反日ほど統一教会批判及び腰

皇紀2682年(令和4年)9月12日

 昨日開票された沖縄県知事選挙は、過去二番目に低い投票率に終わり、しらけた県民が賢明な判断を下しきれませんでした。

 私がもうはっきりと「佐喜眞淳元宜野湾市長を」と呼び掛けたのは、それだけ厳しい選挙だったからです。下地幹郎候補が最初から「佐喜眞票」を喰うべく動いていたこともありますが、統一教会(世界平和統一家庭連合)問題と安倍晋三元首相の国葬儀に難癖をつける言論がこの選挙に悪影響を及ぼしていました。

 四年前に玉城康裕(芸名=玉城デニー)知事が掲げた公約のうちわずか四件しか実現していないくせに「公約実現率九十八・六%」などと嘘の選挙公報を掲載した頭の悪い詐欺師が再選されてしまうとは、いかに対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)の恐ろしい利権が「紅い沖縄」を占領しているか、分かろうというものです。

 これでさらに四年間に及んで、何度でも同じ間違いを平気で繰り返す県政が続きます。県経済の回復も絶対にありません。断言します。この一点に於いて県民が賢明な判断を下してくれることを願ったのですが、残念ながら自分たちの懐を犠牲にしてしまったようです。

 それほど沖縄県民にも統一教会問題が暗い影を落としてしまったのですが、私が「まず日本テレビ讀賣新聞社」に警告して半分その通りになり、続いて「テレビ朝日も」と予告しましたが、本体の朝日新聞社が先に出ました。

だから「生ぬるい追及」しかできない…朝日新聞が認めない「統一教会側との談合」という信じがたい過去 「赤報隊事件」をめぐる取材結果は、なぜ潰されたのか

朝日新聞が統一教会に怯えている。そんな“風評”が飛び交うのには理由がある。7月8日、安倍晋三元首相暗殺事件が起きて、山上徹也容疑者の動機が宗教団体への恨みであると警察情報が伝えられると、ネットではすぐ…

(PRESIDENT Online|プレジデント社)

 統一教会設立の建前に掲げた「反共」と自民党や米共和党の親和性は過去、確かに高かったのですが、実のところ創業者の文鮮明氏は、北朝鮮とも通じており、本当は朝日新聞社のような「容共」と申しますか、ただの「対日ヘイト」とのほうが強烈に親和性は高かったのです。

 安倍晋三元首相が北朝鮮による日本国民拉致事件に取り組む過程で、その事実を知ったがゆえに統一教会と距離を置き、消費者契約法の改正にまで踏み切りました。これが真実です。

 ところが、以下のようなデマが吹聴されています。安倍元首相が暗殺されてしまったのをいいことに、テレビに出始めた連中や安倍元首相に好かれなかった自民党議員までもが平気で嘘を垂れ流しているのです。

鈴木エイト氏に聞く自民党と教団の関係 第2次安倍政権で「共鳴」から「共存」に進んだ〈AERA〉

 自民党と旧統一教会の関係が取り沙汰されている。両者はどのように関係を深めていったのか。旧統一教会問題を長年取材してきた鈴木エイトさんに聞いた。AER…

(AERA dot.|朝日新聞出版 )

 この人の指摘の仕方は、まさに私が延延と申してきましたように統一教会そのものの問題よりも自民党議員に問題があるというミスリードに終始しています。これでは、詐欺カルトの被害者たちが救われません。何をどう調べたらこの程度にしかならないのでしょうか。

 毎年放送される偽善番組のみならず韓流コンテンツの買い取りでも統一教会とズブズブな日テレに、この人ともう一人の「落武者」が最近また頻出するようになりました。その落武者曰くがこれです。

 「国葬というものをやれば、統一原理の教えからすれば自分たちを支えてくれた安倍晋三さんが国葬で祝われることによって、さらに彼らのいう霊会で光り輝くんですよ」

 この人が統一教会信者なのでは、と思うほど頓珍漢な説明です。この発言の中で「安倍さんの霊魂」とか何とかとまで述べ、国葬儀が統一教会の教義に則って行なわれるものであり、まるで安倍元首相が信者だったかのような誤解を視聴者に与えました。

 安倍元首相と自民党を「地獄へ」落とすためなら論理も筋も何もありません。鈴木エイト氏も有田ヨシフ氏も、まさに「反自民教会」というカルトそのものに堕ちています。

 統一教会そのものの問題点をつまびらかにし、被害をなくすことが議論の根幹でなければなりません。朝日が及び腰であるように、実は対日ヘイトの報道権力が最も統一教会を批判したがらないのです。

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札幌五輪はもうない…かも

皇紀2682年(令和4年)9月11日

いまだ存在感〝キングメーカー〟森喜朗元首相を参考人聴取 五輪汚職、特捜部の真の狙いは KADOKAWAと別の出版社「嫌いだ」 毎日新聞報道

 東京五輪・パラリンピックの汚職事件で、東京地検特捜部から任意で事情聴取された大会組織委員会の森喜朗元会長(85)。政財界やスポーツ界ににらみをきかす存在感は…

(zakzak:夕刊フジ|産經新聞社)

 夏季五輪東京大会(東京五輪)をめぐる汚職事件の摘発は、東京地方検察庁特別捜査部が仏司法当局の事実上依頼を受けて動いています。

 大会組織委員会元理事の高橋治之容疑者が電通を操ってきた超大物であり、森喜朗元首相が文教族の重鎮であることを考えれば、これは当然の流れでしょう。

 ちなみに、夕刊フジ配信記事にある森元首相が「嫌いだ」と言った「別の出版社」とは、講談社のことです。

 東京五輪に係る費用が当初想定より遥かに巨額になったのは、こうしたスポンサー選定にもありますが、菅義偉前首相も絡んだ関連施設の建設費用大成建設らが増額するに任せたことが大きいと申せます。

 そこにはメスを入れないのは、仏当局の狙いが大会組織委員会にのみあるということです。

 特捜部が暴くのは、あくまで大会組織委員会の利権構造であり、東京五輪全体の費用増に関する汚職ではありません。本件もまた、恣意的捜査であることは確かです。

 これで冬季五輪札幌大会(札幌五輪)の招致活動は、非常にまずいことになりました。そもそも海外にお金が流れるだけの五輪に、もはやわが国が「国家の威信」にかけて注力する時代ではなくなったのかもしれません。

 招致撤退も英断だと思います。

女王陛下は習近平に呆れた

皇紀2682年(令和4年)9月10日

【英女王死去】「地球を半周、報われた」 昭和天皇への謝意

8日に死去した英国のエリザベス女王は昭和50年5月、英国国王として初めて日本の地を踏んだ。96年の生涯で唯一の機会となった日本訪問。女王は6日間の日程を終えて…

(産經新聞社)

 昨日記事冒頭で申し上げた「悪い知らせ」は、そのまま現実のものとなり、エリザベス女王陛下崩御の報を追記しましたが、改めてすべて英連邦王国民に衷心よりお悔やみ申し上げます。

 We Japanese would like to express our deepest sympathy on the demise of her Majesty Queen Elizabeth.

 天皇陛下と皇后陛下は、恐らく十九日に執り行われる国葬儀に御参列のため、英国へ御行幸啓の御予定です。武漢ウイルス(新型コロナウイルス)騒動さえなければ、女王陛下の御招きに御応えになり、とうにそれは実現していました。

 私たちのこの世界には、実に不思議なことがあるものです。天皇陛下御即位の日、上皇陛下(先帝陛下)御譲位に関する不遜な議論から早朝まで降り続いた大雨がぴたりと止み、皇居の空に虹が架かりました。そして、女王陛下崩御の直前、バッキンガム宮殿の空には虹の二重橋が架かったのです。

 女王陛下は、定めし満面の笑みでその橋を御渡りになったことでしょう。チャールズ三世国王陛下の御即位に、衷心より慶祝申し上げます。

 女王陛下が昭和天皇に、当時「この立場が分かっていただけるのは、御在位五十年の天皇陛下しかおられません」との思いを寄せておられたことは、数多おわす(親戚関係もある)欧州各国の王族を差し置かれてまで、というお話でした。

 上皇陛下との間にも、特段のお話が存在します。ちょうど十年前の御在位六十年の昼食会で、女王陛下御自ら左隣の御席を上皇陛下に御用意になりました。この時もまさに二十か国以上の王族たちを前に、世界唯一の皇帝陛下に最大限の敬意と親愛の情を御示しになったのです。

 これが皇室をいただく私たち国民の誇りであり、王室を守ってきた英国民への感謝であり、歴戦の末にたどり着いた人類の英知と申してよいでしょう。

 政治の争いがいかに醜いものか、皇室と王室の御交流に救われることで私たちは思い知るのです。

 しかし、それが全く通用しない、身の程知らずにも高慢にして好戦的、且つ愚かな独裁体制が存在しました。女王陛下を呆れさせた中共の習近平国家主席です。

 七年前、ここでも申したかと思いますが、習主席を国賓で招いてしまった英国は、中共側の不遜極まりない要求(主席護衛の銃器携帯許可を求めたり、反中デモを見えないようにしろと言ったり、王室馬車に護衛も同席させようとした)を拒否、その途端に「ならば訪問を打ち切るぞ」などと脅迫してきた中共に辟易させられたといいます。

 女王陛下はこの時、極めて異例、と申すより他に類例なく「彼らは非常に無礼でした」とコメントされ、周囲を驚かせました。チャールズ国王陛下は、習主席への抗議を示して宮中晩餐会を欠席しています。

 御在位七十年の史上最長期間と情報化の変遷もあり、王室内部の多くの問題が露呈し、女王陛下は御対応に苦慮されましたが、君臨すれども統治せずの中で、駄目なものは駄目という姿勢を貫かれたのも事実です。

 本日の教訓は、やはり習主席なんぞを国賓待遇で招き入れてはいけないということに尽きましょうか。

小和田恆の罪は皇室と別物

皇紀2682年(令和4年)9月9日

 英連邦王国のエリザベス二世女王陛下が八日、医師団が「懸念」を表明する健康状態になられたご様子で、ご滞在中のスコットランド・アバディーンシャーにあるバルモラル城に、ウェールズ公チャールズ王太子殿下ら主要王族が駆けつけています。

 数日のうちに英国民が悪い知らせを聞くことになるかもしれません。女王陛下のご快復を衷心より祈念します。

 ここで話を一旦区切ります。その上で申しますと、暗殺された安倍晋三元首相の国葬儀は、非常によくない時機に開かれることになるかもしれません。

 さらに英国は、いよいよ「何よりも重い重し」を失い、非常によくない国情へ突入していく可能性があります。六日に拝謁を許されたばかりだったエリザベス・トラス新首相は、そのかじ取りがさらに難しくなるでしょう。

【追記】9/9 09:30
 エリザベス女王陛下が九日未明、崩御されました。すべて英連邦王国民に対し、衷心よりお悔やみ申し上げます。

雅子さま エリート外交官の89歳実父に異変…演説を韓国メディアに“政治利用”されていた

「小和田恆氏の発言が、韓国メディアによって大きく取り上げられていることに、宮内庁内でも憂慮する声が上がっています」そう語るのは宮内庁関係者…

(女性自身|光文社)

 王位を継承する王太子の評判が悪く、実際に国情が乱れて久しいタイ王国(泰国)といい、英国の行く末を案じずにはいられません。しかし、わが国も「よくない」と申せば確かによくないのです。

 まさに「下層」の芸能醜聞と皇室に関する「噂話の類い」を混交させてきた三流週刊誌など、無視してしまえばよいのですが、時折皇室に対する世論誘導の流れを確かめるべく目を通してきました。上記記事も七日夜の時点で目にしていましたが、無視しきれず本日思い切って申します。

 外務省の小和田恆元事務次官に何らの異変も生じていません。この「売国奴」は、現役時代から一貫してわが国の国益を損じる言動ばかり繰り返してきた「ザ・害務官僚」です。

 そのことと、皇后陛下はもはや関係がありません。皇族と一国民は違います。

 皇后陛下は、皇籍に入られて以来まずはじめの十年間、皇族として適応しようと上皇后陛下の御助言を賜り、努めておられましたが、その都度に小和田家が身の程知らずにも男子の御懐妊などをしつこく要求し、皇后陛下を苦しめました。

 その結果、そこから適応障害を発症され、帯状疱疹にも苦しめられてきたのです。当時の三流週刊誌は、高慢な小和田家憎さもあって「東宮批判(当時)秋篠宮擁護」の流れで、皇后陛下の詐病を疑う声まで文字にしていました。

 現在は、天皇陛下の御即位と共に皇后陛下を批判しなくなり、今度は文仁皇嗣殿下妃紀子殿下を徹底して貶める流れに変わっています。

 それに伴ってか、過去あれほど罵った小和田家の話も忘れてしまったのでしょう。いわゆる「東京裁判史観」を外務省として認定させた小和田氏の万死に値する大罪もなかったことになり、韓国政府および韓国報道が「そう受け取る」と分かって発言したものを「政治利用された」などと、よく今さら書きますわ。

 小和田氏の頭の中身は、せいぜい「韓国に申し訳ないとか言っとけばボクちゃんたち全員善人イエーイ!」の程度です。稀代の典型的低能売国奴、或いは現行憲法(占領憲法の哀れな下僕と申して過言ではありません。

 二度と口を開かせないよう早く〇〇世へ送りなさい。

もう既に人民解放軍来てる

皇紀2682年(令和4年)9月8日

 以前から何度も申していることですが、産業資材から食糧に至るまで供給網(サプライチェーン)を海外に依存し、何らの成長戦略も大型財政投資(財政出動)もなく内需を委縮させたまま円安になったのでは、さらなる買い負け(国産品さえ海外に買い叩かれている)を起こし、給与下落・物価上昇(スタグフレーション)を致死レヴェルまで進行させてしまいます。

 現下もう多くの私たち国民の暮らしがもちません。岸田文雄首相は、この致命的状態を認識しているのでしょうか。住民税非課税世帯だけの問題ではとうになくなっているのに、財務省の言うことしか聞かない政治では、いよいよ国民大虐殺を招きます。

 ただちに「国内生産大戦略」とそのための度肝を抜く(財政規律派を発狂させる)超大型財政投資を発表し、消費税法の無効宣言(消費税廃止)をしてください。

 そうして初めて、対ドル百五十円程度の円安でかえって均衡がとれるのです。

 日本国民のための政治なくして何を保守するのでしょうか。わが国にたかることしか考えていない類いの外国人の言うことなど二度と聞くな。

「もうすぐ人民解放軍が来る」は根拠不明 沖縄知事選で出回る“中国人”動画【ファクトチェック】 | 沖縄タイムス+プラス

[ファクトデマ チェック] 沖縄県知事選を前に、「那覇市役所前で上海から来た中国共産党員が『もうすぐ人民解放軍が来る。その時分からせてやる』と主張する動画」が交流サイト(SNS)で出回っている。しかし、動画を確認すると「根拠不明」だった…

(沖縄タイムス社)

 さて、五日記事に引き続き、自立再生能力を放棄し続ける近年の沖縄(翁長から玉城)県政について、厳しく糾弾します。またぞろ「ファクトチェック(真偽検証)」になっていない沖縄タイムス社の単なる「自己思想記事」を取り上げましょう。

 いい加減にこれをファクトチェックと称して配信するのをやめなさい。ジャーナリズムの恥です。そもそも沖タイにも琉球新報社にもジャーナリズムなど存在しませんが。

 沖タイがこの市民団体を誹謗中傷し、名誉を棄損してでも貶めたいことはよく分かります。ただそれだけの記事です。

 厳然たる重要な事実は、もう既に中共・共産党人民解放軍が来ているということでしょうが。沖縄県近海を連日徘徊しているのは、どこの軍隊ですか? 共産党の軍隊です。中共人民を守るための軍隊ですらありません。

 それでも総評としてこれを「デマ」だと断じるなら、防衛省・自衛隊に対して暴力をはたらいた極左団体の暴言こそ大いなるデマであり、ファクトチェックしてください。したことがありますか?

 細かい部分に動画編集上の不適切はあったかもしれません。しかし、共産党軍がもう来ているのはファクトそのものなのです。

 沖縄県石垣市尖閣諸島を侵犯する共産党海軍・海警局艦船から飛行体が発艦した場合、航空自衛隊の緊急発進(スクランブル)を検討した野田佳彦民主党政権下で、当時の岡田克也副首相(現立憲民主党幹事長)がこれを握りつぶしたとする防衛省内部の証言に対し、岡田幹事長は六日、憮然と「お答えする必要はない」などと答えた態度といい、一体この人たちは何を見ているのでしょうか。

 現実が見えていない者が行政権力に侵入して国民のための防衛行政を歪め、立法権力に於いて不遜な態度を貫きながら他人の揚げ足だけはとり、報道権力が莫迦丸出しの記事を連発して国民世論を誤ったほうへ誘導するのが、現在の恥ずべきわが国の姿なのです。

 十一日の沖縄県知事選挙は、佐喜眞淳元宜野湾市長に投票しましょう。