私の高市さん推しは年季が…
五日記事に続き、過去動画(英語・日本語字幕)で取り上げた国際テロ組織「シー・シェパード」のポール・ワトソン容疑者について、さらなる続報をお伝えします。
ワトソン容疑者は、わが国がデンマーク(丁国)と身柄引き渡しの交渉を続けていることを受け、仏国のエマニュエル・マクロン大統領に書簡で政治亡命を申請しました。
改めて申しますがこの問題は、捕鯨の是非などではなく、傷害や威力業務妨害の容疑で逮捕状がとられ、ワトソン容疑者が国際指名手配されているものであり、仏国政府が一貫して身柄引き渡しに反対する態度をとり、容疑者の「逃亡」を幇助するなら、日仏関係が致命的悪化する、さらには「仏国はテロ支援国家」との批判を免れません。
あくまで「刑事事件」というこの一点で突破するよう訴えてきましたが、これまでのところわが国政府は、確かにこの一点で身柄引き渡しを求めています。あやうく調査捕鯨船の乗組員を殺しかねなかった犯罪者の「逃げ得」を、決して許してはならないのです。
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さて、十四日記事のコメント欄に高市早苗前経済安全保障担当相を「日本初の女性首相に」と十年以上言い続けてきた私への批判が寄せられました。
以前にも一度申したことがありますが、それこそ十年ほど前に思い切って「高市さんを首相に」と記事にしたところ、当時も「あんな人のどこが保守派なのか」「とんでもない提案だ」と批判されたものです。女性を首相にすることへの抵抗などもお寄せいただいたように記憶しています。
それが令和三年の自民党総裁選挙から明確に高市前担当相を首相へと押し上げる声が高まり、先の九月の総裁選といい、私としては「ようやく時代が追いついてきた」と思いました。
しかし、今回いただいた私への批判には、既に直近の記事で申しますと九月二十八日記事でお答えすることができます。これまで継続してお読みいただいていれば、私が高市前担当相の問題点も列挙していたことに気づかれたでしょう。
一部を抜粋しますと「財務省にとって極めて都合の悪い積極財政論を展開しながら、減税を口にしないことと、初めの一策で既に失敗だったいわゆる『アベノミクス(安倍晋三元首相の経済政策)』を評価していること」などが私の思う彼女の問題点です。
よって批判をお寄せいただいた方と、問題意識はそう変わらないと思います。ではなぜ、私が高市前担当相を推し続けてきたかと申しますと、はっきり申し上げて他に適当な方が見当たらないからです。
消費税率の引き上げ(改正消費税法)を置いていった立憲民主党の野田佳彦元首相の再登板が適当とは思えませんし、自民党内の減税主張派が弱い立場に追いやられていることは、まさに自民党それ自体の問題点にほかなりません。
では、れいわ新選組の山本太郎代表が適当でしょうか。減税の一点では結構でしょうが、彼が首相になれば外交も安全保障政策もほとんど崩壊してしまうように思います。
露国のウクライナ侵攻を扇動した米民主党政権や、イスラエル、はたまた一部の在日クルド人問題、いやもっと申せば現行憲法(占領憲法)の問題でさえ、自民党に限らず一人一人の政治家の考えがあり、私たち国民も一人一人に思うところがあるものです。
本日扱うつもりだった現行典範(占領典範)を題材に皇室を攻撃してきた連合国(俗称=国際連合)の問題などもそうですが、危なげなくわが国の立場を主張できそうで、且つ首相の器ではないかと私が思えるのは、今のところ高市前担当相ではないか、と。
もちろん違う意見があるのは当然です。是非とも他に適当な方をご教授ください。