反日のためなら人権無視も
子供たちに今なお愛され続ける絵本シリーズ『ぐりとぐら』(福音館書店)で知られた児童文学者の中川李枝子さんが十四日に亡くなられていたことが分かった昨日、映画『植村直己物語』(東宝)や『敦煌』(大映・東宝)など代表作の多い俳優の西田敏行さんが昨日正午過ぎ、ご自宅で亡くなられたという速報が流れました。衷心よりお悔やみ申し上げます。
西田さんといえば、ほかにも印象に残る作品を挙げればきりがないほどの俳優ですが、かつて先に旅立った津川雅彦さんが北韓(北朝鮮)による日本国民拉致事件について語る中で、西田さんが「僕も怒ってます」と言ったという話は、知る人ぞ知るところではなかったでしょうか。
私たち国民が拉致事件被害者とそのご家族の立場に立って、事件解決まで政府に言い続けることが重要です。北韓に対して全く優位に立てない外務省がまるで高齢化する当事者の死を願っているような現状、私たちが怒り続けねばなりません。
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しかし、日韓にまたがる北韓派左翼こそが、わが国の外務省以上に事件の矮小化を狙ってきました。元秘書への性的虐待事件を起こして自殺したソウル特別市の朴元淳元市長(共に民主党)を擁護して被害女性の個人情報をバラ撒き、事件の矮小化を謀った慶熙大学校未来文明院の金民雄元教授もまた、その種の卑怯卑劣な人物です。
性暴力犯罪処罰法違反(秘密遵守)などで起訴されていた金被告は、韓国大法院(最高裁判所に相当)にこのほど上告を棄却され、有罪が確定しましたが、共に民主党の金民錫国会議員の実兄にして、数かずの不正を犯して係争中の曺国被告(元法務部長官)を徹底擁護した『曺国白書』を著した北韓工作員の協力者にほかなりません。
決して韓国国旗(太極旗)を掲げない北韓系左翼の「ろうそく運動」を主導してきた金氏のような者たちこそ、私たちに向かって「平和」だの「人権」だのを語りながら北韓のためなら女性の人権を平気で蹂躙します。わが国にいる彼らの「同志」もまた、全く同じ類いの嘘つきです。
第五十回衆議院議員総選挙期間中の今、高市早苗前経済安全保障担当相を追い落としてでも「岸破森政権」を誕生させた自民党に対し、私を含め極めて厳しい声が上がっています。最新の石破内閣に対する支持率は、たったの二十八%しかないことが時事通信社の世論調査(該当記事を参照)で明らかになりました。
この惨状は、党総裁選挙当日に私が申した通りの展開なのですが、だからといって北韓系左翼の多い立憲民主党や北韓系そのものの社民党、協力者集団と思われるれいわ新選組になんぞ政治の実権を握らせてはいけません。彼らの議席を増やすことは、私たち国民にとってほとんど自殺行為です。
これが対日ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)に血道を上げる左翼の正体にほかなりません。さも「私は知識人」という佇まいで私たち国民に向かって「洗脳活動」に勤しむ「さすがは法政大学」の田中優子名誉教授は、対日ヘイトのためなら平気で「人権」も、或いは自身の「お上品な言論」もすべて棚に上げ、何と高市前担当相のことを「安倍晋三が女装して現れた」などと信じられないほど下品で低次元な発言に及んでしまえるのです。
このような人たちの言う「平和」や「人権」が信じられますか? 安倍晋三元首相を呼び捨てにした挙げ句、高市前担当相が女性であることすら否定したのですよ。
日ごろから「性の多様性(ダイバーシティやLGBTQ+など)」をも唱えている大学教授がこの有り様です。頭のおかしな自称ジャーナリストといい、完全に私たち日本人を莫迦にしています。
こうしたことを念頭に置き、総選挙の投票行動について、いかに与野党の均衡を保ちながら岸破森政権を追いやるか、よく考えねばならない私たち国民の辛さよ。