ワクチン接種で免疫不全?

皇紀2682年(令和4年)2月5日

ブースター接種の繰り返し、免疫反応に悪影響も-EU当局 (訂正)

欧州連合(EU)の医薬品規制当局は11日、新型コロナウイルスワクチンのブースター(追加免疫)接種を頻繁に行うと免疫反応に悪影響を及ぼす恐れがあると警告した。…

(ブルームバーグ日本語版)

 現在、武漢ウイルス(新型コロナウイルス)よりも感染性胃腸炎(ノロウイルスなど)の感染者が例年の三倍以上に増加しており、注意が必要です。

 わが国民の約八割もがファイザー製薬やモデルナのm-RNAワクチンを接種してしまったわけですが、そのせいで自然免疫の消失を招いていると指摘する医学者もおり、こうした別の感染症に罹りやすくなっているのかもしれません。

 先月三十一日記事冒頭にも申しましたが、ワクチンに飛びつくよう誘導されてしまった八割もの国民が三回目の接種に二の足を踏んでいる理由は明白で、酷い副作用のわりにほぼ効かないことが分かったからです。

 感染拡大初めの強いウイルスにワクチンを全く接種していなかった頃と、変異を繰り返して弱毒化したウイルスに二回接種を終えた現状とで、政府も自治体も同じ慌て方をし、騒いで煽り立て、ブレイクスルー感染などと言い訳しているようでは、誰もがうんざりするのは必然でしょう。

 単にワクチンが効いていないだけです。それどころか免疫力そのものが低下しているとすれば、私たち国民は武漢ウイルス以外のことに気をつけねばなりません。

 欧州各国でウイルス対策のあらゆる規制が(水際対策を除いて)全面解除され始めており、あれだけ騒いで導入したワクチン・パスポートも停止が決まりました。

 未だに「未接種者に思い知らせてやる」などとわめく仏国はどうするつもりか知りませんが、少なくともわが国でまた緊急事態宣言の要請をちらつかせている東京都の小池百合子知事は、愚か者以外の何者でもありません。

 やっぱり石原慎太郎元都知事のいう通り初めから(当選させないよう)にすればよかったのです。

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恥知らずな対日ヘイトたち

皇紀2682年(令和4年)2月4日

山口二郎法大教授 慎太郎氏死去へのツイートが波紋 自民・長島氏「ヘイト」に反論も/デイリースポーツ online

 テレビ出演でも知られる法政大法学部教授の山口二郎氏が、元東京都知事で芥川賞作家の石原慎太郎さんが1日に死去したのを受け、ツイッターに批判的な投稿をして波紋を呼んでいる。 山口氏は1日午後に「石原慎太郎の訃報を聞いて、改めて、彼が女性や外国人など多くの人々を侮辱し、傷つけたことを腹立たしく思う。日本で公然とヘイトスピーチをまき散らしてよいと差別主義者たちを安心させたところに、彼の大罪がある。」とツイート。これに対して、「政治的な立場があっても礼節に重んじるものだからなぁ」と死去した直後の書き込みとして疑問する声が多く上がった。一方で、7000件以上の「いいね」もあった…

(デイリースポーツ)

 所詮は神戸新聞社のスポーツ新聞記事にしかならない話題ですが、かつて安倍晋三首相(当時)を指して「安倍、おまえは人間じゃない」などと路上で叫んだ法政大学の山口二郎教授が「ヘイトスピーチ(憎悪差別扇動)」の何たるかを適当に語って「聞いて呆れる」とは聞いて呆れます。

 もし、仮にも、石原慎太郎元東京都知事が「日本で公然とヘイトスピーチをまき散らしてよいと差別主義者たちを安心させた」とするならば、そのおかげで山口教授はわが国、私たち日本人に公然と毎日のようにヘイトを吐き散らせるのです。本当にそう思っているなら感謝しなさい。

 自民党の長島昭久衆議院議員に噛みついた部分でも「公共空間における公人の言葉遣いを真っ先に破壊した」といきり立っていますが、そんなはずがありません。真っ先に破壊したのは対日ヘイト活動家たちです。

 石原氏は、そうした連中のさまざまな言葉や行動に抗しようと、強い言葉を用いて私たちをハッとさせました。時には厳しく、特定の人びとに対して適切ではなかったかもしれませんが、その特定の人びとを「支援する」と近づいた連中(対日ヘイト活動家たち)の言動の酷さがこうした言論を招いたことに「ヘイトを許さない」というのなら真っ先に批判の矛先を向けるべきです。

 石原氏のご逝去でそれどころではなくなりましたが、立憲民主党の辻元清美前衆議院議員が今夏の参議院議員比例代表選挙に立候補するという無節操な会見で、「厚かましいんちゃうかとも思ったんです、でも、やっぱり黙ってられへん」と述べた場面で「厚かましいわ! 黙っとれ!」と突っ込んだ方も多かったでしょう。

 こうした対日ヘイト活動家は「小さな声、異論を切り捨てる政治になってしまう」などというのですが、それが民主主義であり、これをいうなら「私は民主主義を否定し、対日ヘイトの独裁政治を目指す」と公約しなければなりません。

 現に同類で文部科学省の前川喜平元事務次官が「こんなよい政治家をなぜ選挙で落とすのか。敢えていう。(大阪十区の)有権者が阿呆なんや」と辻元氏を激励しており、都合よく「全国の声」だの「民意」だのを謳って自民党を誹謗中傷しながら、都合が悪くなるとその「声」も「民意」も阿呆呼ばわりという知能の低さを露わにして恥じることがないようです。

 自民党も大概ですし、二千六百数余年もの歴史を有するわが国が常に正しかったわけではありませんが、ことさらに私たち日本人の名誉を棄損し、憎悪をかき立てるよう喧伝するヘイトスピーチが正しいわけなどないのです。

米が日本に「ガス分けて」

皇紀2682年(令和4年)2月3日

米、日韓にガス融通可能か打診 対欧州、ウクライナ有事の際

 【ワシントン共同】米ブルームバーグ通信は2日、米国が日本や韓国などのアジアの主要天然ガス輸入国に対し、ウクライナを巡る有事の際に欧州にガスを振り向けられるかどうか打診していると報じた。…

(一般社団法人共同通信社)

 露国と欧米のウクライナをめぐる緊迫が「利権の奪い合い」であるとすれば露国は、ウラジーミル・プーチン大統領が欧州への天然瓦斯供給を止める可能性はあるでしょう。

 記事中にも、欧州連合(EU)の天然瓦斯輸入先が露国で約四割を占めていることが書かれていますが、止められて最も被害が出るのは間違いなく独国です。

 東独出身のアンゲラ・メルケル前首相がプーチン大統領との「蜜月」で輸入を拡大させた背景には、東日本大震災で東京電力福島第一原子力発電所事故が発生し、慌てて「脱原発」を進めたことが大いに関係しています。

 福一原発事故に関連し、福島県内の子供が「甲状腺癌に苦しんでいる」などと全く科学的根拠もなくEUの欧州委員会に書簡を送った五人の元首相(村山富市細川護熙小泉純一郎鳩山由紀夫菅直人)は、欧州委が原発を地球温暖化対策に資する「グリーンな投資先」に認定しなければならなくなった事情も分からないのでしょう。

 EUにとってもわが国にとっても迷惑甚だしい行為に奔った五人の「太陽光パネル利権」の代弁者たちは、そうわめけばわめくほど石炭や石油の需要が高まることをどう考えるのでしょうか。

 地球温暖化だの持続可能な開発目標(SDGs)だのは、まさしく利権の提唱でしかなく、凍える冬を暖房もつけずに厚着で凌ぐ目下の英国国民に対して極めて残酷です。

 英国でも燃料費などの高騰に多くの国民が苦しんでおり、根拠不明な「環境問題」ではなく生活の実利を確保する政策が求められています。

 いよいよ給与下落のまま物価上昇(スタグフレーション)局面に突入してしまったわが国はさらに深刻で、国家安全保障に於いても自国の資源開発、海上交通路(シーレーン)の安全確保、既に国内企業が有している「安全な原発」技術への移行(現行軽水炉型原発の廃止)を直ちに進めねばなりません。

 米政府は、わが国に欧州への天然瓦斯の振り分けを打診してきたといいますが、先達ての石油備蓄の放出といい、本来であればわが国の安保体制を脅かす要請であり、一切応じる必要はなく、ならば「日米原子力協定を見直せ(軽水炉型や取扱量の問題)」「日本の海底資源開発に協力せよ」と突きつけて応じさせるのが先です。

 五人の「死にぞこない」がチマチマしたカネを懐に入れて妄言を吐き散らしているのは、あまりにもお粗末であり、わが国ももっと大きな利権を奪いにいけばよい。

【追悼】石原慎太郎先生へ

皇紀2682年(令和4年)2月2日

※ 本日の内容は、極めて私的なものであることをご理解ください。

 とても奇妙な話をするようだが、旧暦の新年(二月一日)を迎えるに当たって私の夢になぜか石原慎太郎氏が出てこられた。中身の詳細はもう忘れてしまったのだが、何やら穏やかな夢だったように記憶している。

 目を覚ましてしばらくして、午後になってから石原氏の訃報が飛び込んできた。私はそれを、現実のものとも夢うつつとも解せず、ひどくぼんやりと聞き流したのだった。

 次第にそれが本物の報道だと判ると、先刻の夢は何だったのだろうか、と。

 私にとっての石原氏は、現行憲法(占領憲法)が昭和二十七年四月二十八日の桑港講和条約発効と同時に効力を失ったものであることを、南出喜久治弁護士の「新無効論」に学んで世に訴える同志、いや、むろん大先輩なのだが、この点に於いては同志と呼ばせていただきたい。

 東京都議会で私たちが占領憲法無効請願をやった時も、議会側は当時の土屋敬之都議会議員らに託されて「大いにやってくれ」とおっしゃったのが石原都知事だったし、沖縄県石垣市尖閣諸島の購入を都として目指した折、米国で石原都知事が演説した内容は、まさに尖閣と占領憲法の無効だった。

 ところが、報道権力は占領憲法のくだりを切った。尖閣だけを報じて或る種扇情的に石原批判をやったのだ。そのほうが自主憲法論に触れずに済みやりやすいからだ。

 この安っぽさこそが今の報道権力の正体だろう。石原氏は、靖國神社参拝などをめぐって、常にそうした報道記者たちに噛みついてこられた。「支那が怒るからか?」「莫迦なこというな」「どこの人間なんだ、貴様!」と発言して国会議員時代も都知事時代も辞職に追い込まれたことが一度もない政治家は、石原慎太郎をおいて他に類例が極めて少なかろう。

 動画「石原都知事アホな記者にブチキレ-靖国参拝

 私たち国民は、そんな政治家をとうとう失ってしまったのだ。

 石原氏を嫌う人びとも多かろう。社民党の副党首だか何だかが訃報に触れてなお故人を罵倒したというから、それこそ「一体どこの国の人間なんだ」と私は問いたいが、保守派の中にも「所詮はポピュリストだった」と批評する方がたがおられる。

 恐らくそれは、かの三島由紀夫氏との対談など過去の発言を漁った印象だろうと思う。

 しかし、これにはね、私なりの解釈がある。三島氏は、健康的で体格もよく、万能に見えてとてもハンサムだった石原氏に嫉妬し、石原氏は三島氏の類稀なる文学の才能に嫉妬したと思う。そんなことは文壇に限らず、芸術家の世界では当たり前にあるだろう。

 これが石原氏の三島氏に対するいわゆる「逆張り」を生み、しかしながらその魅力をもって政治家となり、そして三島氏は肉体改造の末、陸上自衛隊市ヶ谷駐屯地で占領憲法下のわが国を憂いて自決した。

 石原氏が皇室を軽んじたとされるのもこうした頃の小さな発言で、結局は自説を曲げることなく皇室祭祀を重んじたのに間違いはない。それがわが国、わが民族の精神的支柱であることをよくご存じだった。

 もし、石原氏が作家のままだったら、或いは三島氏が割腹の美学に奔らず政治家になっていたら、今頃わが国はどうだったろうと思うが、決してそうはならない。それがこのお二人の宿命だったと思う。

 私たちは、とうに三島氏を失ったが、石原氏を得ていた。

 それでも「戦後民主主義」と称される「占領統治後」を払拭できなかったのだが、だからこそ石原氏は次世代の政治家を探していたのだろう。橋下徹氏の突破力に期待したのもそうした焦りからだ。

 宿題は残ったが、三島由紀夫と石原慎太郎が遺した「民族の問題提起」は、私たちが力を合わせて解いていかねばなるまい。

 だから夢枕に立たれたのだろうか。末筆にて、衷心よりお悔やみ申し上げます。

高市氏「言っていません」

皇紀2682年(令和4年)2月1日

謹賀新年
 あけましておめでとうございます。本日は、基督教暦ではなく旧暦の元日です。

 令和四年皇紀二千六百八十二年がいよいよあけました。本年も何卒よろしくお願いします。

高市早苗 @takaichi_sanae

キャスターの質問を抜いて、私の発言の一部を報じるメディアがあり、誤解が生じていましたので、念のため。感染防止策は怠らず、早期の治療薬投与で重症者数と死亡者数の極小化に努め、ピークアウト後は十分に経済社会活動を廻すべきです。

(Twitter)

 さて、自民党の高市早苗政務調査会長が指摘した「キャスターの質問を抜いて、私の発言の一部を報じるメディア」とは、朝日新聞社らが報じた緊急事態宣言について「可能性はある」とされたものです。

 上記ツイートの一つ前に「『状況が悪化した場合の緊急事態宣言の可能性』を問われたので、『可能性はある』と答えましたが、現状で緊急事態宣言が必要とは言っていません」と高市政調会長が釘をさしているように、そもそも報道権力がこう質問して政治家が「悪化しても何もしません」とはいえないでしょう。

 ついでに、PCR検査についても「やりまくれ」などとはいっていないそうです。どこかでそう誤報されたのでしょう。

 政治家は医学者ではありませんから、ファイザー製薬やモデルナのm-RNAワクチンを「即興で作られた出鱈目なもので、自然免疫までもを抑制してしまう可能性がある代物」ともいえませんし、現に高市政調会長自身が副作用に苦しみながら先の自民党総裁選挙を戦ったように、既に接種しており、三回目の接種について厚生労働省にさまざまな確認もしています。

 よって私としては、本当は「もう武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂乱をやめて、何でもかんでも陽性判定が出てしまう試薬の結果になど振り回されず、出鱈目なワクチンに依存してもいけません」と宣言してほしいのですが、政治家が現状でそれをいうことはできないでしょう。

 ですから、岸田文雄首相が何度も同じ混乱の仕方をする莫迦丸出しの沖縄県の玉城康裕(芸名=玉城デニー)知事に煽られて今や三十四都道府県にまで拡がった蔓延防止等重点措置(マンボウ)をいとも簡単に発出してしまったのは、大変な失点です。事実をそうとはいえない分だけ慎重に判断すべきでした。

 高市政調会長は、だからこそ報道に対して釘をさしておきたかったのでしょうが、愛知県の大村秀章知事なんぞは会見で、ワクチンを「打って打って打ちまくるしかない」と発言したり、緊急事態宣言の要請を現段階で口にしたりする莫迦っぷりを惜しみなく披露しており、政治家としての重要な判断能力が完全に欠落しています。

 沖縄県が騒いだ時点で重症者は0人であり、病床使用率七十%とされている現在でも重症者はわずか六人、軽症者で埋め尽くされた指定医療機関の異常を、ついに沖縄県専門家会議の藤田次郎座長が一部報道に対して明かしました。

 症状だけでは武漢ウイルス「感染者」と特定するのも困難であることを現場の医師たちが口ぐちに発しており、つまり流行性感冒(風邪)などとの症状の区別ができない程度で莫迦騒ぎをしているのです。

 風邪でも重症化すれば毎年のように死者を出しており、特に新規変異株(オミクロン株)というだけで「つらかった」と叫びたくなるのが世の人びとの心情というもので、それはいわば風邪をなめているとも申せます。

 指定感染症(二類感染症相当)指定の変更についても、もう令和二年末以来しつこく申し続ければ「こんな現状で五類に下げるとかありえない」「五類だと治療が有料になる」などと反対する方がおられますが、これも高市政調会長が五類指定でも無償にできることを厚労省に確認しています。反対事由にはなりません。

 扇動し、扇動されて狂乱する世の中で、話を合わせておくところは合わせ、したたかにやるべきをやっている政治家は誰なのかを見誤ってはならないのです。

 私たち国民が武漢ウイルス感染拡大に対して緊急事態宣言の発出を求めることは、政府に「私たちの自由と権利をいたずらに奪ってくれ」「貧困化させて殺してくれ」といっているようなものだということを少しは自覚しましょう。