問題は次の政権がどうかだ

皇紀2672年(平成24年)11月15日

 http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20121114……
 ▲zakzak(産経新聞社):【スクープ最前線】首相、小沢氏潰し着々 輿石氏との「密約説」に激怒 年内解散で軍資金断つ!(加賀孝英)

 野田佳彦首相が十四日午後の党首討論で「十六日に解散してもいいと思っている」とまで言い切った背景には、かつて私が「次は細野豪志首相にしようという声が民主党内に確かにある」と指摘した通り、日教組・山梨(山梨教職員組合)出身の輿石東幹事長が小沢一郎元代表と組んでそのように画策したことを知り、腹を括ったためのようです。

 衆議院議員総選挙の日程は十二月四日公示、十六日投開票となりました。

 私たちにとって問題なのは、まさしく次の政権をどうするかです。民主党から二百人の死人が出ることなど関係ありません。私が政権交代前から申してきたように「民主党」という選択を間違えた多くの国民がどう考えるかなのです。

 本当にもう一度自民党と創価学会(公明党)の政権でよいのでしょうか。自民党があくまで創価学会という集票装置に依存することを許していてよいのかどうか、すなわち本当は太陽の党などと組んで過半数を獲得するという手もあるのではないかということです。

 日本維新の会の橋下徹代表も創価学会との協力体制の構築を口にしてしまっていますが、自分たちが仮にも自民党と組んで政権を獲り、創価学会を二度と権力に触れさせないようにするという思慮はないのでしょうか。そのような考えのない政党に決して政権を担わせたくはありません。

 このままでは単独過半数を確保する政党はなく、最大与党に転じるであろう自民党がどこと組むかによって次の政権が決まります。細かな政策の一致に固執したがる維新らのような政党もありますが、国家観の根本的な違いは拭おうにも拭えず、自民党は本当に組む相手が創価学会のままでよいのか、実は自民党政権というよりも「自公連立政権こそが嫌悪されたことに気づくべきではなかったか」と申しておきます。

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ゴールドマン韓国から撤退

皇紀2672年(平成24年)11月14日

 http://www.bloomberg.co.jp/news/123-MDFFDZ6JIJXV01.html
 ▲ブルームバーグ:米ゴールドマン、韓国の資産運用事業から撤退へ-関係者

 米国に本社を置く投資銀行世界最大手のゴールドマン・サックスが、韓国の資産運用事業から撤退するという非公開情報をブルームバーグが報じています。

 ゴールドマンといえば、いわゆる「サブ・プライム・ショック」でリーマン・ブラザーズを破綻させると決めたヘンリー・ポールソン前財務長官(ジョージ・ウォーカー・ブッシュ政権)が最高経営責任者を務めたことのある会社で、奇妙なまでにこの危機を事前に売り抜けて回避しました。ポールソン氏の起用を決めたのもゴールドマン出身のジョサイア・ボルテン大統領首席補佐官でした。

 そしてもう一つの特徴は、同じくゴールドマン出身のロバート・ルービン元財務長官(ビル・クリントン政権)が「市場中心主義」を蔓延させ、米中の経済連携を加速させたことであり、それはのちにゴールドマンの国際戦略部代表となる連合国(国際連合)世界銀行のロバート・ゼーリック前総裁も同じです。

 彼が国務副長官だった時わが国は安倍晋三政権でしたが、ゼーリック氏がわが国よりも中共の経済成長を過大評価して日米戦略対話をただの一度も開催せず無視したため、占領憲法(日本国憲法)によるわが国は政権運営が困難に陥りました。桑港講和条約の発効後に帰属を失った台湾はさらに冷遇され、すなわち漫然と占領統治体制を保守してきたことで安倍政権は自らと陳水扁総統の首までもを絞めたのです。

 だからこそ私は自民党の安倍現総裁に占領憲法の無効を確認していただきたいと強く願っています。かつて自身を苦しめた原因を完全に取り除くことでしか、再び仮にも彼が首相の座に返り咲くとしても、またもや台湾を巻き添えにしながら(台湾の「屈中」化を止められず)政権運営は決して磐石とはいきません。

 さて、このようなゴールドマンの水面下で進められているという韓国撤退計画は、以前から私が韓国経済や米韓同盟の変化について申している通りの流れであり、しかしながら関係者が匿名で語ったとされる内容の報道そのものに意味があると言えましょう。

 韓国はすでに世界最大の金融グループに脅迫されているのであり、他の米投資銀行や欧州の独銀行からまでも「もはや貴国に投資の値打ちはない」と吐き捨てられているのです。

 ゴールドマンは必ず破綻危機の直前に逃げ切ります。もしも逃げ遅れるとするならば、それは島根県隠岐郡隠岐の島町竹島を韓国に強奪されたままになっているという当事者意識に著しく欠けたわが国でしょう。あなたは大丈夫ですか?

 韓国はいわば「宗主国」を中共と見誤って日欧米に見捨てられます。これらを敵に回して国家の自立を維持する力は韓国にありません。その中共もたった十年で経済成長が止まり、もう燃え尽きたのです。

 わが国政府の動きが常に遅いのは、占領憲法を護持していれば何事もないと信じ込まされてきた出鱈目にあり、この制定過程に瑕疵があるという問題意識のない人物に日本の政治家になる資格などありません。

銀座で初めていただいた声

皇紀2672年(平成24年)11月13日

 http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/62269377.html
 ▲世界遺産の吉水神社から「ニコニコ顔で、命がけ!」:11・11領土を守れ!拉致被害者全員奪還・占領憲法無効「憲法無効請願」総決起大会・大行進を終えて

 いわゆる「ソブリン問題」を創出して一つの国家を簡単に撃ち滅ぼせる時代になって、わが国もなかなか景気回復とはならず二十年近くも経ち、近海にある資源は採れず、なぜか食糧自給を語ると輸入促進の話にすり替えられ、産業がしぼみ、物価が下がって給与下落が跳ね上がり、円高のくせにその輸入品は大して安くならず、海外の組織に言われるがまま増税となるのに社会福祉の充実は恐らく遠く、国民が拉致されたままで領土まで強奪されかかるすべての原因が「日本国憲法」という名の占領憲法をいまだに有効とする立法、行政、司法にあるのです。

 何度でも申しますが、もはや「憲法問題」は私たちの暮らしの諸問題から切り離せません。

 そのことを訴えるために、昨年の参議院請願時には首相官邸から国会議事堂までまいりましたが、今回は衆議院への請願を事務的に終え、日比谷野外音楽堂を出て銀座から有楽町を練り歩きました。街行く皆様に知っていただかねばならないからです。

 この十一日の大会でも壇上に立たせていただいた私は、名だたる政治家が桑港講和条約の発効後にもかかわらず占領典範・憲法の無効確認を口にできないのは多くの臣民(国民)が言わないからだと申しました。

 国内および国際法よりも情緒を優先して理論のほうを歪曲する旧来の護憲・改憲論は、まるで中共や韓国、北朝鮮の「対日歴史歪曲」と同種であり、真実や理論はどうでもよいのでしょう。そのようなことでは、今日わが国が積み上げ抱えてきた数ある問題を少しばかり改善できても根本的な解決には決して至りません。

 政治家は国民の支持があって仕事ができます。票とお金を得られなければ政治家にはなれず、だからこそ無効を言う議員は国政でも地方自治でも絶対に当選させるんだ、という強い決意こそ私たちに求められているのです。下世話な申し方かもしれませんが、これは事実でしょう。現下をもって無効を言えない議員は、先述の情緒(「人権」や「国民主権」などの美辞麗句)を否定して「人でなし」と勘違いされるのをただ恐れて説明する努力を怠っているに過ぎません。

 つまり私たちの大勢を占める声が「きちんと国会で無効確認してください」となれば、政治家も変わらざるを得なくなるのです。彼らが真実を認めて変われば、私たちの意識も変わります。そこではもう好きだの嫌いだの、過去の賞賛や批判は関係ありません。

 わが国の覚醒を西から興し東へ下るに当たって、やはり繁華街を「反原発」や「護憲」「改憲」ではない真実の声で響かせなければならない、と。私がとても嬉しかったのは、占領憲法無効の大行進に沿道で信号待ちをされていたであろうご夫婦から「頑張ってください」のお声が初めてかかったことです。この種のお声掛けは勇気のいることと存じますが、大抵は日ごろより意識のお高い方に違いありません。

 私たちとて現段階でそれほど分かりやすいことを訴えている(一度歪曲され多数の大衆が信じ込んでしまったものを容易に修正できる)とは思っていませんから、占領憲法の無効という真実を耳にされた街行く方々からご支持を賜れたのは、まずは第一歩の成果ではなかったかと思います。

 東京都の石原慎太郎前知事らは新党の名称を「太陽の党」とする方向で検討されていますが、まさしくわが国に日はまた昇るのです。天岩戸にお隠れになった天照大神にお出でいただくには、もっと私たちが「無効でええじゃないか」と街中を練り歩かねばならないと久しく心を新たにしました。

 今後とも何卒皆様のご協力を賜りますよう改めてお願い申し上げます。

「褒めて伸ばす」の勘違い

皇紀2672年(平成24年)11月12日

 http://www.rbbtoday.com/article/2012/11/09/97501.html
 ▲RBB TODAY:「褒めて伸ばす」を科学的に証明…生理学研究所、米国科学誌に掲載

 自然科学研究機構生理学研究所の研究グループが、他人から褒められると脳の線条体が活発に働き、運動技能の習得が上手に促されることを科学的に証明したという報が先週末、わが国を駆け巡りました。

 そこで私が危惧するのは、もうそれこそ一斉に「そうだ、そうだ。褒められると伸びるんだ」「俺を褒めろ、私を褒めろ」「子供たちをとにかく褒めて伸ばすんだ」と皆が言い出し、物事の本質を見失ったまま一方向に集団で暴走することです。

 褒めて伸ばすということは、つまり最も難しいのが「叱り方」だということを隅に追いやってはなりません。児童や生徒への教育のみならず社員・従業員への指導に於いても、褒めることと叱ることは同じ「評価すること」なのです。

 他人を評価することは「見ている」ということであり、見ていなければ何の評価もできません。ですから評価のない組織はすなわち機能不全を意味しています。

 恐縮ながら私の経験で申せば、生徒に対して偏差値や試験の点数を基準に褒めてもほとんどよい成果は得られません。子供でも狡猾な手段を発明することがあり、ただその手を使っただけで褒められる(事なきを得る)状況に甘んじさせれば、その子の成長は止まってしまいます。それどころか周囲の大人を軽く見るようになり、次第に態度が個人主権的になって他人の気持ちを顧みなくなるでしょう。

 これは自分が正しく見られていないことに気づき、明らかに不満を抱くためです。叱ることはとても大切であり、子供のうちは「親や先生の機嫌が悪いから怒られた」としか理解できないであろうことを決して大人が恐れてはなりません。そのうち理解できるよう子供をよく見て育てるのです。

 ひたすら「よくできましたね」「がんばりましたね」と笑っていればよいだろうなどと皆が安易に考えていたならば大間違いであり、この報道に対する議論は必要だとはっきり申し上げておきます。

本日、衆議院に請願!

皇紀2672年(平成24年)11月11日

11・11日比谷野音!
『日本を救う勇士たちよ『けんむの会』総決起大会・大行進に集まれ!
『憲法無効請願』を衆議院に「錦の御旗」を掲げて
国旗をたなびかせ颯爽とした「デモ行進」で体当たりしよう!

占領典範では皇室は守れない! 占領憲法では日本が滅ぶ!
「憲法改正や護憲」ではなく『憲法無効』しか道はない!

 日時 平成24年11月11日 日曜日
 集会:午後13時より  デモ行進:午後15時30分より
 場所 日比谷野外音楽堂 (東京都千代田区日比谷公園内)
 主催 けんむの会 (世界遺産吉水神社宮司 佐藤素心会長)
 ◎参加費は無料。携行品は日本国旗のみです。
 ◎雨天決行。雨合羽をご用意ください。

 http://blogs.yahoo.co.jp/yoshimizushrine/62247923.html
 ▲世界遺産の吉水神社から「ニコニコ顔で、命がけ!」:11・11日比谷野音!

 昨年は参議院に請願し、自民党の西田昌司議員が紹介議員として受け取られました。また、昨年の来賓で参議院に向かうデモ行進にも参加されたのは、田母神俊雄元航空幕僚長、西村眞悟前衆議院議員、三宅博前八尾市議会議員、南出喜久治弁護士、遠藤健太郎真正保守政策研究所代表です。

 本日はいよいよ衆議院に向かいます。皆様も何卒ご参集ください。