ああ 屈辱の国籍法改正
憲法記念日という呪縛
本日は、昭和22年に講和を目指した当時の日本政府が事実上その条件として米国との間で締結した「占領憲法」が施行された日です。
こうした書き方は、主として護憲派諸氏に嫌われるわけですが、以前にも指摘したように、先進的な護憲派が私の目の前で改憲を口にし、現行「日本国憲法」を既成事実化しようとし始めています。もはや9条が無効の状態になっていることを、彼らこそがよく知っているのです。
これは世に言う改憲派にとって決してプラスとはなりません。いわば河野談話や村山談話の固定化に近いわけです。一旦現行憲法を改正してしまうと、その流れに於いて未来永劫この日本がGHQの統治下に置かれ、まるで共産主義のように財閥を解体し、複数の宮家を皇籍離脱させた米国の占領統治方針を受け継ぐことになりましょう。
なぜ日本国民が米国の思惑に沿って生きていかねばならないのでしょうか。日本は大日本帝国の時代から、天皇陛下を権威とした民主主義の国であったというのに。
思い返せば、私がかつて連日取り上げ、反対の行動を起こした国籍法の改正がまかり通ったのも、根本的に占領憲法の放置にあっては致し方なかったとも言えるのでしょう。読者諸氏ご提供の情報によると、国籍法再改正に向けた請願書の署名が始まりました。
http://www42.atwiki.jp/seigannote/
▲国籍法再改正に向けた請願書の署名のお願い
日本政府が国家の基本法をどうにかしない限り、私たち国民はいつまでもこのようなことで振り回され続けると私は思います。
自民党は「憲法改正」を党是としてきましたが、それが意味する危険性に気づかず(或いは気づかぬフリをして)、それでいてまともな憲法論議をしてきませんでした。今や「自主憲法」をいい続けてきた平沼赳夫代議士(無所属)と、明確に占領憲法の無効を明言する西村眞悟代議士(改革クラブ)だけが、憲法問題の本質を知っていると言えるような有り様です。
占領憲法のもとでは、霞ヶ関官僚が国籍法の説明をわざとしないまま閣僚たちを引っかけ、国家意識のない自民・公明の閣僚たちが平気で花押を押してしまうわけであり、国民主権という名の「国民弾圧」が日々繰り返されているのではないでしょうか。
真の保守政権を目指すと言うなら、その表明の前に国籍法改正を閣議決定してしまった麻生太郎首相には、是非ともこのことをよく肝に銘じていただきたいと思います。
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