自戒したことない?西村氏

皇紀2682年(令和4年)5月17日

 先月八日に山口県阿武郡阿武町役所が町内の四百六十三世帯に臨時特別給付金(一世帯十万円)の給付を実施したのは大変結構ですが、いわゆる「空き家バンク」で募って空き家を貸していた二十四歳の男性に四千六百三十万円を振り込んでしまった問題。

 明らかに高額な振り込みを通報もせず返還もしない男性が間違っていることを前提として申します。これは阿武町役所が全面的に悪いです。

 未だに町民に関するデータをフロッピーディスクで管理し、銀行に「紙」の提出をして誤送金を招いた仕事ぶりは、直言してしまえば「空き家バンク頼みの田舎役所が旧態依然とした体制で間違うべくして間違った」挙げ句の致命的行政ミスにほかなりません。

 問題なのは、そのせいで町が空き家に招いた若者を犯罪者に仕立て上げてしまったことです。よって、町役所が公開した訴状で被告の実名を確認しましたが、ここでは申しません。

 むろん前述の通りこの男性が通報すべきでしたが、それは銀行に対しても同じことが申せます。このような性善説に基づいて論じ、行政権力側が己の致命的ミスを国民側に転嫁してはなりません。

 重ねて申しますがこの男性は、全額を直ちに町へ返還すべきです。しかし、性善説にもたれかかる行政の田舎仕事をこそ徹底して断罪しなければなりません。この種の自治体は、これまでの事例からも阿武町だけではありません。

 一人の若者を町へ招き入れ、自らの大罪で若者を犯罪へと誘惑し、彼の判断や行動が明らかに間違っているのはともかく、彼の一生に傷をつけたのです。それは、決して行政権力のすることではないのです。厳しく自戒していただきたい。

西村康稔前大臣“自画自賛コロナ本”がネットで大炎上! 最低評価「星1つ」が95%以上|日刊ゲンダイDIGITAL

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(日刊ゲンダイ)

 さて、行政権力の末端大臣に就き、間違いに間違いを重ねながらも自戒が足りない、いや自戒したこともなく自画自賛しかしない西村康稔前武漢ウイルス(新型コロナウイルス)対策担当相の紙屑本。

 猥褻紙の日刊ヒョンデなんぞに、自民党憎さでネタにされるしかなくなった西村氏の悪行は、自身の選挙区である兵庫九区内の淡路島をパソナのような人身売買屋に売り渡したことで目一杯というところでしょう。

 この本も、パソナにあてがわれたゴーストライターにでも書いてもらったのでしょうか。無料でも読みたくありません。

 かつて「ヒトラー西村、いやスターリン西村のほうが適切か」などと申して読者から「自民党議員に対して無礼すぎる」と文句をいわれましたが、西村氏のような政治家こそが自民党を駄目にし、自民党に対する国民感情を悪くするのです。

 武漢ウイルス関連で行政権力や報道権力に登場した医師、医師まがいどもの悪辣さは、過去他に類例がないと申して過言ではありません。西村氏の行動も、無思考なまでに完全にその同類でした。

 二度と当選してほしくありません。兵庫九区です。

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『自戒したことない?西村氏』に1件のコメント

  1. 日本を守りたい:

    テーマと違いますが。

    ■岸田首相、バイデン米大統領の来日に合わせて23日会談
    ■アメリカの「核の傘」による日本防衛を再確認

     国防の重大案件である「核による 核抑止」日本政府は その決定権も責任も放棄して、
    米国の「核の傘」による日本防衛 だと。
    いったいどうしたら、ここまで愚かに ここまで弱く 成れるものか。
    日本政府には存在意義が無い。ただの阿呆だ。絶望するしかない。