日台連携で海自を台湾海峡へ
英国のボリス・ジョンソン首相が七日、与党・保守党党首の辞任を表明しました。
その直接的原因は、同党院内副幹事長が党会員制の「カールトン・クラブ」で男性二人に性加害した問題の認識を問われ、ジョンソン首相の発言が二転三転したため、保守党内で大問題化したせいです。実は、武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂乱下の「パーティー出席」が原因ではありません。
後者も批判は浴びていましたが、これは何とかやりすごせていました。要は、保守党の建前として、同性愛の上での性犯罪を見過ごして副幹事長に指名したジョンソン首相の認識が問われたのです。
これで米国のドナルド・トランプ前大統領に続き、いわば「自主独立・自国第一」的指導者がまたも引きずり降ろされたことになります。それを回避しようとウクライナに立ち寄ってみたりもしましたが、やはり潰されました。
彼は、もともとよくない英仏関係を過去最悪にしたといわれますが、そもそも仏国のエマニュエル・マクロン大統領こそとんでもない無能ですから、特にジョンソン首相が悪かったとは思いません。脊髄反射的非難でとうとう彼を辞任に追い込みましたが、英国はこれでよかったのでしょうか。
さて、中共の北京政府「最底辺職」こと外交部の生意気な副報道局長が、沖縄県石垣市尖閣諸島近海を徘徊する共産党人民解放軍を叱った岸信夫防衛相に対して「とやかくいう権利はない」ですって? その汚い口が開かれるところを二度と目にしたくないわ。
こういわれて黙っていてはいけません。
わが国として台湾政府と連携し、いよいよ海上自衛隊の護衛艦などを台湾海峡へ差し向けねばなりません。米太平洋艦隊との共同航行でもよいでしょう。
中共に配慮する必要など、もはや微塵もないのです。これまで中共に配慮して台湾海峡の航行を見送ってきたわが国に向かってこの態度ですから、だから「中共に配慮してよかったことなど一度もない」と何度も申してきました。
これを岸田文雄首相が最高司令官として決断できますか? いや、しなければならない時が来たのです。
今しなければ、本当に沖縄は県民ごと中共に盗られ、彼らが虐待死させられておしまいです。その次に殺されるのは、一体どこの人びとでしょうか。
私たち国民の暮らしを第一に考えるのが政治です。そう謳いながらよその国のほうしか見ていない政党だらけでは困ります。自民党とて、本気で国民の生命と財産を守る気があるのでしょうか。
一つの外交・安全保障政策案として、これは明確に訴えていきます。できない首相には降りてもらいましょう。
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真正保守政策研究所