テレ朝玉川発言をBPOへ
二十二日記事で取り上げた件について、自民党に村上誠一郎衆議院議員(愛媛二区)の処分検討を求めてきましたが、まず清和政策研究会(清和会・安倍派)から「党としての処分」を求める決議がなされました。
当日(昨日)の会合でも、村上氏を選挙で公認した当時の安倍晋三総裁を「国賊」呼ばわりしたのであれば「自ら党を出て行くべきだ」との発言がありましたが、全くその通りだと思います。
この日は奇しくも、日中国交正常化という過ち(田中角栄首相は、これを端緒に中朝配慮の外交を開始。金大中事件を経て、文世光事件の朝鮮総連捜査を拒否し、韓国保守派までもを完全に「反日」に仕立てた)を犯してから五十年の節目に当たりました。まさに「中共の犬」の「超国賊」が何を言うかという話です。いや「豚」か。
二階俊博前幹事長の言うように中共という国家があって現状あらゆる産業の供給網(サプライチェーン)を中共に依存してしまっている限り、そこから脱却するにしても対話の機会(外交チャンネル)は必要ですが、ただただ中共を崇拝し隷属するような福田康夫元首相や、中共の犬にすぎない林芳正外相らは、わが国の政治家として失格であり論外です。
自民党として、もう二度と中共になんぞ配慮しない、配慮する者を公認しないことも誓ってほしい。
さて、自身の思い込みと描いた物語通りに事実を歪曲、または捏造していく報道権力の暴力行為は、新聞やテレビで連日のように繰り返されています。
自分が報道権力の末端にいて、発言によっては「多くの国民を騙してしまいかねない」という謙虚さが求められる立場にありながら、テレビ朝日の玉川徹社員は、私よりも低い取材能力で断定的暴言を繰り返し、国民世論を操作してきました。
安倍元首相の国葬儀に電通が関与したのは事実ですが、菅義偉前首相の弔辞そのものが電通の演出というのは、過去に菅前首相が安倍元首相について語った内容とも符合しているため全くの捏造です。翌日になって流石に出鱈目が過ぎてお詫びしたのは認めますが、お詫びして済む問題でしょうか。
報道権力はこれまでにも、数数の印象操作を繰り返して何のお詫びもしてきませんでした。いわゆる「森加計桜」関連報道然り、統一教会(世界平和統一家庭連合)と安倍元首相の関係を巡っては、今ごろバツの悪い自民党議員たちもそれに加担しています(十五日記事を参照)。
放送倫理・番組向上機構(BPO)は、放送業界自身が生み出してしまった言論統制組織で、自分たちで自分たちの首を締めてきたのですが、これまでの言論統制(審議)結果からして、今回のテレ朝玉川発言は、この審査にかけねばなりません。
視聴者の意見として、東京放送(TBS)の「日曜朝からお通夜」番組や「キムピョン」番組など、印象操作の激しい箇所に対し、皆さんが問題提起なさるのもよいかと思います。
おかしいと思うことについて、適切な表現をもって発言・抗議していかねば、わが国の「隷属」「犬」問題は解決しないのです。