希望が自民と組む絶対条件

皇紀2677年(平成29年)10月5日

【衆院選】民進・逢坂誠二氏「前原氏は断罪に値する」と書き込み

民進党の逢坂誠二前衆院議員は3日夜、前原誠司代表が民進党の分裂は「想定内だ」と述べた経緯について「本気の発言だとすれば断罪に値する」と、自身のフェイスブックに書…

(産経ニュース)

 昨日記事をまとめた段階では確信がなかったのですが、東京都の小池百合子知事は、間違いなく「安倍降ろし」に加担することにしたようです。

 希望の党が「自民党の補完勢力」と揶揄されながら第一次公認候補を見る限り対日ヘイトスピーカー(反日テロリスト)だらけですが、希望が自民党と選挙後に連携する絶対条件は、安倍晋三首相が退陣することであり、小池都知事の希望は、石破茂前衆議院議員を首班指名する環境に自民党を追い込むことでした。

 そこで昨日記事の最後の段落で申した「さまざまな人」を思い浮かべていただければ、と思います。

 仮に安倍首相のことが大嫌いでも石破氏が出てくるのであれば私たちはどうすべきか、ということでしょう。希望の立候補予定者には、自民党議員に暴行をはたらいた階猛氏(岩手一区・旧民進)や、元ピースボート事務局長でありながら辻元清美氏ほど選挙に強くないので希望に集った櫛渕万里氏(千葉三区・旧民進)、あの「デマノイ」こと山井和則氏(京都六区・旧民進)、日本獣医師会の香川県獣医師連から献金を受けながら安倍首相を口汚くののしった玉木雄一郎氏(香川二区・旧民進)のような人たちしかいません。

 これでも安倍首相を引きずり降ろしたくて希望にでも投票してみる、というのでしょうか。まして無所属に堕ちる安住淳氏(宮城五区・旧民進)らのような態度の悪い政治家に議員バッヂをつけさせても、その選挙区民にとって何一つよいことなどありません。もう議員に仕立てても何の役にも立たないからです。

 立憲主義の意味も分かっていない連中で構成される立憲民主党も、ただのヘイトスピーカー集団ですからどうしようもなく、そもそも産經新聞社記事にある逢坂誠二氏(北海道八区・旧民進)がこのようにいうのなら、旧民進党の前原誠司代表に対し、反党行為を指摘して代表解任を申し立て、枝野幸男代表代行を代表に立てればよかったではありませんか。

 しかし、文句しかいわない舌足らずの枝野氏のその口は、もう新党結成を発してしまいましたから、前原代表の反党行為を追認したことになります。政界で喧嘩を売ることも買うことも、この人たちにはできないのです。その能力がありません。そのような政治家に国政を任せて、どうして海千山千の外国と、ことに北朝鮮のような地域と対峙できるのでしょうか。

 安倍首相は、もはや連立を組む公明党と、何かと親和性の高いらしい日本維新の会以外の全ての野党から「引きずり降ろされる選挙」を仕掛けられたものと覚悟し、啖呵を切って臨んだ解散でしたから上手に喧嘩を買ってみせればよいのです。負ければそれまでのこと。

 財務省に(学校法人森友学園問題に続いて)また嫌がらせをされたくなくて消費税率引き上げを匂わせましたが、捨て身の覚悟で(廃止とまではいえないなら)「五%に戻します」ぐらいのことをいい、「私は財務省(最凶最悪の抵抗勢力)と闘います。国民が一緒になってその闘いを応援してくれるなら、私は必ず勝ちます。日本国民第一の内需回復を成し遂げます」と宣言してみないか、というのです。どうせ「憲法いじり」はもう無理なのですから。

■10.29東京「第五回 救国の提言」■
 平成29年10月29日(日曜日) 東京都内で開催決定!
 詳細は、後日お知らせします。皆さんのご参集を心よりお待ち申し上げます。
 なお、大阪でも11月25日(土曜日)開催予定です。

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都ファまでも…小池のせい

皇紀2677年(平成29年)10月4日

「都民ファースト」都議2人離党へ 「希望の党応援できない」…小池都知事の政治姿勢に反発

東京都の小池百合子知事が特別顧問を務める地域政党「都民ファーストの会」の都議2人が離党する意思を固めたことが3日、関係者への取材で分かった。2人は都の課題が山積…

(産経ニュース)

 東京都議会の音喜多駿議員が去ったのは、野田数議員が原因です。単刀直入に申しますと、小池百合子都知事の「側近」を二人が獲り合って音喜多君が野田先輩に負けたということです。で、音喜多議員は酷くふてくされて出て行った、と。

 実に莫迦らしい話ですが、同じく小池都知事と直接話し合うのにも苦労させられている若狭勝衆議院議員(実は報じられているほど二人は会っていない)を少しは見習えば音喜多議員も耐えられたでしょうが、彼はまだ若いので堪え性がないのでしょう。

 上田令子議員は、そんな音喜多議員に連れられて出て行くようですが、都民ファーストの会こそ素人集団そのものですから、小池都知事がまき散らし、今また新たにまき散らし始めた「小池ファースト・ショー」の実害が都政、国政に蔓延していくことになります。

 そこへ飛び込んだ素晴らしいお知らせがこれです。

「自民党単独で100議席減」と情勢調査 安倍首相退陣が現実味、どうする小池都知事?

「やっぱり安倍首相の退陣は避けられないかも……」。 10月2日午後、官邸・自民党内に衝撃が走ったという。全国47都道府県の選挙区、比例区の情勢調査で「自民党単独100議席前後減の可能性濃厚」という信じ…

(AERAdot.)

 朝日新聞出版の何と嬉しそうなことでしょう。しかし、彼らは知っているはずです。この記事を出すことの本当の憂いを……。つまり、選挙前の「苦しい戦い」情報は、得てして「苦しい」と指差されたほうの有利になります。

 これで全都道府県の自民党支部連合会、および党員や支持者たちが恐怖に顔を歪め、鉢巻きを締めなおして戦いに挑めば、最悪の結果を回避するでしょう。「厳しいのでしっかりやってください」の一言より、このような「もう負ける」という数字が最も威力を発揮します。今夏の都議会議員選挙で自民党が歴史的大敗を喫したのは、実情に比してこの緊張感が欠落していたせいです。

 問題なのは、自民党とは無関係な多くの私たち国民がどう判断するかでしょう。安倍晋三首相をずっと変わりなく支持する人、安倍首相のことは大嫌いだがほかが莫迦・阿呆の類いばかりなので仕方なく支持する人、もしくは安倍首相を引きずりおろしても出てくるのが石破茂衆議院議員では小池都知事や枝野幸男衆議院議員らと大して変わらないので支持する人、安倍首相の顔も見たくない・虫唾が走る・吐き気を伴う・蕁麻疹が出る・彼の死を願って呪術まで施したぐらいなので引きずりおろすべく支持しない人、とさまざまでしょうが、「安倍政権を倒すこと」としかいわない呪術師連中と同じ穴の狢にだけはなりたくないものです。

■10.29東京「第五回 救国の提言」■
 平成29年10月29日(日曜日) 東京都内で開催決定!
 詳細は、後日お知らせします。皆さんのご参集を心よりお待ち申し上げます。
 なお、大阪でも11月25日(土曜日)開催予定です。

小池から話題をさらうには

皇紀2677年(平成29年)10月3日

 米ネヴァダ州ラス・ヴェガスで二日午後(現地一日夜)、マンダレイ・ベイ・リゾート&カジノ(四十三階建)の三十二階からカントリー・ミュージックのコンサート会場に向けて銃が乱射され、五十人以上もの方が亡くなり、五百人近い負傷者を出しました。衷心よりお悔やみとお見舞いを申し上げます。

 だから「莫迦に銃を持たせるな」というのですが、合衆国建国の精神は、銃によって形作られたようなものですから、外国人である私たちがいっても聞かないのです。また、外国人のいうことを無理矢理聞く必要もないので、せめてこちらに向けて撃ってくるな、というほかありません。

【衆院選】希望の党“踏み絵”協定書は「反民進」政策がずらり 公認候補に署名求める

小池百合子東京都知事が率いる希望の党が衆院選の公認候補に署名を求めている「政策協定書」の最終案が2日、判明した。憲法改正支持や消費税増税凍結への賛成といった民進…

(産経ニュース)

 わが国には、まだまだ外国人のいうなりに「日本を破壊」してしまおうと企む破壊活動家(テロリスト)のような政治家がいますが、自由党の小沢一郎共同代表は、よもやこの政策協定書に同意しかねて希望の党入りを断念したわけではないでしょう。恐らくカネのことでもめたのです。

 希望の立候補予定者たちは、東京都の小池百合子知事と一緒に写真を撮るだけで三万円を徴収されたのですから、旧日本のこころが差し出したカネでは当然足りず、民進党が蓄財した約百五十億円を小池都知事らが狙っているに違いありません。

 それを手にするまでは、選挙の供託金など計六百万円の負担も候補者個人に賄わせるつもりらしく、すなわちポンと払える政治家から先に公認していったということでしょう。政策協定が聞いて呆れます。

 そこからあぶれた民進党の枝野幸男代表代行は、やはり立憲民主党という名にして「小池に集った莫迦の群れからも漏れたゴミ」の容れ物を作ったようです。安倍政権を批判するために彼らが持ち出した「立憲主義」という言葉は、完全に用法を間違えていたというのに、これまた使い方がなっていない「リベラル」という言葉でくるんで私たち国民を騙しにかかる気でしょう。だから君たちは、ただの対日ヘイトスピーカー(反日テロリスト)ですから!

 くどいようですが小池都知事は、その職を辞して総選挙に出馬したりしません。しかし、ここで先月二十五日にテレビ朝日系列の出演番組が終了したばかりの橋下徹前大阪市長が出馬すれば、一気にまた流れが変わります。「小池劇場」なんぞ木端微塵に粉砕されてしまうでしょう。さぁ、どうなりますことやら。

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希望の党を惨敗させる方法

皇紀2677年(平成29年)10月2日

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【衆院解散】大阪民進消えた希望 「維新と調整は遺憾」緊急会議2時間超

新党「希望の党」代表の小池百合子東京都知事と日本維新の会代表の松井一郎大阪府知事の会談で30日、衆院選での東京と大阪の候補者のすみ分けが決まった。大阪府内の選挙…

(産経WEST)

 そもそも関西(特に大阪府)で、いわれるほど希望の党が勝てるわけなどありません。東京都の小池百合子知事は、兵庫県芦屋市の出身であり、日本新党時代にはその選挙区から立候補もしましたが、個人差があるのを前提としても概して関西で嫌われています。

 旧民主党が政権の強奪にまんまと成功し、しかしながらあまりの無能ぶりを露呈させて国民から絶対死刑を宣告されて約五年、ぼんやりとそんな政党に所属し続けたツケがまわったのです。希望からも死刑宣告を受けた連中に、一切同情の余地はありません。

 もう民進党の潰れた看板を背負い続けようが、希望の張りぼて看板に背負いなおそうが、こんな連中を当選させる意義が私たち国民にとって全くないのです。

 とはいえ希望が関東を中心に大量当選する可能性が高い、とも申せません。かつて「事業仕分け」でわが国の産業にも悪影響を及ぼしながら何かよいことでもしたように振る舞った民進議員が「仕分け」られているのも、既に小池都知事の周辺に居座った対日ヘイト(反日)隠しに見えます。もうそこにいるのに、これから入ってくるヘイトはいらない、と。

 それでも小池都知事の顔と名前で勝利を夢想する政治家が多い中、取り沙汰されるのは、小池都知事自身の立候補でしょう。複数の政治家を含めて皆が「するはずだ」「もうすぐ発表だろう」といいますが、私はしないと思っています。

 ここからは計算尽くで申しますが、なぜなら彼女がここで衆議院議員総選挙に立候補すれば、ただでさえ問題をわざと増やしただけで何一つ解決させないまま都政を放り投げたという致命的な批判が彼女と希望を襲うでしょう。彼女は今、その批判がどの程度に見積もられ、希望にどう影響するか、周囲の声を聴きながら考えているに違いありません。

 私なら、東京都内選挙区ですら希望の候補者が全員落選する可能性に触れて彼女を止めます。都知事との「二足の草鞋」を皮肉られながらやり過ごすほうが当選者を多く出しやすいはずです。だから自民党の若造に「衆院選出ればいいのに」などと煽られたのでしょう。

 いずれにせよ希望にも入れなかった連中は、せいぜい日本共産党に入ればよく、立憲主義の意味も分かっていない枝野幸男民進党代表代行らの「立憲民主党(仮称らしい)」なんぞを立ち上げられても私たち国民にとって迷惑でしかありません。

 私たちは、できる限りこの選挙戦で自民党に対し、消費税率引き上げそのものへの反対(本当は徴税の必要がないので廃止ですし、憲法問題を突きつけても解決能力がなさそう)を提言し、使い道がどうのという財務省的発言の撤回を求めていきます。選挙は、声を届ける好機です。

なぜ鉄のお嬢は勝てたのか

皇紀2677年(平成29年)10月1日

露国営ロスネフチ会長にシュレーダー前独首相 制裁対象、欧米で批判も

ロシア国営石油最大手ロスネフチは29日、ドイツのシュレーダー前首相を会長に選んだと発表した。同社は欧米の対ロシア制裁の対象になっており、シュレーダー氏は就任を巡…

(産経ニュース)

 この報に触れる前に、杉田水脈元衆議院議員が自民党公認で立候補する決断をしました。旧日本のこころに所属していた時期がありましたが、とっくに党支部長を退いていましたから、希望の党には合流せず、日本維新の会などからも出馬せず、自民党の中から声を上げていくことにしたというのは、私は歓迎します。杉田女史のような人を政権政党に増やさねば、はっきり申し上げて自民党もろくでもない政党だからです。

 さて、ここで九月二十二日記事で扱った独国のゲアハルト・シュレーダー前首相に関する産經新聞社記事ですが、もともと彼が親露派だったとはいえ、どうも匂います。例の韓国人女性は、北朝鮮と通じているかもしれません。

 独国の連邦議会議員総選挙は、基督教民主同盟(CDU)のアンゲラ・メルケル首相が辛勝し、一方で右派政党とされる独国のための選択肢(AFD)が九十四議席も獲得できたのは、メルケル首相が既に無尽蔵に受け入れるとした移民・難民の政策を転換していたためです。そうしなければメルケル政権の支持率は決して持ち直せず、今回の選挙で惨敗したかもしれません。

 わが国の報道では、概して欧州各国のこの変化を「危険」と断じますが、外来種が一定数を越えて侵入してきた場合、生物の本能としてそれらを排除するのであり、私たち人間の世界でこれを避けるには、初めから外国人を政策的に自国へ移し入れるようなまねをしないことです。

 受け入れないことがヘイトなのではなく、受け入れることがヘイトを生むのであり、政治家としてその状況を何としても避けねばなりません。ならばAFDの主張は決して極端なものではなく、メルケル首相でさえ政策を修正していたという事実から、私たちも考えるべきことがあるはずです。

 そんな中、希望の党をめぐる「乱痴気騒ぎ」が続いています。東京都の小池百合子知事のいう「リアルな安全保障政策(?)」に反対してきた細野豪志前衆議院議員に排除される旧民進党の連中も哀れなものです。皆「お前にはいわれたくない」と思っているでしょう。

 ざっと三十名はいるとされる「排除リスト」には、菅直人、野田佳彦、岡田克也、赤松広隆、長妻昭、枝野幸男、安住淳、近藤昭一、辻元清美、阿部知子、海江田万里(敬称略)らが載っているらしく、昨日まで安倍政権の安全保障政策を非難してきた安住氏が「前から憲法改正に賛成」といい出したり、柚木道義前衆議院議員に至っては、突如「弟は自衛官」などとアピールし始めたのには、怒りを超えて呆れます。

 政治家として何の信念もないのであり、自らの信念をもって或る政党に飛び込んでいく覚悟もない人たちは、一人残らずこの際消さねばなりません。中には無所属でも当選しそうな人(例えば大阪府高槻市が生んだ辻元清美前衆議院議員)はいますが、リベラルであることと対日ヘイト(反日)の違いをよく理解し、考え直してほしいと思います。