暴力行為で虐待していいとは決して申していません。今回の場合は、むしろ下士官が上官に楯突いたわけです。

 このようなことは、企業などでもよくあります。上司の指示や策にどうしても得心がいかず、意を決して反抗した経験は、私自身にもありました。

 楯突かれた上官や楯突いた陸尉が悪かったというより、私たち国民が逃げ続けた現行憲法(占領憲法と、今回のような内部事情がわざわざ公表されたことといい唯唯諾諾と見逃し続けた左翼・極左のポリティカル・コレクトネス(綺麗事莫迦)が自衛隊に及ぼした悪影響の顛末ではなかったでしょうか。

 次期首相が「誰になるか」という今、どうしてもこの問題を提起しておきたかったのです。

台湾有事のなぜ、情報統制の末路

皇紀2685年(令和7年)9月10日

 私の街頭演説や講演を聞きに来てくださり、ご声援を賜っていた方が先月二十三日、亡くなられていたことをご家族が昨日、知らせてくださいました。衷心よりお悔やみ申し上げます。

 五月二十三日記事で航空自衛隊T4練習機の墜落事故について「或る方のご親戚が新田原基地の所属で『井岡、網谷両空尉の教官を務めた』と伺いました」と申しましたが、そう教えてくださったのがその方でした。

 奇しくも八月二十三日は、私の誕生日だったのですが、どうも気分が優れなかったのは、虫が知らせたせいかもしれません。すっかり落ち込んでしまいましたが、何とか気持ちを奮い立たせ、本日もまいりましょう。

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 台湾の蔡英文前総統が昨日、来日しました。歡迎光臨!

 李登輝元総統は、退任後に九回、わが国を訪ねられましたが、蔡前総統の訪日は、あくまで「私的」とのことですから、たとえそうでなくても中共(支那)共産党に難癖をつけられるいわれはありません。

 実はこの前日、安倍昭恵さんが台湾の涂醒哲元衛生署長(保健相)、台日産経友好促進会の葉建揚会長、台湾高座友の会(元少年兵の子孫の会)会長の何敏豪元立法委員(国会議員)、台北市にある印太平洋戦略シンクタンクの矢板明夫執行長らと会談しています。

 六月三日記事の冒頭で私は「台湾米を試食した」と申しましたがその後、台南市から台湾米が送り出され、涂元衛生署長らも台湾米をわが国(安倍晋三元首相の故郷である山口県や震災があった石川県など)へ贈る活動をしてくれており、昭恵さんが謝意を述べるなど交流を深めました。

 その場で、先日の中共産党による歴史修正行事をめぐり、露中北の指導者が並んで軍事パレードを眺めた様子などから「恐ろしく感じ、世界がどのようなほうへ向かうか分からない」「日台の連携が非常に重要だ」といった話も出たようです。

 想定される台湾有事を「無責任な扇動」と非難する対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動=反日)の左翼・極左は、一方で自衛隊の防衛力強化を「恐ろしい」「(中共と敵対するのではなく)日中の連携を」と言うくせに、東亜の平和を守るための日台連携を極度に嫌がります。

 なぜなら彼らの叫ぶ「人権」「平和」は、全く口先三寸の戯言にすぎず、ただ中共産党や北韓(北朝鮮)の反日と共闘してわが国を貶め、壊してしまいたいだけだからです。

 わが国は、むしろ台湾有事が起こらないよう防衛力を高め、中共産党の戦意をくじくためにあらゆる外交努力を惜しんではいけません。

 中共にしてはいけない配慮ばかりする石破茂氏や林芳正氏、岩屋毅氏や村上誠一郎氏のような政権は、二度とお断りであり、二度と目にしたくないのです。

ネパール首相が辞任、反汚職デモ激化 首都空港が閉鎖

ネパールのオリ首相は9日、デモ隊と警察の衝突が続く中、辞任を発表した。政府は首都カトマンズに無期限の外出禁止令を発令したが、反汚職を訴えるデモ参加者は命令を無視して警察と衝突した…

(Reuters Japan)

 その中共に「人権」も「平和」もありません。人びとが自由に情報を得ることも発信することも叶わないからです。

 行政権力が情報を統制してはいけません。ネパール(尼婆羅)共産党統一マルクス・レーニン主義派のカドガ・プラサード・シャルマ・オリ首相は、国民に対してSNSを禁止したため、国民的不信を大いに買って失脚しています。

 わが国でも、自民党広報本部長の平井卓也氏がSNS上で参政党を追い落とすべく「相当消し込みにいってますから」と発言して大問題になりましたが、自民党がこのような左翼・極左のすることをし始めたのも、現政権打倒に大いに繋がりました。

 その後、平井氏が「政権による言論統制」を否定し、虚偽の認識が拡散されているかのごとく被害者面を装いましたが、元デジタル相の軽率な発言が党に与えた影響を自覚できないようでは、政治家として完全に終了しています。

 権力が言論、表現、情報を統制し始めたら、それこそ国家ごとおしまいです。自民党は、これら他国の惨状と顛末に刮目し、私たち国民に対する態度を改めなさい。

岸田よ、自民は極端な左翼政党だ

皇紀2685年(令和7年)9月9日

岸田前首相「米共和党はトランプ新党に乗っ取られた」 伝統的な保守政党とは異質と指摘

自民党の岸田文雄前首相は8月28日の札幌市内での講演で、世界で排他的な右派政党が伸びているとした上で、米共和党について「伝統的な共和党とは全く異質。『トランプ…

(産經新聞社:産経ニュース)

 自民党総裁選挙の前倒しが決まった今だからこそ、すべての自民党議員と党員・党友に、この岸田文雄氏という「あなた方が推して出した元首相」の戯けを聞いていただきます。これを「戯け」と思わないなら、あなた方はもうその瞬間に死んだも同然です。

 少し前まで講演の全容をテレビ朝日のユーチューブ・チャンネル(こちら)で視聴できたのですが、なぜか現在は非公開になっています。内容の戯け具合が酷すぎて総裁選に影響するかもしれず、岸田事務所が「(お得意の)消し込んで」とテレビ朝日に頼んだのかもしれません。

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 私の記憶が確かなら岸田氏は、米共和党のことのみならず英保守党がリフォームUK(旧ブレグジット党)に圧されている現状を憂い、極端な右派政党の台頭を批判しました。

 その根拠は、自国民の困窮に応えない旧来の政党に嫌気がさして「自国ファースト」を掲げる政治家やその支持者たちを「外国人排斥」と決めつけたものです。

 おやおや、まるで参議院議員選挙で躍進した参政党に対する左翼・極左のような口ぶりではありませんか。これが「保守本流」を掲げた「お公家集団」旧宏池会の正体です。

 その岸田氏が権力を握り、石破茂氏へと引き継がれたからこそ自民党は惨敗しました。この講演を聞いた限り、私たち国民の多くが自民党を保守政党、或いは中道政党と見てきたものの左翼・極左政党とは見なしていなかったため、立憲民主党やれいわ新撰組、社民党や日本共産党が政権を獲ったと見紛う現状に驚き、呆れたということを自民党議員(岸田氏)自身が全くわかっていません。

 いわゆる「岸破森進次郎」の自民党政権は、極端な左翼の台頭であり、自国民を犠牲にしてまで外国人を「労働力」として奴隷のように大量輸入し続ける「外国人差別扇動」でしかないのです。

 岸田氏が自民党の伝統(緒方自由党と鳩山民主党の合併なので、それをどう規定するかは多少の議論を要しますが)をこうまで貶めてなぜ保守派を非難するかは、弟の岸田武雄氏が外国人輸入の企業経営者(フィールジャパン with K代表取締役)であるため、どうしても「今の保守派は外国人排斥」と言わねばならないだけの利権に絡めとられているせいでしょう。

 これが今の自民党ならば、一刻も早く「三度目の正直(下野)」からの党解体の必要があります。その上で、次期総裁を誰にすべきか、議員も党員・党友もよくよく、よくよく考えて行動することです。

 中共(支那)や北韓(北朝鮮)系左翼に侵された韓国から「高市早苗首相」を警戒する声が上がっているのはどういうことか、自民党本部が議員たちの血反吐にまみれるほどよく考えてください。

 韓国では目下、米ジョージア州の韓国系企業(現代自動車とLGエナジーソリューションのバッテリー合弁工場)建設現場を移民関税捜査局(ICE)が強制捜査に入り、違法就労容疑で約三百人もの韓国人が逮捕された話で持ち切りです。現在は、捜査を終えほぼ釈放されています。

 これは、ドナルド・トランプ大統領が外国人排斥に奔ったせいでしょうか。そうでなければ違法滞在も外国人の違法就労も見逃されるべきだったのでしょうか。

 北韓系左翼・共に民主党が尹錫悦前大統領から政権を強奪し、トランプ大統領の不信を買ったことと確かに関連しているかもしれません。しかし、違法は違法です。

 中共産党の歴史修正行事に莫迦面を下げて参加した国会議長の禹元植氏(李在明氏に「反日太極旗」を送った張本人)や議員の朴智元氏が北韓の「金豚三世」に声をかけ続けて無視されたという話も、まともな韓国国民が聞いてどう思うでしょう。

 しかも「金正恩委員長様」と発したというのですから、惨めなことこの上ありません。一体どこの政治家なのか、と。これを問うのがまともな国民ではありませんか?

 岸田氏の理屈では、それを問うと「極端な保守」などと中傷されてしまいます。それが自民党の元首相から出た言葉なら自民党は、もうとっくにおしまいです。

 自民党がどうあるべきか、なぜ参政党が躍進したのか、もう一度申しますがそれらをよく考えて次期総裁を選ぶよう求めてまいります。

左翼野党に日和ったら自民は死ぬ

皇紀2685年(令和7年)9月8日

 加冠の儀、賢所皇霊殿神殿に謁するの儀、朝見の儀を六日に終えられた秋篠宮の悠仁親王殿下は昨日午後、三重県伊勢市へ御行啓になり本日、神宮の外宮と内宮を御親拝になります。悠仁親王殿下の神宮御親拝は、これで三度目です。

 その後は、奈良県橿原市へ御行啓になり、初代神武天皇陵「畝傍山東北陵(うねびやまのうしとらのすみのみささぎ)」を御親拝になります。祭祀を司られる天皇陛下の御存在に倣われ、私たち国民に御示しをいただくことに衷心より畏れ入ります。

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 さて、実に汚らわしい世界のお話に目線を落としますが、昨日記事の速報通りその後(午後六時)の記者会見で、現政権の石破茂氏がやっと辞任を表明しました。

 辞める気配のない「人間の出来損ない」に引導を渡したのは、元首相の菅義偉氏と農林水産相程度の小泉進次郎氏だったと言われていますが、自民党最高顧問の麻生太郎元首相以下、百二十名を超える自民党議員が本日、総裁選挙の前倒しを叩きつけることがはっきりしていたためです。

石破茂首相が退陣表明 スーツに白い粒々でSNS指摘「最後までだらし内閣」「会見の大切な時に…」

 石破茂首相(68)が7日午後、首相官邸で会見し、首相を辞任すると発表した。…

(スポーツニッポン)

 四日記事の末尾に「現政権の脅し(署名捺印させて公開)にも屈せず石破茂氏を倒す覚悟を何名もの議員が口にしてくれ」たことを読者諸氏にご報告しましたが、党の各支部連合会(都道府県連)でも二十近くが総裁選の前倒しを求めることがわかり、石破氏は「もはやこれまで」となりました。

 つまり、石破氏に進退伺いをして「俺を辞めさせるわけがない」と高を括った幹事長の森山裕氏ごと現政権が滑り落ちたわけですが、ここで森山氏らが推すであろう小泉氏を次期総裁にし、口八丁手八丁で「旧民主党政権の顔ぶれ」でしかない立憲民主党ら左翼野党と帳尻を合わす自民党の政権を継続するなら、文字通り自民党は完全に死にます

 石破氏は会見で、来たる「高市早苗内閣」を恐れた左翼・極左が「石破辞めるなデモ」を展開した理由について「きちんと仕事をしてくれ、ということだったのではないか」と述べましたが、これは半分正解で、残る半分は大間違いです。

 いわゆる「岸破森進次郎政権」で左傾化した自民党に対する国民的批判を前提に、なけなしの保守政治でも「せめて元に戻せ」という声の盛り上がりを、左翼・極左が極度に恐れた結果起きたデモでした。

 その最大の原動力は、参政党の躍進にあり、岸破政権で自民党が減らした議席を参政党で埋められれば「左翼・極左の主張が国会でかき消される」という健全な現象が起きてしまう、と。わが国の破壊を目論む勢力は、これまでの努力(破壊工作)が水泡に帰すような「原点回帰」を非常に恐れているのです。

 それが自民党内にも存在しているのですから目も当てられません。ここからは、米民主党的小泉氏か、参政党が組めそうな高市元経済安全保障担当相かの闘いに入ります。

 石破氏に「辞めないで」と泣きついたらしい岩屋毅氏や赤澤亮正氏らは、国賊の村上誠一郎氏といった現閣僚と共に、もし高市内閣になれば「隅のゴミ箱行き」が確定するため、私たち国民の意思表示(衆参両院議員選挙結果)を無視し続けてきました。

 そのような自民党議員にも左翼・極左にも、もう国政健全化の邪魔をさせてはいけません。自民党支持者までもが左翼野党と「うまくやって自民党政権を維持する」ことに注力などしてもらっては困るのです。

 何度も申しますが、自民党のためにわが国があるのではありません。わが国にあってわが国を壊すような勢力をくじき、私たち日本人を助ける本来あるべき政治を実現するよう、時に霞が関の絶大な権力とも大いに闘ってほしいのです。