売国したのに…末路は哀れ

皇紀2683年(令和5年)11月20日

 米加州桑港(サン・フランシスコ)のモスコーニ・センターで開催された亜州太平洋経済協力会議(APEC)は、米民主党のジョー・バイデン大統領(議長役)が目下世界の懸念事項に何一つ触れられず、まとめられないまま閉幕しました。

 会場の外では、主要国の首脳会議が開かれる度に集う左翼・極左活動家とは一線を画し、チベットと旧東トルキスタン(新疆ウイグル自治区)の人権問題を問う人びとが「中共は台湾から手を引け」と声を上げ、中共・共産党の習近平国家主席を迎える米国側が神経を尖らせていたようです。

 その影響か、露中以外の首脳について警備計画がずさんを極め、岸田文雄首相が日韓と日中の首脳会談にいずれも間に合わず、交通渋滞に巻き込まれて街中を徒歩で移動したといいます。外務省職員も「前代未聞」と半ば呆れていました。

 桑港は、今や「ゾンビ・タウン」と呼ばれるほど違法薬物が蔓延しており、その中を一国の首相が交通整理もしてもらえずに小走りで首脳会談の会場へ向かわされるとは、ずいぶんナメられたものだ、と。

 米国の金融企業に対日投資を呼びかけ、政府と国民の資産合計が「京」単位のわが国から一千兆円規模の国民資産を博打に賭けようとする岸田首相は、米政府から褒められるどころか「君はもう終わりだ」と見限られたようです。財務省が内閣総辞職へ動き出したのですから当然でしょう。

 自らの政権を維持しようと財務省の言いなりになり、とんでもない対米売国に及んでも、消費税率の引き上げを決めてしまった野田佳彦元首相といい現在の岸田首相といい、米軍主導の現行憲法(占領憲法)統治体制にあっさり切られるのです。

「絶対に自分の非は認めない」リニア妨害の川勝知事「史上最悪の記者会見」一部始終…マスコミも疑問”吐き気を催すレベル”

 リニア中央新幹線の静岡県内の公示を巡り、JR東海の批判をし続けている静岡県の川勝知事。国交省の有識者会議は、リニア中央新幹線静岡工区の環境保全に関する報告書を大筋で了承するという”国の…

(みんかぶ|ミンカブ・ジ・インフォノイド)

 どうせ自分の政権には必ず終わりの時がくるのですから、国民的評価を受け惜しまれながら辞めることを考えたほうが賢明でしょう。たとえ国際金融資本と財務省に「ボロクソ」にされても、頑としてこれらの要求をはねのけ、占領憲法体制に終止符を打って首相官邸を去るほうがよほど歴史に名を残すに違いありません。

 それは、地方自治体に於いても全く同様で、管轄する行政区内の国民を裏切ってまで懐を肥やしても、結局何も残らないのです。静岡県の川勝平太知事は、中共工作員に協力を約束してしまったのか何なのか、わが国のリニアモーターカー計画を妨害することだけが目的のため、その説明がもはや意味不明の域に達しています。

 東海旅客鉄道(JR東海)が旧国鉄のうち唯一保守系であることも気に喰わないため、県民の水資源を守るような口ぶりで始めた嫌がらせがつぎつぎに「非科学的」と立証されると、川勝氏の脳が捻転して「隧道(トンネル)掘削で出た水そのものを返せ」といった訳の分からない話のすり替えを繰り返し始めました。

 こうまでして国を売っても、早稲田大学教授時代に起こしたと噂されている女子学生への性加害(妊娠・堕胎)をひた隠す川勝氏の人生には、あの世へまで持っていけないわずかなカネ以外何も残りません。ただ「悪名」だけが静岡県史に刻まれるのです。

 県庁から静岡市役所へ引き抜かれた織部康宏氏(本日付で環境局環境政策監)は、もともと川勝氏の「側近」とまで呼ばれた元環境局長ですが、最近は川勝氏と距離を置くふりをしている難波喬司市長の副知事時代の「部下」でもありました。この連中がJR東海のリニア計画を引っ搔き回してきたのです。

 五十年越しとも言える国家的悲願のリニアモーターカー開業は、いよいよというところで対中売国奴の左翼たちに邪魔されました。一部報道がこれを「あまりにも莫迦げている」と扱い始めたことは、私たち国民の声を大きく反映したものです。

 たった一人の狂った自治体首長のせいで、わが国全体が迷惑しています。これを「許さない」という声を絶やさぬよう、皆さんどうかお願いします。

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