皇紀2681年(令和3年)11月7日
岸田文雄首相は、どうやら新外相に林芳正一年生衆議院議員を充てるようです。
一時は小野寺五典元防衛相の名前も上がりましたが、結局は首相と同じ宏池会の中からよりによって最悪の人選に至りました。
そもそも茂木敏充前外相(現自民党幹事長)も全く無能でしたが、外相と防衛相を頻繁に交代させるのは対外的にあまり好ましくないため、やむを得ない留任と諦めていたところへ、折角交代させられるというのにこの人事は酷すぎます。
大した経験のない林氏の外交姿勢は、まずわざわざ就いている日中友好議員連盟会長という役職にほぼ集約されていると考えてください。
直近の発言でも、彼は中共との経済関係を重視しているのが明け透けであり、それが中共の対日侵略であるという認識も危機感もありません。
台湾が経済を牛耳られ、目下次の段階へ移行されようとしているのさえも見えていない愚か者に、わが国の外相など務めてもらっては困ります。
少なくとも武漢ウイルス(新型コロナウイルス)騒動で中共に依存するサプライチェーンがいかに脆く、私たち国民の暮らしに悪影響を及ぼすか広く思い知ったにも関わらず、外相が全く分かっていないようでは、そもそも外務省自体が分かっていないので何の役にも立ちません。
せめて首相と外相がしっかりしていませんと、わが国の対中韓外交と北朝鮮犯罪追及はうまくいかないのです。
早速、韓国の報道各社が「林外相」を歓迎しています。不正選挙で朴槿恵前大統領からその座を強奪した文在寅(北朝鮮工作員)大統領の施政下で、再び北朝鮮主導の不正選挙に持ち込まれれば、頭の中がトチ狂っている李在明候補が当選してしまい、それを迎える外相が林氏では、日韓関係はまたも歪んだ「日本折れ」に転落します。
つまり、岸田首相には頑張っていただかないといけないのですが、林氏は、なれもしない首相になりたくて無理矢理衆議院に転向した身の程知らずですから、岸田首相のいうことを(自分のほうが政策通ぶって)聞かないかもしれません。
後はいかに、自民党内の外交・安全保障政策に正しい危機感を持つ議員たちが結束するかに懸かっています。
高市早苗政務調査会長を中心にまとまる時が案外早くやってくることになったとも申せましょう。
お手並み拝見です。
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皇紀2681年(令和3年)11月6日
川勝知事「コシヒカリしかない」発言 御殿場市議会議長が抗議
参院静岡選挙区補欠選挙の応援演説で、静岡県の川勝平太知事が御殿場市に関し「コシヒカリしかない」などと発言した問題で、同市議会の高橋靖銘議長は2日までに、「市議会議長として厳重に抗議する」とフェイスブックに投稿した。…
(静岡新聞社)
またまた問題発言です。静岡県の川勝平太知事(立憲民主党系)は、かねてよりこの種の恫喝癖があり、今回の発言も地域差別というよりは、自民党系の市長を選出している御殿場市民に対する「何もしてやらないからな」という脅しが見え隠れします。
そこで思い出されるのが同じく立民系で兵庫県明石市の泉房穂市長の暴言癖であり、かつて宮城県知事に「何もしてやらないからな」と本当にそのまま恫喝した故・松本龍元復興担当相でしょう。
とにかく自分の思い通りにならない時の言動が酷いのは、或る種の幼児性の表れなのかもしれませんが、ことごとく立民系の政治家がこの始末であることに、私たち国民は注意しなくてはいけません。
なぜ川勝知事が再選されてしまったのでしょうか。このような知事のどこがいいのですか?
川勝知事の推し上げで辛くも当選(先月二十四日投開票の参議院議員補欠選挙)した山崎真之輔議員に先日、とんでもない婚外性行為問題が発覚しましたが、選挙が終わってから報じられてもどうしようもありません。
本来このような極めて個人的問題を政治家に問うのは、私的には好みませんが、いわゆる「不倫」を嫌う国民は多いわけで、その内容も特に汚らわしい立民候補を勝たせてしまった背景に、やはり川勝知事がいたことを静岡県民はよく覚えておいて欲しいのです。
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皇紀2681年(令和3年)11月5日
秋篠宮の文仁親王妃紀子殿下の父親で、学習院大学の川嶋辰彦名誉教授が四日、亡くなられました。衷心よりお悔やみ申し上げます。
さて、自民党幹事長の交代により当面、外相を兼務することになった岸田文雄首相は、自身の外相時代の苦労(日韓合意)を反故にした韓国の文在寅大統領とは顔も合わせませんでした。英国で開かれた第二十六回気候変動枠組条約締約国会議(COP26)でのことです。
衆議院議員総選挙のため、まるで「弾丸ツアー」の様相を呈した日程にあって、米国のジョー・バイデン大統領とは言葉を交わしたようですが、その米国では、ニュー・ヨーク市が市職員に武漢ウイルス(新型コロナウイルス)向けワクチンの接種を義務化してしまったせいで、消防士や清掃員に至るまで多くの未接種者が出勤出来なくなり、行政サーヴィスに影響しています。
わが国も相変わらず欧米各国発案のワクチン・パスポートなる愚策に倣おうとしており、国民の自由を侵害するものにも関わらず、リベラル派(左翼)は沈黙どころか推進している有り様です。
欧米では、反対デモが活発化していますが、わが国ではほとんど見られません。それも何もかも、まともな左翼など存在せず、ただ対日ヘイトスピーチ(日本人憎悪)があるのみだからです。
この件で抗議している私は、すっかり左翼になった気分です笑笑。
天然痘ワクチン以外はどれもこれも不完全といわれてきた中、いわば突貫工事のワクチンに何らの信頼性も存しません。そのような代物を、さらに子供たちにまで打てといい出した米ファイザー製薬なんぞ到底信用することができないのです。
菅義偉前首相主導で各自治体が猛烈に進めたワクチン接種の、特に初期に応じた国民が今さら手にするワクチン・パスポートに、果たして何の意味があるでしょうか。
環境対策と称するポーズばかりの施策といい、無意味な「やった感」で不公平を招くのは、明らかに行政権力の致命的間違いであり、国内旅行の促進(GO TOトラベル)に血税を投入するなら尚、機会の平等を損ねてはいけません。
もうほとんど申していることが左翼そのものですが笑、左翼のいないわが国では、国想う保守派が国民経済と自由を守るために立ち上がらねばならないのです。
武漢ウイルス禍の補助金にしても、もらえる業種・業態で差別され、困窮している事業者は置き去りにされています。
ましてガソリン価格の高騰も経営を圧迫し始めますし、一リットル当たり百六十円を既に超えた今、ガソリン税の課税停止等を定めた租税特別措置法第八十九条の凍結解除を直ちに立法化すべきです。
この高騰劇も、いかにもわが国が世界の経済成長から取り残されているからこその痛手であり、内需回復で跳ね返せるのにその回復策をまるで打っていません。
しかし、成長と分配を掲げた岸田内閣は、まだ始まったばかりです。まもなく召集される特別国会で、これらの緊急措置を議論するよう求めましょう。
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皇紀2681年(令和3年)11月4日
文部科学省の前川喜平元事務次官が昨日午後、自身を「右傾化を深く憂慮する一市民」と称するツイッターアカウントで「人権感覚が欠如し、排外主義に染まった集団が維新。この政党に投票した有権者は猛反省するべきだ」「政治家には言えないから僕が言うが、日本の有権者はかなり愚かだ」などとツイートしました。
前川氏は、旧文部省派と旧科学技術庁派の省内対立が招いた不祥事から、自身の天下り先を失う形で次官を事実上更迭された私怨で、安倍晋三首相(当時)への誹謗中傷を先鋭化させましたが、一方で未成年の女子を買春した疑惑が報じられたような人物です。
それでも元霞ヶ関官僚という日本最高峰級の自尊心が私たち国民を見下し、どうしても莫迦にしたくなるのか、第四十九回衆議院議員総選挙の結果がよほど気に入らなかったのでしょう。
因みに文科省は、霞ヶ関でも最下層の三流官庁として名高い、いや「名低い」わけですが、そのような「ゴミ」でもこの「マウンテン」ぶりですから、財務省の官僚たちなどさぞや世界最高峰級に私たち国民を「全員ドがつく阿呆」「税金納めるだけ納めて六十過ぎたら早よ死ねよ」とでも思っているに違いありません。
いや、このような官民分断を引き起こして、一体何の意味があるでしょうか。前川氏は確かに、既に退官してはいますが、誰もが元事務次官の思考と捉えます。官民が力を合わせてわが国の経済成長を取り戻さねばならない局面に、前川氏のような発言は邪魔でしかありません。
立憲民主党と日本共産党の野合共闘を支持していた前川氏らの発言に、選挙結果が思い通りにならなかったからといって、今更報道各社を非難するものも散見されます。
よくもさんざん報道各社に対日ヘイトスピーチ(日本人憎悪差別)を扇動してもらって、それでも立民や共産は勝てなかったというのが現実でしょう。それこそ「支持者に限ってはかなり愚かだ」と申さずにはいられません。
そのような「かなり愚かな官僚」がわが国行政を、時には国会議員を操縦、騙したりもして牽引しているからこそ、経済は停滞し続け、自由な研究・技術開発もままならない国に堕ちたのです。日本学術会議なんぞを野放しにしてきたツケを、一体誰が払うのですか。
最高裁判所裁判官国民審査の結果を見る限り、またも罷免者を出さなかった(今まで罷免された裁判官は一人もいない)ものの、選択的夫婦別氏(別姓)に絡む判決で現状を合憲とした四人の裁判官にバツの数が他より多くついたということは、それだけ立民や共産の支持者が投票に駆けつけていたと分かります。
それでも勝てなかったのです。前川氏よ、それが私たち国民の愚かさによるものだと思いますか? 支持者がその程度の人権感覚しか持ち合わせていない排外主義者なら、今後立民らの成長を促すことは出来ないでしょう。
日本維新の会も、実は立民らと同様の危険性を孕んではいますが、少なくとも自民党は、私たち国民の声に撫でられたりどつき回されたりしてきました。そうして縮んだり伸びたりしてきたのです。支持者が甘やかせば伸びません。
霞ヶ関の底辺で自分のことだけを考えていれば済んできたような人に、世界の中の日本を語る能力はないのです。
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皇紀2681年(令和3年)11月3日
本日は明治節です。
東映の高岩淡元会長が先月二十八日に亡くなっていたことが分かりました。衷心よりお悔やみ申し上げます。
かつて岡田茂元会長の話で、兵庫県警察から東映本社と山口組の関係を「親密なもの」「岡田を引きずり下ろす」と恣意的に捜査され、酷い取り調べを共に受けた結果、その(特に岡田氏の)私怨で出来た映画が『県警対組織暴力』だと申しましたが、高岩元会長はのちに、日本アカデミー協会会長を長く務められた方で、人をまとめる才に長けた品格ある人物でした。
また、今日の東映太秦映画村を最初に発案したのは、誰あろう高岩氏です。武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂乱も一段落し、皆さんが映画村を訪れられた際には、どうか映画人たちの汗と涙に想いを馳せてみてください。
さらに、福岡県の小川洋前知事が二日、亡くなりました。衷心よりお悔やみ申し上げます。
麻生太郎元首相らに推されて二選したところまではよかったのですが、立憲民主党に張りつかれ、朝鮮総連の朝鮮学校に対する支援を継続するなどの間違いを犯して関係を悪化させて以降、三選された途端に任期途中で病に倒れました。
ことほど左様に人を鬼籍にまで追いやる(と申せば過剰ですが)立憲民主党は、第四十九回衆議院議員総選挙に敗北した投開票日に進退を答えられなかった枝野幸男代表が辞任に追い込まれ、十九年間も独裁を続ける日本共産党の志位和夫委員長は、やはり自身の責任を否定しました。
リベラルの対極にある共産党なんぞと手を組んだ過ちは、立民の議席減という結果を招いたのですが、それでも「枝野辞めるな」などと真顔で声を上げる支持者たちに、もはや自民党を批判する資格はありません。
自民は、国民的支持を受けなくなれば総裁の首を切ってきましたし、世代交代という点に於いて申しても、これら野党こそこの二十年近く主要な顔ぶれが全く変わっていないのです。
やはり変わるべきは、立民のほうでした。しかし私としては、その新代表が「誰?」な泉健太氏だの「(他党の人に向かって)立候補しないで」と実家にまで押しかけた小川淳也氏だのに決まるなら莫迦相手でやり易いのですが、もし馬淵澄夫元国土交通相に決まるとやり難いです。
馬渕氏が謙虚な勉強家なのは、実はかつて私自身目撃してしまっており、唯一なぜ立民なんぞにい続けるのかだけが欠点と申して過言ではないため、馬渕新代表だと困ります笑笑。
かの中村喜四郎氏をついに落選させたのも、従前保守系無所属だったにも関わらず今回立民から立候補してしまったせいであり、その破壊力はとてつもありません。
勢い余って私たち国民の暮らし、わが国そのものを破壊してしまうであろう集団が立民や共産党なのであり、来夏の参議院議員選挙でよもや躍進しないよう、岸田文雄首相には頑張って成長と分配を実現してもらわねばならないのです。
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