FIFAが旭日旗を制止?

皇紀2682年(令和4年)11月29日

 NHK党(現在)の東谷義和(ガーシー)参議院議員が昨日、岸田文雄首相について、インスタグラムに「こいつはほんま消えた方がええわ 総理としても、議員としても、人としても、価値がなさすぎる 誰が推してこんなやつ当選させて、総理大臣にまでしたんや? ほんまに若い奴らは、人任せやなく、ちゃんと選挙いって、自分の未来を守ってくれる奴に投票して、最高の日本を作ろうや!!! こんなカスに敬語つかわんでええわ はよ消えろ岸田! 子分と一緒に!!!(原文まま)」と綴りました。

 先月にも「もー潔くやめなはれ」などと発信していましたが、岸田首相の何がどう首相として、国会議員としての価値がそれほどまでになく、消えるべきなのかは示されていません。これでは「反アベ」扇動と全く同じです。

 とにかく憎悪をかき立て、たまに「憲法」「防衛」「経済・財政」「教育」「疑惑(自分たちで煽った不確定な事柄)」などの言葉を添えますが、若年層を含むすべて国民にとって政府の政策がどうあるべきかを語ることもなく、ただ罵詈雑言を並べたてただけの個人攻撃や思いつきの言葉に、政治を変える力はありません。

 よってこの人物の言う「最高の日本」が何なのか分かりません。そのような分からないものを掲げても、誰の心にも響かないのです。

 帰国すれば逮捕される可能性を恐れて海外に留まり、当選以来一度も国会に登庁もせず、重要な職責である法案や予算案の審議に加わることもなく、ひたすら著名人の暴露を繰り返しているだけの「国会議員」に、少なくとも平成五年の初当選以来、国会審議に向き合い続けてきた岸田首相を批判する資格はありません。

 私たち国民はむしろ、敬語が必要ないそうなのでこの「東谷」を見て、自分たちの政治を自分たちで「ちゃんと」考えて投票し、わが国の将来を見据えていかねばならないと思い知るのです。

「観客席の清掃をしたところで…」 旭日旗を掲げる「2つの顔の日本ファン」

「観客席を清掃したところで、旭日旗のような過去を清算できななければ何になるのか」。「2つの顔」の日本サッカーファンに向けた、ある韓国ネットユーザーの指摘だ。…

(中央日報日本語版)

 わが国の将来を見据える中で、まさにいわれのない誹謗中傷と罵詈雑言をやりすごしてはいけません。何度も申しますが旭日旗は、わが国の祝祭旗であり、大漁を祈念する旗です。

 平成二十四年ごろ、突然韓国で造られた「戦犯旗」という言葉は、正しい知識や歴史認識になど一切基づかない対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)そのものであり、決して許されません。

 国際蹴球連盟(FIFA)倫理委員会がどのような基準で旭日旗を手にしていた日本代表応援を制止したのか、私たちのほうから厳しく問いたださねばならず、韓国のヘイト活動家による妄動を放置してはいけないのです。

 その上で、外務省が既に発信している旭日旗に関する説明(Rising Sun Flag)を参考にしてください。

 これに基づき、わが国からFIFA倫理委に抗議しましょう。その際に重要なことは、いつもの教授ヘイト活動家であり、旭日旗を排除すること自体がヘイトクライム(憎悪犯罪)である旨を明記することです。FIFAが「ヘイトを是認するのか」と問いただしましょう。

 ただ、個人で瑞チューリッヒのFIFA倫理委に抗議文書を送付するのが難しいため、国会議員に陳情するのが正確です。私たち国民の役に立つ国会議員にお願いしましょう。

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財務省が嫌がる防衛費増強

皇紀2682年(令和4年)11月28日

 二十六日に投開票された台湾の統一地方選挙で、与党の左派・民主進歩党が惜敗を喫し、野党の屈中派・国民党の候補者数名が「国民党隠し」に及んでまで席を奪いにきたまま多くの市県で盗られてしまいました。

 ただ、これをもって民進党主席を辞任した蔡英文総統が令和六年一月予定の総統選挙で敗れるとは限りません。実は、前回統一選も民進党は敗れましたが、ご覧の通り蔡総統が制しています。

 地方選はわが国でも、候補者個人の魅力などによって党籍が特に問われない場合もあり、必ずしも民進党の政策が否定されたとは言えないのです。中共は、あまり調子に乗らないほうがいい。
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 国際蹴球連盟世界杯(FIFAワールドカップ)でわが国代表が独国代表に初勝利した競技場で、前半にわが国が失点した際、観戦席で太極旗を振った暴徒がいたそうですが、これも一種のヘイトクライム(人種憎悪犯罪)でしょう。

 国を憂うはずのデモや集会で太極旗を掲げず、ろうそくを手にした北韓(北朝鮮)の扇動工作を裏返せば、この暴徒が北韓工作員か親北派の極左として韓国を貶めようとしているようにも見えます。

 実際、ことほど左様に日韓間の国民感情がこじれた中で、得をしたのは北韓であり、背後にいる中共です。日米韓関係に於いて政治的のみならず軍事的不和まで起き、北韓工作員が韓国大統領に収まってどれほど(韓国の)国益を損じたでしょうか。

【国防の危機】「見せかけの防衛費増強」を許すな! 「GDP比1%で平和保持」の〝神話〟は消え去った 「特別予算」や円安での「埋蔵金」で賄える(1/3ページ)

 日本を取り巻く安全保障環境が悪化し、戦後、最大とも言うべき転換点を迎えている。まさに「国防の危機」である。…

(zakzak:夕刊フジ|産經新聞社)

 さて、六月二十五日記事で既に申しましたが、防衛省・自衛隊の悲願である防衛費の増強は、財務省によって潰されかけています。

 岸田文雄首相は、口では「国内総生産(GDP)二%超え」を主張しながら、やっていること、或いは見逃してきたことがその方針の逆を向いているのです。

 その背景には、戦闘機や防衛装備品の自主開発を目標に掲げた防衛省に対する米民主党政権の嫌がらせがあり、米軍需産業の協力に留まらない「全面購入」を言わない限り予算を通さないという「多国籍金融の飼い犬(稀代の駄犬)財務省」の確固たる方針を生みました。

 この辺りのことを「韓半島(朝鮮半島)大好きみずほ」な木原誠二内閣官房副長官が汲み取り、関係省庁の分を計上して「上げ底」する出鱈目な予算編成すらも画策しているようです。これを軍事ジャーナリストの世良光弘氏は、夕刊フジ配信記事で「見せかけ」と警告しています。

 世良氏ご指摘の通り防衛費増強もまた、私たち国民に対する財務省の増税という恐喝に利用されます。以前に申した「政府資産も円安でウハウハ」のはずなのに、財源(国債)を確保できないなどという莫迦丸出しの大噓をまかり通してはいけません。

 最大の社会福祉である防衛関連(自衛隊、警察、海上保安、消防等)を十分に確保せず、保険関連(国民年金、厚生年金、社会保険等)までも私たちを圧迫することしか考えない行政権力から、まさに私たちの手で私たち自身を防衛する必要さえあります。

 あまり私たち国民を怒らせないほうがいい。

ポリコレとコンプラのバカ

皇紀2682年(令和4年)11月27日

マイバッグ持参・スプーン辞退、8割に 内閣府世論調査:朝日新聞デジタル

 レジ袋有料化や使い捨てプラスチック削減義務化以降、マイバッグを持参したり、使い捨てスプーンなどを辞退したりする人が約8割に増えていることが、内閣府が25日に公表した世論調査で分かった。プラスチックの…

(朝日新聞社)

 朝日新聞社およびテレビ朝日と内閣府は、とんでもない勘違いをしています。プラスチック製品の削減意識が進んでいるのではなく、日頃から一円単位で切り詰めて私たちがお買い物をしているスーパーマーケットで、三円・五円のレジ袋代を払いたくない国民経済の悲鳴を見て見ぬふりしているだけです、あなた方は。

 払えなくもありません。しかし、払いたくないのです。いえ、払っている場合ではないのです。

 塵も積もれば山となるを恐れ、給与下落・物価下落(デフレーション)からの脱却が見えない中でとうとう給与下落・物価上昇(スタグフレーション)に突入したまま消費税率の引き上げ(財政規律重視の超愚策)を予告し始めた財務省政権への強烈な怨念を隠すことなくレジ袋代もケチりながら暮らしている国民がいることを、行政権力と報道権力が無視してはいけません。

 実際には、ゴミ袋に転用できるものを購入しても損はないでしょう。世に言う「エコバッグ」や使いまわしのレジ袋の不衛生もあり、特にコンビニエンスストアでそのようなものを拡げて店員さんに「ここへ入れてくれ」と言うほうがよほど「社会の迷惑」に違いありません。

 結局プラスチック製品を使用したほうがよいのです。

 プラスチック製品の問題は、不法投棄にあると前から何度も申しています。環境を守ることの本意を忘れたポリティカル・コレクトネス(綺麗事莫迦)の典型事例に、私たちの多くが翻弄されているのです。

 そして、こうして暮らしている日日の感覚でつい財務省の財政論に騙されてしまう私たち自身にも大きな問題があることを忘れてはなりません。

戸田恵梨香がついに踏み込んだ! 加速するドラマ&映画界の“過剰コンプラ”に苦言の背景|日刊ゲンダイDIGITAL

 女優の戸田恵梨香(34)が、昨年秋から仕事をセーブして以来、久々に出演した番組で、ドラマや映画界を取り巻くコンプ…

(日刊ゲンダイ)

 もう一つの問題は、朝日とくれば日刊ゲンダイ……ではなく、女優の戸田恵梨香さんが訴えた映像表現に於けるコンプライアンス(法令遵守)の実態です。

 あれも駄目、これも駄目と言っているうちに何も表現できなくしてしまった極左思想(大抵は市民団体を名乗る圧力団体)の言う表現の自由とは、一体何でしょうか。

 或る致命的事件が起きると、類似の事例を想起させるものが全て表現の規制対象になるという委縮した世界は、ほとんど彼ら極左思想の圧力に端を発しました。この感覚は、次第に多くの国民へ伝染し、皆がいちいち「あれはいかがなものか」と非難するようになったのです。

 むろんそのように指摘すべき危険なものもあり、逆に対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別)や過激な女権論が野放しになっていることは、厳しい指摘を免れません。現下のコンプラを極左団体が主導してきた証は、このようなところにも見受けられます。

 しかし、反社会的なものを表現する上でも法令遵守を貫けば、表現していない(観る者に伝わらない)ことになり、これほど滑稽な現象はありません。

 テレビドラマ制作現場がスポンサー離れを懸念して「表現しない表現」に没入していく堕落に加え、今日の邦画界が抱える「製作委員会問題」は、まさに製作の各社が口ぐちに注文を出して悲惨な作品に仕上がる現状にあり、もはや邦画史の終焉すら予見させる危機そのものです。

 よくコラムニストのマツコ・デラックスさんも指摘していたことですが、テレビというそもそもの反社会的存在が反社会的存在や事象を表現しなくなったらおしまいだ、と。

 綺麗事を並べて世の中を汚染してきた左傾化からの脱却もまた、私たちの大きな目標としたい。

露は日本攻撃を計画したか

皇紀2682年(令和4年)11月26日

 参議院議員や東京都知事を歴任した舛添要一氏は、本当に残念な人だと思います。昨日記事に関連した愚かな発言を我慢できなかった程度だからこそ、わが国で政治家として受け入れられなかったのです。

 自らを「広い視点の持ち主」とでも誇示したいのか、現地の清掃ボランティアが感謝を示した行為を否定することで私たち国民の倫理観を非難し、なぜ廃棄物の不法投棄(ゴミのポイ捨て)を叱らないのか、私には理解できません。

 私たちが不法投棄をやめ、ゴミ拾いをしたところで、お仕事としての清掃はなくならないのです。

ロシアはウクライナでなく日本攻撃を準備していた…FSB内通者のメールを本誌が入手

<ウクライナ侵攻が始まる以前、ロシアは「かなり真剣に」日本との局地的な軍事紛争を…

(Newsweek日本版)

 さて、米民主党寄りのニューズウィークがどこまで本気でこれを書いたのか分かりませんが、大きな出鱈目の中に真実が一つあります。

 或いは、その真実を除いて多くは出鱈目でしょうが、米民主党のジョー・バイデン大統領が次男の醜聞(ウクライナ電力会社の横領事件)隠しを、無能がバレて支持率が致命的低落していたウォロディミル・ゼレンスキー大統領に持ち掛け、露国のウラジーミル・プーチン大統領にウクライナ侵攻を決断させることで両者の思惑を達成した現下、露国がわが国に怒っていたのは間違いありません。

 そのことは、ここでも何度か指摘しています。いわゆる「制裁の嵐」の中、ことのほか露国がわが国に怒りを示していたのは確かなのです。

 しかし、わが国に侵攻する一歩手前だったのをウクライナに目標を変えたというのは、恐らく出鱈目です。

 正しくは、露国はもうずっと前からわが国を攻撃対象にしていました。

 もしこの記事に驚いた日本人がいたとすれば、とんだ「現行憲法(占領憲法呆け」です。日露講和を先延ばしにしてきた露国は、未だわが国を「敵国」扱いとし、いつでも大東亜戦争を再開させるつもりだったと考えないのは、まさに韓国戦争(朝鮮戦争)がただの休戦でしかないことを忘れかけている韓国人に似ているとも申せましょう。

 だから私は、ことあるごとに日露講和が未達成であることを適示し、千島列島全島と南樺太を取り返しに行け(四島返還はその結果でしかない)、と論じてきたのです。

 申すならば米民主党が千島列島と南樺太を露国に差し出したようなもので、占領統治の基本計画といいその歴史的経緯から、このニューズウィーク記事は、今月八日投開票の中間選挙で解党的大敗を免れたバイデン政権の擁護記事(伏線貼り)にしか見えません。

 ウクライナ侵攻を扇動したことの正当化、ウクライナ側に立ったことへの再支持要請、そしてバイデン政権がウクライナ支持から順次手を引くことの示唆です。

 いかにも戦争を引き起こして無責任に去っていく米民主党らしい態度を、リベラルを標榜する報道権力が無批判であること(リベラルの正体)のほうが遥かに恐ろしいのです。

W杯努力する人を嘲る反日

皇紀2682年(令和4年)11月25日

 昨日記事冒頭で取り上げましたが、国際蹴球連盟世界杯(FIFAワールドカップ)でわが国代表が独国代表に初勝利したことを「残念というほかない」などとツイートした東京都中野区議会の羽鳥大輔議員は、日本共産党員です。

 私が指弾した欧州各国の傲慢な偽善をそのまま踏襲した浅はかなこと極まりない議員で、まだ若いからなのか、共産党に入信してしまう程度だからなのか、あまりにも頭が悪すぎるとしか申しようがありません。

 とても蹴球に強い関心があるとは思えず、運動に励んで努力する人びとを(競技内容への批判などではなく)根底から否定した発言には、政治家としての資格のなさが伺えます。

 勝利を共に喜んでくれなどとは申しません。蹴球に興味がないのなら、社会学者の古市憲寿氏のように情報番組出演中、その話題が扱われた約五十分間にも及んで沈黙していればよいのです。政治家の余計な一言が多くの人びとを傷つける、と言ってきたのは誰どもですか。

 綺麗事莫迦(ポリティカル・コレクトネス)に慣れ、その愚かな綺麗事を絶対的価値観のように他者へ押しつけていく手口は、ほとんど犯罪と申して過言ではありません。多様性(ダイバーシティ)が聞いて呆れます。

 回教国側に問題がないとは申しませんが、欧米型権利闘争共産主義に結びつくという私の指摘を、いみじくも共産党の羽鳥議員が示しました。

 そのような権利闘争では、世の中の著しい混乱と不安を増幅させ、人は決して幸せになれないのです。

実業家・井川意高氏「清掃人の仕事を奪ってる」W杯での日本代表&サポーターの清掃活動に私見

 実業家の井川意高氏が24日、自身のツイッターを更新。サッカー日本代表がドイツ戦の後に更衣室を清掃したことに異議を唱えた。…

(スポーツ報知|報知新聞社)

 もう一つ残念だったのは、大王製紙の井川意高前会長(創業家三代目)がいわゆる「労働者階級」に「仕事を与えてやっている」感をツイートで全開にしてしまったことです。彼の発言の底意には、それがありありと表れています。

 日本代表が更衣室を使用後、できるだけ片づけて退室し、清掃員に感謝の手紙まで置いていくことは、以前からよく知られていますが、今大会の選手たちもこれに倣ったようです。おまけに折り鶴まで添えてあったといいます。

 私も宿泊施設などを退室する前に、ゴミの分別や洗濯物を一か所にまとめるなど、清掃員が作業しやすいようにしていますが、それが彼らの仕事を奪うことになるはずなどありません。仕事の時間も内容も、大抵は決まったものです。ならばしやすいようにしておけばよいではありませんか。

 かねがね申していますが「はたらく」とは、はた(周りの人びと)を楽にすること、楽にしてくれることへの感謝であり、それが私たち民族の考え方です。欧米型権利闘争を生んだ宗教原理に於ける「労働は罰である」という考えは、私たちに全く馴染みません。

 日本人だからこうするのです。それを「気持ち悪い」と断じるなら、自らが欧米型権利闘争の価値観に染まり果ててしまったことを自覚すべきでしょう。哀しいことです。

 開催国の人びとへの感謝があればこそ、競技場の観戦席を自発的清掃していく日本人たち。これは権利ではなく、自由という責任です。国民の自由を尊重するのが政治ではありませんか。