忘れよう!勤労感謝の日
11月23日は、明治5年に「改暦ノ布告」があって偶然固定された「新嘗祭」です。これは天皇陛下の宮中祭祀であり、五穀豊穣に感謝する先月の「神嘗祭」に続き、天津神と国津神に天皇陛下が五穀の新穀を勧め、食される自然祭祀なのです。
では「勤労感謝の日」とは何でしょう? それは、大東亜戦争後のGHQによる占領統治の方針で、天皇陛下の宮中祭祀と臣民の祝祭日が切り離されてしまい、「生産を祝い、感謝する」という主旨の元に考え出された祝日に過ぎません。とにかく米軍は、日本民族の「強い精神性」を敵視し、その源と思われるものは一切排除しようとしたのです。
しかし、本来は祭祀が人を傷つけたりしません。それどころか、自然の恵みに感謝することを忘れがちになってしまったためか、お金さえ払っていれば「いただきます」を言う必要はないなどと主張する人が、例えば学校給食を巡る混乱を引き起こすような世の中になってしまいました。祭祀を忘れた拝金主義ほど攻撃的なものはありません。
また、労働は日本民族にとって「罰」ではありませんから、そもそも労働者の権利闘争が起こるのは、むしろ祭祀を忘れさせた個人救済の宗教と拝金主義こそが原因であり、労働組合は前述の経緯をもってGHQの占領政策が生み出したものを無効にする戦いを始めるべきでしょう。これとまったく逆の主張をして働く者の安寧な日々を基本とするのは、決して根本解決を目的としない「活動ごっこ」にただ巻き込まれるだけではありませんか。
その最たる「日本国憲法」という名の占領憲法を無効にすることは、何も政治的課題を克服するべくのみならず、このような私たちの日々の暮らしに潜み始めたあらゆる歪みを是正するためにも、国会議員にその職責をもって実現させねばならないことなのです。
街中のお店などで、代金の支払いを盾に無理難題の暴言を吐く人を見かける度、私は「心に祭祀を」と思います。その店員が気の毒であり、暴言を吐く人もまた何処かで働く者ではないのか、と。互いに傷つけ合って何が楽しいものかと言わずにはいられません。
さて、話はがらりと変わります。
http://www.yomiuri.co.jp/world/news/20101115-OYT1T00792.htm
▲讀賣新聞:中国より日本の方が良いパートナー…露経済紙
露国のメディア各社がドミートリー・メドヴェージェフ大統領の北海道国後島への上陸強行を必ずしも高く評価していないことは、今月3日以降の各記事や社説などから判明しています。日本との深刻な対立は、露国の極東投資を不安定なものにするという指摘です。
日本は決して北方領土問題の解決に向けた道が八方塞がりなのではありません。例えばこのような露国内の主張がどこから出るのか、或いは露大統領の政策決定にどう影響させるかといった政治工作を試み、駐露大使館が密かに兵站を練ればよいのですが、いずれにせよ菅民主党政権のままでは全く望みがないでしょう。前原誠司外相にそのような外交の感性があるようには思えません。
病巣を拡大させるだけの藪医者(菅直人首相)と患者に冷たい看護士(仙谷由人官房長官)を目の前にして、「あまり医者を変えるのはよくないか」と遠慮する必要がどこにありましょうか。あなたの生命が懸かっているのです。一刻も早く退いていただきましょう。
この記事の関連動画
http://www.youtube.com/watch?v=8hDpegrcj90
▲日本に情報収集分析機関を作れ! (6:21)
http://www.youtube.com/watch?v=pWaXTUJQA-Y
▲戦争を回避するために領土を守るんだ! (4:55)
遠藤健太郎講演会より 10月24日名古屋
第6回『真正護憲論公開講座』愛知大会
「錦の御旗 けんむの会」からのお知らせです。
http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/60447097.html
世界遺産吉水神社の佐藤一彦宮司が頑張っておられます!
▼北方領土の哀しい歴史を忘れるな!