訪日韓国人の態度に変化?
十六日記事の後段で取り上げた成田国際空港(旧・新東京国際空港)周辺農地の明け渡しをめぐる強制執行に関連し、極左暴力集団・中核派の拠点である京都大学熊野寮(京都市左京区)と前進社(東京都江戸川区)を、千葉県警察公安三課が公務執行妨害容疑で家宅捜索しました。現場では、中核派の男三名が同容疑で現行犯逮捕されています。
私たちの暮らしの安全を著しく脅かし、時に私たちを分断させた極左暴力は、もはや思想の自由と何ら関係がありません。破壊活動の恐怖から国民を守るべく、成田の強制執行が現時点に於ける中核派への捜査(実態把握)目的だったことは、申すまでもないのです。
警察公安各位に感謝申し上げます。
さて、このニューズウィーク配信記事の薄っぺらさには、辟易させられます。あえて「この程度」を韓国人訪日客の増加理由に挙げ、根底では日韓関係の悪化が継続するべく願ってさえいるように思えてなりません。
なぜなら、わが国に韓国人が大挙して訪問することを、全く望んでいない日本人が多くいるからです。「この程度」の理由なら尚更「来てほしくない」という日本人の考えを増長させるような記事でしかありません。
二十日記事でも申しましたが、韓国人の十代から二十代が「日本旅行ブーム」にのって訪日し、自分たちが受けてきた(主に)歴史教育に大いなる疑問がわいて、北韓(北朝鮮)工作員の文在寅政権五年に於ける対日姿勢のあまりの酷さに、思わず目が覚めた若者たちがわが国や私たち日本人に敬意を払うようになった劇的変化を見逃すことはできないのです。
私の経験を申しましょう。武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂乱以前に発生した同ブームで、対日ヘイトスピーチ(日本憎悪差別扇動)に勤しみながらも例えば韓国放送公社(KBS)の人気番組「バトルトリップ」などで日本旅行が何度も特集され、わが国を訪れていたころの韓国人たちは、街中で私に道を尋ねるにも、よくスマートフォンの画面(地図など)を激しく指で叩いて「早く教えろ」というような態度で、礼も言わずに去っていくことがほとんどでした。
ところが、狂乱が鎮まって訪日再開となった現在、先日も何と五組ほどの韓国人観光客に道を尋ねられましたが、皆驚くほど懸命に日本語を話そうとし、私が教えると、こちらが恐縮するほど深深と頭を下げて礼を言うのです。
最初の訪日で、わが国の美しさや、それを守ってきた私たち日本人の慎み深さなどに驚嘆した若い世代は、日本について自ら学び、日本人には「日本式」で接する礼儀をすっかり身につけたのでしょう。そうした経緯をユーチューブなどで配信する若者がこの四、五年ほどで激増しています。
彼らは、未だ激しい対日ヘイトの親北派から攻撃を受けても、まるでビクともせず、むしろ「反日は消えろ」「みんな親日になれ」と発信するほどです。この五年を遡っても、これまでの日韓関係に於いて全く考えられなかったことが起きています。
日米韓関係を破壊したい北韓と中共にとって、こうした韓国人の劇的変化は脅威です。懸命に対日ヘイトを煽り、私たちには「嫌韓」を維持するよう焚きつけています。繰り返される例の「わさびテロ(嘘の告発)」もその一環です。
大抵の中高年層は、この変化に追いつけませんから、韓国政府が竹島の日(二十二日)に盗人猛猛しい抗議をしたり、わが国政府がまたも韓国に腰砕ける(対日ヘイトを増長させる)のではないかといった懸念を払拭できず、北韓と中共の思う通りに動いてしまうでしょう。
しかし、若い世代にこれまでの日韓関係の責任はありません。責任を有する世代の日韓両政府が直ちに従前の態度を全て一掃しなければならないのですが、何度もわが国を利用して(嘘を吐いて)きた韓国政府に対する私たち日本人の不信感は、その積年の重みから簡単に解消できるものではないのです。
私は、落星台経済研究所の李宇衍研究委員や、母親部隊の朱玉順代表の活動をここで取り上げた時から、北韓と中共の破壊工作に日韓が力を合わせて打ち勝つ道を模索してきました。この兆しを逃さず、東亜の平和を守るための工作へと舵を切ったのです。
だからこそわが国政府は、徹底して韓国政府に厳しく当たらねばなりません。台湾情勢に危機意識を持つなら、韓半島(朝鮮半島)を赤化されていてはお話にならないのです。
皆さんも、かつてと違い今や対日ヘイトが操縦する嫌韓に煽られないでください。信用できないものを「信用して」とは申しません。しばらく様子を見ていてください。引き続きわが国政府が「配慮」することには、厳しい批判の目を向けましょう。
ただ、日韓関係が十年後には変わるかもしれない可能性にも注目しておいてください。何としても「北韓と中共の思い通りにはさせない」という強い意思を持つのです。