仕分けで除雪車が来ない!

皇紀2671年(平成23年)1月18日

 今冬は寒さが厳しいようですが、皆様はいかがお過ごしでしょうか。くれぐれもお身体ご自愛下さい。大学入試センター試験は16日に終了しましたが、近畿地方の各私立中学入試はただ中であり、高校入試はまだまだこれからです。

 試験日(主に中学入試)には、私塾の教師たちも児童・生徒を励ますべく、日の出前から学校へ向かいますが、郊外にある学校の場合、雪が積もっていたり路面が凍結している場合があります。前日の仕事上がりが日付を越えていたりしますと、寝不足のまま歩いて教師が滑りかねません。

 かつて或る児童が、私の顔を見て日常を取り戻したように走り寄ってきた際、雪の残る路面に足を滑らせて「験が悪い」とお母さんが顔を曇らせたのを、とっさに私が「スルっと入る」と言い換え、その場を取りなしたことを今、思い出しました。もちろん、その生徒は自らの力を発揮して志望校に合格しています。

 平成23年度大学入試も吹雪の中、大変だったようですが、民主党への政権交代を望んだ結果誕生した鳩山・菅政権で、実は豪雪地域が大変なことになってしまいました。

 http://m-shimbo.sblo.jp/article/42063213.html
 ▲糸魚川市議会議員 しんぼ峰孝公式ブログ:除雪費も事業仕分け?
 http://minkara.carview.co.jp/userid/375062/blog/20798516/
 ▲羊の皮を被ったヤギ:事業仕分けと除雪

 新潟県糸魚川市の日本共産党の議員もこう疑問を呈するように、実際に「除雪車が来なくなった」という苦情が北海道内でも出ているそうです。目下、中国地方の日本海側でも大雪になっていますが、大丈夫なのでしょうか?

 日本民族の結束力は厳しい自然環境が産み出した、という考え方があるように、これほど四季が明確で地震などの災害も多いと、万民に手厚い保障は無理(また、政府による過干渉は必要ない)にせよ、政府は自らが覚悟を決めるところまで対応出来る体制を整えるものでしょう。

 すなわち、民主党はその覚悟の「線」を低く設定し、以前より多くの人々の暮らしの安全を斬り捨てたことになります。それが、私が当初から疑問を呈し続けてきた、しかしながら初めは主としてメディア各社が賞賛した「事業仕分け」の結果だったのです。

統一地方選直前!2・13「日本よ、たちあがれ!」第二回決起集会
 http://www.shinhoshu.com/2011/01/post-173.html
▲詳細は上記リンク記事をご参照下さい。皆様のご参加をお待ちしています。

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『仕分けで除雪車が来ない!』に2件のコメント

  1. 心神:

    民主党の中身のない政策は選挙前から明白。
    ほんと‥外野・野次政党で事業を動かすには値しない、金喰い道楽政党。
    こんな政党に国民の税金をゆだねた事そのものが自爆テロ国家。いや‥民族の誇りの為に戦わない男の集まりなのだから、平和ボケ・腰抜け・臆病者国家ですな!

  2. ストリートマン:

    昨日の「江田氏」の発言、官僚が資料を呉れないから、マニフェストは「いい加減」な予想で作ったものだ。と言ったようなもので、政治家の発言としては許せませんネ。
    事業仕分けの金を使うところに、配分もせず倹約・不要な貯蓄に回る様な事をやってれば国は駄目になるでしょう。