中共大使からの恫喝文入手

皇紀2672年(平成24年)5月18日

 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20120517/……
 ▲zakzak(産経新聞社):中国大使の日本“恫喝文”を入手!チョ~過激な中身とは

 軍事的実体を持つ米韓同盟あっての日米同盟という現実を前提としても、わが国がその締結に慎重であるべきとここでも訴えてきた日韓の軍事情報包括保護協定(GSOMIA)と物品役務相互提供協定(ACSA)は、何と韓国側が「日本との歴史問題が清算されていない」などとして金寛鎮国防相の月内訪日中止、締結の見送りがほぼ決まりました。

 わが国側が島根県隠岐郡隠岐の島町竹島の韓国による不法占拠を言う前に韓国側が先手を打った形ですが、彼らがその気配を感じていたのは間違いないでしょう。日韓の連携は、まず領土問題を解決しない限り無理なのです。

 そもそも日韓の連携を拒否するような論調も散見しますが、外交および軍事的連携というのは、たとえ机の下で互いに蹴りあっていても握手していればよいもので、地政学的に朝鮮半島を日米側に引き寄せておく必要があります。

 占領憲法(日本国憲法)下のわが国が本物の憲法(大日本帝国憲法)を取り戻し、日米の連携によって竹島が日本領であることを再確認しなければ、予算を減らし始めた米国の太平洋防衛戦略にも影響するのです。韓国の野党議員たちがさわぐ「歴史問題」とやらは、せいぜいどの国家間(特に欧州内)でも机の下で蹴りあう程度の話に過ぎません。

 さて、中共の程永華大使がわが国の複数の国会議員に送りつけた、都内で今月十七日まで開催されていた「世界ウイグル人会議 第四回代表大会」への「抗議文」は、まるでわが国を脅迫するような内容でした。

 しかしながら、中共政府が「『チベット独立』勢力を支持せず、舞台を提供せず、いかなる形でも接触しないことを希望する」と書くくらいは当然であり、「日本政府が(世界ウイグル会議開催)を認めれば、中国の安定と安全利益を損なうだけでなく、日本自身の安全にも害がある」と恫喝するのが外交だという程度にわが国の国会議員は理解したほうがよいのです。

 抗議文に怒りをあらわにしたという民主党議員はまるで子供であり、文中の「害」について質問状を送りつけたのはよいですが、これほど幼稚な反応では「わが国に勝ち目はない」とため息をつくほかありません。

 私たちは、靖國神社参拝のみならず沖縄県石垣市尖閣諸島を守ろうとすることに中共が口を挟んでくるならば、今回の抗議文も真っ青の抗議文を彼らに叩きつけてしかるべきなのです。

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