着艦失敗ヘリ何していたか

皇紀2675年(平成27年)8月13日

 http://www.sankei.com/affairs/news/150812/afr1508120037-n1.html
 ▲産經新聞:米軍ヘリ墜落で乗員17人全員救助、7人けが 着艦失敗、沖縄県うるま市沖合

 日本航空機123便墜落事故から三十年の昨日午後、霞が関の某氏と懇談中に第一報が入った時、私は思わず「タイミングがまずい。最近の米国は日本の足手まといだ」と申してしまいました。

 それも菅義偉内閣官房長官が沖縄県を訪問中だったからです。しかし、第一報にあった「墜落」というより、米陸軍所属のUH60(ブラック・ホーク)が海上で輸送艦に着艦しようとして失敗したというのが事故の真相でした。

 このUH60には、陸上自衛隊中央即応集団所属の二人の隊員が研修目的で同乗していましたが、そもそも同機を採用しているのは日米のみならず韓国や台湾、豪州をはじめ、中共共産党人民解放軍など多くの国に及んでいます。ことさら沖縄県内の在日米軍にまつわる「危険」話にしてしまうような風潮に、思考停止のまま接触すべきではありません

 それよりも日米が同機を使って何をしていたかが問題です。沖縄県近海に侵入した不審船、或いはもっと具体的に申しますと、共産党人民解放軍の艦船に対して空からそっと近づき、捕捉するという作戦のシミュレーションをやっている可能性があります。

 中共の好戦的で平和を乱す多くの暴言をして「脅威と言っていてはいけない」などと言う人たちこそがなぜかわが国の安全保障強化を「戦争法案」と呼称して攻撃しているわけですが、法案の出し方や内容にいくつもの問題があることを前提としても、太平洋防衛を共有する日米が協力してこのような作戦を実施しなければならないことは間違いありません。

 事故は決してあってはなりませんが、作戦や訓練までもを否定することはないのです。

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【動画】原発に核弾頭?

皇紀2675年(平成27年)8月12日

 動画は午後六時にご覧いただけるようになりますので、よろしくお願いします。

 http://www.sankei.com/west/news/150809/wst1508090075-n1.html
 ▲産經新聞:停電、カバー脱落が原因 山陽新幹線、ミス連鎖か

 JR北海道もさることながら、JR東日本京浜東北線で起きた架線事故に、JR西日本山陽新幹線で起きた停電事故と、JRの信じられないような事故が相次いでいます。

 京浜東北線の事故については、架線が重なる「エアセクション」の区間を運転手に教えていなかったというありえない原因が発表され、山陽新幹線についても、床下を覆うカバーを車体に固定していたボルトが二本とも脱落していたと説明するに至りました。

 新幹線の車体検査は複数人で行うことが決められており、もし脱落するようなミスをしたというなら、検査した二から三人全員が揃ってミスをしたか、或いはその検査自体が全く行われていなかったかということになります。JR東海では考えられないことです。

 わざとやったというなら、安倍政権下での社会不安を掻き立てたい、すなわち破壊活動(テロリズム)ということになりますが、そもそもJRの労働組合の背後でカネを動かしているのは誰なのでしょう。事故で得をする革マル派がいるということです。

 http://youtu.be/HPUtZGfXfME
 ▲公式チャンネル:山本太郎議員「原発に弾道弾」…はぁ? Shoot a missile to the nuclear power plant?

 衆議院に引き続き参議院の特別委員会も野党の質疑内容がひどいものです。それでも「原発に弾道弾を撃たれた場合の想定は?」「それは想定せず安保法案の危機事態想定はするなんてご都合主義だ」という意味の質問をした山本太郎参議院議員が一部で絶賛されたそうです。

 安倍晋三首相が思わず「そんな想定はしてない」と答弁した真意は不明ですが、軍事的にこのような想定(ありえない仮定)に答弁をすべきではありません。基礎的な知識がなさすぎるのです。

米、中韓に割って入れるか

皇紀2675年(平成27年)8月11日

 皇后陛下の御体調を想い、御快復を祈念します。

 http://www.47news.jp/CN/201508/CN2015080801001883.html
 ▲47NEWS(共同通信):米、韓国に抗日行事不参加を要請 「同盟にくさび」懸念

 三日配信動画でも申したような歴史の真実がありながら、中華人民共和国・共産党が「抗日戦争勝利記念式典」を挙行するというだけでも失笑ものですが、招待されればよほどの対立事案が存在しない限り各国代表は出席するでしょう。それを米国は止められません。

 しかし、韓国に対しては「日米」「米韓」「日韓」の関係があり、米政府は韓国政府に対して式典に出席しないよう求めました。実はこの報道が出たことで、韓国外交部が米国からの要請の存在を否定しましたが、先月にも国務省筋で韓国側に伝えられたというのは間違いありません

 簡単に申せば、米国のやっていることは韓国への内政干渉なのですが、米国がわが国にやっていることも含めて「戦時管理」「占領統治」の延長線上でしかなく、日韓双方に押しつけたつもりはないといいます。

 まして、この事案は日米韓の安全保障連携に差し障るものであり、内政の一言では片づけられません。中韓の「反日」は米国にとって利用価値のあるものでしたが、特に韓国はまるで薬が効きすぎておかしくなり始めた患者のようなもので、米国もまさか抑制を促す日が来るとは思ってもいなかったでしょう。

 もちろん最終的に判断するのは朴槿恵大統領です。喜んで出席するというのであればすればよいと思います。私たちは改めて「ああ、そういうこと」と確認するだけですから。

【動画】テレ朝にタイ激怒

皇紀2675年(平成27年)8月10日

 午前の記事と動画配信のお知らせをしばらくの間、統合して配信します。ご了承ください。動画は午後六時にご覧いただけるようになりますので、よろしくお願いします。

 それにしましても、広島の松井一實市長は「平和宣言は世界に向けて発信するもの。安保法案など国内の個別の問題にコメントするものではない」としましたが、長崎の田上富久市長は全く分別のない方なのでしょう。平和宣言で安全保障法案を非難しました。

 私のような現下の安保法制議論に強い違和感を禁じ得ないと警鐘を鳴らす者でも、あのような批判は、あれもまた強い違和感を聞く者に与えるのであり、安倍内閣への反論になっていないと指弾せずにはいられません。

 http://youtu.be/43HQlsFUv8c
 ▲公式チャンネル:タイ激怒!テレ朝Xフォトテロ? ขอโทษจริงๆ Very sorry…

 テレビ朝日バンコク支局の森本尽前支局長がばらまいてしまったワイセツ画像により、タイ外務省が本当に怒っています。「夜の商売」が流行っている国だから大目に見てもらえると思ったら大間違いです。

 しばらくでもタイに駐在すれば、近年の軟化を認めても公然たる肌の露出を極度に嫌がるのがタイ国民だと分かるでしょう。毎日新聞社の「変態新聞事件」に引き続き、また「日本人は変態」と思われてしまったかもしれません。わざとやったのか、とさえ思うほどです。

核シェルターほぼない日本

皇紀2675年(平成27年)8月9日

 本日は、昭和二十年八月六日午前八時十五分に米軍が広島市に投下したウラン型原子爆弾に続き、プルトニウム型原子爆弾が長崎市に投下されてから七十年目を迎える日です。午前十一時二分でした。

 せめてこの程度のことは即答したいものです。以前にスイス(瑞国)の例を持ち出した欧州某国政府関係者に指摘されてハタと膝を打ったのは、「日本人は世界で唯一の被爆経験を持つのに、今なぜ核攻撃への備えがまるでないのか」という言葉でした。

 瑞国では、核シェルターが全国民を収容して余りあるほど設置されていますが、わが国には設置を義務づける法がなく、三度目のそれが飛んで来れば無防備なままです。「被爆国でなければ分からなくもないが、広島と長崎の惨状を訴えてきた日本人が、今や最も核攻撃を受けることの恐ろしさを忘れている」というのです。

 自力で国を守るということすら語るにはばかられた結果、私たちは最も基本的な疑問を疑問にも感じず呑気に生きてきました。政治家も官僚も国民も、その感覚でいわゆる「安全保障法案」と向き合ってしまってはいまいか、と。

 この現実も頭の片隅に置いていてほしいのです。

 
 ▲ひと目でわかる「GHQの日本人洗脳計画」の真実:水間政憲 (PHP研究所 刊)

 その上で、誰に頼まれたわけでもありませんが、この本をご紹介しておきます。是非とも手にとって読まれてみてください。この占領統治の基本方針(ウォー・ギルト・インフォメーション・プログラム)の延長線上に現在の皇室典範(占領典範)と日本国憲法(占領憲法)が作られたのです。