日教組とんでも教育の報告
http://sankei.jp.msn.com/life/news/110125/edc11012501060002-n1.htm
▲産經新聞:「桃太郎の鬼の立場で」「北方領土はどこの国?」日教組教研集会、とんでも教育の報告相次ぐ
茨城県内で3日間続いた日本教職員組合(日教組)の第60次教育研究全国集会(教研集会)は24日、閉幕しました。記事中で八木秀次氏が指摘するように、政権交代後の日教組は民主党の集票装置として増長しているとも言えますが、別段彼らの所業が急に悪質化しているとは思えません。
私は広島市で第58次教研集会が行なわれた際、地元の市議会議員らとともに街頭演説に立ちましたが、自民党、或いは自公連立政権時代でも、日教組は与野党相乗りで当選した都道府県知事らの集票装置となり、道理を外して無理を通し、それが許されてきたのです。
治安を守る警察官ら公務員に組合がないのは、仮にも彼らが労働争議を起こして職場を放棄すれば、公につくす者が誰もいなくなり、私たちの暮らしの安全が脅かされるからなのです(いわば警察官や自衛官らの職が最も国を守っている)が、職業選択の自由をもってその覚悟をしたはずの公務員がかくも組合活動に執心するのは、もはや「公務員の政治活動」の場だからでしかありません。
全日本教職員組合(全教)や全日本自治団体労働組合(自治労)、日本国家公務員労働組合連合会(国公労連)らも含め、罰則がないのをいいことに公務員が法の規定をこれほど無視し、特定の政治活動を組織的に行なうことは許されていいのでしょうか。あなたは、そのようなものを税によって支える必要があると思われますか?
彼らのやっていることがどれほど醜いことか、敢えて彼らとは全く逆の政治活動を想定し、例示して差し上げましょう。
沖縄県の中学校教師
自衛隊の国際貢献を否定的に考えさせようとした。
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自衛隊の国際貢献を肯定的に考えさせようとした。
占領憲法第9条違反の自衛隊に、さらなる違反行為であるはずの「武力による威嚇」に当たる海外への派遣を命じた小泉内閣の政治を絶賛し、自衛隊は軍隊であると教え、そのくせ第9条には違反していないと強弁することが、教師の行ないとして許されるでしょうか。
条約やその締結日時と手順などの法理原則を知り、考える力のない者が教育公務員となっている典型例と言えますが、いわゆる「左翼」に振れても「右翼」に振れても、日本の場合に於いては極めておかしな主張を展開することになります。言うならば、占領憲法が無効のものと知らない者は、日教組教員ばかりを批判出来ません。
そのもう一つの典型例は、北海道根室市の中学教師「北方領土がどこの国の領土か分からなくなった」なのですが、旧ソ連が桑港(サン・フランシスコ)講和条約に調印していない今日までの意味を理解していないから分からなくなるのです。この教師は、昭和20年8月15日以降も南樺太で対ソ地上戦があった史実を子供たちに教えたでしょうか。
国歌や『仰げば尊し』の斉唱を「強制」と言いながら別の歌を唱うことを「強制」しようとしたり、人々を苦しめる『鬼』の立場に立つことが「人権」教育だと思っている危うさ、或いは自衛隊の占領憲法違反を自衛官のせいにするような『平和教育』は、決して今に始まったことではありません。
何度でも申しますが、日本に限らず国旗の掲揚と国歌の斉唱は特定の政治活動ではなく正常な行為であり、わざわざこれを否定することは特定の政治活動(反国家ゲリラやテロリズム)であり異常な行為です。「正常」の対義語が「正常」ではないことくらい、国語の教師でなくても知っておいて下さい。
統一地方選直前!2・13「日本よ、たちあがれ!」第二回決起集会
http://www.shinhoshu.com/2011/01/post-173.html
▲詳細は上記リンク記事をご参照下さい。皆様のご参加をお待ちしています。