皇紀2675年(平成27年)8月22日
大阪府高槻市内で発見された中学一年生女子殺害・ご遺体遺棄事件の顛末。恐らく私を含む多くの人が願った「せめて行方不明の同級生男子だけでも助かっていてほしい」という思いは、容疑者逮捕とともに打ち砕かれてしまいました。
彼らが暮らしていた寝屋川市から南へ約二十キロメートルも離れた柏原市青谷の雑木林で、既に当たりをつけていた男性の車を尾行し、そこへたどり着いた大阪府警察は、中学一年生男子と思われるご遺体が発見されるや否や「あいつ、男の子も殺っとった。すぐパクれ!」と別班に連絡、大阪市城東区内の路上で容疑者を逮捕しています。
大量且つ不鮮明な監視カメラ映像からでも、大阪府警は執念で寝屋川市の四十五歳の男性容疑者を捜し出しました。一貫して「男の子は生きている(拉致されている)」という前提で慎重にこの男を追っていたようです。
その結末はあまりにも口惜しいものでしたが、捜査関係者には頭が下がります。容疑者の素性についてここでは言及しませんが、本当に犯人だったとすれば死をもって償ってほしいと思います。
子供たちだけで「夏休みの冒険」を許した親とて悔やんでも悔やみきれません。衷心よりお悔やみを申し上げます。この教訓は、全国の親子が揃って肝に銘じることです。
http://www.sankei.com/politics/news/150820/plt1508200002-n1.html
▲産經新聞:岸田外相、自民党総裁選不出馬 安倍首相の無投票再選の流れ加速
さて、七月二十七日配信動画で申したように、自民党宏池会(岸田派)から岸田文雄外相が次期総裁選挙に立候補しないことなど分かりきっていましたから、古賀誠元幹事長らは野田聖子前総務会長を安倍晋三首相打倒の馬に仕立ててまたぐつもりです。
実際に出馬表明するかは(どうせ推薦人が集まらないでしょうから)不透明ですが、必ず仕掛けてきます。五月の講演会でも申したことですが、訪中時に安倍首相から親書をもらって助けられた二階俊博総務会長率いる二階派(志帥会)が盾つかないのも当然で、私の知る限り先進主要国各政府は安倍内閣の長期化を確信しました。
これが第二次以降安倍内閣のしたたかさの結果です。しかし、「野田聖子だけは通用しなかった」と思い知り手を打っておかないと、寝首を掻かれるかもしれません。
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皇紀2675年(平成27年)8月21日
https://youtu.be/Rw8aFxKt1K4
▲公式チャンネル:北朝鮮がなぜ今、韓国に砲撃したか Why did North Korea attack South Korea now?
北朝鮮人民軍は二十日午後三時五十分ごろ、ロケット砲とみられる砲弾を韓国京畿道の漣川付近に向けて発射しました。韓国軍も砲弾約二十発を撃ち返しています。
南北軍事境界線の周辺に設定された非武装地帯(DMZ)で、北朝鮮が仕掛けたとされる地雷によって韓国軍兵士二人が負傷した事件を端緒に、韓国側が報復措置として対北政治宣伝放送を再開したことへの攻撃と伝えられていますが、北朝鮮が示したいことはもっとほかにあるのです。
しかしながら目下わが国で「憲法守れ」を連呼している人たちは、この事態をどう見ているのでしょうか。関係のないことですか? 違うでしょう。
いわば地雷でやられたことに、放送で対抗する程度に抑えても砲弾を撃ち込まれた韓国、休戦協定違反をやられた韓国のことを考えてみてください。或いは、北朝鮮のような体制がわが国の近くにあることからもう少し想像力を働かせてみましょう。
私たちの守るべき憲法が「交戦権が否定されているため、米国の戦争に反対できない日本国憲法(占領憲法)」でよいのかどうか、学校で習ったことだけでは分からないようになっている現状をまず知り、自ら学ぶよう努力ぐらいすべきです。
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皇紀2675年(平成27年)
http://jp.reuters.com/article/2015/08/20/fifa-chung-idJPKCN0QP04Z……
▲ロイター:サッカー=鄭氏、FIFAの寄付金調査報道に不快感
国際サッカー連盟(FIFA)次期会長選挙に立候補を表明した韓国の鄭夢準元副会長について、平成二十二年にハイチやパキスタンに送った寄付金をFIFAが調査していると報じたのは米ブルームバーグです。
私は五月二十九日記事で、平成十四年の「2002 FIFAワールドカップ」が日韓共催にされてしまった経緯に於いて当時の大韓サッカー協会会長だった鄭現代重工業顧問(韓国国会議員)が現代財閥を挙げた招致活動(日本単独開催妨害工作)をやりまくったことを挙げ、彼を取り巻く金銭疑惑こそ調査すべきだと申しました。
鄭氏がFIFAの現状を「腐敗した組織」と発言した際、韓国国内からでさえ「副会長だったおまえが言うな」といった批判が噴出していたため、誰もが彼の利己的で強引な手法や金銭感覚を疑っていたと思います。
日本サッカー協会はこのような鄭氏ではなく、仏国のミシェル・プラティニ氏を支持する方針を固めつつあるのは当然で、試合に於ける韓国代表の勝利さえカネで買ったと言われている鄭氏が会長になって、FIFAの汚職体質が改められるはずもありません。
現在の連合国(俗称=国際連合)にしても、韓国人の名誉を下げるだけでなく東亜人種にとってはた迷惑な汚い行ないばかりでは、とても韓国が国際社会で好感をもって迎えられることはないでしょう。国内政治や民間企業の汚職、失敗とは訳が違うのです。
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皇紀2675年(平成27年)8月20日
http://www.jiji.com/jc/c?g=int&k=2015081800049
▲時事通信:中国の戦勝行事不参加へ=歴史認識問題への利用警戒も-独首相
なぜかよく疑われるのですが、三月十四日記事で申していた内容からしても、独国のアンゲラ・メルケル首相は決して「親中派」ではありません。
メルケル首相は現実的戦略家ですから、中共との経済関係を密にすることで自国経済の好調を演出する目的以外に中共や韓国とおつき合いする気はないのです。
前出記事で「歴史修正を巡る日韓中の問題についても、メルケル首相は特に安倍首相を牽制する予定はなく、この問題に触れたくない彼女の本音が見えます」と申しておきましたが、それが抗日戦争勝利七十年記念式典に参加しないという判断にも当然表れています。これでようやく私が約五か月前に独国政府関係者から聞いていた情報の正確さを信じていただけるでしょう。
中共は独国の参加を特に期待していたようなので、これだけでも抗日扇動計画は大失敗です。
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皇紀2675年(平成27年)8月19日
本日の動画配信は19時とします。ご了承ください。
http://youtu.be/yA0BLd7fmW4
▲公式チャンネル:タイ爆弾テロの背後に中国!? Defy China!! เธอไม่เป็นอะไรนะ
実は延延と二十分以上も解説したものを短く編集したため、いつもより長い尺の動画になってしまいました。十七日に泰王国(タイ)の首都バンコク都中心部で起きた爆弾テロの背景について、日本の報道だけではよく分からない「そもそも」を端的に説明しています。
その上で、私が現地から引き出した情報に基づき判然としている一つの結論を申しました。もちろん犯人はまだ分かりません。単なる犯人捜しではなく、現下のタイが置かれている状況を正しく理解しなければ事件の真相は見えてきませんし、わが国が気をつけなければならないことも分からないのです。
ただ「ああ、怖いね」では済まされないのです。
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