作れず・売れず・運び出せず
南支那海上にも東支那海上にも、そのような中共の領空も領海も存在しません。何度口でいっても分からないなら体で分からせましょうか、と。東南亜諸国の悲痛な訴えに、日米豪が警戒行動をとっているのです。
日米豪が中共と戦争をしようとしているのではありません。中共が既に東南亜諸国を脅かし、戦争になっていてもおかしくない状況を生み出したのです。日米豪は、それをやめさせようとしているだけです。
共産党人民解放軍は、英連邦加州の哨戒機にも交戦行為をとり、同豪州の哨戒機を迎撃しました。それは、五月二十三日記事で取り上げた豪州の政権交代に対するものです。
豪労働党のアンソニー・アルバニージー首相に、屈中政治をやらせるための脅迫行為でもあるのでしょう。このような「やりたい放題」を許してはなりません。
武漢ウイルス(新型コロナウイルス)狂乱で莫迦をみた私たちの世界は、一つ大きな真実を全員で見ました。それが中共の加虐的正体です。
事実を隠蔽して人命を奪い、経済を混乱させ、自国人民を虫けらのように扱い、私たちにも致命的迷惑をかけ続ける……それが中共なのです。
共産党の稚拙な方針に振り回され、そうなると警告し続けた数多の声を無視して対中依存を続けるわが国企業は今、とりわけ砂上の供給網(サプライチェーン)に翻弄されています。売りたいものを作れず、売れず、運び出せず……どこかで聴いたような三原則です。
中共なんぞで製造してきた弊害のみならず、目下共産党の「ゼロコロナ脳」によりわが国で製造した良品を中共で販売することもままなりません。対中輸出品の通関手続きが突然変わってしまったのです。
やれ「詳細な成分表を提出せよ」だの「追加資料を出せ」だのといい出し、恐らく中共市場を魅力的と判断してモノを売ってきた全世界の企業を直撃しています。彼らは、こうした輸入品が感染源だといい張っているのです。
少し前に韓国で似たような騒ぎがありました。中共からの輸入品で感染したという主張の蔓延です。
それはともかく、特に中小企業はこうした共産党の横暴が「命取り」になりやすく、今からでも本気で中共との取引をやめねばならないのです。